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プログラミングスクールにかかる費用や相場を紹介!注意点についても徹底解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
日本ではIT関連の深刻な人材不足に陥っているため、プログラミングができれば仕事の幅が広がるだけでなく、年収アップも夢ではありません。
しかし、プログラミングを学ぶためにスクールに通いたいと考えていても、費用が高いのではないかとあと一歩が踏み出せない人も多いのではないでしょうか。
スクールに通う前にまずは費用や内訳を把握し、自分にあったスクールを探すことが大切です。
この記事ではプログラミングスクールにかかる費用や注意点について解説しているので、資金契約やスクール選びに役立ててください。
目次
プログラミングスクールにかかる費用の内訳は
これからプログラミングスクールに通うことを検討している人は、どのくらいの費用がかかるとイメージしているでしょうか。
独学なら教材費程度で済む可能性もありますが、スクールだと受講料金をはじめ次のような費用がかかります。
- 入会金または入学金
- 教材費や備品使用料金
- 受講料金
このように様々な費用がかかり、スクールによって設定されている料金が異なります。ここではプログラミングスクールにかかる費用の内訳を紹介していきます。
入会金または入学金
英会話や各種資格取得といった学びのジャンルに関わらず、スクールに通う場合は入会金、または入学金を支払わなければならないケースがほとんどです。
プログラミングスクールの入会金は5,000円~15,000円程度が相場で、比較的多いのは10,000円程度です。しかし、これらの金額はあくまでも相場であり、スクールごとに金額に幅があるのが実情です。
入会金や入学金を少しでも抑えたいなら、割引や無料キャンペーンを実施しているスクールを選ぶとよいでしょう。
教材費や備品使用料金
プログラミングスクールでは、教材を使って講義が行われるのが一般的です。教材費の相場は1,000円~60,000円と幅が広いため、受講料金だけでなく教材費も気にかけておくとよいでしょう。
また、講義で必要なパソコンやタブレットといったデバイスは、スクールによって買取の場合もあればレンタルの場合もあります。
教材費がかからなくても、デバイスのレンタル費用を別途請求される可能性があるため、入学前に確認しておきましょう。
受講料金
プログラミングスクールの受講料金は、次のように月に何回講義が行われるかで相場が異なります。
講義の回数/月 | 相場 |
---|---|
2回 | 6,000円~ |
4回 | 7,000円~18,000円 |
料金形態は主に月額制とコース制の2種類ですが、チケット制を導入しているスクールもあります。
また、支払い方法もスクールによって異なり、クレジットカード払いにしか対応していないケースも想定しておきましょう。
プログラミングスクールの費用相場は
費用の内訳や相場が把握できても、プログラミングスクールに通くことで一体どのくらい必要なのか気になる人も多いことでしょう。
ここではプログラミングスクールの費用相場について紹介していくので、手持ちの資金と相談しながらスクール選びに役立てましょう。
プログラミングスクールの相場価格には幅がある
先述したように、入学金や受講料金といった費用の相場はスクールごとに異なります。それは、プログラミングスクールに通うときにかかるすべての費用の相場についても変わりありません。
なぜスクールによって相場に幅があるのかというと、次のような項目が大きく影響するからです。
- 講師の質
- 教室の有無
- カリキュラムのボリューム
- 就職サポートの有無など
たとえば、就職サポートが充実したスクールの場合費用の相場は30円~35万円ですが、学生向けのスクールは15~20万です。
近年はオンラインスクールも増えており、教室を持たない場合もあります。教室があると運営にコストがかかるため、費用を抑えたいならオンラインのみのスクールがおすすめです。
専門的になれば料金は上がる
趣味の範囲でスクールに通う場合と転職やスキルアップを目指す場合では、費用の相場に差があります。なぜなら、専門的になるほど技術を習得するまでに時間がかかるからです。
たとえば、子ども向けのスクールの相場は月額10,000円程度です。しかし、高度なプログラミング技術を習得し、ビジネスで活かしたい場合は年間で数十万円かかる場合もあります。
このようにプログラミングスクールにかかる費用は目的に応じて変動するため、まずは自分が目指す目的を明確化させることが大切です。
無料のプログラミングスクールの仕組み
専門的になるほど費用が高くなりますが、受講料金を無料で運営しているプログラミングスクールもあります。
ここでは無料のプログラミングスクールの仕組みを紹介していくので、費用を抑えたい人は入学を検討してみましょう。
受講前に条件がある
無料で開講しているプログラミングスクールは、受講生を提供先の企業に人材紹介することで利益を得る仕組みです。
そのため、就職サポートが手厚いスクールが多いものの、受講前に次のような条件を確認されるケースがほとんどです。
- 年齢制限
- 居住地制限
- 就職の意思確認など
ただし、入学から卒業までのすべてが無料だとは限りません。スクールによっては、就職や転職が決まることで受講料が返金されるという流れ場合もあります。
無料でも質の高い講義を受ける事は可能
無料という言葉につられてしまうと、何かやましいことがあるのではないかと不安を感じる人も多いことでしょう。
しかし、受講料金が無料だからといってすべてのスクールが悪徳という訳ではありません。質の高い講義を提供するスクールもあるため、きちんと見極める力が求められます。
プログラミンスクールの費用に関する注意点
先述したように、プログラミングスクールに通うためには、受講料金をはじめとした様々な費用がかかります。
しかし、費用だけを基準としてスクールを選ぶと失敗する可能性があるので注意しましょう。ここでは、プログラミングスクールの費用に関する注意点を2つ紹介していきます。
追加料金が発生する場合がある
プログラミングスクールにかかる費用は、入学時に提示された料金だけで済むとは限らないので注意しましょう。
なぜなら、受講期間を延長する場合は追加料金が発生するからです。また、料金を分割で支払う場合は、分割手数料が請求される可能性もあります。
予期せぬ費用の請求に慌てないためにも、あらかじめスクール側に追加料金や手数料について確認しておくことをおすすめします。
費用だけに注目し過ぎるとスクール選びに失敗する
手持ちの資金が少ない場合、プログラミングスクールにかける費用をできるだけ抑えたいと考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、費用の安さを重視し過ぎると、スクール選びに失敗する可能性があるので注意しましょう。たとえば、費用が安くても質の低い講義しか行わないスクールも存在します。
そのため、スクール選びのときには費用だけに囚われず、学習時間や講師の質などにも注目することをおすすめします。
プログラミングスクールの費用を比較
プログラミングスクールの数は多いため、どこを選べばよいか迷っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、5つのスクールの特徴や費用を紹介していきます。
どのスクールも人気が高く信頼度も高いため、特徴や費用などを含めてスクール選びに役立ててください。
スクール名 | 場所 | 入会金または入学金 | 教材費や備品使用料金 | 受講料金 |
---|---|---|---|---|
TECH CAMP |
関東(4箇所)/中部(1箇所)/近畿(1箇所) |
19万8,000円 | 無 |
|
Code Camp | オンラインのみ | 情報なし | 無 |
|
Tech Academy | オンラインのみ | 無 | 無 |
|
侍エンジニア塾 |
|
29,800円 | 無 |
|
GEEK JOB |
|
無 | 無 |
|
※2020年6月時点
TECH CAMP
東京を中心に6教室を展開するTECH CAMPは、Webサービスやスマホアプリ、AIといった様々なプログラミングが学べるスクールです。
講師による対面サポートだけでなく、スキルアップを促すライフコーチの面談が受けられるため、自宅での学習方法を専門家に聞きながら受講したい人におすすめです。
教室の利用だけでなく、オンラインでの質問や教材費も費用に含まれています。わかりやすい料金設定なので、追加料金を気にせず受講できることが魅力です。
Code Camp
これまでの受講者数30,000万人以上のCode Campは、すべての講義をオンラインで受けられるプログラミングスクールです。
最も人気のコースはプレミアムプラスコースで、学べる言語やスキルは多岐にわたり、レッスン受け放題です。
教室に通う必要がないため、仕事や学校が終わった後など自分が好きなときに受講できることが魅力です。無料体験レッスンも実施しているため、まずはお試しで利用してみたい人におすすめです。
Tech Academy
マンツーマンの講義が受けられるTech Academyは、第13回日本e-Learning大賞のプログラミング教育特別部門賞を受賞したオンラインスクールです。
プログラミングに加えて開発に必要な知識も習得でき、社会人と学生で料金が異なることが特徴です。選べるコースは29種類と多いため、自分が学びたいコースを選んでカリキュラムを組みたい人におすすめです。
複数のコースをセットで受講すると料金が割引されるため、プログラミングスクールにかかる費用の節約に繋がります。
侍エンジニア塾
スキルや目的に応じた4つのコースを展開する侍エンジニア塾は、講師が現役エンジニアであることが特徴です。
マンツーマンで受講できるだけでなく、キャリアアドバイザーが在籍しているため、転職サポートが充実しています。
そのため、プログラミングの技術を身につけて転職を目指している人におすすめです。また、生徒が希望すればフリーランスとして仕事を獲得する術も教えてもらえます。
GEEK JOB
最短1ヶ月でWebアプリの開発を目指すGEEK JOBでは、初心者でも数ヶ月でプログラマーとしての就職を目指せるスクールです。
午前10時~午後9時までは講師が待機しているため、チャットや教室でいつでも質問できるので安心です。短期間での転職を目指すスピード転職コースは、無料で受講できます。
受講するためには審査を受ける必要がありますが、無料でスピーディーな転職を目指すならチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
おすすめのプログラミングスクールを比較した記事も、ぜひ参考にしてみてください。
プログラミングスクールの費用相場は幅が広い
本格的なプログラミングを学びたいなら、ある程度の費用を支払うことは覚悟しなければならないでしょう。しかし、本気で就職や転職を目指したい場合は、条件を満たして無料のスクールに通うのも手段の1つです。
また、企業に勤務中なら教育訓練給付制度を利用できる可能性があります。これは、対象の講座の受講時にかかった費用の一部を負担してもらえる制度です。
気になる人は厚生労働省の公式サイトをチェックし、給付金を申請してプログラミングスクールにかかる費用を少しでも軽減しましょう。
こちらの記事では、無料体験できるプログラミングスクールをご紹介しています。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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