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ロードバイク用サングラスおすすめ5ブランド|選び方と特徴について
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サイクリングの時にかかせないアイテムのひとつがロードバイク用のサングラス。
虫やホコリ、砂・小石・紫外線や風による乾燥などから眼を守る大事なアイテムですよね。
場合によっては長時間装着することもあるため、フィット感や機能性など、とことんこだわって選びたいところ。
この記事ではサイクリストやこれからサイクリングを始めたい方へ、ロードバイク用のサングラスの選び方やおすすめをご紹介していきます。
ロードバイク用サングラスの特徴
サイクリングを始めたばかりの人だと「ロードバイク用のサングラスではなくてもファッションアイテムのサングラスなどで代用できないの?」と思う方もいらっしゃるのでは?。
ロードバイク用のサングラスは、風や紫外線、石や虫から目を保護するのに適したレンズを使用しています。
また、ロードバイクに乗るときの前傾姿勢でも快適な視野を保持しつつ、激しい動きにもずれずに長時間付けていても疲れないような工夫がなされています。
着け心地を追求して作られているので、ファッション用サングラスとは根本が異なるのです。
もう少し詳しく、違いをみてみましょう。
軽くて丈夫
長時間着用する場合もあるロードバイク用のサングラスは軽くて、長時間付けていても疲れにくいのが特徴。
また、落下してしまったり、転倒してしまったりしたときを想定して、耐久性も優れています。
調整ができる
サイズ感が合わずに走行中にずれてしまうのは、大変危険です。また、サングラスの締め付けが痛みなどの不快感の原因になってしまえば、思う存分にツーリングを満喫できませんよね。
ロードバイク用のサングラスはフレームの長さや角度、鼻のノーズパッドの位置を調整できたり、滑り止めがついていたり、フレーム部分にベルトを取り付けてゴーグル仕様にできたりと機能的なのです。
通気性
ロードバイクで走っていると体温が上昇して、顔も熱を持ち汗をかきます。サングラスを着用しているとレンズ内に熱がこもってしまって曇り、視界を遮る原因になります。
そのため、ロードバイク用のサングラスには熱気を外に逃がせる通気口がついており、安心して楽しむ事ができるのです。
ロードバイク用のサングラスの選び方
走る時間帯やシチュエーション、天候などによって適したレンズのカラーは異なります。
また、長い時間走るのであれば疲れにくいサイズ感や装着感が大事。
いくつかのポイントをまとめましたので、比較しながらシチュエーションに応じて適したサングラスを選びましょう。
形状で選ぶ
形は主に2種類。レンズが一枚になっている「シングルレンズタイプ」と、レンズが両眼分かれている「デュアルレンズタイプ」です。
シングルレンズはウィンタースポーツのゴーグルにも似ていてレンズが大きく、視野が広く確保できるのが特徴。
デュアルレンズは通常のサングラスやメガネに形状が近いため、慣れていない初心者などにも抵抗なく装着しやすいデザイン。度付きレンズが必要な方もデュアルタイプがおすすめです。
レンズカラーで選ぶ
レンズの色によって見え方や効果が異なりますので、走るシチュエーションに合わせて選ぶ必要があります。
では、くわしくご紹介していきます。
クリア
夜間や曇りや雨天など、暗いときにおすすめ。
サングラスをかけていない、裸眼での見え方とほぼ同じであるためです。
光や眩しさを遮断する効果は薄いものの、虫や砂などの外敵から保護してくれ、普通の視界と同じカラーが見えるのが特徴。
オレンジ・ピンク・イエロー
コントラストを強める効果があり、物や人をはっきり見せてくれます。夜間などの見にくい時間や人混みなどを走るときに適しているでしょう。
ブラウン
ブルーライトをカットしてくれるカラー。目に優しい色合いで、日中のサイクリングにはぴったりです。
ブルー
クリアのように自然に近い色合いの視界が得られるために、長時間付けていても疲れにくいのが特徴。日差しや道路の照り返しなど様々な光をカットして目を保護してくれます。日中でも夜間でも使いやすいのがうれしいですね。
ミラー
スノースポーツなどにも利用されるミラーレンズは、太陽の日差しや照り返しなどから目を守ってくれます。しかし暗いところや夜間にはあまり適さないカラーです。
特殊レンズで選ぶ
レンズの種類はカラーだけでなく、特殊機能で選ぶことも大切です。
様々な天候や時間へ対応の幅が広がり、サイクリングをさらに楽しむことができますね。
特殊レンズの特長について、くわしくご説明します。
調光レンズ
光に応じてレンズの色を調整する機能を持つレンズです。
太陽光の紫外線に反応してレンズの色が濃くなることで、紫外線をカットする効果が高まります。トンネルの多い山道や日中から夜間まで長時間のサイクリングに最適。
偏光レンズ
太陽からの紫外線だけではなく、路面や水面の照り返しによる反射光をも遮断する機能をもつレンズです。
自然の光だけを取り込んでくれるので、目が疲れにくく日差しの強い日などに最適。走行中に眩しくて前が見えないということもないので安全性も高まります。
フィット感で選ぶ
見えにくくないかはもちろんですが、着用し続けていて疲れないか、動きでずれないかなど、実際試着してみてフィット感で選ぶのも大事なポイント。
フィッティングのポイント
サイズが合わずに途中でずれてしまったり、きつすぎてこめかみのあたりが痛くなったりしてしまえば快適にサイクリングを楽しめませんよね。
デザインもレンズの形状も重要ですが、サングラス購前にきちんと試着してみてフィット感を確認することも大切。
どのような点に気を付けて、ロードバイク用のサングラスを選べば良いのでしょうか。
鼻の高さ
鼻の部分にあたるラバー素材のノーズパッドの高さがあっていないとずれの原因になってしまったり、レンズが頬に当たってしまったりと不快感の元に。
柔らかいラバー素材は、指で調節ができるのでおすすめです。
フレーム
こめかみから耳の部分がきちんと沿うようになっているかは、試着してみないとわかりません。
きちんとフィットしていればずれにくくなりますが、きつすぎては締め付けが不快感の原因に。ラバーなどの弾力性のある素材であれば対応する幅も広がります。肌と触れる部分ですので素材にも気を付けたいですね。
レンズ
レンズの大きさや頬の高さによって、レンズが肌にあたってしまうことがあります。
ノーズパッドの高さで調整したり、レンズの形や大きさを気にして選ぶと良いでしょう。
ロードバイク用のサングラスおすすめブランド
本項では、プロのロードバイクレーサーも愛用しているブランドや、初心者にも使いやすいおすすめのブランドをご紹介します。
これから購入を検討しているかたはぜひ参考にしてみてくださいね。
Oakley(オークリー)
アメリカのカリフォルニア州に本社を置くオークリー。アイウェア製造技術は世界最高峰と名高いスポーツ&ライフスタイルブランドです。
「Technology Wrapped in Art(テクノロジーをデザインというアートで包み込む)」という設立時から一貫した企業精神の通り、テクノロジー開発から取り組み、不可能を可能に変え、技術革新を進めてきました。
1975年の創業からずっと世界中のユーザーやトップアスリートに愛され続けています。
100%(ワンハンドレッドパーセント)
1980年代のモトクロスバイク用のゴーグルを主力商品として展開を始めた100%は、アメリカのカリフォルニア州に本社を置いています。
世界トップクラスのプロロードレーサー「ペテル・サガン」がレースで着用したことで注目を浴びました。
モトクロス・マウンテンバイク・ロードバイクと、様々なシーンで活躍するアスリートたちに支持されています。
POC(ポック)
2005年にスウェーデンに設立されたPOCが掲げている最大のミッションは「最新の技術を使用し、全力を尽くして重大事故からアスリートを守ること」
サングラスだけではなく、ヘルメット・ゴーグル・プロテクターなど全ての製品の安全性、品質・性能において妥協せず、最高のプロテクション能力と最上のパフォーマンスを実現するために日々開発に取り組んでいます。
KOO(クー)
イタリアのヘルメットブランド「KASK」が手掛けるアイウェアブランド。首から上の安全性を設計するため、自然とヘルメットと相性抜群のけい良いアイウェアの開発に乗り出しました。
安全性・品質・デザイン性を追求し、既存のKASKユーザーだけではなく、幅広く利用されています。
SHIMANO(シマノ)
大阪の境市に本社を置くSHIMANOの創業は1921年。自転車部品の中でも特に技術を必要とするフリーホイールの生産からスタートしました。
現在は自転車部品や釣り具の製造を主軸としながら、アウトドア用品も展開。
日本人にフィットする形とデザインのアイウェアをそろえています。
おすすめロードバイク用サングラス
機能性やデザイン、様々な角度からみた、おすすめのサングラスをご紹介します。
ロードバイク用のサングラスを買いたいけれど、どれが良いのか迷っている方は必見です。
Jawbreaker – Oakley(オークリー)
多くのサイクリストに支持されるオークリーのなかでも人気の高いJawbreaker
サイクリストに限らず、競輪選手やトラック競技の選手にも愛用者の多いモデルです。オークリー独自のプリズムレンズを使用し、様々なシーンや天候にも対応可能。体温が上昇し熱がレンズ内にこもらないよう通気口を作り、ベンチレーションを実現した機能的なサングラスです。迷ったらこれ!
オークリーが気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね。Speedcraft ― 100%(ワンハンドレッドパーセント)
自転車競技(ロードレース)世界王者のペーター・サガンもレースで着用したモデルで、大きなレンズが最大の特徴。
前傾姿勢になるロードバイク時の上目遣いにもヒルクライムのように上体を起こした場合でも広く視界を確保できます。
ノーズパッドとテンプルはラバー素材で、汗をかいても適度なフィット感を維持可能。レンズ下部全体をフレームで覆われていないので、レンズ内に空気がこもらずすっきりしたデザインです。
Do half brade AVIP – POC(ポック)
ロードサイクリング専用に開発されたモデル。フレームにはグリルアミドを使用し、優れた耐久性と軽量化を実現しました。
曇り止め加工付きで路面のコントラストをくっきり見せるレンズを使用しています。ベンチレーションホールがついているため空気もこもりません。本格派におすすめのひとつ。
KOO Open Cube – KOO(クー)
ヘルメットブランドのKASKが展開するアイウェアブランド「KOO」の代表的なモデル。
レンズ下部にフレームのないすっきりとしたハーフフレームはデザイン性も高く、レンズ内に空気の流れを作ることで曇りを抑えてくれます。
カメラのレンズを開発しているカールツァイス社のレンズで、ロードバイク乗車中もクリアな視界を確保。KASKのヘルメットを愛用している方はぜひ一緒にあわせて使ってほしいサングラスです。
S-PHYRE R – SHIMANO(シマノ)
リムレスフレームデザインは視認性と軽量化をぐっと向上させ、快適性を追求したモデル。リバーシブルのノーズパッドは調整が可能で、より安定したフィット感で着用できます。シングルレンズで幅広い視野を確保でき、フレームがなくても虫や小石などからも保護してくれます。日本人にフィットした形が嬉しいですね。
まとめ
紫外線や虫などから目を保護してくれるサングラスは、サイクリストにはなくてはならないアイテムのひとつ。
ロードバイクだけではなく他のスポーツでも利用できるスポーツサングラスも多く、登山や釣りなどの様々なスポーツやアウトドアにも活用できそうですね。
これから購入する方はこの記事を参考にして頂いて、ご自身にぴったりなサングラスをぜひ見つけてくださいね。
こちらの記事では、ロードバイク用ウェアやおすすめのロードバイクタイヤをご紹介しています。
タカ /
ビギナーズ編集部 ライター
ホワイト企業を退職後、世界一周の旅に。アフリカや中南米、中東などを巡る。帰国後は雑誌社勤務を経て、フリーのライターとして活動中。