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就活に役立つ点数は?大学生のTOEIC平均点やおすすめの勉強法
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英語力を知りたいときに受けるテストはTOEICですよね。そんなTOEICは大学生にとって、英語力を企業に示すチャンスでもあります。そのことから、TOEICのスコアを履歴書に書く学生も多いことは事実です。
今回は意外と知らない大学生のTOEIC平均点だけではなく、就活に向けて点数の目安や、高得点を取るためのおすすめの勉強法を紹介していてきます。
TOEICは就活にも役立つため、1~2年生の大学生にも取得することをおすすめします。そしてTOEICは大学生だからこそ、TOEICの点数を上げるチャンスです。自分に合った勉強法を見つけて、点数アップを目指していきましょう。
目次
大学生のTOEIC平均点は?
大学生のTOEICの平均点を見ていきましょう。
全体の平均点は?
その前にTOEIC平均点を紹介していきます。最新のTOEIC平均点は全体で以下のとおりです。
第247回(2020年1月) 受験者数:111,093人
リスニングセクション | リーディングセクション | トータル | |
---|---|---|---|
最高スコア | 495 | 495 | 990 |
最低スコア | 5 | 5 | 10 |
平均スコア | 320.6 | 260.6 | 581.2 |
最新のTOEIC平均点は581.2点で、トータルの点数が990点ということを考えていると平均は半分の点数よりやや上といった結果となっています。
大学生のTOEIC平均点
続いて大学生の平均点を見ていきましょう。日本でTOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会が2019年に発表した調査によると大学生のTOEIC平均点は574点です。
大学生の平均点は574点で全体の平均点よりやや下の点数ということがわかります。ちなみに社会人の平均点は612点で、大学生の点数より40点ほど高いことがわかりますね。
就活に役立つ点数の目安は?
以上の情報を踏まえた上で、就活に役立つ点数の目安はどれくらいなのでしょうか。
最低でも630点以上を目指そう
先ほど紹介したように社会人の平均点は612点と考えると社会人になるまでに目指したい点数は最低でも630点以上と考えてもいいのではないでしょうか。
TOEICの点数は履歴書やエントリーシートにも書くことができるので、取っておいて全く損はありません。英語力を上げれば上げるほど、スコアも高くなり採用担当者の目に留まるポイントにもなりえます。
さらに目標を設定することで、モチベーションが上がり勉強の効率もアップするのではないでしょうか。
業界によっても目安の点数は違う
さらに業界によっても目指したい点数は変わってきます。
特に外資系企業や商社などの英語力はやはり高い傾向にあり、それらの企業を目指すなら、少なくとも730点以上を獲得することを目安にするべきでしょう。
目標としたい企業の目安の点数を大学1~2年生の頃から調べておくと、目標がわかりやすく、点数までの勉強プロセスを設定しやすいのではないでしょうか。
まずは自分の点数を知ろう!
どの世代の学生さんにもおすすめなのが、まず自分の英語力のレベルを知るということです。自分が今どのレベルにいるかということが分かれば、対策もしやすくなり目標も立てやすくなります。
最近TOEICを受けた方はその点数を目安に。最近は受けていないまたは受けたことがない方は、参考書などに付いている模擬テストを参考にし、自分のレベルを見極めてみてください。
どの学科においても自分のレベルを確認することはとても大切で、自分に合った勉強法を設定しやすくなるので、ぜひ確かめてみましょう。
TOEIC対策!おすすめの勉強法は?
ここからはTOEIC対策としておすすめしたい勉強法を紹介していきます。
今回はリスニングセクションとリーディングセクションそれぞれのおすすめ勉強法を確認していきましょう。
リスニングセクションのおすすめ勉強法
最初にリスニングセクションのおすすめ勉強法を紹介していきます。聞き取れるか否かが重要な要素となってくるリスニングセクションの勉強法とはどんなものでしょうか?
ディクテーション
ディクテーションを行うことも効果的にリスニング力を高めることができます。ディクテーションとは英語の音声を聞き、その音声を書き取っていくという方法です。
初心者の方は簡単なキーワードを書き取るディクテーションから初めて、どんどん書き取れるスクリプトのレベルや長さを変えていきましょう。書き取った後には、しっかりと答え合わせをし、聞き取れなかった語彙を確認しておきましょう。
そして、もう一度音声を聞いてみて、間違えているまたは聞き取れなかった部分が正確に聞き取れるようになるまで、音声を聞いてみましょう。聞き取れるようになったらあなたの耳は英語のスピードに慣れてきているということです。
そのプロセスを実感しやすい点もディクテーションのおすすめポイントです。
また、書き取るという工程は実際のTOEICテストでも頭の中で情報を整理する際に役立ちます。(TOEICではメモを取ることは禁止されているので注意しましょう)
この工程から頭の中で音声を明確にし、文章化していくという作業に慣れていきましょう。
シャドーイング
シャドーイングとは英語を聞きながら、それに合わせて発音を真似する勉強法です。シャドーイングはリスニングに特に効果があり、さらにはスピーキングの勉強にもなります。
シャドーイングをすることで、ネイティブスピーカーの発音のスピードにもなれることができ、リスニングをするときにネイティブスピーカーならではの独特なイントネーションやアクセント、そして言い回しなどに慣れることができます。
シャドーイングのやり方としては、テキストを読んで音声を聞いた後、テキストを見ながらシャドーイングを行います。
その後、テキストなしてもスピードについて行けるようになったら、テキスト無しでスピークングをしてみましょう。その工程を繰り返し行うことで、英語のスピードに慣れることができます。
リーディングセクションのおすすめ勉強法
続いてリーディングセクションのおすすめ勉強法を紹介していきます。
リーディングセクションでは問題を理解するスピードだけではなく、推測力も大切となってきますが、どのように対策すればよいのでしょうか。
多読してみよう
多読とは英語の本をたくさん読むことを指します。英語の本を読むと言ってもいきなり難しい本を読み始めるわけではありません。
自分の英語レベルに合わせて自分に合った本を読み始める必要があります。レベルが低い人は子供向けの絵本や児童書から始めてもらってもかまいません。自分に合ったレベルの本を読むということが大切なのです。
そこから使われる英語のレベルが高い本へどんどんレベルを上げていって、読むスピードも早くしていきましょう。自分に合った本を見つける方法はその本で使われている英語を辞書無しで理解できるかどうかです。
いちいち辞書を使うと、読むことよりも調べることに集中してしまうので、辞書を使わず理解できる範囲にとどめておくことがポイントです。
基礎力を上げる
リーディングセクションで大切なのが基礎力です。これはどの英語テストでも必要となってきますが、特に文法力や単語力がTOEICでは役立ちます。
しっかりとカバーしておきたいのが、高校卒業程度の基礎的な英語力です。ここまでをしっかりと理解していないと、TOEICテストでもわからない点が多くなってくるでしょう。
高校英語の参考書などで勉強して、基礎的な文法力を身に着けていきましょう。高校英語も難しいと感じる方は、中学基礎レベルから始めてもらってもかまいません。自分に合ったレベルから始めて、挫折しないことが大切です。
また、単語力は単語帳などを駆使して、日常的な学習をおすすめします。
まとめ
今回はTOEICを受ける大学生の方に参考にしてほしい目安の点数や平均点、おすすめしたい勉強法を紹介してきました。TOEICは対策をすることで確実に点数アップが可能なテストです。
傾向を見極め、しっかりと勉強していくことでどんなレベルの方でもレベルアップすることはでき、どんどん上を目指していくことができます。
大学生の方は特に社会人になる前にできるだけ英語力をアップさせることをおすすめします。社会人になると勉強できるチャンスも少なくなるので、逆に今がチャンスと考えたほうが良いでしょうそして、就活にも大いに役立ててみてください。
大学生の今だからこそできることがたくさんあります!自分を高めて、TOEICでも高得点を目指していきましょう!
短期間でTOEICのスコアアップできるおすすめのスクールについてはこちらの記事を確認してみてくださいね。
ひろこがね /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味は映画を観ることと、パソコンをいじることです。柴犬が大好きです。アメリカにはたまに足を運びます。