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[エリア別]東京都内のおすすめせんべろ店12選 | 1000円で楽しむ大人のはしご酒

せんべろとは千円でべろべろに酔える安く楽しめるお店の俗称です。今回は、そんなせんべろ体験ができる東京都内のお店をエリア別(台東区・新宿区・目黒区・豊島区)でご紹介!筆者厳選のお店や名物のおつまみ、お酒など、今あなたの欲しい情報を掲載!
[エリア別]東京都内のおすすめせんべろ店12選 | 1000円で楽しむ大人のはしご酒

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

今、とても話題な「せんべろ」をご存知ですか?せんべろとは、1000円ぽっきりでべろべろに酔えるという酒場の俗称です。

元は仲間内で作った造語ですが、『せんべろ探偵が行く』という本がきっかけとなって全国に広まりました。

「お金を気にしながら飲むのはなぁ~・・・」そんな悩みを解決してくれるのがせんべろなのです。

今回は、筆者が実際に東京で飲み歩く中で見つけた、おすすめしたいお店(立ち飲み・居酒屋・角打ち)をご紹介します!

「せんべろ」とは

「せんべろ」とは、「1000円でべろべろになるほど飲める酒場」の総称であり、一般的に大衆酒場や立ち飲み酒場などを指します。

最近はメディアでも多く取り上げられ、せんべろの魅力が広く知られるようになってきました。

過去には、グループ飲みも主流となっていましたが、自分好みのお店に出会うための一人飲みは、まるで探検しているかのような気持ちになります。

せんべろ店はスマートな大人飲みを楽しみたい世代にとって、うってつけの社交場とも言えるのです。

せんべろの歴史

せんべろの元祖は、酒販店でお酒とおつまみを買い、その店の一角で立ち飲みをする「角打ち」と呼ばれるスタイルでした。

「角打ち」は飲食店とは異なり、あくまでも「酒を買ったお客が店内で勝手に飲むこと」です。そのため、酒に燗をつけたり、料理を作って提供するといった接客サービスを行うことができません。

こうした町の酒屋から進化していったのが、現在主流となっている立ち飲み屋といわれています。

せんべろの魅力

せんべろの魅力はなんといっても「安い、美味い、雰囲気がいい」の3拍子が揃っている点です。

例えば、上野・赤羽の「やきとん大王」では、美味しいやきとんが1本80円から楽しめるので、1000円も十分にあれば食べ飲みができます。

そのため、せんべろ店は仕事帰りのサラリーマンの強い味方とも言えるのです。

また通いたくなる居心地の良さと名物料理で、リピーターを増やしているせんべろ店が東京を中心に急増中なのです。

せんべろの定義

「お酒2~3杯+つまみ1~2品=お会計が1000円以内」を前提として、席料・お通しを含まない(もしくは、200円以下)お店をせんべろ店とします。

    ご紹介するお店の条件
  • 東京都内
  • ドリンク全般500円(税別含む)以内
  • お通しや席料、チャージは一切なし

このせんべろ定義は、せんべろに興味を持っている人の調査データ(せんべろnet)を元にしました。

調査によると、つまみ1品以上注文して「1000円以内で2杯飲める」お店が「せんべろ」という回答が最も多いという結果でした。加えて、「お酒1杯300円まで」が最も多い回答だったそうです。

そのため、今回のせんべろ店選定基準も「お酒2~3杯+つまみ1~2品=お会計が1000円以内」としました。

台東区エリアのせんべろ店

台東区に位置する上野は、せんべろに最適と言える居酒屋が多く集まるエリアです。

活気のあふれる、煩雑した雰囲気がまた一興のアメ横は、昼飲みにも最適なせんべろ店が多数存在します。

もつ焼き大統領支店

「もつ焼き大統領」は、まさにせんべろの代名詞とも言える居酒屋です。

同店の看板メニューはなんといっても「大統領特製煮込み(420円)」です。こちらは、馬のモツと角切りこんにゃく、豆腐の煮込みにネギを載せた一品です。

つまみ1品でいきなり420円ですが、同店オリジナルの二級酒の「大統領(240円)」であれば、1000円を越えることはありません。

そして、この2つで同店のキングオブつまみと酒を味わうことができます。

    【注文例】
  • 大統領特性煮込み420円
  • 二級酒(大統領)240円×2=480円

計900円

一軒あたり1000円予算なのでつまみ一品とお酒2杯でトータル900円でした!今回は予算上断念しましたが、同店のもうひとつの顔である「もつの炭焼き」も頼むべきです。

日本酒と煮込みで、程よく身体が暖まってきたところで次のお店へ向かいます!

住所
交通アクセス 徒歩分
営業時間
休業日
紹介文 もっと読む

魚草(うおくさ)

次に向かうのは、アメ横のメインストリートにある立ち飲み屋「魚草」です。

同店の通りは買いもの客も大勢行き交う、かなり賑やかな場所に位置するせんべろ店です。

実は、店頭に「ここは魚草、呑める魚屋」という看板を掲げているのですが、魚屋さんが経営するハイブリット型のとても珍しい立ち飲み屋さんなのです。

同店には、三陸の魚や牡蠣、珍しい部位のつまみが揃っています。しかも、日本酒はどれでも1杯500円、おつまみもほとんどが1つ500円。

お酒1杯&生牡蠣2個セットで1000円、他にも中トロ+生雲丹+お酒一杯で1000円という明朗会計っぷり!

夕飯のお買いものがてらに、そのままふらっと立ち寄るなんていうのもいいですね。

同店の名物は、なんと言っても「モウカの星」。モウカザメ(ネズミザメ)の心臓の刺身で、ごま油とにんにくを少量つけて味わうと・・・まさにレバ刺しのよう。お肉のような食感を頂くことができます。

他にも、海のフォアグラ「エイの肝刺」や「アナゴの刺身」各500円、「干しほや」「クジラの本皮」各300円など、魚屋さんならではの豊富な海の幸があなたを待っています。

    【注文例】
  • モウカの星500円
  • 日本酒(田中)500円

計1000円

基本的に一律500円(税込)とわかりやすい価格なので、ほろ酔いさんの脳みそでも楽に計算することができます。

魚草の店舗情報

やきとんま~ちゃん

賑やかな2軒を後にし、最後は御徒町駅から少し離れたディープなお店へと向かいます。

台東3丁目の交差点から奥に進んだところに位置する「やきとんま~ちゃん」は、豚のモツ焼き専門店です。

まずはキンミヤの「シャリキン梅割り」を注文。お酒を流し込んで脳汁がじわ~っと出るのを感じ、メニューを見ながら何の串にするかじっくりと考えるのもまたいい。

今回は、定番の「れば」と「はらみ」の串をいただきます。炭火で焼かれた串は、なんとも柔らかく、シャリキンとの相性抜群です。

(ここで肝なのは、ビールではなくシャリキンを注文して少しずつ飲むこと・・・)

    【注文例】
  • 席料100円
  • れば130円
  • はらみ130円
  • シャリキン梅割り350円

計767円(税込)

実は同店、席料とメニューが税抜表記ということがあるため、1000円で食べ飲みをするには少し計算が難しいです。

今度は、せんべろ企画外で「コブクロ刺(380円)」を頂こうという楽しみができて嬉しい筆者なのでした。

喧騒のアメ横を通り抜けた先に、ひっそりと佇む御徒町のモツ焼き専門店まで。どのお店も、また来たいと思わせてくれる上野~御徒町のせんべろ巡りでした。

住所
交通アクセス 徒歩分
営業時間
休業日
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【本日のせんべろ計】軍資金:3000円

    「もつ焼き大統領」
  • 大統領特性煮込み420円
  • 二級酒(大統領)240円×2=480円
    「魚草」
  • モウカの星500円
  • 日本酒(田中)500円
    「まーちゃん」
  • 席料108円
  • れば、はらみ281円
  • シャリキン梅割り378円

計2667円

新宿区エリアのせんべろ店

本日のスタートは、ビッグターミナル新宿です。

西口・東口ともに、立ち飲みや大衆居酒屋などが軒を連ね、せんべろ晩酌セットを提供している酒場を見つけることができます。

場所柄、朝飲み・昼飲みも気兼ねなくできるので、呑兵衛の街であるといっても過言ではありません。

おおの屋

まず一軒目は、新宿駅西口から徒歩10分ほどの「おおの屋」です。同店は、新宿の立ち飲み屋さんとして名が知れています。

店内には立ち飲み用のカウンターとテーブルがあります。今回は一人なので、カウンターをチョイス。フロアには、店員さんが動き回っているので注文のしやすい雰囲気です。

また、店内のショーケースには刺身やおつまみが並んでおり、店員さんに「これちょうだい!」と伝えると出してくれます。

まず一杯目にチューハイ(280円)をいただきます。同店のやきとん・串揚げは1本90円で、1種1本から注文ができます。時間帯によっては、やきとんがなくなってしまうこともあるのでなるべく早めの訪問をおすすめします。

今回は、ショーケースから「たこぶつ(250円)」と、やきとんは品切れだったため、甘いタレがアクセントとなって美味しい「しいたけ焼き(90円)」と「日本酒喜平(380円)」を頂きました。

    【注文例】
  • チューハイ280円
  • たこぶつ250円
  • しいたけ焼き90円
  • 日本酒喜平380円

計1000円

おおの屋
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住所 東京都新宿区西新宿7-15-5
交通アクセス 新宿駅より徒歩6分
営業時間 月~土、祝前日: 16:00~23:00
定休日 日、祝日

飲食笑商何屋ねこ膳

次に向かうのは、24時間営業の定食屋と居酒屋という2つの顔を持ち合わせる「ねこ膳」です。

同店は、新宿に位置するとはとても思えない衝撃破格です。

店内には、カウンター席とテーブル席があり、シチュエーションに合わせて一人でもグループでも利用しやすい雰囲気となっております。お通しや席料はありません。

お酒はサワー各種(380円~)と、ホッピーセット(400円)・なか(200円)、モルツジョッキ(500円)などなど揃えています。

また、早出しのおつまみは50円から揃えており、このプチプライス感に小学生の頃、小銭を握りしめて駄菓子屋さんに行ったあの頃を思い出します・・・

まずは焼酎たっぷりの「ホッピーセット(400円)」を注文。おつまみは、ねこ膳名物の「コロッケ一個(180円)」と、同じくねこ膳名物の「手作りカレールー(150円)」をいただきます。

手作りコロッケには千切りキャベツがたっぷりと添えてあるのも嬉しいですね。ほくほくの揚げたてコロッケをまずはそのまま一口ぱくっと頬張ります。

そして二口目からはカレールーをかけていただきます。

ホッピーが進むよどこまでも・・・

    【注文例】
  • ホッピーセット400円
  • ねこ膳名物コロッケ一個180円
  • 手作りねこ膳名物カレールー150円
  • なか200円

計930円

住所
交通アクセス 徒歩分
営業時間
休業日
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大衆らーめん酒場桔梗(ききょう)

最後に訪れたのは、こちらも24時間営業が嬉しいラーメン・つけ麺居酒屋「大衆らーめん酒場桔梗」です。同店は、西武新宿駅北口から徒歩5分ほど歩いたところに位置します。

お店の看板には「食べて飲んでやすい餃子190円」の表記が・・・早速店内に入ってみると、カウンター席とテーブル席があり、一人でもグループでも利用しやすい雰囲気なのがいいですね。

ラーメンやつけ麺のみのお客さんもいれば、朝から飲んでいるお客さんもいて、シーンに応じて楽しむことができます。席料やお通しはありません。

お酒は、サワー各種(280円~)と、角ハイボール(330円)、ホッピーセット(380円)・なか(230円)、アサヒビール(450円)など。

おつまみは、「餃子(190円)」が最安値となっており、その他にも2~400円程度で早出しメニューをいただくことができます。どれもお財布に優しい価格帯です。

時間を問わず一定の料金で楽しむことができるのは嬉しいですよね。

    【注文例】
  • ホッピーセット380円
  • 餃子190円
  • なか230円
  • 揚げ銀杏串一本200円

計1000円

住所
交通アクセス 徒歩分
営業時間
休業日
紹介文 もっと読む

どれをとっても、新宿にお店を構えているとはとても想像し難い良心的な価格帯でした。

また、呑兵衛には嬉しい24時間営業スタイルが多く存在するというのも嬉しいですね。

【本日のせんべろ計】軍資金:3000円

    「おおの屋」
  • チューハイ280円
  • たこぶつ250円
  • しいたけ焼き90円
  • 日本酒喜平380円
    「飲食笑商何屋ねこ膳」
  • ホッピーセット400円
  • ねこ膳名物コロッケ一個180円
  • 手作りねこ膳名物カレールー150円
  • なか200円
    「大衆らーめん酒場桔梗」
  • ホッピーセット380円
  • 餃子190円
  • なか230円
  • 揚げ銀杏串一本200円

計2930円

Uber Eats フード注文

目黒区エリアのせんべろ店

本日のスタート地点は、毎年桜の季節になると喧騒とお酒の香りに包まれる中目黒です。筆者は、毎年ビールを片手に中目黒の夜桜を楽しみに行きます。これぞまさに花より団子というものか・・・というのはさておき。

今日も元気にせんべろはしご酒をしていきたいと思います。

もつ焼きばん中目黒本店

店内は立ち飲み席、カウンター席、テーブル席があり、かなり狭い空間となっています。ですが、それがまたいい。

隣のお客さんとちょっとした会話をして楽しむことができるのも、同店の良さです。

ちなみに、ずっとずっと昔、焼酎の炭酸割りは「焼酎」もしくは「酎ハイ」と呼ばれていたのですが、先代(旧中目黒ばんの店主)が「サワー」と名づけたことで有名なお店です。

ある意味、同店はサワー発祥のお店としても知られています。これらの理由から、同店の名物は「レモンサワー(300円)」となっています。

レモンサワーを注文すると、焼酎の注がれたジョッキにハイサワー、1/2カットされたレモン1個、スクイーザー、搾り器がやってきます。

まずはレモン1/2をジョッキに入れ、ハイサワーを半分注ぎます。

全て飲み終えたところで、「なか(200円)」と言ってジョッキを店員さんに渡して焼酎を注いでもらい、レモンと残ったサワーを注ぎます。手元の焼酎とレモンが無くなったら「レモンサワー、セットで」と注文するのがツウです。

常連の間では、レモンをテーブルに積み上げ、レモンタワーなるものを作り上げるというのもまたツウとなっています。

おつまみは、こちらも名物の「もつ煮込み(320円)」と、もつ焼き「タン(110円)」をいただきます。

    【注文例】
  • レモンサワー300円
  • なか200円
  • もつ煮込み320円
  • タン110円

計930円

住所
交通アクセス 徒歩分
営業時間
休業日
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紅とん

次に向かったのは、店看板として立派な提灯を下げている「紅とん」です。

店内はいつも賑わっており、カウンター席とテーブル席があるので、シチュエーションに応じて楽しむことができます。また、立ち飲み席はないものの、席料・お通しがないというのは嬉しいですね。

早速、「日本酒大関小徳利(330円+税)」に燗をつけていただきます。同店も、ばん同様に名物はもつ焼きとなっているので、「ちっち(140円+税)」「ししとう串(140円+税)」を注文。

今回も一軒1000円予算のため、名物の「赤辛もつ煮込み(420円+税)」は断念します・・・

    【注文例】
  • 日本酒大関小徳利330円+税
  • ちっち140円+税
  • ししとう串140円+税
  • 昔ながらの酎ハイ300円+税

計983円

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住所
交通アクセス
営業時間
定休日

なかめのてっぺん中目黒本店

最後に訪れるのは、隠れ家風の居酒屋「なかめのてっぺん」です。

同店は、中目黒の何の変哲もない小さな雑居ビルの一角にあります。店先には、「なかめのてっぺん」と書かれた小さな表札と暖簾がかかっているだけ。ここを知っているあなたは中目黒ツウかも!?

店内には、大きな炉を中心に据え、カウンター席とテーブル席があります。そのカウンターの椅子は、なんとビールケースをアレンジしたものだそう。まさにその光景は、日本の田舎屋風の店舗を連想させる”炉端”そのものです。

同店自慢の炉で焼かれるのは、厳選された産地直送の旬の野菜と、活け〆にこだわった新鮮な魚。当店の名物はまさに「~釧路~つぼ鯛(1220円)」です。

他にも、「浜焼き鯖(1220円)」「特大とろほっけ(3100円)」など、鮮度の落ちやすいことで知られている鯖も串刺しにして、生け簀よりも新鮮な状態で味わうことができます。

しかし、一軒1000円が予算なので、注文したい思いをぐっとこらえます・・・

今回は、塩が良いアクセントを引き出してくれる「本ししゃも2尾(350円)」と、北海道や北陸地方で有名とされ、アンチエイジングまでサポートしてくれる「韃靼そば茶ハイ(520円)」を注文します。

また、同店では「築地デー」などといった、鮮魚を扱うお店ならではのイベントも開催しているようなので要チェックです。

    【注文例】
  • チャージ料500円
  • 本ししゃも2尾350円
  • 韃靼そば茶ハイ520円

計1480円

雰囲気も、お酒もおつまみも存分に楽しんだところでお会計・・・あれ?

1000円を超えてしまいました・・・実は同店のメニューは全て税抜き表記、そしてチャージ料500円があるため、トータル1480円。

一軒目、二軒目のお釣りを差し引いても393円オーバーです。

ということで、今回はせんべろ企画から逸脱して、当店名物の「~釧路~つぼ鯛(1220円)」をいただきます。

結果、2797円で、絶品の炉端焼きをいただいて満腹になってお店を後にしたのでした。

なかめのてっぺん
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住所 東京都目黒区上目黒3-9-5 プラージュメグロ1F
交通アクセス 中目黒駅徒歩1分
営業時間 月~日、祝日、祝前日: 18:00~翌5:00 (料理L.O. 翌4:00 ドリンクL.O. 翌4:30)
定休日 不定休。1月1日~1月4日休み。

【本日のせんべろ計】軍資金:3000円(+1710円)

    「もつ焼きばん中目黒本店」
  • レモンサワー300円
  • なか200円
  • もつ煮込み320円
  • タン110円
    「紅とん」
  • 日本酒大関小徳利330円+税
  • ちっち140円+税
  • ししとう串140円+税
  • 昔ながらの酎ハイ300円+税
    「なかめのてっぺん中目黒店」
  • チャージ料500円
  • 本ししゃも2尾350円
  • 韃靼そば茶ハイ520円
  • ~釧路~つぼ鯛1220円

計4710円

豊島区エリアのせんべろ店

本日のスタートは、とげぬき地蔵の門前町として賑わいを見せる山手線の巣鴨です。居住者の年齢層は高く、落ち着いた雰囲気がありますよね。

これまでは「おばあちゃんの原宿」というイメージが先行していた巣鴨ですが、近年幅広い層から人気を集めている街でもあるのです。

さっそく、巣鴨にぎわいの中心地である地蔵通り商店街へと足を運んでいきます。

ホルモン二郎

本日の一軒目は、巣鴨で知らない人はいないと言っても過言ではない、炭火焼きホルモン酒場「ホルモン次郎」です。

同店は、JR巣鴨駅から徒歩2~3分に位置しており、芝浦直送のとっても新鮮な朝〆ホルモンをいただくことのできる炭火焼きホルモン専門店です。

こちらでうわさの「せんべろセット」をいただくことができるのですが、特筆しておきたいのは、14時~17時限定メニューです。

同セットの内容は、ドリンク3杯+おまかせホルモン(2、3種)orおつまみ1品で1000円というお得さ!

490円以下のお酒が3杯もいただける上に、炭火焼きのホルモンまで楽しむことができるお財布にもお腹にも嬉しいセットなのです。

店内は、カウンター席とテーブル席があり、非常にきれいで広々とした空間です。カウンター席には椅子があり、座ることができますが席料・お通しはありません。

お酒は、一般的なサワー類、生ビール、ホッピーセット、角ハイボールに加えて変わり種ドリンクも用意されていました(二郎ハイボール、ガリサワー、梅昆布茶ハイ、すりおろしりんご酢サワー)。

おつまみは、早出しメニューから焼きものが190円から用意されています。

それではさっそく「せんべろセット」を注文。一杯目には「モルツビール(420円)」をいただきます。おつまみは、せっかくなので「おまかせホルモン」をいただきます。

同店では、炭火の七輪で自分でホルモンを焼きながら、お酒も楽しむことができるというのも魅力ですね。

しかし、炭火と網の距離が近くてあっという間に焦げついてしまうためお酒に飲まれすぎて焦がしてしまうことのないように要注意です・・・

同セットのドリンク2、3杯目は、「生搾りレモンサワー(420円)」を注文します。

甘辛いたれがいいアクセントなホルモンをおつまみに、さっぱりとしたレモンサワーをいただくことができるのは、「ホルモン二郎」だけです。

    【注文例】
  • せんべろセット1000円

計1000円

ちなみに今回いただいたせんべろセットは、「4」のつく日は13時から営業されているので、巣鴨の昼飲みを楽しみたい方は要チェックです。

ホルモン二郎
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住所 東京都豊島区巣鴨2-9-3
交通アクセス 都営三田線巣鴨駅(A4出口)徒歩1分/JR巣鴨駅(北口)徒歩1分/JR駒込駅(北口)徒歩11分/JR大塚駅(北口)徒歩15分
営業時間 月~日、祝日、祝前日: 14:00~翌0:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:00)
定休日 なし

一平

二軒目に訪れたのは、スナック街の一角に位置する立ち飲み酒場「一平」です。同店は、新橋のお寿司屋さんに勤めていた大将が切り盛りをする酒場のようです。

外観は、創業当時から縄の暖簾をかけて営業されているようで、まさにお寿司屋さんの名残が残っているような立派な佇まいです。

店先には「”立呑一平”のみもの・おつまみ300円よりおきがるに」と書かれた看板があります。なんとも安心感がありますね。

店内は、立呑カウンターがあり、10名程度が利用できる落ち着いた空間です。

お酒は、サワー類(300円)、酎ハイ(300円)、日本酒(300円~)、芋麦焼酎(400円)があります。

おつまみも300円からという非常に良心的な価格帯で、早出しメニューから、焼き魚、刺身など海鮮料理が揃っています。

まず一杯目は、「酎ハイ(300円)」をいただきます。

おつまみは「寿司玉(300円)」を注文。こちらは、お寿司屋さんの卵焼き。しっかりとした分厚さがあり、甘みもあってとても美味しい。

店内のテレビを見ながら、気さくな店主とお話を楽しむことができるのも同店の魅力です。

二杯目は、「黒霧島ロック(400円)」をいただきました。店主が波波に注いでくれました。ここからは店主との会話が絶品のおつまみに変わっていきます。

    【注文例】
  • 酎ハイ300円
  • 寿司玉300円
  • 黒霧島ロック400円

計1000円

スナック街という場所柄、深夜3時まで営業されているので、はしご酒にはぴったりですね。

近所の方がよくいらっしゃるようなので、巣鴨の話に花を咲かせることができる空間です。

一平の店舗情報

ナニコレ食堂

最後に訪れたのは、巣鴨で朝からお酒が飲める市場食堂として有名な「ナニコレ食堂」です。

同店は、複数メディアでも紹介されており、地元の方には有名なお店でもあります。「朝から飲める食堂屋さん」これぞまさに、巣鴨という感じです。

店内は、カウンター席、テーブル席、ソファ席があり、広々とした空間です。壁にはカラフルな手書きのポップなメニューが貼られています。

お酒は、酎ハイ(400円)、ホッピーセット(400円)・なか(250円)、中には「ヤケ酒!50度ウイスキーロック(500円)」「酒!一合(500円)」といった危険な香りのするドリンクも揃えています。

おつまみは100円からと、一人飲みには嬉しいラインナップとなっています。

まずは「ホッピーセット(400円)」をいただきます。波波に注がれたキンミヤ25度には、おもわずにんまりしてしまいます。

おつまみは、「アジフライ(250円)」を注文。さっくさくに揚げられたアジフライはお酒にぴったり。そしてどこか懐かしい味がします。

おかわりは「なか250円」をいただいて、本日のせんべろはしご酒は終了です。ごちそうさまでした!

    【注文例】
  • ホッピーセット400円
  • アジフライ250円
  • なか250円

計900円

ナニコレ食堂の店舗情報

巣鴨はどちらものんびりとお酒とおつまみを楽しむことができました。

駅前の喧騒を忘れさせてくれるような空間もたくさんありました。まさにおばちゃんの原宿です。

呑兵衛の筆者には嬉しいお店がたくさんありました。大満足です。

【本日のせんべろ計】軍資金:3000円

    「ホルモン二郎」
  • せんべろセット1000円
    「一平」
  • 酎ハイ300円
  • 寿司玉300円
  • 黒霧島ロック400円
    「ナニコレ食堂」
  • ホッピーセット400円
  • アジフライ250円
  • なか250円

計2900円

せんべろを粋に楽しむためのマナー

お店には、それぞれの独自ルールが存在します。

たいていの場合は、そのルールは壁に貼ってあったりはしないため、何回か通って学んでいくしかありません。

しかし、そんな独自のルールを知らないお店に勇気を振り絞って飛び込んでみると、そこには魅惑の酒場ライフが待っているのです。

今回は、大阪・京橋駅近くの立ち飲みストリートに建ち並ぶ「まるしん」さん伝統の「サクッとスマートな立ち飲みの心得」を紹介します。

大声で騒ぐべからず

基本的には、居酒屋は酒を楽しむ場であるとともに公共の場所のマナーと同じく、みんなに迷惑をかけるような行為は尊重されるべきではないですよね。

仲間と楽しい時間を過ごしたり、カウンターに座って一人思いに耽ったり、はたまた告白をしようとそわそわしていたり。

目的やシチュエーションに合わせて来店するお客様がたくさんいます。自分だけでなく、周りのお客様も楽しめるように、大声で騒ぐといった迷惑行為は控えましょう。

長時間居座るべからず

お店が混雑してきたら、新しく入ってきたお客様に場所を譲ってあげるというのもまた一つの礼儀です。

一人客の方にサッと場所をあけてあげることができたら、できる男またはできる女と思われるかも。

疲れても自分の足で立つべし

疲れて地べたに座り込んだりするのはもってのほか、立ち疲れたら長居せずに帰るのがスマートです。

座り込んでしまうと、他の方の迷惑になってしまいますよね。

酔っ払ってもお客さんに絡むべからず

酔っぱらって気分がよくなっても、むやみやたらにお客様に声を掛けてはいけません。

ただ、お客様同士の距離の近さが立ち呑みの最大の魅力でもあるので、嫌な空気にならない程度に会話を楽しむことは非常に良いことです。

ひょんなことから隣のお客様と意気投合して乾杯した経験もあるかと思います。また、カウンターで店主と隣のお客様が会話を楽しんでいるとき、ふと、自分にも話しかけられると嬉しいものです。大人のマナーを守りつつ、そういったハプニングを楽しみましょう。

難しく考えすぎず場を楽しむべし

せんべろ店のマナーをいくつかご紹介しましたが、難しいことを考えず、思い切ってチャレンジするのも大切です。店主や常連さんがおすすめ料理などを教えてくれる場合が多いので、1人でも不安に感じる心配はありません。

はじめて来店したという旨を恥ずかしがらずに伝えることで、予期しなかった温かい人情に触れることができます。

まとめ

今回は、代表的飲み屋街が軒を連ねる東京都の4エリアを中心的にご紹介をしました。

第一に、「せんべろ」をする上で、各店の席料・お通し・チャージ料を確認することが重要です。

また、お店によっては、メニュー表示価格が税抜表記である可能性も大いにありますので、下調べをしてから向かうことをおすすめします。

近年、飲食店掲載サイト(HOTPEPPERグルメぐるなび食べログRetty等)にて特典クーポンを提供していたり、情報誌にてクーポンを配布しているお店が増えています。

他にも、人から聞いたお店、インターネットや雑誌で見かけたり気になっているお店をメモしておくなど、常にアンテナを張っておくと、いざというときに慌てずに済みます。

今回は「せんべろ」を楽しみながら、はしご酒も楽しもうという提案をさせていただきましたが、「せんほろ(=千円でほろ酔いできる)」という言葉があってもいいのではないかと勝手に考えております・・・

普段の視点を少し変えるだけで、お店の選び方や楽しみ方の質がぐんとアップします。自分だけのポイントを見つけ、せんべろ上級者を目指しましょう。

ビギナーズ編集部 /
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