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おすすめの高級キーボード12選【使用感レビュー有】ロジテック・東プレ・HHKBなど

おすすめの高級キーボード12選【使用感レビュー有】ロジテック・東プレ・HHKBなど

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

パソコンを買ったときに付属するキーボードではなく、10,000~30,000円台の高級キーボードを使用したことはありますか?

この記事では、おすすめの高級キーボード12選をスペック表つきでご紹介します。特徴や、それぞれの魅力などもまとめているので、きっと欲しい商品を探す手助けになるはずです。

【Windows向け】おすすめの高級キーボード

おすすめの高級キーボード

まずは、Windows向けの高級キーボードからおすすめ製品を紹介します。

筆者が実際に使用した製品は「ERGO K860」です。使用感も記載しているので、あわせて参考にしてくださいね。

【ロジクール】ERGO K860スプリット・エルゴノミック・キーボード

ロジクールは、1981年に設立されたスイスの会社です。マウス・キーボード・ウェブカメラ・ヘッドセット・イヤフォンなどのパソコン周辺機器を販売する会社です。

筆者は「ERGO K860」を一定期間使用したので、感想を紹介しましょう。

ERGO K860では、キーボードを構えたときに手首を支える硬めのクッションが敷かれています。これにより、毎日長時間パソコンを使用しても、腱鞘炎になる可能性がぐっと抑えられます。

また、「G(き)」と「H(く)」のキーの位置が一番高くなるようにした、なだらかな丘のような形も魅力です。キーボードに手を置いて、リラックスした状態での操作が可能です。

ただし、ERGO K860にはタッチパッドがついていません。ちなみにロジクールでは、手首を支える素材「パームレスト」が別途購入できます。

サイズ 高さ48×幅456×奥行き233mm
重量 1,160g
接続方式 USBレシーバー、Bluetooth Low Energyテクノロジー
電池タイプ 単4形乾電池2本
ワイヤレス通信可能範囲 10m(ワイヤレス暗号化)

▼ERGO K860パームレスト

【ロジクール】MX Mechanical

ロジクールのMXシリーズには、「MX Mechanical」「MX Mechanical Mini」「MX KEYS MINI」「MX KEYS」「MX KEYS for Mac」の5種類があります。WindowsとMacそれぞれに適したキーボードが発売中です。

「MX Mechanical」では、最大3台のデバイスとのペアリングが可能です。

このキーボードをフル充電すれば最長15日間、またはキーボード下部のバックライトがオフの状態で最長10か月間も連続使用できます。

さらに各キーを押すときの音が、「静かなタクタイル(ノイズが少ない)」「リニア(素早く反応する)」「クリッキー(馴染み深いメカニカルな音)」の3つから選べます。

サイズ 高さ26.10(キーキャップを含む)×幅433.85×奥行き131.55mm
重量 828g
接続方式 Logi Bolt USBレシーバー(同梱)、Bluetooth Low Energy
電池タイプ 黒色と灰色のミックス(1種)

【ロジクール】MX KEYS Mini

ロジクールの「MX KEYS Mini」は506.4gしかない、軽量でコンパクトな商品です。

直前で紹介した「MX Mechanical」と同様、USBレシーバー&Bluetoothでパソコンと接続でき、フル充電をすれば最長10日間も連続利用できます。

MX MECHANICALが黒色&灰色の1色展開である一方、こちらの商品はスタイリッシュなペールグレー・目に優しいグラファイト(黒色)・可愛らしいローズ色の3色から選べます。

サイズ 高さ20.97×幅295.99×奥行き131.95mm
重量 506.4g
接続方式 Logi Bolt USBレシーバー(別売り)、Bluetooth Low Energy
電池タイプ 日本語または英語(選択可能)
ペールグレー、グラファイト、ローズ色

【東プレ】REALFORCE R3UC11

東プレは、1935年に創業された自動車関連製品・冷凍車両・空調機器関連・電子機器に特化した日本の企業です。

東プレ公式の「REALFORCE Store」を見ると、Windows用のキーボードの最安値が2万900円(税込)、Mac用のキーボードの最安値が3万4,540円(税込)と、ロジクールのキーボードより高めです。

とはいえ、キーボードの列ごとにキーの形が異なり、底打ち音が気になりません。

対応するOSは2021年10月にリリースされたWindows11以降で、日本語配列のキーが91個設置されています。

サイズ 高さ39×幅379×奥行き163mm
重量 1,300g
接続方式 USB
スイッチ寿命 5,000万回以上

【PFU】HHKB Professional HYBRID

PFU(ピーエフユー)は1960年創立の、石川県と神奈川県にそれぞれ本社を置く日本の企業です。ロジクール・東プレ・フィルコに並ぶ、高級キーボードで有名なメーカーです。

「PFU Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID」の名称がつく高級キーボードは、この商品を含めて20種類あります。

色は真っ黒な墨色・古風な灰色がかった色・シンプルな白色の3種類です。

東プレのREALFORCE同様、底打ち音が気にならない静電容量無接点方式を採用しています。

Bluetoothを使えば、4台のデバイスとのペアリングが可能です。

サイズ 高さ40×幅294×奥行き120mm(キートップ上面まで)
重量 550g(電池を含まない)
接続方式 USB Type-C、Bluetooth Ver4.2LE Class2
電池タイプ 単3形乾電池2本
ワイヤレス通信可能範囲 最大10m

【フィルコ(R)】Majestouch 2SC FKBN108M/NCSP2AG

フィルコ(R)は、1982年設立のダイヤテック株式会社のキーボードブランドです。

各キーが独立したメカニカルキーボードで、「Nキーロールオーバー」に対応しています。複数キーを押したときでも、正確に文字を認識します。

Windowsのパソコンとペアリングしてオフィスワークをするか、Play Station2と繋いでゲーミングキーボードとしても使用可能です。Macには使えません。

2022年11月1日(火)より、ダイヤテックのキーボードは価格を改定しました(Majestouch 3&Majestouch 3 BLACK&Majestouch 3NINJA以外)。

サイズ 高さ38.5(スタンド使用時48.5)×幅440×奥行き138mm
重量 1,200g
接続方式 USB、Play Station2
対応OS Windows XP SP2以降、Windows Vista、Windows
浅葱(あさぎ)色

【Mac向け】おすすめの高級キーボード

ここでは、Mac向けのおすすめの高級キーボードをご紹介します。

筆者が実際に使用した製品は「Apple Magic Keyboard」です。Macユーザーの方はぜひチェックしてみてください。

【Apple】Magic Keyboard

「Apple Magic Keyboard」は、1976年創業のアメリカの企業Appleのキーボードです。

筆者は、このキーボードを約3年間愛用しています。iPhoneやiPad Pro、WindowsとBluetoothで繋げて使用できるので、便利です。

今回紹介する高級キーボードの中で、最も軽量でキーボードが薄めです。各キーは1円玉よりも薄く、タイピング時、指に負担がかかりません。

非常にシンプルなデザインで片手でも持てる重さで、気軽に持ち運べます。

サイズ 高さ4.1~10.9×幅278.9×奥行き114.9mm
重量 239g
接続方式 Lightningポート(同梱)、Bluetooth、ワイヤレス
言語の配列 日本語・英語(UK)・英語(US)・中国語(拼音)・中国語(注音)・韓国語・スペイン語
シルバーと白色のミックス(1種)

【サテチ】Slim X1 Bluetooth Backlit Keyboard ST-BTSX2M

サテチ(Satechi)は2005年アメリカ設立の企業です。サテチ公式サイトは英語のみで、日本語の商品説明はありません。

サテチのこのキーボードは、Apple Magic Keyboardより少し重いくらいなので、気軽に持ち運びできます。英語のみがキーボードに配列されています。

キーボードで10段階の明るさ表示がついているので、好きな明るさに設定できます。

Windowsともペアリングできますが、Mac用に配列されているため、一部動作が異なります。

サイズ 高さ0.39×幅11.14×奥行き4.5インチ※
重量 0.65ポンド(約294g)
接続方式 Bluetooth
対応OS Mac
電池タイプ 電池内蔵
黒色と灰色のミックス(1種)

※1インチは2.54cm

【ロジクール】ワイヤレスキーボード KX700 MX KEYS mini(Mac用)

先ほどご紹介したMX Keys MiniのMac用です。Mac用レイアウトを搭載しているため、MacとiPadでの使用に最適化されています。

Macとの接続はBluetoothでワイヤレス。凹凸の少ない滑らかなキーボードで、コンパクトさを求める方におすすめです。

最大3台のデバイスを接続でき、デバイス間を簡単に切り替えるEasy-switchキー搭載。ワイヤレス通信可能範囲は10mです。

キー配列は、Macを操作しやすい英語配列です。ライトを落とした薄暗い場所でも、手を近づけるだけでキーボードのバックライトが点灯する「スマートイルミネーション」設定が可能なので、どんな場所でも使用しやすいです。

サイズ ‎高さ2.1×幅29.6x奥行き13.2cm
重量 506.4g
接続方式 Bluetooth、Logi Bolt(別売)
ワイヤレス通信可能範囲 10m

【Windows・MacどちらもOK】おすすめの高級キーボード

ここでは、Windows・Macどちらでも使用できるおすすめの高級キーボードをご紹介します。

筆者が実際に使用した製品は「レトロクラシック・コンパクト・キーボード」です。特に静音性について気になる方は、ぜひご一読ください。

【AZIO】レトロクラシック・コンパクト・キーボードMK-RCK-W-02-JP

AZIO(エージオ)の「レトロクラシック・コンパクト・キーボード」は、アメリカで3万台も売れたヒット商品です。さらに、2019年に日本の株式会社スタイルワンが輸入販売を開始しました。

筆者は、このキーボードを一定期間使用してみました。キーボードの板と、手首を支えるパームレストは優しい雰囲気の木製で、各キーはレトロな丸の形でとても可愛いです。

使っているときはもちろん、置いておくだけでもうれしくなるデザインです。

ただ、タイピング音がApple Magic KeyboardやロジクールのERGO K860と比べると、「カチャカチャ」としっかり音が出るのが少し気になりますね。

図書館やカフェで操作するのは憚られるくらいのタイピング音なので、自宅や会社で使いたい方におすすめです。キーの数は81個で、交換が可能です。

サイズ 高さ42×幅328×奥行き143mm
重量 1,100g
接続方式 Bluetooth、USB-C
対応OS Windows、macOS
メープル

【東プレ】REALFORCE R3HG21

先述でもご紹介した東プレの「REALFORCE R3HG21」の、Macユーザーの方が使える高級キーボードです。

USB接続やBluetooth接続でキーボードが利用でき、Macの他にiOS・iPad OS・Android・Windowsにも使えます。

ロジクールの商品に比べ、東プレREALFORCEは2商品とも重量が1,300gと重めです。多少重いですが、キーボードの音が気にならないのが魅力です。

サイズ 高さ39×幅379×奥行き163mm
重量 1,300g
接続方式 USB、Bluetooth 5.0
スーパーホワイト
スイッチ寿命 5,000万回以上

【AKEEYO】ワイヤレスキーボード AKY-NIZ-TC84-DM-35G

静電容量無接点方式のキーボードです。キーを底まで押切る必要がないため、軽くてなめらかなキータッチを体感できます。

スイッチが反応する深さは高、中、低から選択できます。軽いタッチで入力したい人は浅く、しっかりキーを押し込みたい人は深く設定できます。付属のスプリングを入れることで荷重を調整することができるので、キーボードのタッチ感にこだわる人に嬉しい仕様です。

Windows、Macの他に、iOS・iPad OS・Androidにも使えます。キーボードにBluetooth接続の3つのボタンを備えており、ボタンを押すだけで接続した端末を切り替えられます。タブレットやスマホにも使えるので、外出時用のキーボードとしてもおすすめです。

サイズ 高さ2.5×幅29.5×奥行き11cm
重量 930g
接続方式 Bluetooth、USB-C
対応OS Windows 8,10 / Mac OS 10.10 / Android 4.4以降/ iOS 8.0以降
スイッチタイプ 静電容量無接点
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普通のキーボードと高級キーボードとの違い

普通のキーボードと高級キーボードとの違い

ここからは、普通のキーボードにはない高級キーボードならではの魅力を紹介します。

主に、「タッチ感の良さ」「静音性」「カスタマイズ性」が挙げられます。

  • タイピング時に指に負担がかからない&手首が疲れない
  • タイピングの音が気にならない
  • ショートカットキーが自分で決められる、マクロキーが搭載されている
  • キーボード下部のバックライトが自分で設定できる
  • デバイスとの接続方法がBluetooth/USBの2つある
  • 接続方法が有線/無線から選べる

ただし、それぞれの特徴が全ての高級キーボードに当てはまるわけではないことを、ご了承下さい。

高級キーボードの選び方

高級キーボードの選び方

高級キーボードの選び方を紹介します。

サイズで選ぶ

高級キーボードの購入を検討される方は、iPhone・iPad・Android・デスクトップパソコンとペアリングして使う目的で、キーボードを選びたい方が多いでしょう。

今回紹介する10種類の高級キーボードの中でも、商品のサイズは様々です。

中でも、一番大きいキーボードは、高さ48×幅456×奥行き233mmの「ロジクールERGO K860」です。

コンパクトなキーボードは、高さ4.1~10.9×幅278.9×奥行き114.9mmの「Apple Magic Keyboard」と、高さ11.14×幅4.5×奥行き0.39インチの「サテチSlim X1 Bluetooth Backlit Keyboard」です。

iPadやタブレットとペアリングして使用したい方は、キーボード本体を持ち運べるサイズ&重さかどうかが重要だと思うので、この記事のスペック表で確認してみてください。

キーボードの形で選ぶ

パソコンのディスプレイとキーボードが分離されているデスクトップパソコンだと、好きなキーボードを選べるのがメリットですよね。

キーボードの形は、「パンダグラフ式」「メカニカル式」「静電容量無接点方式」の3種類に大別されます。

  • パンダグラフ式:ノートパソコンによく採用される
  • メカニカル式:各キーが独立しており、取り換え可能
  • 静電容量無接点方式:各キーがごつごつして四角で、打鍵音が静か

配列されている言語で選ぶ

今回紹介した高級キーボードの中だと、「Apple Magic Keyboard」のみが多言語に対応しています。

それ以外の9つのキーボードは全て、「日本語配列」または「英語配列」、「日本語&英語配列の両方」のいずれかです。

本体の価格で選ぶ

この記事で紹介した高級キーボードの価格は、「Apple Magic Keyboard」が最安で13,800円(税込)、「PFU HHKB」が最高値で36,850円(税込)です(メーカーの公式サイト参照)。

どの商品も機能性が高く購入する価値のあるものばかりなので、自分に合ったキーボードを吟味してみてください。

高級キーボードはレンタルがおすすめ

とりあえず試したい、また購入前に自分に合うキーボードが知りたい、そんなときは高級キーボードをレンタルして使ってみましょう。

以下のレンタルサービスなどで取り扱いがあります。

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いつまで開催が続くかは決まっていません。ゲオあれこれレンタルのクーポン・キャンペーンの紹介記事で詳細をチェックしてみてください。

まとめ

この記事では、おすすめの高級キーボード10選をご紹介しました。

キーボードの価格は、楽天市場・Amazon・Yahooショッピングの各商品リンクから確認できるので、そちらもあわせて見てみてください。

ビギナーズでは、iPadキーボードのおすすめを紹介した記事もあります。興味がある方は、ぜひ記事を確認してみてくださいね。

碧 /
ビギナーズ編集部 ライター

好奇心が旺盛なエンタメ系ウェブライター。いらすとやのアイコンが目印の「チョコミントブログ」も運営中。

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