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MacBook Air/Proの充電器おすすめ9選を紹介|選び方など徹底解説
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MacBook用充電器は種類が豊富なため、選ぶ際にどの充電器が適しているのか分からない方もいるかもしれません。
もちろん純正の充電器を購入すれば解決できます。ただ、非純正の充電器にもそれぞれメリットがあるのです。
非純正の充電器は、オリジナルの機能があるものも多く、利便性が上がります。しかしどのようなポイントでMacBookの充電器を選ぶべきか押さえておかなければ、機能を最大限に活用できないかもしれません。
本記事では、MacBook用充電器の選び方や、非純正の充電器にどのような特徴があるのかを解説します。
また、MacBookの充電器も9点ピックアップしました。この記事を読むと、MacBook用充電器の選び方が分かり、ご自身に適した充電器が見つかるはずです。
目次
MacBook用充電器の選び方
MacBook用充電器のスペックを最大限引き出すためには、充電器本体と接続ケーブルの仕様を確認する必要があります。ここではそれぞれの注意点について説明します。
適切なワット数を選ぶ
まず、充電器本体がPD(Power Delivery)に対応しているかチェックしましょう。
PDとはUSB規格の1つで、2015年に発売されたMacBookのモデルから採用されています。PDに対応している充電器は、最大100Wの電力を機器へ供給でき、急速充電が可能です。
出力については純正のものと比較して、同等かそれ以上かを確認してください。純正の充電器より出力が低いと、充電速度が遅くなることも考えられます。
反対に、供給電力がMacBookの能力を超えた場合、充電器の出力はMacBookに合わせて抑えられます。純正の充電器では、出力がMacBook Air=30W、MacBook Pro 13/14インチ=61W、16インチ=96Wです。
また、MacBookに適した充電器を選ぶことについて、Appleの公式HPでは以下のように述べられています。
「適合ワット数よりもワット数が大きい電源アダプタも問題なく使えますが、コンピュータの充電時間が短くなったり、動作に違いが出たりすることはありません。付属のアダプタよりもワット数が小さい電源アダプタでは、十分な電力が供給されません。」
引用元:Apple日本公式サイト
接続ケーブルに注意して選ぶ
接続ケーブルにおいては注意点が2つあります。ひとつ目は、MacBookのポート規格であるThunderboltに対応したケーブルを選ぶことです。先述のPDに対応しているかもチェックしておきましょう。
ふたつ目は、充電器の出力が60Wを超える場合、5Aケーブルを選ぶことです。ケーブルの性能が落ちると、充電効率が下がってしまいます。
必要な機能で選ぶ
非純正の充電器がもつ主なメリットは「コンパクト・軽量・ポート数」の3点です。
普段、MacBookを持ち運んで使う機会が多い方は、コンパクトかつ軽量な充電器であれば収納しやすいでしょう。ポート数を増やせば、スマートフォンなど他の機器を同時に充電できます。
ただしポートが複数備わっている場合は、電力が分割されることもあります。分割された電力でも、十分な出力が可能か確認してください。
+αの利便性をもつのが非純正の充電器における魅力ですが、多機能であるほど価格も高くなります。必要な機能を見極めてコストパフォーマンスのよい充電器を選ぶことが大切です。
MacBook用充電器おすすめ9選
これまで解説した、MacBook用充電器を選ぶ際の注意点と着目点に基づき、おすすめの充電器をご紹介します。
【MacBook Air用】おすすめ充電器/出力30W
ここでは、MacBook Air用のおすすめ充電器をピックアップしています。
Anker「PowerPort Atom III Slim」
MacBook Airにおすすめの充電器です。Ankerは、半導体に導電効率のよい窒化ガリウムという新素材を世界に先駆けて導入したり、独自規格を開発したりするなど、技術力に定評のあるメーカーです。
窒化ガリウムを採用することで小型化に成功し、この充電器では厚さ1.6cmのコンパクトさを実現しています。重さは約57g、ポート数は1つです。
プラグが折りたためる仕様で、名刺ほどの大きさまで小さくなります。胸ポケットにも入る大きさなので持ち運びがしやすく、狭い場所のコンセントにも挿しやすいのがメリットです。
Ankerの独自規格である「PowerIQ 3.0」により、他社の急速充電規格にも互換性があり、USB Type-C搭載のあらゆるデバイスに対応できます。
Anker「Nano II 30W」
Anker製の充電器で「PowerIQ 3.0」の搭載に加えてPPS規格(Programmable Power Supply)にも対応しており、対応するスマートフォンの充電にも使えます。
サイズはプラグを除いて3~4cmとコンパクトで、持ち運びにも便利です。また、マルチタップ型のコンセントでも干渉しにくいという特徴があります。
重さは約47gと軽く、移動時の負担が少ないのも見逃せません。ポート数は1つです。ただし、プラグが折りたためないので、むき出しである点には注意が必要です。持ち運びの際に、PCやカバンの荷物などが傷つかないように気を配りましょう。
Anker「Nano II 45W」
先述したAnker「Nano II」の高出力版です。プラグを除いたサイズは約4cm四方で「Nano II」よりも少し大きく、通常のコンセントサイズであれば干渉しにくい仕様です。
30Wの「Nano II」では折りたためなかったプラグが折りたためるようになったことで、カバンに入れやすくなりました。その他の機能は、30Wの「Nano II」とほぼ同じです。
Anker「PowerPort Atom III 63W Slim」
複数のポートを搭載したモデルです。USB type-CとUSB type-Aが2ポートずつ搭載されています。Cポート1つの使用では最大出力45W、2つでは30Wと18Wに分割されます。
CポートとAポートのすべてを同時に使用した場合、Cポートは30Wと18W、Aポートは2ポートの合計が15Wの出力です。サイズは9×9cm、厚さ1.8cmとコンパクトで、バッグやポーチにも収納しやすいでしょう。
デメリットは、電源ケーブルを別に持ち運ぶ必要があることです。また複数ポートを搭載していることから、重さは約156gと単一ポートのモデルに比べると少し重めです。
【MacBook 13/14インチ用】おすすめ充電器/出力61W
ここでは、MacBook 13/14インチ用のおすすめ充電器をピックアップしています。
CIO「G65W2C1A」
日本企業であるCIOが開発した充電器です。CIOは2017年設立の比較的新しい会社であるものの、新製品のリリースを積極的に行っています。
この充電器は、USB type-Cポート2つとUSB type-Aポート1つが搭載されており、Cポート1つの使用で65W、2つだと45Wと18Wに分割されます。
Aポートは、最大出力が30Wで、Quick Chargeにも対応しています。コンセントへ挿したときのサイズは約4cm×3cmと、マルチタップ型コンセントでも干渉しにくい仕様です。
コンパクトな充電器は、コンセントから抜きにくいこともあります。そのためくぼみを入れた設計を施し、抜きやすさを実現しました。重さは約115gと、複数ポート搭載モデルの中では軽量です。
Anker「PowerPort III 65W Pod」
こちらは、MacBook Pro(13/14インチ)におすすめの充電器です。Anker製の最大出力が65Wの充電器で、この商品にも独自規格「PowerIQ 3.0」を採用しています。
Quick ChargeやPPS規格にも対応しており、スマートフォンの充電にも力を発揮します。サイズは約6.6×2.9×4.5cmで、マルチタップ型コンセントでも干渉しません。プラグは折りたたみ式でカバンに入れやすい仕様です。純正の充電器とサイズを比べると、かなりコンパクトに抑えられています。ポート数は1つです。
Anker「Nano II 65W」
こちらもAnker製で「PowerIQ 3.0」を搭載し、Quick ChargeおよびPPS規格に対応しています。幅広いデバイスに利用可能で、MacBook以外のデバイスでも急速充電が使用できます。
幅は約3.6cmで、マルチタップ型コンセント使用時においても干渉しません。全体のサイズは約4.4×4.2×3.6cmです。折りたたみ式コンセントを採用しており、持ち運びに適しています。ポート数は1つです。
【MacBook 16インチ用】おすすめ充電器/出力96W
ここでは、MacBook 16インチ用のおすすめ充電器をピックアップしています。
AUKEY「PA-B7」
この充電器は、USB type-CポートとUSB type-Aポートが2つずつ搭載されています。Cポート1つの使用で最大100W、2ポート同時使用では45Wずつの出力で、MacBook Airであれば2台同時に充電できます。
1ポートのみの使用ならMacBook Proにも対応できることから、MacBook AirとProのどちらも使えます。サイズは約7cm四方に厚さ3.3cmです。重さは約223gで、Anker製品と比べてやや重めです。
AUKEY「PA-B5」
MacBook Pro(16インチ)におすすめ充電器は、AUKEY製の「PA-B5」です。100Wと高出力の充電器でありながら、サイズは5.7×5.7×3.2cmとスリムボディで、マルチタップ型コンセントにおいても干渉の心配がありません。
コンセントは折りたためてコンパクトに収納ができます。重さは約151gで、純正よりも約50%の軽量化を実現しています。持ち運びに重宝するモデルです。
まとめ
MacBook用充電器の選び方とおすすめの商品9選をご紹介しました。充電器を選ぶ際の注意点は、充電器本体と接続ケーブルの仕様を確認し、ご自身のモデルに適しているか確認することです。
また、純正にはないコンパクトデザインやポート数が多いなどの特徴がある商品も多いため、求める機能が備わっているものを選びましょう。
家では純正の充電器を、そして外出先ではコンパクトなものを使用するなど使い分けるのもよいかもしれません。今回おすすめした商品も含めて、お気に入りの充電器を見つけてみてください。
こちらの記事では、充電器とあわせておすすめな周辺機器を紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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