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YAMAHAのスピーカーおすすめモデル|プロ仕様の高音質なものまで紹介

YAMAHAのスピーカーおすすめモデル|プロ仕様の高音質なものまで紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ヤマハは楽器やオーディオ機器、スポーツ用品、自動車部品などの製造販売を手掛ける日本のメーカーです。

業務用音響機器やオーディオ機器の高い品質と安心感から、プロのミュージシャンもヤマハを愛用しています。

ヤマハのスピーカーはプロが音楽制作で使用するような本格的なものから、ホームシアターや作業中に流すBGM用として自宅で気軽に使えるものなど種類が豊富です。

本記事では、高音質で人気なヤマハ製スピーカーの特徴や魅力、その選び方のポイントを解説します。

数あるスピーカーの中から厳選しておすすめのスピーカーも紹介するので、参考にしてみてください。

YAMAHA製スピーカーの特徴

ヤマハは、日本だけでなく世界中から評価されている、明治時代創業の老舗楽器メーカーです。音楽業界で歴史のあるヤマハは楽器だけでなく、オーディオ機器製造にも音へのこだわりを強く持っています。

明治時代に創業したヤマハが製造するスピーカーは、長い歴史の中で得た技術や実績をもとに原音に近いサウンドを再現させています。

プロのアーティストやサウンドエンジニアの使用も多く、ライブ会場へスピーカー提供も行っているほど、信頼があるメーカーだと言えます。

ヤマハのスピーカー開発は、エレクトーンの技術を転用することで生まれました。

そのため、楽器との親和性は高くクリアで高音質なサウンドを体験でき、音楽を本格的に聴きたい方におすすめのメーカーです。

YAMAHA製スピーカーの魅力

スピーカーを製造するメーカーそれぞれにこだわりがあるように、ヤマハにも独自の製造技術があります。世界最大の総合楽器メーカーとして得たノウハウを活かし、高音質のサウンドを再現する技術に注目です。

ヤマハが高音質を再現するためにこだわっている技術について詳しく解説します。

シアタースピーカーを実現するウェーブガイドホーン

「ウェーブガイドホーン」とは、音が壁に当たって跳ね返る乱れやノイズなどを抑制する機能です。

耳では聞き取れないようなサウンドの細かな乱れを調整してくれるので、家庭環境であっても音楽ホールにいるかのような感動的な音を体験できるでしょう。

ウーファーから発生する音とのつながりもスムーズにしてくれるので、なめらかでクリアな音質を楽しめるのも特徴です。

音に強いこだわりを持っているなら、ウェーブガイドホーン機能搭載のスピーカーを検討してみてください。

音源に限りなく近い音が楽しめるHiFi対応

「HiFi(ハイファイ)」とは、高忠実度、高再現性という意味を持ち、音楽を原音に近い音に再現することを指します。

ヤマハでは、HiFiスピーカーを多く展開しているので、原音に限りなく近い高音質を求めるならHiFi対応のモデルを選ぶと良いでしょう。

HiFiスピーカーは、低音から高音まで対応しているので音楽鑑賞だけでなく、映画鑑賞も臨場感のあるサウンドを楽しめます。

ストリーミング再生が可能なMusicCast

「MusicCast(ミュージックキャスト)」は、ヤマハオリジナルの無料の音楽アプリです。

スマホやタブレットなどにダウンロードし、アプリを操作するといつでも好きな音楽を聴けます。

MusicCast対応のスピーカーとWi-Fiで繋げば、アプリと連動して好きな音楽をクリアな音質で再生できます。

音楽をダウンロードせずにネットワーク上で再生できるストリーミング再生にも対応しているので、幅広いジャンルの音楽を楽しめます。

YAMAHA製スピーカーの選び方

ヤマハ製スピーカーは、1万円以下のリーズナブルなモデルから10万円以上するプロ仕様の高級モデルまで数多くのスピーカーが揃っています。使用シーンや音質へのこだわりで選び方が異なるので紹介します。

使いたい場面で選ぶ

ヤマハのスピーカーは、家の中でも使いたい場面によっておすすめのモデルが異なります。

各シーンに合わせたおすすめのスピーカーモデルを紹介していきます。

スマホやPCからワイヤレス再生をする

スマホやPCに接続して音楽や映画を楽しみたいなら、Wi-Fi接続のできるタイプが良いでしょう。

スピーカーにWi-Fiが内蔵されているので、スマホやPC、ダブレットなどのデバイスとコードを繋がなくて良いのですっきりとした見た目になります。

最近では、GoogleアシスタントやAlexaなどのAIアシスタント機能が搭載された「スマートスピーカー」も販売されています。

スマートスピーカーに声で指示を出すと、音楽を再生できたり、ラジオを流せたり、ニュースを教えてくれるので日常生活が便利になります。

アンプに繋いで本格的な音を楽しむ

次に、アンプに繋いで本格的な音を楽しみたいなら、「パッシブスピーカー」が良いでしょう。

パッシブスピーカーはアンプが内蔵されていないモデルのことで、スピーカーにアンプが内蔵されている「アクティブスピーカー」より自分好みの音を楽しみたい方におすすめです。

パッシブスピーカーとアンプの組み合わせ次第で音の表現が変わるので、とにかく細かい部分まで音質にこだわりたいなら実際に店舗に足を運んで音の違いを確かめてみてください。

設置方法で選ぶ

ヤマハのスピーカーは大きさもさまざまで設置方法も異なります。

リビングに置くならトールボーイ型

「トールボーイ型」は、その名の通り背が高く細長い形状のスピーカーです。床にそのまま置けるのでスピーカー用の棚や脚は必要ありません。

縦長なので幅をとらず、リビングに置いても圧迫感を感じず、インテリアに馴染みやすいのも特徴です。

ウーファーが内蔵されているハイレゾ対応モデルが基本的で、圧倒的な迫力と低音から高音までクリアな音質で聴けるのが魅力です。

小型モデルならブックシェルフ型

「ブックシェルフ型」は、本棚や卓上に設置できるくらいコンパクトサイズのスピーカーです。デスク周りに置きたい場合は、ブックシェルフ型が場所を取らないのでおすすめです。

小型でありながら、バランスの取れたクリアな音質が再現されています。トールボーイ型よりもリーズナブルなモデルが多いので、初心者はこちらのタイプから試してみると良いでしょう。

持ち運ぶならポータブル型

「ポータブル型」は、小型で持ち運べるので、設置場所を決めずにいろいろな場所で使いたい方におすすめです。キッチンや寝室に持ち運んで使えるような軽量でコンパクトなスピーカーなので、設置の手間なく身近に音楽を楽しめます。

基本的にWi-Fi対応しているモデルが販売されているので、Wi-Fi環境さえあれば届いてすぐに利用できます。

おすすめのYAMAHA製スピーカー

数あるヤマハ製スピーカーの中から、シーン別に本格的な音を楽しめるモデルを厳選して紹介します。

リビングで使う

リビングで使うスピーカーは、広い空間でも迫力のある音が楽しめるタイプがおすすめです。ホームシアターやライブ映像の鑑賞などに適したスピーカーを紹介します。

YAMAHA フロントサラウンドシステム(ブラック) YAS-209

本モデルはテレビの前に設置し、テレビの音をよりクリアで迫力のある音に再現できるサウンドバータイプ。ウーファー内臓なのでテレビからの音源だけでは、物足りなかった迫力や音量、臨場感を満足のいくかたちに仕上がっています

Alexa内蔵なのでスピーカーに話しかけるだけでサウンドバーの操作や音楽再生が可能です。

バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」にも対応しており、全身が音に包まれるような音の広がりを体験できます。映画やライブ映像を見ていると、その場にいるような感覚を味わえるでしょう。

YAMAHA フロアスタンディングスピーカー(ブラック) NS-F350

NS-F350は、ハイレゾ再生に対応し、ウェーブガイドホーン性能で音の乱れを抑制するハイスペックなトールボーイ型スピーカーです。スタイリッシュかつ高級感のあるデザインは、生活の質をも上げてくれるでしょう。

1980年代の名作HiFiスピーカーの技術を現代向けに改良したウーファーを搭載。低音域の量感が豊かで迫力のあるサウンドと抜けの良さを体感できます。小音量時に失われがちな音の躍動感も損なわれないよう追求されています。

家事や作業中に使う

家事やデスクワーク中などに適しているスピーカーは、好きな場所で使えるようなコンパクトで持ち運びができるタイプです。こちらの場面におすすめのスピーカーを紹介します。

YAMAHA ブックシェルフスピーカー(ブラック)NS-B210

初心者におすすめのコスパが良いスピーカーがこちらのモデル。1台1.6kgと軽量化され、本棚にも置きやすいので音楽を流しながら作業することを目的としているなら、ぴったりのモデルです。

1台1万円以下とリーズナブルな価格設定ですが、決してチープには感じさせない高級感のあるデザインが特徴です。新開発アルミコーン型フルレンジ搭載で中低音も明快な高音質を実現します。

YAMAHA ブックシェルフスピーカー(ウォルナット) NS-B330 MB

ハイスペックなブックシェルフ型スピーカーなら、本モデルがおすすめです。ハイレゾ対応で高音質かつ自然でなめらかなサウンドを得られます。

ウーファーには、NS-F330同様のナチュラルサウンドスピーカーの原点に戻り、ハイレゾ時代にふさわしく改良したモデルを搭載しています。コンパクトながら、トールボーイ型スピーカーと同じくらいクリアで迫力のある音を楽しめます。

音楽シーンで使う

ヤマハのスピーカーは、プロのミュージシャンが使用することも多く、音楽制作に適したハイスペックのモデルも多くあります。その一部を紹介します。

YAMAHA パワードスピーカー MSP3A

MSP3Aは、原音を忠実に再現するコンパクトなパワードスピーカーです。本格的にDTM(デスクトップミュージック)を行う方にもおすすめのモデルです。

3.6kgと軽量ですが、22Wのパワーアンプを内蔵していて高品位なリファレンスサウンドを楽しめます。

ノイズを大幅に抑制する「ツイステッドフレアポート」が採用され、音の濁りがなく音源により近い正確な音を実感できるようになりました。

プロ用音響機器やミキサーを変換なく接続できる端子や楽器やさまざまな音響機材と接続できる端子を搭載しているので、音楽制作の環境で快適に使えるでしょう。

YAMAHA ブックシェルフスピーカー(ブラック) NX-N500B

音のクオリティはもちろん、さまざまな機能を搭載しているのがこちらのモデル。ブックシェルフ型でコンパクトなデザインですが、DTMや音楽制作で使われるようなスタジオモニタースタイルのパワードスピーカーです。

最新テクノロジーを搭載し、ハイレゾ音源を本来の音源に忠実に再現して再生します。クリアで広がるような音が得られるので、どこにいても高音質の音を楽しめます。

Wi-Fi内蔵でデバイスとの接続も簡単で、Wi-Fi環境があれば手軽に音楽を再生できます。また、ヤマハオリジナルアプリ「MusicCast」や音楽配信サービス「Spotify」、ラジオ配信サービス「radiko」などにも対応しています。

スマートスピーカー「Amazon Echo」シリーズにも対応しているので、音声だけで操作が簡単なのも特筆すべき点です。

まとめ

本記事ではヤマハのスピーカーの特徴や魅力、選び方について解説しました。

プロの現場やレコーディングの最終チェックで使われることが多いヤマハは、プロのミュージシャンからの信頼が厚いメーカーです。音源にこだわるヤマハのスピーカーを使えば、ミュージシャンが目指していた本来の音が聴けるでしょう。

ヤマハ製スピーカーは幅広くラインナップしているので、ぜひこの記事を参考にして使いたいシーンに合わせてスピーカーを選んでみてください。

こちらの記事では、スピーカーの種類と選び方をご紹介しています。形状別におすすめのスピーカーも紹介しているのでぜひ、参考にしてください。

嵯峨駿介 /
ビギナーズ編集部 ライター

23歳でベース専門店Geek IN Boxを立ち上げ。海外ブランドとの取引経験が豊富でアメリカ、ヨーロッパ、中国などの主要ギターショウに参加。ベースマガジンなどの専門誌や、ウェブメディアなどへの寄稿多数。※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しております。所属するベーシック株式会社及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません。

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