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ネイル初心者がセルフネイルするときのコツ|爪ケアの方法も公開
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デートや友達に会うとき、自分自身の気持ちを上げたいとき、ネイルがきれいにしてあるとオシャレで上品に見られます。
プロのネイリストのお願いするのではなく、日頃からメイクのように手軽にセルフネイルをしてみたい、という女性も多いのではないでしょうか。
今回はセルフネイルの手順やコツ、爪のお手入れなどについて触れていきます。セルフネイルにチャレンジしてみたいという人は、ぜひ参考にしてください。
目次
セルフネイルを始める前に準備するもの
初心者がセルフネイルを始めるにあたり、最初に用意すべきアイテムがいくつかあります。
実際にネイルで使うベースコート、マニキュア、トップコート以外にも以下のようなアイテムが必要になります。どれもが100円均一ショップですぐに手に入るものばかりなため、準備をしておきましょう。
- ハサミ
- 爪切り
- 爪やすり(エメリーボード)
- リムーバー
- コットン
- 綿棒
- 爪楊枝
- ウッドスティック
- ネイルアートブラシ
- メイク用パフ
- アルミホイルをカットしたもの
- キッチンぺーパーをカットしたもの
- ネイルオイル
まずは爪のケアをしよう
ネイルをする前には、爪そのもののケアをしておくことも大切です。土台となる爪がボロボロの状態では、マニキュアはきれいに仕上がりません。
そこで、普段からお手入れとして行なっておきたい基本の爪ケアについてみていきます。健康でツヤのある爪が保てるように、しっかりとケアをしておきましょう。
甘皮を処理する
お湯で爪をふやかす
甘皮の処理をする前に、まずは爪と甘皮にしっかりと水分を含ませることが必要です。水分をしっかりと含ませておくために、40℃位の温度のお湯に指先をつけて5分~10分目安に待ちます。
お風呂上りであれば既に体全体が温まっていますので、そのまま処理できます。
甘皮を押し上げる
水に濡らしたコットンに綿棒を巻き付けたコットンスティックを作り、これで甘皮の部分を優しく押し上げます。
甘皮が浮いてきたら小さな円を描くようにコットンスティックを使って甘皮を取っていきます。この方法で処理すると、甘皮が白く浮いて取れやすいのでおすすめです。
無理に押し上げるのはNG
甘皮と爪は繋がっています。甘皮を硬い状態で無理に取ると、爪にもダメージを与えてしまい、健康な爪が生えにくいという状況になり兼ねません。
また、デリケートな箇所ですので、傷がつくと細菌が入りやすくなってしまいます。細菌が入ると化膿して、指全体が大きく腫れてしまうことにも。
甘皮を取るときは、無理にぐいぐいと押し上げて取り除くことはせず、ガーゼなどで少しずつ取るようにしましょう。
やすりで爪の長さを整える
爪はあらかじめ、自分の好みの長さに整えておく必要があります。かなり長さがある場合は最初に爪切りで適当な長さにカットし、その後爪やすりで爪の長さを調整する方法がよいでしょう。
爪やすりのエメリーボードを90℃にして削ると、爪の長さが調整しやすくなります。また45℃にすると、爪のサイド部分を整えることができ、きれいな形に調整できます。
凹凸がある場合は表面も整える
爪にマニキュアなどを塗る前の下準備として、爪の表面に関してもお手入れをしておくことが重要です。爪の表面がデコボコとしていると、当然その上に塗られるマニキュアがきれいに仕上がりません。
爪の表面を指先で軽く触ってみたときに、もし自分の爪の表面がデコボコとしているならまずバッファーを使って表面を整えましょう。それでもまだ気になるという場合は、リッジフィラーを使いデコボコしている箇所を中心に埋めるように塗ってみる方法があります。
爪を保湿する
下準備として爪の形や表面、そして甘皮の処理が終わったら、爪や周辺を保湿して乾燥から守りましょう。せっかく丁寧にお手入れをしても、そのままの状態にしておくことで乾燥してしまったり、ささくれができてしまいます。
まず、甘皮付近にキューティクルオイルを少量塗ります。そして指で優しくマッサージするようにしてオイルを充分になじませていきます。
その後は、爪にベースコートを塗りましょう。ベースコートを爪に塗ると、爪のダメージを最小限に抑えて、上に塗るマニキュアをきれいに長持ちさせることができます。
初心者でもできるセルフネイルの手順
セルフネイルと聞くと、指先が器用で細かい作業ができない人は向いていないのでは?と思われがちです。
しかし、基本のやり方とマスターしておけば初心者でもセルフネイルは可能です。ここではセルフネイルを行うときの順番と、それぞれの手順のコツについてみていきましょう。
爪の表面にマニキュアを塗る
マニキュアを塗る手順を紹介します。
1度目のカラー
1度目に塗るときのポイントは、縁取りをしっかりと最初にとるということです。キューティクルラインやサイドラインをしっかり縁取ることで、はみ出してしまうことを事前に防ぎます。
まずマニキュアのボトルからブラシを取り、このときに余分な液を瓶の縁でしごき調節します。ここで量を多く取り過ぎないことが大切です。量を多く取りすぎるとムラの原因になります。
まず爪の先端に色を塗っていきます。次に、爪の表面に色を乗せていきます。このときに、爪の際から爪の先端に向かって一方向にブラシを寝かせて塗るようにします。
この塗り方をすると、キューティクルラインがきれいに見えて、仕上がりもきれいになります。メーカーの違いや商品によっては、1度塗りだけでも充分に発色がよいものもあります。そのときは無理に2度塗りぜず1度塗りで構いません。
2度目のカラー
1度目の塗りだけでは充分に色がついていない場合、さらに重ねて2度塗りをしましょう。カラーのラインは1度目ですでに整えています。そこで2度目では色をムラなく乗せるだけというイメージで行うとよいでしょう。
このときに注意したいことは、マニキュアブラシは必ず一方向に向けて動かし、爪の先の方向に引くように塗ることです。また、ブラシは立てないで、必ず寝かせて優しくそっと塗るということが重要です。
トップコートで仕上げる
マニキュアは普段の生活の手洗いや家事、そして指先が何気なくこすれることで徐々に色が剥がれ落ちてしまいます。これらを防ぎ、より色を長持ちさせるためにトップコートを塗ることをおすすめします。
トップコートは速乾性のあるタイプのものは、時短になり使いやすいものです。しかし、仕上がりを考えると少々安い感じの仕上がりになりがちです。これは厚みがあまりないためです。
できれば速乾タイプではないサロンで使うような厚みが出るトップコートをおすすめします。
トップコートを塗るときには、次の順番を守るようにしましょう。まず爪先の裏側、そして先端から中央、最後に爪の端という順番で塗るとムラができにくくなります。
はみ出した部分をオフ
初心者の場合、マニキュア類を塗り慣れていないこともありますので色がはみ出してしまった、というケースが出てきます。
色がはみ出してしまった場合は、スティックの先にコットンを巻きつけて、ネイルリムーバーを少量つけて余分な部分を拭き取りましょう。綿棒で行なっているという人もいると思いますが、このスティックを使う方法はより繊細にはみ出した部分を取り除くことができるため、おすすめです。
しっかり乾かす
ベースコート、マニキュア、トップコートという手順でセルフネイルをしたら、後は最後によく乾かす作業をします。ここで、完全に乾かないうちにいろいろと作業してしまい、服などに触れてマニキュアが付けてしまう恐れがあるため注意しましょう。
マニキュアを乾かす方法は、基本的に自然乾燥で行ないますが、ドライヤーを使い冷風などを当てるとさらに早く乾かすことが可能です。
初心者でもネイルを綺麗に仕上げるポイント
毎回ネイルサロンに行ってプロにネイルをしてもらう、という人もいますが多くの人は毎回行く時間がない・毎回だと費用が掛かりすぎる、と感じている方は多いのではないでしょうか。
初心者の方でも綺麗にマニキュアを塗るには、ポイントがいくつかあります。ここではその仕上げるポイントを確認して実際のセルフネイルに活かせるように準備しましょう。
自爪に近い色のマニキュアは綺麗に仕上がる
まず、避けた方がいいマニキュアの種類は、白色系、黒・赤など濃いはっきりした色のマニキュアです。これらは塗りムラがわかりやすいものになるため、上級者の場合にチャレンジすることをおすすめします。
初心者向けのマニキュアは「シンプルなもので単品で塗っても周りからきれいに見える種類」を選びましょう。
具体的には、自分の爪の色に近い透明のピンク、細かいラメが入ったもの、などは比較的ムラが分かりにくく初心者の方におすすめです。遠目でもきれいに見えやすい種類といえるでしょう。
余分な液を落としてマニキュアの量を調節
マニキュアを塗るときの注意点は、1回に塗るマニキュアの量です。マニキュアの筆を瓶から取り出したら、まず余分な液を瓶の縁に擦り付けて落とすようにしましょう。
1回のマニキュア量を多く取り、爪に付けてしまうと、気泡ができたり乾かすときにかなり時間がかかってしまいます。
また、逆に少なすぎても爪に上手に塗ることができません。1回の使用量はどの位が自分の爪の大きさに合っているかを、何度か自分で練習して適切な量を把握しましょう。
2度塗りをする場合はタイミングが重要
マニキュアをきれいに塗って仕上げるコツの一つは「2度塗り」することです。1度で一気に済ませようとすると、マニキュアの量が多くなりがちでボテっとした仕上がりになってしまいます。
少々面倒かもしれませんが、1度目に塗ったあとに2度目の色をなじませるように上塗りすると、見違えるほどきれいになります。
2度塗りをするタイミングですが、1度目に塗ったマニキュアが乾き切る少し前に塗ることがポイントです。完全に乾く前に塗ることで、2度目の色もピタっと爪になじみます。
乾燥機やガードを使って乾きを早める
念入りに仕上げたセルフネイルも、最後のひと手間まで気を使うことが大切です。綺麗なネイルが完全に乾燥するまでは、爪が周りの物に触れないように注意しましょう。
そしてネイルを乾かす際には、マニキュアガードやネイル用の乾燥機を使うとより早く確実に乾きます。また、マニキュアは温度が低いと早く乾くという性質があります。
この性質を利用してマニキュアそのものを冷蔵庫で冷やしておくことや、ネイルをする前に指先を氷水に入れて冷たくしておくという方法があります。自分にとってやりやすい方法を見つけて実践してみましょう。
セルフネイルに挑戦してみよう
いつもネイルをきれいな色でおしゃれをしている女性は、女子力が自然と高く見られるものです。洋服や髪、メイクに気を使うように、ネイルも季節や洋服などTPOに合わせてコーディネートしたいものです。
毎回ネイリストに施術してもらうことは、時間や費用の関係でハードルが高く、続かない場合が多いです。
セルフネイルであれば、自分自身でネイルを仕上げることができます。初心者でも手順通りに行い何度も繰り返していくことで、コツをつかみきれいなネイルにすることが可能です。
最初は、ネイルに必要なグッズを揃えることから始め、シンプルなデザインのものからセルフネイルにチャレンジしてみましょう。
また、紹介したように土台となる爪そのもののケアもしっかり行うことが重要です。荒れた状態の爪では上に塗るマニキュアもきれいにならず、仕上がりにも違いが出てきます。日頃の爪や甘皮の処理、保湿に気を使い、ケアを怠らないようにしましましょう。
セルフネイルをマスターすることで、おしゃれがますます楽しくなります。ぜひ、セルフネイルをして女子力をアップさせてみてはいかがでしょうか。
こちらの記事では、女性のスマートカジュアルなコーディネートを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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