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ゴルフクラブの手入れの方法を紹介|手入れに必要な用品も

ゴルフクラブの手入れの方法を紹介|手入れに必要な用品も

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ゴルフクラブのお手入れはそんなに面倒な作業ではないので、誰でも簡単に行えます。

必要なモノや磨くポイントなどを押さえておくことで、戸惑うことなく手入れができます。

準備しておくと便利なものを覚えておくと、代用できるものが分かるようになります。どのようなものを準備しておけばよいのが見ていきましょう。

クラブをお手入れすることでクラブへの愛着がわき、握る感覚やイメージをしながら次のゴルフに向けての意識も高められます。

ゴルフクラブの手入れの必要性

ゴルファーの腕は、その人のゴルフクラブを見ればわかるといいます。

お手入れをすることで、技術の向上だけではなく劣化を防ぐことにもつながります。

お手入れをするメリットを理解することで、手入れの大切さを改めて実感できます。

傷や汚れはクラブの性能を落とす要因

傷や汚れがあると、スピンが効きにくいことだけではなく飛距離が伸びないなど、ゴルフスコアを思うように伸ばせないという影響が出てしまいます。

そのため、ゴルファーは使用後のお手入れや定期的にクラブの手入れを行っているのです。

お手入れを行うことで、クラブへの愛着を高められ、少しの傷や状態などを把握できます。いつも綺麗な状態をキープでき、いつでもゴルフに行ける状態にできることもメリットです。

プロのゴルフプレーヤーも、手入れには力を入れており、お手入れをしなければ技術の向上は見込めないというほど大切なことです。

道具を長持ちさせて技術も向上させたい方は、手入れへの意識を高めてみましょう。

錆が他のクラブにも影響が出る場合もある

ゴルフクラブは、お手入れをしないと錆が出てしまいます。1本だけだと油断してはいけません。

実は、錆びていない他のクラブへと錆が移るため、少しの錆でも見逃しはクラブにとって致命傷となることもあります。

指で触ると油が残り、さらに湿度のある気候で行った場合でも錆の原因になります。

錆びを恐れて道具を使用しないのではなく、お手入れさえしっかり行っていれば大丈夫なので、使用後のお手入れや定期的なお手入れを習慣づけておくことで錆を予防でき、綺麗な状態をキープできるのです。

あるとはかどる手入れ用品

手入れ用品として以下のようなものを用意しておくと、質のよいお手入れができます。

まずはバケツにぬるま湯を用意し、台所用洗剤を数滴入れ、10分程度クラブを付けておきます。

このとき、ヘッドとシャフトのつなぎ目から水が浸入しないようにし、ヘッドだけつけます。

次に、激落ちくんなどのスポンジで溝や汚れを取り、ヘッド全体とシャフトを洗い、水洗いをして乾いた布でしっかりと拭き取ります。マイクロファイバー製の布があるとスムーズに拭き取れます。

最後に、しっかりと乾燥させたら錆止めをして仕上げをします。

ドライバーなどの塗装面には、同じ色の自動車用コンパウンドを使用して、ツヤを出して仕上げましょう。

ゴルフクラブの形や溝によってつまようじやブラシを使用し、とにかく汚れを取り除き錆を発生させないようにします。

ヘッドの手入れ

プロゴルファーが特に念入りに行っていること、それはゴルフクラブの手入れです。

技術も大切ですが、お手入れが出来なければ技術の向上はないというほど、とても大切な事なのです。

ヘッドの手入れについて3つ紹介していきます。

フェース面やソールはスポンジで

まずは、パーツクリーナーを吹き付けキッチンペーパーで拭き取ります。

練習を行っただけでも、クラブフェースにはボールの跡が残っていたりと、思っている以上に汚れているものです。

擦っただけでは汚れは落ちず、溝に入り込んでしまうので、激落ちくんのスポンジがおすすめです。表面も溝の汚れもしっかり落としてくれます。

次に、メラニンスポンジに水をつけ、こすり落とす溝に詰まった汚れは歯ブラシや爪楊枝でとります。

なかなか取れないような溝の汚れにはごしごしと力を入れるのではなく、爪楊枝で優しく書き出しましょう。

溝部分の汚れを書き出さないと、スピンの効きが悪くなるので念入りにお手入れするポイントになります。

ウッド系のクラウンはコンパウンドで

メラニンスポンジは目が粗く、磨くと光沢が失われてしまうので、粒子の細かいコンパウンドを使用しましょう。

基本的にクラウン部分は汚れることはありませんが、跡が残っていると恥ずかしいので、すぐに磨いて消しましょう。クラウン部分についたテンプラ痕は、洗車用のコンパウンド研磨剤が好評です。

とても小さな粒子なので、車のボディーのシミや汚れ落とし用とされていますが、ドライバーのクラウン部分にも、塗装をはがしたり傷をつけずに磨くことができます。

ティッシュに少量つけてこすって、乾拭きするだけという手軽さで、仕上げにコーティング剤で艶出ししましょう。

ヘッドの軽微な錆はペーパーでこする

まずは、目の細かい耐水ペーパーでこすります。多少の錆の場合は、ペーパーでこする程度で十分です。

力を入れすぎると傷になるので、加減に注意をしながらこすりましょう。

次に、錆がとれたら錆止めスプレーを塗布します。

少しの錆を見つけた場合も、そのまま放置してしまうと錆が大きくなり、他のクラブにも移ってしまいます。

場合によっては買い替えしなければならない事態になりかねないので、錆対策は早めに行いましょう。

シャフトの手入れ

シャフトのお手入れはとても重要になります。

特に、スチールシャフトの場合はこまめに手入れをしないとすぐに錆びてしまうため、面倒に思わず楽しみながらお手入れをしましょう。

カーボンシャフトは錆びないが手入れは丁寧に

スチールと違い塗装面の摩耗と中のカーボンファイバーの露出を防ぐ手入れとなります。

乾いた布で汚れを拭き取り専用クリーナーやスプレーをムラなく塗布すれば、手入れ完了です。

カーボンシャフトは傷つきやすいので、クラブ同士が当たらないように注意しましょう。傷がついてしまうとその部分から汚れや錆が発生し、劣化が進んでしまいます。

スチールシャフトに比べればお手入れをし手入れは楽にできますが、傷をつけてしまった場合は念入りな手入れと錆が出ていないかなどのチェックが重要になります。

プレー後や、日頃の手入れを十分に行っていれば問題なく長持ちさせられます。保管環境にも目を向ければ、長期間よい状態をキープできます。

スチールシャフトは錆止めを塗布

錆びていない場合

錆止めスプレーを塗布しタオルで擦るだけでよいです。

お手入れを怠るとすぐに錆びてしまうので、使用していなくても定期的にチェックしてみましょう。

カーボンシャフトに比べると錆びやすいですが、その分お手入れする機会が増え、親しみを感じながらゴルフクラブを触ることができ、ゴルフへの意識を向けることができます。

錆びていないからといって安心してはいけません。

スチールシャフトは、たとえケースの中であろうと湿気がある環境の中に放置してしまっては錆に原因を引き起こし、1本だけではなく全て錆てしまう場合も珍しいことではありません。

保管場所にも注意して、こまめに状態をチェックしてみましょう。

錆が出た場合

錆止めスプレーを塗布し、普通の台所用スポンジでこすって錆を落とします。メラニンスポンジは光沢がなくなるので使用しないようにしましょう。

特に、激落ちくんで磨いてしまうと、ツヤ感がなくなるため、タオルやマイクロタオルで擦って磨いていきましょう。

錆があると悪いイメージがあり、気持ちが沈んでしまいます。

スチールシャフトはただでさえ錆びやすいので、深く考えすぎず定期的なお手入れを設けるようにすると状態よく保管することができます。

錆びを見つけたら同じケースに保管しておかず、時間がない場合は他のクラブと別にしておきましょう。

時間を確保できた際に手入れをして、同じケースに戻し他のクラブのチェックも行うとお手入れが行き届き、錆対策が出来ます。

グリップの手入れ

グリップの手入れを行うことで、使用できる寿命が延びます。

あまりお手入れしないという方も多いですが、長持ちさせるためにはやはりお手入れが必要になります。

おすすめのグリップの手入れ方法を2つ紹介します。

グリップは保湿で長持ちさせよう

  1. 1.中性洗剤で拭く
  2. 2.台所スポンジで洗う
  3. 3.水分をしっかり拭き取る
  4. 4.ラップを巻いて保湿

汚れを落とせばよいと思っている方が多いのですが、グリップは水分を拭き取った後の保湿が重要になります。

中には、水洗いするとダメなタイプもあるので、自分のグリップの素材やお手入れ法を確認してみましょう。

直射日光のある場所で乾かすのではなく、日陰で乾燥させましょう。

グリップは年に1回交換しよう

劣化したグリップは硬くなり滑りやすく、無駄な力が入りやすいためスイングに悪影響となるため、年に1回は交換することをおすすめします。

グリップはゴムなのでいつまでも持つものではなく消耗品として考えておきましょう。

消耗品ですが、お手入れするだけで寿命は延びます。使用していくうちにすり減ってしまい硬化してしまうことは避けられません。

1年に1度は交換して、グリップも気持ちも心機一転させましょう。

クラブを錆びさせないために

錆びさせないためのポイントは、しっかりと乾燥させておくことです。雨天時の使用後は水気を拭き取るなど、水気をなくすことが大切です。

錆びは湿気が残っていると発生する要因になるため、使用後のお手入れは必須とし、徹底することが大切です。

また、錆が出たらすぐに取り除くことも大切なポイントになります。もらい錆という現象で、他の錆びていないクラブにも錆を移してしまう可能性が高くなります。

このような減少を防ぐためには、ゴルフクラブの保管に注意しなければなりません。

多湿なキャディバッグにまとめて保管しないことと、通気性のよい日陰で保管することです。

車のトランクや押し入れに長期間放置している方も多いのですが、これは錆を増やしてしまい、ゴルフクラブを劣化させてしまうことになります。

錆びてからお手入れを行うのではなく、時々取り出してゴルフクラブの状態を確認することが大切になります。

ゴルフは技術だけではなく手入れにも目を向けることで、さらに上達できます。

こまめにクラブを確認できる場所に置いておくことも大切です。保管場所も注意してみましょう。

プレー後はしっかり手入れして長持ちさせよう

ゴルフ終了後のクラブのお手入れを徹底することで、大切なゴルフクラブを長持ちさせることができます。

プレー後は気が抜けたり疲れがあったりなどで、道具の手入れまで行き届かないという方も多いです。

しかし、そのタイミングでのお手入れができるかできないかで、ゴルフクラブを長持ちさせられ、技術の向上も見込められます。

プレー後の手入れと、定期的なお手入れを行うことで、クラブ状態を把握でき次のプレーの準備を整えられます。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

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