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サッカーのドリブルの種類は3つ!ドリブルの目的・コツを解説

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この記事では、サッカーの基本技術の1つであるドリブルについてその種類と目的、行う際のコツについて解説しています。なぜドリブルをするのか、どういった時にドリブルをするのか解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
サッカーのドリブルの種類は3つ!ドリブルの目的・コツを解説

サッカーの基本技術とは、キック、トラップ、ドリブルの3つのことです。この記事では、この中でもドリブルを取り上げ、ドリブルの種類やドリブルをする目的などについて解説しています。

また、ドリブルの上達を目指す時のポイントについても取り上げているので、サッカーを始めたばかりの人はぜひ参考にしてみてください。

ドリブルとはボールを運ぶこと

サッカーにおけるドリブルとは、足を使ってボールを運ぶことです。ドリブルは、ボールを止める(トラップ)、ボールを蹴る(キック)といった技術と合わせてサッカーの基本技術に挙げられます。

サッカーの試合における1番の目的はゴールを奪うことです。そのため、できるだけ相手のゴール付近でプレーしたいと考え、ボールを蹴ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、ボールを蹴ってしまうと、相手にボールを奪われる可能性が高くなり、攻撃どころかかえって守備をすることになってしまいます。

相手にボールを奪われずに攻撃をするために活用できるのがドリブルです。ドリブルで相手選手を抜き去れば大きなチャンスにつなげることもできるでしょう。

ドリブルの種類

ドリブルと一言で言っても、その種類は大きく分けて以下の3種類があります。

  • 相手を抜き去るドリブル
  • ボールを運ぶドリブル
  • ボールをキープするドリブル

これらの種類の違いは、ドリブルの目的にあります。ここでは、これら3つのドリブルについてその概要を解説します。

相手を抜き去るドリブル

相手を抜き去るドリブルとは、ドリブルによってボールを奪いに来る相手を抜き去ることを目的としたドリブルです。サッカーのドリブルというと、多くの人はこの相手を抜き去るドリブルをイメージするのではないでしょうか。

相手を抜き去るドリブルは、主にアタッキングサードと呼ばれる相手ゴール付近で使用されます。相手ディフェンダーを1人交わすことで、シュートを打ったりクロスを挙げたりできるため、得点につながる大きなチャンスを作ることができるでしょう。

また相手を抜き去るドリブルは、見ている方も魅了してくれるため、サッカー観戦時の楽しみの1つとも言えます。

このドリブルをする場合、ボールを自分の意図する場所にコントロールできる技術が必要なほか、必要に応じてフェイントを用いることも大切です。

また、相手ディフェンダーの動きを見た上で、仕掛けるタイミングにも注意しなければいけません。相手の姿勢や重心が万全の状態だと簡単に奪われてしまう恐れがあります。

ボールを運ぶドリブル

ボールを運ぶドリブルは、その名の通りボールを運ぶことを目的としたドリブルです。ここでいう「運ぶ」とは、攻撃方向に対して運ぶことだと考えてください。

ボールを運ぶドリブルは、主に自陣のゴール付近や中盤など比較的スペースがある時に行われるのが特徴です。

相手を抜き去るドリブルとは違って、直接チャンスにつながるようなプレーではありませんが、相手の陣内に侵入していくためのサポートとしての役割を果たしてくれます。

例えば、中盤でプレッシャーのない状態で運ぶドリブルを仕掛けると、相手ディフェンダーはドリブルに対応しようとポジションをずらしてきます。ポジションをずらすとスペースが生まれ、他の選手がボールを受けやすくなり良いプレーを行うことが可能になります。

このように運ぶドリブルは、ボールを前に運ぶことで相手選手を引きつけ、次のプレーに繋げていく際に使用するのが一般的です。

運ぶドリブルをする際は、相手を抜き去るドリブル同様、ボールを自分の意図する場所にコントロールするスキルが必要になるほか、相手選手の動き・味方選手の動きを見て次のプレーを判断することになるため、適切な視野を確保することも重要です。

側から見ると、プレッシャーのない状態でドリブルするだけのように見えるため、簡単に思えるかもしれません。しかし、実際には周囲の状況を把握し、次のプレーを考える必要があるなど、意外と難しいプレーだと言えます。

ボールをキープするドリブル

ボールをキープするドリブルは、試合終盤で自チームがリードしている時などに、ボールを相手に奪われないようにキープすることを目的として行われるドリブルです。

リードしているにも関わらず、相手を抜き去るドリブルを仕掛け、相手にボールを奪われるとカウンターを受け大きなピンチにつながる恐れがあります。

ボールをキープするドリブルは前へ進むだけなく、ボールと相手ディフェンダーとの間に体を入れ、できるだけボールを動かさないでボールキープすることも含まれます。

ボールをキープするドリブルをする場合、なぜそのプレーを行っているのか目的を理解することが重要です。

ドリブルのコツ

ここでは、ドリブルをする際のコツとして以下の点について解説します。

  • ボールタッチの場所を意識する
  • 細かいボールタッチ
  • スピードに緩急をつける
  • ドリブル時の姿勢を意識する
  • フェイントを交える

それぞれどういったものなのか確認していきましょう。

ボールタッチの場所を意識する

ドリブルをする時は、足のどの部分でボールに触れるか意識することが大切です。

サッカー初心者がドリブルをしようとすると、つま先でドリブルをする人が少なくありません。しかし、つま先でボールをタッチすると、大きく前にボールが転がる恐れがあり、相手に奪われる可能性が高くなります。

同様にインステップでのドリブルにはあまり適していません。また、インサイドでのドリブルはドリブルのスピードが出せないため、やはり相手に奪われやすくなってしまいます。

ドリブルをする時は、基本的にアウトフロントを使用します。具体的には、足の甲からやや外側で薬指近くです。このアウトフロントを使いボールを前に押し出すイメージでボールに触れるようにしましょう。

アウトフロントでのボールタッチはつま先やインステップのように前に転がりすぎる心配がなくスピードも出しやすいため、スピードに乗った状態でドリブルをすることができます。

細かいボールタッチ

目の前に大きなスペースがあり、相手ディフェンダーに奪われる心配がなさそうな場合は、ボールを前に蹴り出すこともありますが、基本的には細かいボールタッチを心がけるようにしましょう。

これは、ディフェンダーはボール保持者の足元からボールが離れる瞬間を狙ってボールを奪いに来るためです。

足元から大きくボールが離れると、相手に奪われやすくなってしまいますが、細かいタッチで足元からボールを離さないようにすれば、相手はボールを奪うタイミングがつかめなくなります。

またタッチが細かいと、方向転換など状況に応じた適切なプレーに移行しやすくもなるため、やはり細かいボールタッチは重要だと言えるでしょう。

スピードに緩急をつける

一定のスピードのドリブルだと、相手ディフェンダーは対応しやすくなります。そのため、特に相手を抜き去るドリブルをする時は、スピードに緩急をつけることを意識するようにしてみてください。

低速から一気にトップスピードに移行する、もしくはトップスピードから急ストップする、などの緩急をつけることで相手を惑わすことができるでしょう。

ドリブル時の姿勢を意識する

ドリブルをする時は姿勢も重要な要素となります。

ドリブルを含めて、速く走るためには良い姿勢で走ることが重要です。上半身が前かがみになっている、後ろに反り気味になっている状態ではスピードを十分に出すことができません。

また、ドリブル時に前かがみになってしまうと、周囲を十分に見ることができないため、適切なプレーの選択ができなくなります。

このような点から、ドリブル時には姿勢を意識することが重要だと言えます。

フェイントを交える

相手を抜き去るドリブルをする場合、フェイントを交えることで、ディフェンダーをさらに惑わすことができます。

例えば、上体を動かすボディフェイントやキックフェイント、シザーズなどはよく使用されるフェイントです。ドリブル練習をする時は、合わせてフェイントを交えることも意識してみてください。

ドリブルする時の注意点

ここでは、ドリブルをするときの注意点として以下の2点について解説します。

  • ドリブルすることが目的になってはいけない
  • ボールを奪われたらすぐに守備に切り替える
それぞれについて確認していきましょう。

ドリブルすることが目的になってはいけない

ドリブルをする時は、ドリブルをすること自体が目的にならないように注意しなければいけません。

サッカーにおける一番の目的はゴールを奪うことであり、ドリブルはゴールを奪うために行うプレーの1つです。極端な話、ドリブルをしなくてもゴールを奪えるのであれば、そうした方がいいでしょう。

しかし、中にはドリブルで相手を抜きたいと考えすぎている選手や良いプレーをして活躍したいと考えている選手が特に必要ない場面でドリブルを仕掛けてしまうケースもあります。

サッカーは常に状況が変化するスポーツであり、状況に応じたプレー選択が必要になります。ドリブルをすることを前提とするのではなく、状況を踏まえたうえでその中で最適なプレーを選択した結果がドリブルだった、となるのが理想的です。

ボールを奪われたらすぐに守備に切り替える

どんなにドリブルが得意な選手でも、100%ドリブルが成功するとは限りません。時には相手ディフェンダーに奪われることもあります。

そういった時は、すぐに攻撃から守備に切り替え、相手にプレッシャーをかけに行くようにしましょう。奪い返すことはできなくても、すぐに守備を行うことで相手のカウンターを防ぐことができるかもしれません。


まとめ

今回は、サッカーの基本技術であるドリブルに関して、その種類や行う際のポイント、注意点などについて解説しました。ドリブルは局面を打開するときやボールを前方に進めたいとき、キープをするときなど様々な場面で使用します。

一方で、ドリブルをすることばかりに囚われないように注意しなければいけません。ぜひ今回の内容を参考にドリブルに取り組んでみてください。

また、こちらの記事ではサッカーに欠かせないステップワークのポイントについて解説していますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

Kzy Shibata /
ビギナーズ編集部 ライター

岡山県出身 フリーライター兼サッカー監督です。 「人間万事塞翁が馬」をモットーとしています。

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