更新

ハンドメイド販売のおすすめサイト5選!販売方法と注意点まとめ

ハンドメイド販売のおすすめサイト5選!販売方法と注意点まとめ

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

趣味で制作したハンドメイド作品を見た友人や知人から、「買わせてほしい」「販売しないの?」などと声をかけられた経験はありませんか?最近ではハンドメイド作品を販売して副業にしている人も増えていますが、気になるのは販売のやり方です。

一昔前まではフリーマーケットなどでの販売が中心でしたが、インターネットが普及してからは「通販」にてハンドメイド作品の売買が行なわれています。

そこで今回は、ハンドメイド販売のおすすめサイトやアプリをご紹介します。

ハンドメイド販売とは?

ハンドメイド販売とは、手作業で制作したオリジナル作品を他者に販売することです。販売できる作品は「アクセサリー」「衣類」「小物」「家具」など様々。

ハンドメイド作品が売れるか売れないかは製作者のセンスや技術によって異なり、成功すれば本業以上に稼いでいる人もいます。

そして現在、ハンドメイド作品を販売する主流の手段となっているのは「ハンドメイド販売サイト」です。

サイトやアプリに登録するだけでハンドメイド作品の出品ができ、もちろん自分が購入者となり作品を購入することも可能です。

趣味や副業として人気のあるハンドメイド販売ですが、全ての人が収益を得られるわけではありません。

「期待していたように売れなかった」「材料費を差し引くとプラスマイナスゼロで儲けはなし」「作品のPRが苦手で顧客がつかない」など、実際にハンドメイド販売に挑戦してみると、案外手間がかかると感じてしまう人もいるでしょう。

ハンドメイド販売サイトの選び方

たくさんのハンドメイド販売サイトがある中で、どのような点を意識してサイト選びを行なえばいいのでしょうか?

サイトにはそれぞれ「ユーザー数が多くて売れやすい」「手数料が低くて利益率がいい」などという特徴があるため、自分の要望に合わせて選ぶ必要があります。

ここでは、ハンドメイド販売サイトの選び方について詳しく解説します。

手数料で選ぶ

手数料とは、出品した作品が売れた際に「サイト側へ支払われる費用」のことです。

例えば手数料が10%のサイトでは、1,000円の作品が売れた際にサイト側へ支払われる費用は100円で、残りの900円が出品者の儲けとなります。

一方で、手数料が5%のサイトでは、1,000円の作品が売れても50円の手数料にしかならず、出品者は950円の儲けとなります。

このように、手数料ができるだけ低い販売サイトを選ぶことで、収入額を増やせます。「儲けたい!利益を出したい!」という人は、手数料の低さでサイトを選んでみるといいでしょう。

販売サイトの平均的な手数料は?

現在、様々なハンドメイド販売サイトがありますが、手数料はサイトごとに大きく異なるのが特徴的です。低いサイトでは3%ほどの手数料であるのに対して、高いところでは20%もの手数料を設定しているところも!

仮に、1,000円の作品が3%の手数料で売れたとすると、作品者の収入は「970円」。一方で、20%の手数料の場合は「800円」の収入になり、差額は170円にも及びます。

ただし、全体的に見てみるとだいたい10%程度の手数料を設定しているサイトが多いため、サポート体制などを含めてよく検討してみましょう。

ユーザー数の多さで選ぶ

サイトにどれだけのユーザーがいるのかを把握しておくことは、自分の出品した作品の売れ行きに大きく関係します。

サイトユーザーが100人のサイトと1万人のサイトでは、当然1万人のサイトへ出品した方がより多くのユーザーの目に止まりやすく、作品が売れやすくなります。

どれだけ素晴らしい作品を出品したとしても、サイトのユーザー数が少なければ売れるまでに時間がかかってしまうかもしれません。

少々手数料は高くても、ユーザー数が多いサイトを選んだ方が売れやすさにつながる可能性もあるでしょう。

作品のジャンルで選ぶ

ハンドメイド作品といっても、その種類は様々でした。ハンドメイド家具を多く出品しているサイトもあれば、衣類や子ども服を中心に取り扱っているところもあり、アクセサリー系を中心に揃えているところも!

自分が出品したい作品のジャンルや雰囲気に合うサイトを選ぶことで、より作品が注目されやすくなり、売れやすくもなるでしょう。

使い勝手で選ぶ

サイトには様々な機能があります。例えば「匿名配送ができるところ」「メッセージ機能にテンプレが用いられているところ」「配送料が割引されるところ」など、サイトごとに特色ある機能やシステムが見られます。

現在ある販売サイトの多くは、とても見やすくスマホでも簡単に手続きできるように整えられているところがほとんどです。

ただし、人によっては「使いにくい」と感じることもあります。まずは出品する前に、一定期間サイトの使用感を確かめてみるのもいいかもしれません。

サポート体制で選ぶ

基本的に、販売サイトでは全ての手続きをインターネット上で完結させます。

そのため「作品が届かない」「間違えて発送してしまった」「作品のクレームが来た」などのトラブルには、出品者が自ら対応しなければいけません。

販売サイト側では、このような不測の事態を考慮して、相談センターやサポート体制が整えられていることがほとんどです。

しかし、サイトによって「その日のうちに返信が届く」「応答まで2〜3日かかる」などのばらつきがあり、スムーズに問題を解決できない可能性も出てくるでしょう。

「初めての販売サイトで不安が大きい」という人は、まずはサポート体制に定評がある販売サイトを選んでみるのも賢い選択です。

ハンドメイド販売のおすすめサイト&アプリ5選

ここからは、ハンドメイド販売におすすめのサイトやアプリをご紹介します。手数料や特徴についてもまとめるので、ぜひ参考にしてみてください。

minne(ミンネ)

minneは日本最大級のハンドメイド販売サイトです!手数料は「販売総額の9.6%」とやや平均よりも低めの設定で、70万人以上のハンドメイド作家さんたちが素敵な作品を出品しています。

アプリのダウンロード数も1,200万を超える人気ぶりで、ここでしか出会えない素敵な作品が見つかると多くの支持を集めているサイトです。

お店ではなかなか販売していないような個性的な作品はもちろん、ベーシックでシンプルな作品まで充実しているのが特徴的。インスタに投稿した画像からminnneへダイレクト移動できる機能もあり、PRもしやすそうです。

minneでクリエイター登録をする

Creema(クリーマ)

Creemaはminnneに並ぶ、日本最大級のハンドメイド販売サイトで、手数料は10%。950万点以上の作家作品があり、サイト内の平均評価も4.8と満足度の高い声が寄せられています。

使い勝手も折り紙つきで、初心者でも2分程度で自分のショップを開設できるというので驚きですよね!

販売カテゴリーは「アクセサリー」「アパレル」「インテリア」「雑貨」「キッズ・ベビー」など、ほぼハンドメイド全域をカバーする勢いも魅力的。

どの販売サイトにしようか迷ったときは、まずはCreemaでのサイト開設を検討してみてください。

Creemaでクリエイター登録をする

BASE(ベイス)

BASEの販売手数料は「注文合計金額の3.6%+40円・サービス利用料3%」です。ハンドメイド専門サイトではありませんが、アクセサリー系から衣類系小物系など様々なジャンルの作品が揃っています。

BASEでは豊富なテンプレが用意されているため、ネット販売が初めてでもおしゃれに自分のサイトが作れるところが魅力的!

そのためBASEでは、副業での販売やセミプロのハンドメイド作家さんたちも目立ちます。「小規模から本格的なハンドメイドビジネスを始めたい」という人には、BASEがぴったりでしょう。

BASEでクリエイター登録をする

Pinkoi(ピンコイ)

Pinkoiは、台湾で誕生したアジア最大のデザイナーズマーケットです。ユーザー数350万人以上で、出品ブランドは18,000以上の大スケールが特徴的。

販売手数料は15%ですが、2020年12月31日までは5%に引き下げ中です。(※2020年11月現在)舞台がグローバルなので作品も他と被らない物が多いと評判で、個性派の作家さんには特におすすめできる販売サイトだと感じます。

随所に翻訳サポート機能があるのはもちろん、万が一のトラブルにも無料で対応してくれるというサポート体制の手厚さには、かなりの安心感がありますよね。

「海外に向けて発信してみたい!」という作家さんは、ぜひPinkoiを利用してみましょう。

Pinkoiでクリエイター登録をする

mercari(メルカリ)

CMでもお馴染みのmercariは、手数料10%で使い勝手のよさが抜群にいいと評判の販売サイトです。どう使い勝手がいいのかというと、サイト内で販売して得たポイントはコンビニや飲食店などで利用できること!

また、mercariはヤマト運輸や郵便局と提携しています。ヤマト運輸では送料が69%offになるため、かかる送料も少なくて済むので助かりますよね。

ハンドメイド専門サイトではありませんが、ハンドメイド作品も数多く出品されているため、使い勝手のよさを求める人にはおすすめです。

mercariでクリエイター登録をする

ハンドメイド販売に関する注意点や禁止事項

ハンドメイド販売サイトで収益を得るとなると、気になるのは税金や確定申告、禁止事項についてですよね。トラブルに発展しないよう、気持ちよく販売サイトを利用するためには、どのような注意点に気を配るべきなのでしょうか。

ハンドメイド販売でも税金がかかる

ハンドメイド販売で収入を得た場合、そこには税金がかかります。しかし、全ての作家に対して税金の支払い義務が生じるのではなく、収入によって課税非課税が決まります。

基本的に課税非課税の判断は年間の所得に応じて決まるため、働いている人であれば「年間所得+ハンドメイド作品の収益」を計算する必要があり、働いていない人であれば「ハンドメイド作品の収益のみ」で計算します。

ハンドメイド販売で得た収益は確定申告が必要

確定申告とは「1年間の所得にかかる税金を計算し、国に納めるべき税額を報告する手続き」のこと。

ハンドメイド販売で得た収益によって確定申告の必要があるかどうかが決まるため、ハンドメイド販売を本業としているのか、副業としているのかを明確にすることが大切です。

働いている人なら「ハンドメイド販売で得た収益が年間20万円以上」、働いていない人であれば「年間所得が48万円以上」になると、確定申告が必要です。

キャラクター柄の生地を使用すると著作権法に違反する

ハンドメイド作品を出品する際は、作品に使用する生地に気をつけましょう。キャラクターがプリントされている生地には著作権があるため、販売目的で利用すると著作権法に違反してしまいます。

違反すると作品の取り消しやアカウントの停止になるだけではなく、刑事処罰されてしまう可能性もあるため注意が必要です。

「肖像権侵害」「著作権侵害」に注意を払うこと

キャラクターものの生地には著作権がありますが、それと同じく気をつけなくてはいけないのが「肖像権」です。肖像権とは、作品の写真を撮る際などに協力してもらった「モデル」に与えられる権利のこと。

撮影したのが作家さん自身だったとしても、その写真の肖像権は「モデルになった本人」にあることを忘れてはいけません。

「PRのためSNSにアップしよう」「ネットショップのイメージ画像に使っちゃおう」など、モデルの許可なしに画像を使用してしまうと、肖像権侵害にあたります。

ハンドメイド販売で自分の実力を試してみよう!

ハンドメイド販売サイトには様々な種類がありますが、サイトを選ぶ際は「手数料」「ユーザー数の多さ」「サイトのジャンル」を総合的に判断して決めましょう。

「自分の製作した作品が誰かに求められる」ということは、とても嬉しいこと。ハンドメイドが趣味なら、ぜひ販売サイトに登録して作品を出品してみませんか?もしかすると、自分でも気がつかなかった新しい可能性が開花するかもしれません。

ハンドメイドで人気があるのがアクセサリーです。こちらの記事では、アクセサリー作りに必要な道具とパーツを紹介しています。アクセサリー作りに興味がある方や、アクセサリー作りの幅を広げたい方はぜひチェックしてみてくださいね。

白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター

独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。

ビギナーズTOPページ