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初心者でも簡単!家庭菜園におすすめの果物と育て方を紹介

初心者でも簡単!家庭菜園におすすめの果物と育て方を紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

野菜は家庭菜園で育てたことがあるという方も、果物はチャレンジしたことがないという方も多いのではないでしょうか。

果物も簡単に家庭菜園が楽しめるんです。そこで本記事では、果物を家庭菜園で楽しむ方法について詳しくお伝えしていきます。

家庭菜園を始める前に知っておくべきこと

家庭菜園を始める前に、チェックしておくポイントについてもみていきましょう。

広さによって適切な果物が変わってくる

広さによって適切な果物は異なります。ベランダを使うのか、庭を使うのか、また農園のような広さなのか。

広さによって適した作物があるので、育てる場所も含めて考えましょう。

どんな土壌で栽培するか

土壌も場所によってことなってきます。

ベランダや屋内などであればプランター栽培、家の庭や農園、畑であれば地面の土を使った露地栽培が主流です。

初心者の方が果物を選ぶ際のポイント

次に初心者の方が果物を選ぶ際のポイントについてもご紹介していきます。

栽培の手間がかからないもの

栽培が簡単で、手間がかからないというのがポイントです。温度や湿度などの環境変化に強い、病気や害虫に強い果物を選ぶと、栽培の手間がかからず育てやすいです。

また苗から育てることで、種から育てるよりも収穫率がアップしたりもします。

さらに収穫までの期間が短い果物を選ぶのもおすすめ。育てやすさもしっかりと考慮しましょう。

スペースを必要としないもの

スペースを必要としない果物を選ぶことも重要です。同じレタスにしても結球型のレタスよりも、リーフレタスのようがより収穫率が高くなります。

スペースと収穫量もあわせて考えてみましょう。

自分の好きな品目を選ぶこと

自分の好きな品種の果物を選ぶのもおすすめです。好きなものを選ぶことで果物の成長を見るのもより楽しみになりますし、より手間をかけて育てることができます。

何より収穫したときに感じることのできる喜びも、より大きいものになるはず。悩んだときは、自分の好きな品目を選んでみましょう。

【ベリー系】おすすめの家庭菜園向け果物

ベリー系で家庭菜園向けの果物についてご紹介していきます。

いちご

夏~秋にも収穫できる四季成り苺、冬から春にかけて収穫する一季成りとありますが、一季成りが主流です。

苗から育てるのが一般的ですが、秋から店頭に並び始めるので、そのタイミングでの購入がおすすめ。冬の間の成長はわずかですが、寒さを超えた苗は強くなります。

ラズベリー

一季成りのものと二季成りのものに分かれ、6~7月の初夏が収穫期で、二季成りは秋にも収穫が可能です。

暑さにも寒さにも強く、鉢植えでもよく育ちます。苗木や鉢植えから育てるのが一般的ですが、植え付けは秋~春にかけてが最適。

収穫までが早いのが特徴で、開花して受粉後1カ月程度で収穫が可能です。熟した実はラズベリー独特の香りと甘みがあって、生食でも美味しく食べれますが、一方でアリなどの虫もつきやすいで対策が必要です。

ブルーベリー

暖かい地域なら秋、寒い地域なら春が植え付けにおすすめ。地植え・鉢植え共に育てることができますが、苗からのほうが育てやすいです。

注意点としては、乾燥に弱いのでしっかりと水やりをするようにしましょう。

【柑橘系】おすすめの家庭菜園向け果物

柑橘系で家庭菜園向けの果物についてご紹介していきます。

柚子

比較的寒さに強く、植え付けは春ごろが最適。しっかりと水やりを行うのがポイントです。

柚子は病気に強いため育てやすい果物ですが、成長が遅い点が難点といえるでしょう。

レモン

鉢植えでも育てることが可能で、植え付けは春が最適。

害虫被害にあいやすいので対策が必要なのと、肥料も多めに与えることもポイントです。

ブンタン

ブンタンはいままで温帯南部から熱帯地方が栽培の適地とされていましたが、温暖化の影響もあり本州でも栽培が可能になってきています。

耐寒性がやや弱いので注意が必要です。

【おなじみの果物】おすすめの家庭菜園向け果物

果物全般の中から家庭菜園向けの果物についてご紹介していきます。

カキは育てやすく、家庭栽培でもおすすめの果物。

甘ガキは東北南部以北では渋が十分に抜けない、栽培が不可能なものもありますが、渋ガキであれば場所を問わず栽培が可能です。

耐寒性も強いです。

スモモ

スモモは日本の気候に適しており、品種は問いますが家庭でも栽培しやすい果物です。

完熟まで育てることができれば、甘味十分の実を楽しむことができます。耐寒性も強いです。

ビワ

ビワの実は甘みと酸味がが特徴で、そのまま食べるだけでなくジャムにしても美味しく楽しめる果物です。

柑橘類の果物の栽培が盛んな地帯では必ずといっていいほど栽培されており、葉も健康茶として使われています。耐寒性については、少し弱さがあります。

ザクロ

秋の風物詩でもあるザクロも自宅で育てることが可能です。

露地植えにすると大きな株を作ることもできます。

鉢植えにして雨の時期は軒先に入れるなどとすると、安定して収穫できるようになります。耐寒性は強いです。

真夏に収穫されるのが一般的な果物ですが、実は傷みやすいため市販のものは完熟前に収穫されているんです。

完熟した甘さのある桃を楽しみたいという方には、ご自身で育てるのがおすすめです。

桃はモモは1本だけでもよく成長し、植えつけた翌年から収穫することが可能。耐寒性も強いです。

実ウメ

育てやすく、ほとんど無農薬で作ることができるのも実ウメの特徴。家庭でも育てやすくおすすめの果物です。

1本で実がなる品種もありますが、確実に結実させるためには3品種以上あるとよいでしょう。耐寒性は強いです。

ブドウ

大型プランターのトレリス仕立てでも、10房程度であれば十分育てることが可能なんです。棚がなくても自由に仕立てて楽しめます、色々な品種を育ててみるのも面白さがありおすすめです。

また早ければ1年で収穫も可能、野菜用などの大型プランターでも育てられる果物です。

キウイフルーツ

キウイフルーツは高温多湿の気候に最適で、日本では実は多くの地域で栽培することができる果物なんです。

さらに雨や害虫にも強く、完全無農薬での栽培も可能。家庭栽培で非常におすすめな果物です。

棚仕立てしかできないような印象がある方も多いかと思いますが、簡単でコンパクトに仕立てることが可能なんです。

開花期さえ合えばニホンナシやセイヨウナシも育てることが可能。耐寒性も強いです。

家庭菜園で果物を育てよう

家庭菜園で果物を育てる方法や、おすすめの果物についてご紹介していきました。野菜は作っているけど、果物は作ったことがないという方も多いはず。

しかし簡単に育てることができる果物もたくさんあり、環境を整え適した果物を選べば、しっかりと収穫を楽しむこともできます。

ぜひチャレンジしてみてくださいね。

またこちらの記事で、家庭菜園に大切な土作りについて詳しく解説していますので、また参考にしてみてください。

Natsumi /
ビギナーズ編集部 ライター

オールジャンルで活動しているWebライター。趣味は音楽と読書、お酒を飲むこと。パンクロックと、村上春樹と、ビールが好きです。ライターの傍、猫2匹と田舎暮らしを満喫中。

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