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[2021最新]ロボット掃除機のおすすめ9選と選び方|マッピングなど便利機能も解説

自動で掃除をしてくれるロボット掃除機。この記事ではロボット掃除機の選び方とおすすめの機種をご紹介します。iRobotルンバをはじめとし、各メーカーから様々なモデルが発売されています。種類ごとに長所や適した使用シーンがあるため、自宅の広さや目的に合わせて選ぶことが重要です。
[2021最新]ロボット掃除機のおすすめ9選と選び方|マッピングなど便利機能も解説

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「ルンバ」に代表されるロボット掃除機は、誰もいないときでも家の中を動き回って清掃を済ませてくれる便利家電です。各メーカーが様々な機種を発売しています。

ロボット掃除機を清掃方法で大きく分けると「吸引型」と「拭き掃除型」があります。住んでいる部屋に合わせてどちらかを選んでもかまいませんが、2つのタイプを併用すればよりきれいに部屋を掃除できるでしょう。

段差や障害物などを回避するセンサーがついているタイプや、自動充電ができるタイプも人気です。このようにロボット掃除機は形や清掃方式などの種類が多く、選択肢が豊富にあります。そのため、種類が多すぎて選び方がわからないという方もいるかもしれません。

この記事ではロボット掃除機の概要を説明したうえで、選び方やおすすめの機種をご紹介します。

ロボット掃除機の選び方

まずは、ロボット掃除機の選び方について解説します。どのようなポイントに着目して選べばよいのでしょうか。

走行方法から選ぶ

ロボット掃除機が掃除の際にどのように走行動するかも大事なポイントです。

走行方法は、部屋の間取りに合わせて掃除する「マッピング機能」、障害物をよけながら走行する「ランダム」、真っ直ぐ進んで折り返すことを反復する「直進走行」の3つに分かれます。

point!
  • マッピング機能:複数の部屋を効率良く掃除できる
  • ランダム走行:斜めなど不規則に走行。ムラが出やすい
  • 直進走行:直進に規則的に走行。ムラが少ない

マッピング機能

画像:Amazon

走行方法の中でも、部屋数が多い方におすすめしたいものが「マッピング機能」を搭載したロボット掃除機。センサーで部屋の間取り地図を作成し、効率よく掃除してくれます。いくつか部屋があって特定の部屋だけ掃除したい場合にもマッピング機能は有効です。

ランダム走行や直進走行のロボット掃除機だと掃除できる範囲が限定されて掃除の手間が増えてしまうところ、マッピング機能搭載製品は効率的に稼働します。高度な機能なので少々高くなりますが、掃除が二度手間にならない点はメリットでしょう。

ランダム走行

不規則に進行するランダム走行のロボット掃除機は、比較的安価なのがメリットです。

マッピング機能に沿って走行する製品や直進走行の製品と比較すると、掃除できる箇所にムラがあるのがデメリットでしょう。

時間をかければきれいに掃除できるので、1Kやワンルームで使いたい方、安価なものが欲しい方におすすめです。

直進走行

文字通り直進に走行するタイプのロボット掃除機は、1つの部屋を効率的に掃除します。間取りは認識できないので、一度に複数の部屋は掃除できません。

直進を折り返しながら進行するのでムラがなく、短時間できれいになります。床が片付いていて、部屋を素早く掃除したい方におすすめです。

住環境から清掃方法のタイプ別に選ぶ

ロボット掃除機には大きく分けて、ゴミ吸引型と拭き掃除型の2つのタイプがあります。現在の主流は吸引型です。

掃除方法に着目してロボット掃除機を選ぶ際は住環境、ペットの有無などによって必要なタイプを選択しましょう。

吸引型

吸引型はカーペットや畳など幅広い場所で使用できます。ペットを飼っている家庭なら、落ちている毛を掃除するなどの用途で活躍してくれるでしょう。ペットを飼っているなら、毛の絡みにくいシリコン製のブラシがついている製品をおすすめします。

吸引型のロボット掃除機を選ぶときには、吸引力の強さをチェックしてください。吸引力は吸引口の広さや、付属しているブラシの形や素材などで決まります。毛足の長い絨毯を敷いている場合には、吸引力を重視して選ぶとストレスなく掃除できます。

拭き掃除型

拭き掃除型は、装着されているモップで拭き掃除をするタイプです。拭き方には水を使用する水拭きと使わない空拭きがあります。

拭き掃除型は、主にフローリングで使用します。絨毯やカーペットでの使用には向いていません。吸引型よりも床面の汚れをしっかりと落としてくれるのがメリットです。もちろんゴミ吸引型と拭き掃除型を併用することで、より部屋をきれいに掃除できます。

サイズや形から選ぶ

point!
  • 丸型:障害物に引っかかることなく走行する
  • 多角型:部屋の隅まで掃除できる

ロボット掃除機といえば思い浮かぶのは、ルンバに代表される丸い形でしょう。このような丸型の掃除ロボットは障害物に引っかかりにくいため、部屋をスムーズに移動して掃除をしてくれるのが特徴です。

なかには、四角や三角など多角形の商品もあります。ロボット掃除機に角があるメリットは、丸型の商品では届きにくい部屋の隅や壁ギリギリの方まで掃除が行き届く点です。

また、サイズに着目するのも忘れないでくださいね。家具の隙間までしっかり掃除をしたいなら、コンパクトなタイプがおすすめです。ベッドやソファなどの家具の下を掃除したい場合は、引っかかりにくい薄型を選ぶとよいでしょう。

段差やゴミなどの障害物センサーがついているか

ロボット掃除機を選ぶときには、目的に合ったセンサーを備えた機種を選ぶようにしましょう。

目的に合わせたセンサー

階段や段差が多い場合は段差を検知できるセンサーつきのもの、階段付近も安全に掃除したい場合は落下防止機能があると便利です。

機種によっては部屋をまたぐ敷居や絨毯の段差を乗り越えられない場合があるので注意しましょう。段差を検知して乗り越えるセンサーがあれば複数の部屋をまたいだり、厚めの絨毯を乗り越えたりして掃除をすることが可能です。

また、高機能モデルのロボット掃除機には、ゴミセンサーを搭載しているものがあります。ゴミが多いところを検知して集中的に掃除してくれるので、効率的に掃除を進められるのです。

衝突防止機能

衝突防止機能が搭載された製品も人気です。せっかくロボット掃除機を作動させて出かけても、障害物にぶつかって止まってしまっては意味がありません。止まらなくても衝突により理想的な進路を取れなければ効率が落ちてしまいます。

衝突防止機能つきのロボット掃除機なら、センサーを使って家の中の障害物を検知して迂回しながら掃除を進めてくれます。家具などの障害物自体が、衝突による衝撃で傷つくのを防ぐことも可能です。

自動充電機能・自動再開機能がついているか

ロボット掃除機は自動で部屋を清掃しますが、充電終了と同時にその場で停止してしまうものと、自動で充電器に戻ってくれるタイプの製品があります。

充電が切れたロボット掃除機を毎回充電器に戻す手間を省きたい、ロボットによる掃除を最大限に効率化したい方は、自動充電機能つきのものがおすすめです。

さらに、自動充電だけでなく自動再開機能を搭載したものもあります。自動再開機能つきのものは、充電後に掃除中だった場所まで戻り、掃除を再開してくれるのです。ロボット掃除機を用いる家が広い場合には、チェックしておきたい機能といえます。

細かい設定ができるか

進入禁止エリアの設定ができるロボット掃除機もあります。あらかじめエリアを指定しておけばペットのいるエリアや、大切なものや壊れやすいもののある場所を避けて掃除してくれるのです。

動作をスタートする手間まで省けるのは、スケジュール機能つきのロボット掃除機です。この機能があれば、設定していたスケジュールに従って掃除機が自動で作動して掃除を済ませてくれます。

おすすめのロボット掃除機

ロボット掃除機のおすすめ機種をピックアップしました。

iRobot「ルンバ s9+」

2020年2月発売日の「ルンバ s9+」は、ルンバ史上初の”D型”が特徴的です。

ルンバといえば丸い形状のイメージですが、丸と四角のハイブリットのD型は、直角の部分が隅のほこりまでしっかりアプローチします。

ダストボックスも進化し、s9+のダストボックスは従来よりも大きく開いて取り出しやすくなりました。60日分のごみを貯めておけますが、アレルゲンを99%カットするフィルター付きで、クリーンな排気です。

iRobot「ルンバ i7+」

ルンバのなかでも、高機能な吸引型のロボット掃除機です。自動充電機能はもちろん、自動再開機能、ダストボックスの水洗いといった、便利な機能を多数搭載しています。

機体に吸引したゴミを自動的にクリーンスペースと呼ばれるスタンドに排出するので、ごみ捨ての手間を大幅に削減できます。

Wi-Fiにも対応し、部屋の状況を学習する機能がついているのも見逃せません。最高レベルの機能を持つロボット掃除機がほしい方は要チェックです。

iRobot「ブラーバ390」

ブラーバ390はブラーバのスタンダードモデルで、正方形の形が特徴的です。水拭きと乾拭きに対応しており、この2つを併用することで、床についた皮脂など、普段掃除しにくい汚れもきれいにできます。

「iAdapt2.0」というナビゲーションシステムが、大きな部屋や複数の部屋など、広い範囲の掃除を可能にしています。家具の足回りなどを隅々まで掃除できるのも強みです。

上位機種であるブラーバジェットよりも運転音が静かなのも人気の理由でしょう。拭き掃除タイプのロボット掃除機の中で、静かに使用できるものがほしい方にぴったりです。

iRobot「ブラーバ ジェットm6 m613860」

ブラーバジェットは、ジェットスプレーを利用して強力に汚れを落とす上位モデルに位置づけられています。「スマートマッピング機能」で部屋のレイアウトを学習・記憶し、最も効率的なパターンで掃除をしてくれるのが特徴です。

ジェットスプレーで家中の床のべたつく汚れや、こびりついた汚れもきれいに拭き取ります。障害物の場所を把握して動いているので、家具などを濡らしてしまうこともありません。

Googleアシスタントや Amazon Alexa にも対応し、スマートスピーカーを使って操作することも可能です。同じiRobot社の吸引型ロボット掃除機「ルンバi7」と連携して掃除することもできます。

Anker Eufy RoboVac 11S

機能を絞り込んだ低価格モデルです。低価格ながら自動充電・落下防止・衝突防止などの人気機能を搭載しています。初めてのロボット掃除機としておすすめです。

高さが72mmと薄型なので、ソファやベッドなどの家具の下もしっかり掃除をしてくれるでしょう。静音設計で、在宅勤務中でも騒音に気をとられることなく掃除を済ませられそうですね。

とはいえ、多くの機能を備えている上位モデルに比べると、できることは限られています。あらかじめ必要な機能が備わっているかどうかを確かめてから購入すると、必要な機能が足りないというような失敗を避けられるはずです。

Anker「Eufy RoboVac L70 Hybrid」

ロボット掃除機は一般的に吸引型と拭き掃除型に分かれていますが、本機は「2-in-1のハイブリッド設計」を採用しています。その名の通り、ゴミの吸引と拭き掃除を同時に行うことが可能です。前方のブラシでゴミを吸引しながら、後方に備えつけられたモップで水拭きを行います。

「進入制限エリア」を設定して特定の場所を避けて掃除したり、「エリア指定モード」で汚れている箇所を自動で検知して集中して掃除したり、部屋の中を思いのままにきれいにできます。

パナソニック「RULO MC-RSF1000」

パナソニックによる三角形タイプのロボット掃除機です。三角形の形状と「レーザーSLAM」と呼ばれる技術を活かして部屋の隅々まで掃除できるのが特徴です。

段差や絨毯が苦手なロボット掃除機が多いなか、この製品は最大2.5cmの厚みのものを乗り越えられます。それだけでなく、引っかかりがちな薄い絨毯などの上も上手に走行できるので、部屋をまたいだ掃除やラグを敷いた部屋でも活躍してくれるでしょう。

また、障害を検知するためのレーザーが前面だけに設置されているのではなく、360度確認できるよう設置されているため、家具を傷つける心配もありません。

ダイソン「Dyson 360 Heurist RB02 BN」

「Dyson 360 Heurist RB02 BN」は「衰えない吸引力」というキャッチコピーが有名なダイソン社のロボット掃除機です。ただ単に吸引力が強いだけでなく、自動充電機能や間取りの学習機能なども搭載されています。

こちらの機種はダイソン社独自の技術を実現するために独特な形状をしています。幅はコンパクトであるもののロボット掃除機の中では高さがあるので、家具の下を掃除するニーズがあるかどうかの確認は必須です。

日立「minimaru RV-EX1」

ミニマムの名前の通り、本体幅25cm×高さ9.2cmという非常にコンパクトなモデルです。ベッドやソファの下なども難なく掃除できるでしょう。さらに、丸型ロボット掃除機にとって掃除の死角になりがちな部屋のコーナー部分にも接近し、隅々まで掃除します。

小ささの利点は掃除中以外にも活かされています。充電しているときにも部屋の中でとるスペースが小さいので邪魔にならず、部屋のインテリア性を損ないません。スマホアプリやAmazon Alexaによる操作も可能です。

まとめ

この記事ではロボット掃除機の選び方と、おすすめの製品をご紹介しました。清掃方式には吸引型と拭き掃除型があり、絨毯やフローリングなどの床材やペットの有無などによって選ぶ製品が異なります。

スタンダードな丸型に加え、三角形や四角形の独特な形状のものがあることも覚えておきましょう。丸型は引っかかりにくいのでスムーズに掃除でき、角があるタイプは部屋の隅々まできれいに掃除ができます。

衝突や落下を防止するセンサー、スケジュール機能などがついた高機能な商品を活用すれば掃除の効率化と自動化が可能です。一方で、機能が増えるほど高価になるため、価格と必要機能のバランスを意識することも大切です。

また、こちらの記事ではおすすめのコードレス掃除機を紹介していますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

ビギナーズ編集部 /
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