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【徹底レビュー】Kindle Oasisがおすすめな人は?特徴やメリット・デメリットも解説

【徹底レビュー】Kindle Oasisがおすすめな人は?特徴やメリット・デメリットも解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

Kindle Oasisは、Amazonが販売しているKindle端末の最上位モデルにあたる端末です。

8GBが29,980円~、32GBが32,980円~と、Kindle端末の中では最も高価な高級モデル。そのため、購入・乗り換えを躊躇しているという方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなKindle Oasisを実際に使ってみて、端末の使用感や、一番の人気機種であるKindle paperwhiteとの違いなどをレビューしていこうと思います。

デバイス選びで失敗したくない方はぜひご一読ください。

Kindle Oasisのメリット・デメリット

ここでは、Kindle Oasisを購入し、実際に使ってみて分かったメリット・デメリットを紹介していきます。

5つのメリット

最上位機種というだけあって、様々な機能が搭載され、電子書籍端末としてのクオリティはかなり上がっています。

まずはKindle oasisのメリットについて、ひとつひとつ見ていきましょう。

操作感がアップした

ページめくりボタンが搭載されていたり、レスポンスがよくなっていたりと、本体の操作性が改善されています。

目が疲れにくい

Kindle Oasisは画面のライトの色を細かく調整できます。

自動調整設定をONにすればその時にあわせた明るさに自動的に調整してくれます。

Kindle Oasisでは、ライトの明るさはもちろん、色の暖かさも好みに合わせて変更可能です。

ディスプレイが大きくなり読みやすい

Kindle oasisは、他端末よりもディスプレイサイズが大きくなっています。

機種 画面サイズ
Kindle(無印) 6インチ
Kindle paperwhite 6.8インチ
Kindle paperwhite シグニチャーエディション 6.8インチ
Kindle oasis 7インチ

そのため書籍を表示できる範囲が広くなり、読みやすさがアップしています。

容量が多いモデルを選択できる

Kindleは機種によって選択できる容量が違います。

機種 容量
Kindle(無印) 4GB
Kindle paperwhite 8GB
Kindle paperwhite シグニチャーエディション 32GB
Kindle oasis 8GB/32GB

Kindle oasisは、8GBと32GBから容量を選択できます。

特に漫画などのデータサイズが大きいKindle本を読みたい場合は、32GBのモデルを購入するのがおすすめです。

ちなみに本体の価格ですが、8GBが29,980円~、32GBが32,980円~となっています。

薄くて軽い

Kindle oasisは、Kindle端末の中でも比較的軽い作りになっています。

本体の厚みは左右で差があり、右側が厚め、左側が薄めに作られているため、持った時に手になじみやすいです。

片手で読書ができるので、今まで以上に気軽に読書を楽しむことができます。

機種 本体重量
Kindle(無印) 174 g
Kindle paperwhite 205g
Kindle paperwhite シグニチャーエディション 207g
Kindle oasis 188g

デメリット

デバイスでの読書を快適にするために、様々な機能を搭載しているKindle oasis。機能面でのデメリットはほとんどないと言っていいでしょう。

ただ、その分価格も上がっています。コスパの良さを求める人にとっては価格の高さがデメリットになるかもしれません。

機種 本体価格
Kindle(無印) 8,980円~
Kindle paperwhite 14,980円~
Kindle paperwhite シグニチャーエディション 19,980円~
Kindle oasis 29,980円~

Kindle Oasisの5つの特徴

他のKindle端末と比較して見てみると、Kindle Oasisにはたくさんの特徴があります。

Kindle Oasisならではの機能や作りについて、一つずつ見ていきましょう。

1.ページめくりボタンが付いている

Kindle oasisには、押すだけで次のページに移動できる「ページめくりボタン」というものが付いています。

Kindle端末を使ったことのある人の中には、画面をタッチしても反応が悪く、スムーズに読み進められないといった経験をしたことがある方もいるはず。

ページめくりボタンは押すだけでページをめくることができるので、ストレスなく読書ができます。

kindle oasis

これによって、片手での読書も可能に。満員電車など混雑した場所でも片手で簡単操作できるのは便利ですね。

2.色調調節ライトが搭載されている

「目が疲れにくい」ことは、電子書籍端末を使うことの大きなメリットの一つ。

Kindle oasisには「色調調節ライト」が搭載されています。今までも、画面の「明るさ」を調節することはできましたが、このライトが搭載されたことにより、画面の色調(色味の暖かさ)も調整可能に。

また、自動調整機能をONにすれば、今ちょうどよい明るさに自動的に変化してくれます。

3.セルラーモデルを選択できる

セルラーモデルとは、Wi-Fiのない場所でも通信可能なデバイスのこと。皆さんが普段使っているスマートフォンなどがそれにあたります。

セルラーモデルの端末を選べば、外出先で購入したKindle本をすぐにダウンロードして読むことが可能です。

現在、Kindle端末のなかでセルラーモデルを選択できるのはKindle Oasisの32GB端末で、かつ広告なしを選択した場合のみとなっています(8GB端末の場合は選択不可)。

4.高級感がある

スペックとは関係ない部分ですが、Kindle oasisは本体の質感もグレードアップしています。

今までのKindle端末は、本体背面がプラスチックのような素材でできており、iPadなどと比較すると若干安っぽさを感じる質感でした。

Kindle Oasisは背面がアルミニウムでできており、高級感溢れる仕上がりです。

背面がプラスチックの端末と比較すると、傷や汚れなども付きにくい。ここは個人的に嬉しいポイントでした。

Kindle OasisとPaperwhiteの違い

数あるKindle端末の中でも、一番の人気機種であるKindle Paperwhite。

この記事を読んでいる人の中にも、既にpaperwhiteを持っているという方がいるかもしれません。

Kindle oasisへの乗り換えを考えている方や、paperwhiteとどっちを買うべきか悩んでいる方のために、2つの端末の違いをざっくりまとめました。

oasisとpaperwhiteの違い
  • ページめくりボタンの有無
  • 色調調節ライトの有無
  • 画面の大きさ
  • レスポンスのはやさ
  • 容量が選択可能かどうか
  • セルラーモデルという選択肢があるか、ないか

値段が高い分、Kindle oasisの方が機能面が充実しています。

また、容量や通信方法など、オプションの選択肢も豊富です。

Kindle Oasisのパッケージ

水色のパッケージの中に、本体と充電用のmicro usbケーブル、説明書が入った状態で届きます。

箱を開けると、中にはKidle本体、充電ケーブル、説明書の3つが入っていました。

箱から出した時に「思ったより小さいな」と感じたのですが、paperwhiteと並べてみると、確かに画面が大きい。これなら文字も読みやすそうです。

Kindle Oasisのインターフェース・大きさ

本体サイズは159 mm x 141 mm x 3.4-8.4 mmです。

Kindle paperwhiteと比較してみました。

写真で見ると、本体横幅が大きくなっているのが分かると思います。

本体の厚みを見ていきましょう。Kindle oasisは、今までのKindle端末と違って厚みが左右で異なります。

本体の持つ部分が分厚くなっており、反対側はとても薄く作られているのが特徴的です。

また、本体の右下には充電用のmicro usbポートが内蔵されています。

Kindle Oasisのパフォーマンス

ここからは、Kindle oasisのスペックを細かく見ていきましょう。

デバイスサイズ 159 mm x 141 mm x 3.4-8.4 mm
ディスプレイサイズ 7インチ反射抑制スクリーン
ストレージ 8GB/32GB
解像度 300ppi
フロントライト LED 25個
充電ケーブル micro USB
防水機能 あり
IPX8等級
接続 wifi またはwifi + 無料4G

ストレージ

Kindle oasisは、現在販売されているKindle端末の中で、唯一容量の選択が可能なモデルです。

容量は8GBと32GBの2種類から選べます。漫画や雑誌、写真集などのデータサイズの大きな書籍を読むことが多い方は32GBがおすすめです。

小説など活字メインの書籍を読むという方は、8GBで十分です。選択する容量によって端末の価格も変わるので、自分の読みたい本や予算などを考慮して選びましょう。

8GB 32GB
wi-fi + 広告あり 29,980円 32,980円
wi-fi + 広告なし 31,980円 34,980円
wi-fi/無料4G + 広告なし 取扱無し 40,980円

Kindle Oasisのディスプレイ仕様

  • 次世代電子ペーパー技術採用7インチAmazon Paperwhiteディスプレイ
  • 解像度300ppi
  • フォント最適化技術
  • 16階調グレースケール

Kindle Oasisはベゼルが狭くなっている分、画面が大きく感じます。

また、最新のe-ink技術を採用しており、ページをめくる際のもたつきが軽減されました。

色調調節ライトの搭載によって、ディスプレイの色調を自分好みに変えれるようになった点も、Kindle oasisならではの機能です。

Kindle Oasisの バッテリー持ち・駆動時間

1回の充電で最大6週間の使用が可能です(明るさ設定13、ワイヤレス接続オフで1日30分使用した場合)。

短期の旅行などであれば充電器を忘れたとしても、バッテリー切れの心配はいりません。

また、端末の充電にかかる時間は約3時間です。

Kindle Oasisにおすすめの利用シーン3つ

Kindle oasisはデジタルで読書を楽しみたい方にぴったりの端末ということが分かったと思います。

それでは、具体的にKindle oasisの実力が発揮されるのはどのようなシーンなのでしょうか。Kindle oasisのおすすめ利用シーンをいくつか紹介します。

漫画を読む

ディスプレイのサイズが7インチにサイズアップしたことで、漫画の読みやすさがグンと上がりました。画面の解像度も300ppiと申し分ありません。

ストレージの容量が8GB/32GBに増えたことで、データサイズの大きな漫画の複数ダウンロードも可能に。

また、従来のKindleではページをめくった時の画面のもたつきが気になりましたが、Kindle oasisではレスポンスのスピードが大きく改善されており、少ないストレスで漫画を読むことができます。

満員電車での読書

Kindle oasisのページめくりボタンは、満員電車での読書に最適です。

混雑している場所でも片手で簡単にページをめくることができます。

本体が200g以下と軽いので、片手で持った時も重量感が気になりません。

お風呂での読書

Kindle oasisに搭載されている防水機能はIPX8等級。IPXとは、精密機器の水や固形物に対する保護性能のことです。IPX0~8まで9つの等級があり、Kindle oasisの防水機能は最も防水等級の高いものということになります。

そのためお風呂でKindle本を読むことも可能に。

Amazonのホームページでは、「深さ2mの真水に60分沈めても有害な影響がないことが確認されています。」と表記されていますが、念のため防水ケースなどがあると安心ですね。

出典:Amazon

Kindle Oasisには不向きな用途は?

「Kindle端末」はカラー表示ができません。そのため、雑誌や写真集などを読む場合は別の端末を使った方がよいでしょう。

また、技術書などは1ページが大きかったり、図表などが見づらかったりしてしまうので、技術書を読みたい場合もおすすめできません。

このような場合はiPadなどのタブレット端末を使って読むのがベスト。Amazonが販売しているFire HD タブレットは、1万円前後で入手可能で、コスパがよいタブレット端末として人気です。

Fire HD タブレットの中でも一番ディスプレイが大きいFire HD 10とKindle oasisを並べてみました。

▼Fire HD 10で技術書を開いてみました。カラーで表示されており、画面が大きいので図も見やすいです。

Kindle Oasisの口コミ

Kindle Oasisはどんな人におすすめ?

Kindke oasisをおすすめしたい人の一例を以下にまとめました。

おすすめしたい人
  • 寝る前にKindle本を読みたい人
  • 片手で本を読みたい人
  • お風呂で本を読みたい人

Kindle oasisはスマホやタブレットとは違い、ブルーライトの量がかなり少なくなっています。

そのため、寝る前に読んでも睡眠の妨げにならず、目にもやさしいのが嬉しいですね。

ページめくりボタンや、高い防水機能など、Kindle oasis特有の機能に魅力を感じた人にはおすすめです。

Kindle Oasisを購入する際の3つの注意点

Kindle oasisを購入する際に注意したい事柄がいくつかあるので、紹介します。

カバーを付けると重くなってしまう

Kindle oasisの魅力のひとつが端末の軽さ。しかし本体にカバーをつけることで、その軽さを十分感じられなくなってしまう可能性があります。

軽さを求めてKindle oasisを購入する方は、カバーなしで使うか、なるべく軽いカバーを購入するようにしましょう。

V.MKindle Oasis スリーブなら20gと軽量なので、気になる方はチェックしてみてください。

セールを狙えば安く購入可

Kindleの販売元であるAmazonは、定期的にセールを行っています。

そしてKindleなど、属に「Amazonデバイス」と呼ばれる商品は、セールへの登場頻度が非常に高いです。11月から12月頭にかけて開催されたAmazonのブラックフライデーでは、Kindle端末が最大46%OFFになっていました。

高額なモデルであるKindle oasisだからこそ、少しでも安く買いたい。そんな方はKindle端末のセール情報をチェックしておきましょう。

値引き額の大きいプライムデーやブラックフライデーなどのビッグセールのタイミングで購入するのが一番おすすめです。

ほぼ毎月開催されているAmazonタイムセール祭りでもKindle端末はよくセールになっているので、ビッグセールまで待ちたくない方はタイムセール祭りをチェックしてみましょう。

Kindle unlimitedとの併用がオススメ

Kindle Unlimitedとは、Amazonから提供されている本(電子書籍)の読み放題サービスのことです。

定額の月額使用料を支払えば、AmazonからKindle Unlimitedに設定されている本がすべて読み放題となります。

何冊読んでも追加料金はなし。好きなだけ本を読むことができるサービスです。

なんとKindle Oasisを買うとkindle unlimitedのサービスが3ヶ月無料で利用できます。無料なので、このオプションは絶対につけることをおすすめします。

USB-C対応のKindle Oasis(第11世代)の発売はいつか

あまり触れていませんでしたが、kindle oasisの充電ポートはmicro usbと、少し古めです。

今の主流はUSB-Cタイプということもあって、「Kindle Oasisのためだけにmicro usbケーブルを買うのもなあ…」と思っている方もいるでしょう。

実はKindle Oasisは2021年9月に発売され、2年以上新型が出ていない状況です。Amazonで公式に発表があったわけではありませんが、2022年に最新モデルが発表されるのではないかと予想しています。

2021年10月のKindle paperwhiteのリニューアルでは、充電ポートの端子がUSB-Cタイプに変わっているので、Kindle oasisでも同様のリニューアルが行われるのではないでしょうか。

この記事のまとめ

Kindle oasisは読みやすさにこだわったKindleの最上位モデル。その使い心地はしっかり私たちの期待に応えてくれているように思いました。

価格はお高めですが、個人的にはそれ以上の読書体験ができる端末だと思うので、読書を極めたい方にはおすすめです。

しかし、Kindle端末を初めて購入した人の中には「以外と小さかった」や「カラーで見たいのに白黒でしか見れない…」という失敗体験をしている人も。

そのため、「そもそもKindle端末とはどういうものなのか」、「自分がしたいことはKindleでできそうなのか」というところは、しっかり理解してから買い物したほうがいいと思います。

こちらの記事では、おすすめの電子書籍リーダーの他、本を読む以外にもいろいろな使い方ができるタブレット端末も一部紹介しています。

自分にあった端末を選んで、読書を楽しみましょう!

ビギナーズ編集部 /
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