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TOEIC対策おすすめアプリ10選|初心者のための選び方ポイントも!
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英語を学習中の方の中にとって、TOEICの点数を効率的に上げることは、大きな目標の1つです。しかし、残念ながらTOEICの点数は、必ずしも学習時間に比例しません。色々な教材に手をつけては、時間とお金を無駄にした経験のある方も大勢いるでしょう。
効率的にTOEICのスコアアップを目指すには、無駄な学習を省いて、点数につながるようなトレーニングをすることが大切です。社会人の英語学習者にとっては、スキマ時間をいかに活用できるかが、点数の伸び率を左右します。
そこで今回は、「英語力レベル」「リスニング機能」「リーディング機能」という3つの観点から厳選した、おすすめのTOEIC対策アプリを10個ご紹介します。TOEICの点数が上がらずお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
TOEIC対策アプリの主な種類
TOEICでは様々な形式の設問があるため、対策アプリの数も膨大です。しかし実際には数が多いだけで、大枠で見れば「単語・表現集」「文法参考書」「模擬テスト・問題集」「戦略解説書(攻略本)」の4種類しかありません。
前者3つは文字通り、それぞれ単語・文法・実践に特化した内容です。最後の「戦略解説書」はTOEIC攻略におけるテクニックなどを網羅したもので、直接英語力には結びつかないものの、本番対策として役立ちます。場慣れしていない方にはおすすめです。
基本はこれら4種類(あるいは3種類)から、自分に最も適したアプリを選ぶことが重要です。後述するポイントも踏まえ、慎重に検討しましょう。
自分にぴったりなTOEIC対策アプリを選ぶ3つのポイント
TOEIC対策ができるアプリは、TOEIC専門のものから総合的な英語力を鍛えられるものまで様々です。自分にぴったりのアプリを選ぶためには、「英語力レベル」「リスニング機能」「リーディング機能」の3点に注目しましょう。
この3点からアプリを評価することで、非効率な学習を避け、目的とのミスマッチを防ぐことができます。ポイントを絞ってアプリを選び、効率的な学習ができる環境を整えることが大切です。
【ポイント1】英語力レベルに合っているか?
TOEIC対策アプリを選ぶ際に最も重要なポイントは、現在のレベル、すなわち英語力に合ったものを選ぶことです。レベルに見合ったものを選ばないと、学習しても中身が伴わず、時間と労力を無駄にする恐れがあるからです。
アプリに対象レベルがある場合はそれを参考にし、もし対象レベルの記載がない場合は、問題を解いて6〜7割ほど理解できるものを選びましょう。難しすぎると挫折しやすくなりますが、簡単すぎても実になりません。
TOEICで点数を取るには、新しい知識をつけるだけでなく、持っている知識を素早く引き出すトレーニングが必要です。理解度が6〜7割の問題を繰り返し解くことで、レベルアップしつつ問題に慣れることができます。
【ポイント2】リスニング機能が充実しているか?
リスニング機能が充実しているアプリを選ぶと、場所を選ばずに学習できます。単語対策アプリやリーディングアプリを選ぶ際も、なるべく音声が聞けるものを選びましょう。そうすることで、目だけでなく耳からも英語を理解するトレーニングになります。
仮に、TOEICの頻出単語を見て理解できるようになっても、その単語がリーディング問題で出題されるとは限りません。逆にいうと、「TOEIC L&Rテスト」ではライティング問題がないため、英単語を耳目で理解できればそのままスコアアップにつながるのです。
TOEIC対策アプリの中には、2倍速やスローモードなど、充実した機能を備えているものもあります。また、リスニング機能を上手に活用することで、移動中や食事中などの時間を有効に使い、より効率的な学習が望めるでしょう。
【ポイント3】リーディング機能が充実しているか?
TOEIC対策アプリを選ぶ際は、リーディング機能にも注目しましょう。リスニング問題対策アプリでもスクリプト機能搭載のものを選ぶことで、聞き逃しなどを防げます。また、メモ機能や色つきのスクリプトなど、視覚的に英語を理解できる機能も重宝します。
耳で聞いて理解できない英文に出会った際は、スクリプトを読んだら理解できるのか、スクリプトを読んでも理解ができないのかを見極めましょう。
読んで理解できる場合は、意味は知覚できても音声で知覚できていないため、より多くの英語を耳で聞くことが必要です。一方、読んでも理解できない場合は、音声でも意味でも知覚できていないということなので、単語学習をすることで語彙力をつけましょう。
このように、リーディング機能が充実したアプリを選んでおけば、課題が音声知覚にあるのか、意味知覚にあるのかが分かり、課題に対して的確なアプローチができます。
【無料あり】TOEIC対策おすすめアプリ10選
TOEIC対策アプリは、クイズ形式のものやAIが問題を厳選してくれるものなど、多種多様です。ここでは、おすすめのTOEIC対策アプリを10選ご紹介します。中には無料で使えるアプリもありますので、なるべくお金をかけたくない方は必見です。
スタディサプリENGLISH TOEIC TEST
全レベル対応のTOEIC対策専用アプリです。本アプリでは、「問題を解く」という能動的な学習と、「講義動画を観る」という受動的な学習を組み合わせることで、総合的なTOEIC対策が可能です。
有料(月額2,980円)ですが、実戦問題が20回分収録されており、カリスマ英語講師である関正生(せきまさお)先生の講義が約300本観られるなど、内容の充実度はトップクラスといえるでしょう。
スタディサプリENGLISH(TOEIC対策コース)の詳細をみる
Listening for the TOEIC ® Test
TOEICのリスニング問題に特化した無料対策アプリです。スクリプトつきで繰り返し聞けるため、TOEICのリスニング問題に慣れたい方におすすめです。
出題パターンは広く網羅されていますが、問題は比較的易しいものが多いので、初級者〜中級者の方は特にメリットを感じやすいでしょう。一方、上級者の方も、復習用や知識の確認用として有効活用できるため便利です。
1タップスタディ for TOEIC® TEST
TOEICのPart5対策ができる問題を500問収録した、初級者〜中級者向けの無料アプリです。シンプルさにこだわって作られた本アプリは、余計な機能を求めず、問題を解くことに集中したい方に最適です。
各問題に日本語訳と問題解説がついているため、正確な文法知識が求められる文法パートを手軽に対策できます。英文の読み上げ機能を活用し、耳からもアプローチすると、文法対策と並行してリスニング力も養えるでしょう。
Toeic Part5 英語問題集
TOEICのPart5対策問題を250問収録した無料アプリです。他のアプリとの違いは、問題を解く際に回答タイムの記録機能がついている点です。正解率を高めるだけでなく、TOEICのタイムマネジメント力も鍛えられます。
問題は初級・中級・上級と全レベルに対応しており、基礎を押さえながら発展問題にも挑戦できます。レベルが変わっても長く使い続けられる点が、本アプリの魅力です。
キクタン [All-in-One] TOEIC® Test Score 600+800+990合本版
TOEIC単語アプリに発音練習機能やテスト機能を加えた有料アプリ(基本買切1,840円、アプリ内課金あり)です。色分けされたレベル診断機能により、英語力の伸びを視覚的に実感できます。
本アプリの魅力は、単語を覚えるだけでなく発音練習もできる点です。TOEIC対策アプリの多くは、TOEICで点数を取ることに焦点が当てられがちですが、本アプリの場合はスピーキング力を鍛えるところまでがコンテンツとしてカバーされています。
TOEIC対策をしながらスピーキング対策までできるため、値段以上の価値があるアプリといえるでしょう。
POLYGLOTS
英単語・英文法・リスニング・リーディング・ライティングなど多方面から英語力を鍛えられる、中級者〜上級者向けの無料アプリです。
本アプリでは、ビジネス英語からトラベル英語まで幅広く学べるため、英語の応用力を身につけることができます。分からない単語をタップするだけで調べられる「ワンタップ辞書機能」も魅力の1つです。
AI英語教材abceed
TOEICや英検など、様々な資格試験対策ができる無料アプリです。本アプリでは、AIがユーザーに最適な問題を人気英語教材からピックアップしてくれるため、レベルに合った効率的な学習ができます。
1日30問解くだけで、TOEICスコアが月平均96点アップしたユーザーもいるなど、高い実績を誇ります。倍速再生機能や区間リピート機能など、機能面も無料とは思えないほど充実しています。
SANTA TOEIC
アジアを中心に、世界中で人気のあるアプリです。高性能のAIがユーザーに最適な問題を選んでくれるだけでなく、英語力アップに必要な講義動画までピックアップしてくれます。
20時間の学習で平均124点のスコアアップを実現したという実績も、本アプリの大きな魅力です。ノート機能も搭載されているため、アプリ1つで実践と復習を連動して行うことができます。
mikan TOEIC
1分10単語のペースで練習しながら、最速でTOEIC単語学習をしたい方には、こちらの「mikan TOEIC」がおすすめです。本アプリは4択の選択問題形式となっていて、苦手な単語を自動判定し、グルーピングしてくれます。
苦手な単語だけを効率的に学習できるため、取り組めば取り組むほど着実に語彙力をつけられるでしょう。シンプルなデザインなので暗記に集中しやすい点も魅力的です。有料ではありますが、買切490円とリーズナブルなのもうれしいポイント。
英単語アプリ mikan
「英単語アプリ mikan」は、英語学習者の間では知らない人がいないほどの人気アプリです。上述の「mikan TOEIC」とは異なり、TOEIC以外の英検やTOEFLなどにも対応しています。
30秒で10単語を覚えられるため、電車の待ち時間や仕事の休憩時間など、ちょっとした時間を有効活用できる点が魅力です。ネイティブスピーカーの音声も収録されており、無料とは思えないほど充実しています。
なお、基本的には無料で利用できますが、アプリ内課金することでTOEFL対策機能などのオプションを追加できます。
まとめ
今回は、おすすめのTOEIC対策アプリを10選ご紹介しました。アプリを使った英語学習は、まとまった学習時間を取れない忙しい方にこそ最適です。
「レベル」「リスニング機能」「リーディング機能」という3つのポイントをチェックしてアプリを選ぶと、目的とのミスマッチを防ぐことができるでしょう。
乗り物の待ち時間やお昼休みなど、スキマ時間は日常の中にあふれています。わざわざプライベートな時間を犠牲にするのではなく、スキマ時間を英語学習に充てることで、英語学習へのハードルを下げることが可能です。
今回ご紹介した内容を参考に、時間を上手に活用しながらTOEICのスコアアップを目指してくださいね。
「TOEIC対策におすすめの英会話スクール6選」についてはこちらの記事を確認してみてくださいね。
ビギナーズ編集部 /
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