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[楽譜付]トランペットおすすめ曲集6選|初級~中級編

[楽譜付]トランペットおすすめ曲集6選|初級~中級編

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トランペットを練習していくと、音が出しにくい高い音に出会います。

トランペットを吹く初心者の方の最大の難関は音を出すということで、高い音になるにつれて難易度も高くなります。

今回は、練習にも使うことができる、Middle Esまで出てくる曲をご紹介します。

初級編と中級編で難易度を分けているので、1つずつクリアしていきましょう。

基礎練習|トランペットで曲練習をする前に

トランペットで演奏する前は、必ず基礎練習をしてから始めましょう。

基礎練習をしてから曲を演奏すると、楽器を演奏するための息の準備ができ、音を楽に出すことができます。また、綺麗な音を出すためにも有効です。

曲を練習しても、音程がフラついていたり、音が汚いと、いい演奏はできません。

基礎練習では、ロングトーンは必ずすることをおすすめします。特に初心者の方で、音によってアンブシュアが変化してしまったり、複式呼吸に慣れていない方には、とても効果的な訓練になります。

初心者の方におすすめの基礎練習については以下の記事に詳しい説明があるので、ぜひ読んでみてください。

また、以下の記事では入門編として、比較的音が出しやすいLow CからMiddle Cまでのみで演奏できる簡単な曲をご紹介しています。

トランペットを始めて間もない方は、音を出すので精一杯だと思います。

上達のための練習曲としても、十分なレベルなので、まだ読んでいない方は参考にしてみてください。

初級編|Middle Cまで出てくる曲

入門編では、Low BからMiddle Bまでの曲をご紹介しました。

今回の初級編では、Middle Cまでが出てくる曲をご紹介します。

初めてMiddle Cの音を出すという方は、一度落ち着いてロングトーンしてから挑戦してみてくださいね。

アメイジング・グレイス

アメイジング・グレイスは、アメリカで最も歌われている、賛美歌の1曲です。

テンポが遅く、のびのびと演奏ができるため、様々な楽器の練習曲としても、大変人気な曲です。

3分の4拍子と、3連符のリズムをしっかり取りましょう。伸ばす音も多いので、音がフラつかないように、真っ直ぐな息を吐き続けるイメージが大切です。

蛍の光

日本では『蛍の光』というタイトルで有名ですが、正式な名前は『オールド・ラング・サイン』だそうです。

元々は、スコットランド民謡ですが、日本を始めとする、様々な国で有名な曲になっています。

こちらもテンポはゆっくりな曲なので、吹きやすいと思います。

Middle Cの前には1音低い、Middle Bが出てきます。落ち着いて、音階をあがっていくイメージで音を出すと音を出しやすいです。

いつも何度でも(ジブリ映画『千と千尋の神隠し』より)

日本を代表するジブリ作品の『千と千尋の神隠し』で歌われている名曲です。

比較的テンポはゆるやかで、動画ではピアノ伴奏もついているのでわかりやすいと思います。ただし、音符の数がやや多いので、しっかりタンギングをしましょう。

また曲の長さも長いので、少しずつ練習をして、演奏できるようになることを目指してください。

ラストクリスマス – WHAM!

クリスマスシーズンになると必ず1度は耳にする、クリスマスソングの定番曲です。

1984年に、WHAM!(ワム!)というイギリスの音楽グループがリリースしました。

基本的には同じ音が並ぶ楽譜ですが、ご紹介した曲との違いは、急にMiddle Cがでてくるところです。

これまで、音階を上るような連符の頂点がMiddle Cでしたが、この曲では、Low Esの直後にMiddle Cが出てきます。

この場合、6音も高くなるので、アンブシュアを締めすぎてしまわないように気をつけましょう。

中級|Middle Esまで出てくる曲

初心者の方は、Middle Esまで出すことができたら、トランペットを吹くことがもっと楽しくなると思います。

トランペットはやはりハイトーンが出れば出るほど、楽しく感じる楽器です。

Middle Cまで出すことができるようになった方は、2音上のMiddle Esに挑戦してみましょう。

高い音が出なくて挫折しそうという方のために、比較的簡単な曲をご紹介します。少しずつ高音に慣れていきましょう。

きよしこの夜

この曲は賛美歌で、クリスマスソングとしても有名な曲です。英語では『サイレント・ナイト』というタイトルで知られています。

動画を見るとわかるとおり、Middle Esだけでなく、Middle BからMiddle Dも頻繁に出てきます。

高い音を出すいい練習になると思います。

焦らず、ゆっくり練習してみましょう。テンポを遅くして練習することをおすすめします。

ロッキーのテーマ

ロッキーはこれまで6本にシリーズ化された、世界中から大人気の映画です。

ロッキーはこのテーマ曲でとても有名ですが、なんとこの曲を聴くと、モチベーションがアップするという実験結果が出ているそうです。

ある企業では、終業時刻にロッキーのテーマを流したところ、残業時間が2~3割減ったという事例もあります。

モチベーションをあげながら、トランペットの練習ができるなんて、一石二鳥ですね。

高音も出てきますが、連符がとにかく多いので、タンギングをはっきりしましょう。音の輪郭をはっきりさせるイメージで練習すると、クリアな演奏になります。

おまけ:となりのトトロのテーマ

ジブリ映画の中でもファンの多い、『となりのトトロ』のテーマ曲です。何度も映画を観た方も多いと思います。

この曲で出てくる最高音はMiddle Bです。途中まで簡単な運指で演奏できるのですが、曲が2番、3番と進むと#や♭が出てきて、運指が難しくなります。

運指を覚えたい方、高音を出すのに少し疲れた方は演奏してみてください。

まとめ

今回は、初心者の方が少しずつ高い音を出すことができるようになるため、Middle Esまでの曲をご紹介しました。

トランペットを練習するからには、高い音にも挑戦していきたいですよね。

初めはじっくりと音を出すことに集中してください。すぐに音が出る方と出ない方、どちらもいると思います。

音が出ない方は、ロングトーンでは他の音が出るように、高い音が出る仕組みを意識してみましょう。

音を出すことができる方は、ロングトーンをじっくり行い、より綺麗な音になるようにこだわってみてください。

1つ1つ音を育てるイメージです。ぜひ練習してみてくださいね。

まずはトランペットをレンタルして始めてはいかがでしょうか?始めてからすぐに挫折をしてしまわないか確かめることも重要です。

ビギナーズ編集部 /
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