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おすすめの電子ピアノは?初心者から上級者までレベルごとのおすすめ
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ピアノは鍵盤に連結しているハンマーが3個1組の弦を打って音を出します。ほとんどのアップライトピアノはハンマーが装着されたフレームと弦が垂直になっているので、コンパクトな作りになっています。グランドピアノはフレームと弦を水平に置いているため広い空間が必要であり、その分価格も高めになっています。
どちらも鍵盤は88鍵盤で構成されていますが、大きさや音量の節ができないなど本格的にピアノを練習するには環境が大事であることがわかります。
そこでピアノを買うには環境的に厳しいという方には、比較的場所を取らない電子ピアノをお勧めしています。そこで今回は電子ピアノの種類を紹介していきたいと思います。
目次
種類によるピアノの違い
そもそもピアノにはいくつか種類があるのでそれらの違いから説明していきたいと思います。
アップライトピアノと電子ピアノの違いは?
電子ピアノとアップライトの差は結局電子かアナログであるのかという違いです。ピアノはハンマーが弦を打って音が出ます。電子ピアノにもハンマーはありますが、ハンマーが鍵盤の下にあるセンサーを打ってその力によって音の強弱を認識してスピーカーから音を出してくれます。
弦の位置をさらにコンパクト化する事で小型化し、電子センサーにすることで音の調節や音色を変えたりなどのコントロールを自由に出来る事が魅力です。また最近の電子ピアノは鍵盤を木製にすることにこだわっているなど、よりピアノに近い商品が出ています。
電子ピアノは“ピアノの代わり“ではなく電子ピアノという一つの楽器
私自身電子ピアノをピアノの代わりと思って使っていたため、初めはアップライトピアノのことを本物のピアノと言って、電子ピアノを少し下に見ていました。しかし電子ピアノを実際に使うようになったことで、機能や種類を知った今は電子ピアノの可能性をとても感じています。
そのきっかけがコンクールに出場して入賞したことです。ちょうどコンクールを目標に取り組んでいたとき、弟や妹が幼い頃は夜まで練習できませんでしたが、電子ピアノを使うことによって練習時間が明らかに増え結果を残すことが出来ました。
また打鍵が弱くなかなか思うように強弱をつけられなかった指も音を小さくして練習することで、打鍵力をつけるトレーニングし、結果打鍵力も上がりました。これは私が電子ピアノと長く付き合ってきたうえでの練習法ですが、このように使い方によってはトレーニングにもいいと思います。
ミニコンサートを行った際に歌の伴奏をしたときも、電子ピアノ本体の音量を下げることでバランスを調節できるなど使い方次第では電子ピアノの良さを最大限に発揮できます。
電子ピアノの種類とそれぞれの違い
電子ピアノといえばアップライトピアノをそのままコンパクト化した商品を思い浮かべる方が多いと思います。機能面での改良ももちろんしていますが、最近では一見アップライトピアノに見えるような艶感と大きさのものやグランドピアノの形のものなど種類が増えてきています。
違いというのも普通に聞く分には大きな違いがないように聞こえますが、弾き比べてみるとピアノ独特の木製のタッチ感、繊細な強弱、倍音の響き方など少しずつ違いがあります。この違いというのはピアノを演奏する上でとても大切なテクニックになりますが、それ以上にピアノではできないカバーをしてくれるのは電子ピアノです。
ピアノの代わりとして見るとどうしても劣っているように見えてしまいますが、異なるひとつの楽器としてみることで見えてくる魅力がたくさんあります。種類もたくさんあるので、一概にこれがいいというのもありません。自分のニーズに合った電子ピアノ選びをしてみてください。
おすすめ電子ピアノ
では具体的にどういった電子ピアノがおすすめなのか紹介していきます。
初心者~中級者向け
小さなアップライトのような形とお部屋のインテリアとしても馴染みやすいナチュラルテイストのデザインが人気です。こちらはピアノでも人気のカワイから販売されいる電子ピアノです。全メーカーと比べてもスタンダードタイプで、私が生徒にお勧めしていて、ピアノの代わりとして使うにはちょうど良い機能が付いています。
ひとつの楽器として見ても高級感のあるグランドピアノの音からメロウという音色まで、10種類のピアノ音を搭載しているなど、見た目だけでなく機能も文句なしですね。
中級~上級者向け
初級向けでおすすめしたアップライト型に近い電子ピアノと同じ形になりますが、こちらはよりグランドピアノに近い音源とタッチのタイプです。ヤマハの電子ピアノの特徴は自社グランドピアノの音源の特徴である、明るく爽やかな音が内蔵されているところです。また上級者向けだけでなく、比較的リーズナブルな価格帯の商品もありますので、そちらもチェックしてみるといいでしょう。
アップライトピアノ型
一見アップライトピアノのように見える電子ピアノです。高級感はもちろん、音や響きも文句なしで、よく音楽番組で使われています。ローランドは電子ピアノを初めて販売したメーカーで、自社ピアノがない分、世界中のコンサートグランドピアノの音源を分析し、内蔵されているのが特徴です。
大体の電子ピアノのスピーカーは4つですが、こちらは6個付いています。足元正面にも2つついているため、低音の響きから全体の音に立体感が出て、聴き心地もかなり変わってきます。音の表現までしっかり練習したい方におすすめです。
グランドピアノ型
こちらもローランドの商品で、電子グランドピアノです。スピーカーは4つですが、見た目からの高級感と電子ピアノなので、調律の大変さもなく、移動をしても安定した音色を奏でることが出来ます。音楽番組なででよく使われています。
まとめ
いかがでしたか?電子ピアノが普及し始めて、練習量が増えたと私自身とても感じています。今まで練習楽器だった電子ピアノもさまざまなニーズに合わせて上手に使うことで、ひとつの楽器として考えて頂けると、素晴らしい使い方が出来ると思います。
いきなりピアノを買うのはハードルが高いと考える方も多いでしょう。そんな方におすすめしたいのがレンタルサービスです。気軽に様々なピアノを試すことができるので興味があればぜひ利用してみてください。
ReReレンタルではピアノ以外の楽器や家電なども取り扱っているのでそちらもチェックしてみてください。
伊藤しおり /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味はピアノを演奏することと、野球観戦。 現在は自宅でピアノ講師をしながら、演奏活動をして音楽を楽しんでいます。野球も小さい頃から好きなので、音楽もスポーツもどちらの楽しさもお伝えできたらいいなぁと思います!