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カメラ初心者でもできる!一眼レフでプロのような写真を撮る3つのポイント
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
せっかく一眼レフカメラを買ったのだから、写真の撮り方にこだわって良い写真を撮影したいのは当然だと思います。
でも、写真をはじめたばかりだとなかなか上手くいきませんよね。 「カメラを買ったけどおしゃれな写真が撮れない!」とお悩みの方も多いはず。
写真の撮り方が上手な人はどのようなポイントを押さえているのでしょうか。
この記事では、一眼レフで写真を始めたばかりの初心者の方を対象にしています。
写真の撮り方を少し見直すだけで、プロっぽいキレイな写真がばっちり撮れます。
そんな、実践するだけで写真が上達する、代表的な写真の撮り方のポイントを3つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
どうしてありきたりな写真になってしまうのか?
「いい写真」とはなにかを一概にお伝えすることは難しいですが、ありきたりな写真と感じてしまう原因の一つは、見慣れている光景をそのまま写真に収めていることにあります。
ローアングルで写真の迫力をUP!
ローアングルは、被写体の大きさを強調し大胆な印象を与える撮り方です。
ローアングルで撮影することで、被写体がより印象的に画面を満たします。
荘厳さや権威的な印象を伝えるために、この撮り方がよく使われます。
例えば、お城などの歴史的な建造物をローアングルで撮ることで、権威のある雰囲気が醸し出され、その建物は実際よりも大きく感じられます。
被写体のサイズが強調されるので、大きく映さなくてもその被写体を強調できる効果を果たします。
色々なアングルを使った撮影テクニックはありますが、ローアングルのテクニックを使うことで、簡単に写真に変化をもたらすことができます。
ローアングルで撮るとどうなるのか?
このすべり台の写真は、人間の目線に近い位置で撮影されています。
もう見たまんま普通のすべり台という印象を感じます。
こちらは、アングルを変えて、ローアングルで撮った写真です。
同じ被写体がすべり台でも、アングルが違うだけで印象が変わりますよね。
迫力がUPしたと思いませんか?このように、ローアアングルでの撮影をうまく使えばインパクトのある写真と思わせることができます。
アングルを変えるだけで、写真の印象が劇的に変わります。
より印象的でプロっぽい写真の撮り方とは?
さきほどのアングルの説明では、被写体を中心に置いた写真をご紹介しました。
ですが、被写体を常に真ん中に置く必要はありません。
構図を変えて違った角度から写真を撮る!
絵画の構図と同じで、被写体を画面のどこに置くかで見栄えが変わります。
一番ベーシックな構図として、被写体を中心に配置する日の丸構図があります。
被写体が真ん中にくるのでインパクトはありますが、よくみる構図のため、代わり映えしない印象を与えてしまいます。
こういうときは、被写体の位置を適度にずらすことで、より印象的な写真を撮ることができます。
初心者でもできる簡単な構図の例
初心者の方でも、簡単にできる構図に、三分割構図があります。
上の写真は三分割構図で撮影された写真ですが、全体的にバランスが良く、写真全体が印象的に感じられますよね。
この三分割構図は、画面の縦と横をそれぞれ三分割にして、その交点に被写体を配置する構図です。
あえて真ん中に被写体を置かないことで、一味違った印象の写真を撮ることができます。
例えば上の写真であれば、被写体以外の余白部分が多くとることで、被写体自体のインパクトを下げ、写真全体として効果的に物悲しい印象を与えています。
この一味違うというのがポイントです!この構図を意識すれば、「それっぽく見える」というとても万能な構図として紹介されます。
カメラをはじめたら1番最初に覚えるべき構図といっても過言ではありません。
上図のライン上や交点に被写体を配置することで、写真全体のバランスがとれ、安心感がある写真になります。
簡単に写真に、こなれ感がでて一味ちがう写真が完成です!あくまで、簡単にプロ風の写真が撮れる一般的な方法なるので、より凝った写真を撮りたい方は、被写体によって撮り分けるのがベストです。
被写体毎の詳しい撮り方については、こちらで詳しくご紹介しています。
ぜひ撮り方をマスターして、自分の撮りたい写真を撮りましょう!初心者でも簡単に上級者並の写真を撮るには?
ここまでは被写体の配置にフォーカスした写真の撮り方をご紹介しました。
上の2点で紹介した点を気をつけるだけでもグッと写真の印象は変わります。
最後のワンポイントは、写真の上級者が多用する、背景をうまくボカした写真の撮り方をご紹介します。
背景のボケを利用して、上級者顔負けな写真を撮る!
上の写真のような、背景のボケたおしゃれな写真を撮ってみましょう。
ピントの合っている部分とボカした部分を作ることで、伝えたいことがより分かりやすくなります。
以下のこと注意すれば、簡単に背景をぼかした写真が撮れます。
- 被写体と背景との距離
- 撮影者と、被写体の距離
- F値を小さくして取る
背景にボケを作るためには被写体と、背景を十分に離しましょう。
物どうしの遠近感を出し、被写体にピントを合わせることでより背景のボケた写真に仕上がります。
撮影者が被写体に近づいて撮影すると、ボケ具合がより大きくなります。
できるだけ被写体に近づき撮影しましょう。
F値とは、レンズの絞りの値のことを指し、絞りの調整によって、カメラに取り込む光の量を調整します。
F値を小さくすればするほど、絞りが開放されるので、背景のボケた写真が撮れるようになります。
反対にF値を大きくすると、絞りが絞られるため、ピントの合う範囲が広く、写真全体がくっきりします。
上の写真を参考に見てみましょう。
手前の木に近づき、さらに後ろの噴水としっかりと距離をとっているのが分かりますか。
このように、撮影者と被写体、背景の距離を意識することでボケを作り出すことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
写真の撮り方のポイントは色々ありますが、今回ご紹介したたった3つのポイント抑えれば、グッと写真がプロっぽくなります。
- ローアングル:被写体を見上げるように撮ることで、写真の印象をより強く見せることができる
- 三分割構図:簡単な配置の選択で、写真の雰囲気を変えることができる
- ボカし:伝えたいことがより分かりやすくなり、より写真を上手に見せることができる
他にも、まだまだご紹介したいテクニックはたくさんあります。
簡単にプロ顔負けの写真が撮れるポイントをご紹介しましたが、基本の撮り方を学べば、より一層撮影技術も向上します。
基本の撮り方はこちらで解説しているので、今回のポイントと合わせてチェックしておきましょう。
ただ、教えられるだけでなく「自分で撮りたいものを撮りたいように撮る!」それが大事だと思います。
基本的なテクニックだけ抑えて、あとはとにかく試行錯誤して写真を撮ると、写真がより面白くなること間違いなしです。
是非、写真の撮り方に困ったときは上記のポイントを参考に、試行錯誤してみてください。
こちらの記事では、全国のおすすめの撮影スポットを紹介しています。ぜひご覧ください。
ビギナーズ編集部 /
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