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電気代を節約したい!契約を見直して電力自由化を取り入れよう

電気代を節約している方は多いですが、日々の生活を見直しても契約自体を見直す人は僅かです。契約会社やプランの見直しも必要ですが、電力自由化を取り入れることで、より節約効果を発揮できます。現在のプランや使用量を見直し最適な会社で契約しましょう。
電気代を節約したい!契約を見直して電力自由化を取り入れよう

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

電気代をなるべく安くしようと、日々の電気代に気を遣っている方は多いことでしょう。節約を意識しているつもりでも、果たして自分の努力は報われているものなのか、どれほど安く抑えられているか把握できていない人も多いです。

ここでは、電気料金の仕組みや節約を意識した契約の仕方、基本的な節約効果のある方法などを詳しく述べていきます。電気料金を本気で安く抑えたい人は、しっかりチェックをしてこれからの生活に役立てていきましょう。

電力会社の種類

普段何気なく使用している電気ですが、電気販売するサービスにも多くのサービスが存在しています。

2016年には資源エネルギー庁によって電力小売部門の全面自由化が実施され、2020年10月現在※では計679もの事業者が小売電気事業者として登録されています。電力会社の大まかな分類としては3つに分けることができます。

1つ目が東京電力や関西電力といった、発電から小売りまで全てを行うことができる大手電力会社。2つ目が小売全面自由化前から電力を供給している新電力事業者(以下PPS)。3つ目が小売全面自由化後に参入したPPSです。

また、3つ目の小売全面自由化後のPPSはその中でも石油系・再エネ系・LP/都市ガス系・その他と大まかに4種類に分類されています。現在皆さんが利用しているサービスは分かりましたか?

参考:経済産業省・資源エネルギー庁

電気料金の仕組みと内訳

電気料金を押さえるためには、仕組みと内訳を把握しておくことが大切です。そうすることで、節約できるポイントが明確になり、効率よく節約ができるようになります。

各企業ごとに設定している基本料金

基本料金は、従量電灯や契約アンペア数、電気使用量によって変化します。従量電灯は、一般家庭で最も契約されているもので従量電灯Bと呼ばれるメニューで、大型冷蔵庫などを利用している施設や企業等では従量電灯Cというメニューが適用されています。契約アンペア数により、従量電灯がBかCかが決まります。

契約アンペア数は、アンペアの上限を契約で決めることができます。多く使用したいからといって、アンペア数の多い契約内容にしてしまうと料金が高くなるので注意しましょう。

一般家庭のアンペアを使用するなら、電気料金明細書を見るなどして実際に使用している電気量を確認してから契約するとよいでしょう。  

消費電力に伴う電力量料金

使用した電気に応じて支払う料金です。使用量によって3段階の料金単価が用意されており、一定量を越えてしまうと次の段階の単価が適用されます。

電気使用量に応じて単価が上がる仕組みは、電気量を使用しすぎている家庭に対して注意を促す目的があります。一定を越え、次の段階に反映されないように、自分の使用量を確認することが大切です。

また、現在どの段階の料金に該当しているのかをチェックしてみることも重要です。普段から注意して電気量を節約することで、安い単価のみで使用することが出来るのです。

再生エネルギーの利用を促進する再生可能エネルギー発電促進賦課金

基本料金とともに、太陽光や風力、火力や水力などの発電にかかる費用を、賦課金という形で支払っていることも把握しておきましょう。太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスによる5つの方法での発電に必要な費用を賦課金という名目で支払っています。

電気料金の中に電力発電のために必要な費用が含まれ、請求時に一緒に支払っています。電気を使用するということは、このような賦課金も支払っていることを知りましょう。多くの人の協力があって、電気が使用できているということがわかります。

電気代を節約する契約の見直し方

電気代を節約するには、契約の仕方に注意が必要です。電気の基本料金の仕組みを理解したら、どのように節約すればよいのか見ていきましょう。

生活の変化に合わせて契約を変更する

世帯人数の変化や、電気をよく使う時間帯に合った契約を選べば、自分の家庭に最適なプランを見つけることができます。世帯人数だけではなく、子供がいる場合年齢によっても電気の使用量やよく使う時間帯も異なります。

日中よりも夜間に電力を使用する場合、深夜電力に切り替えもらうことで節電効果を発揮できます。逆に日中に電気を使用する機会が多い場合は、そのままの変更なしの契約でよいでしょう。自分の世帯の生活に合わせて契約を見直してみましょう。  

契約アンペア数を変更する

基本料金の中の、アンペア数を見直す方法があります。入居したときから変更せず、そのまま過ごしているというケースが多いので、現在の契約アンペア数を見直してみるとよいでしょう。

あまり電気を使用していないのに契約アンペア数が大きいと、その分の料金は無駄に支払っていることになります。

変更を検討している場合、検針票に記載されている契約アンペア数と実際の使用量を比較して、小さいアンペアに変更することをおすすめします。

アパートなどの賃貸の場合、大家や管理会社に相談してから変更しましょう。無断で行うとトラブルの原因になるため、必ず相談するようにしましょう。10アンペア下げると、毎月200~300円の節約になります。

電力会社を変更する

電力会社を変更してお得な料金プランを選ぶことにより、電気代が節約できるようになる場合もあります。2016年4月からの電力自由化以降、契約する電力会社を自由に選ぶことができます。

電力会社をどこにすればよいのか分からない人も多いかもしれませんが、電気料金比較サービスを利用すれば、お得になる電力会社の料金プランをすぐに把握できます。

地域の電力会社から適した電力会社に乗り換えることにより、電気代が約5%安くなります。場合によっては、戸建てや持ち家の人は電力会社を切り替えることで、年間10,108円安くなったというデータ結果も出ています。

電力会社の変更は、WEBで簡単に行うことが出来ます。検針票を手元に用意して、お得な料金プランを探してみましょう。

契約の見直し以外で電気代を節約するには

電気代を節約する方法は、自分の生活の中でも見つけることができます。すでに取り組んでいるという方も、もう一度見直して電気代節約の意識を高めて生活をしていきましょう。

節電タップを活用して待機電力を抑える

コンセントを抜くと待機電力を抑えられますが、面倒な場合は節電タップを使って待機電力を抑えるようにした方がよいでしょう。

テレビ・DVD・ゲームなど、たこ足配線になりがちで、常にコンセントを指したままになっていることも多くあるため、使用していないときは節電タップでコードもまとめましょう。整理も節約もできてスッキリと使用できるようになります。

節電タップでまとめておくと、どのコンセントがつながっているのかもわかりやすくなり、使用する度にコンセントを指し抜きする手間もなくなるため、便利で節電効果もアップするのでおすすめです。コンセントの周りの環境を整え、待機電力を抑えましょう。

エアコンの設定温度を調節する

夏は1度高く、冬は1度低く設定するだけでも、電気料金が節約できます。真夏も真冬も欠かすことが出来ないエアコンなので、常に活用している世帯は多いです。

節約法として、エアコン単体で使用するのではなく、扇風機やサーキュレーターなどを活用することにより、効率よく室内を快適な温度に保つことが出来るため、節電のためにも導入してみることをおすすめします。

また、エアコンのオンオフをこまめにするのではなく、2~3時間の外出であれば、スイッチを付けたままの方が電気料金がさほどかからないとされています。

室内の温度が変わると、温度を合わせようと使用電力が大きくなるので、それならつけたままの方が電力を結果的に抑えることができるのです。

電気代の契約を見直す時の注意点

契約を見直し、変更する前に必ず見直しておくべきポイントが2つあります。節約効果を高めるためにも、次のことに注意してみましょう。

夜安い契約は昼の料金が高くないかを確認する

夜の電気代が安い契約プランは、電気代が高く設定されている可能性があります。日中は家にいないので、夜の電気量を安くし、使用しない日中を高い料金に変更する人は多いです。日中仕事で、ほぼ家にいない世帯はよいのですが、日中も電気を使用する世帯は、変更はおすすめできません。

電力の自由化により、好きな電力会社を選べるようになったので、昼でも夜でも安い電力会社を探してみましょう。オリジナリティのある料金プランを実施している会社は増えており、時間帯を気にせず安くできるプランを選ぶことができます。

ブレーカーが落ちないように気を付ける

アンペア数を下げた場合は、ドライヤーや電子レンジなどのアンペア数が高い家電の使い方に気を付けましょう。普段は大丈夫でも、大きな電力を使用する際ブレーカーが落ちる場合があります。

ドライヤーを使用する際はレンジを使用しないように注意することや、電子レンジのワット数を低くする方法もあります。大きな電力同士が一緒に稼働しないようにしましょう。

ワット数を下げて、やはり生活がしにくいようならもとに戻してもよいでしょう。ワット数を下げた状態の生活に慣れればよいのですが、無理に取り組み体を壊してしまっては大変です。

自分たちの生活が苦しくないようにして、なるべく無駄を省いて節約を意識できる生活に切り替えましょう。

電気料金の節約につながる電気自由化について

電力の自由化にて、自分のライフスタイルに合った電気を自由に比べて選べるようになりました。仕組みやメリットについて詳しく見ていきましょう。

電力自由化の特徴としくみ

多くの企業や電力会社が電力の販売に参入できるようになり、電力会社と料金プランを自由に選べるようになりました。今までより多くの企業、電力会社が地域の枠を超えてサービスを提供できるようになったため、1つの電力会社に縛られることなく、自分が求めるプランに合わせて選べるようになりました。

毎日の電気の使用量や、時間単位の電気の使い方を確認できる電力見える化サービスを活用すると、生活の中で電気を使いすぎているポイントを把握でき、節約につなげられます。

電力の自由化で、安く利用できるだけではなく、さらに節約できるポイントを把握できるのですから、本格的に節約を考えている方は現在の電力会社やプランをチェックしてみるとよいでしょう。

電力自由化のメリット

電気料金が安くなること、新しいサービスの利用が可能になることなど、電力自由化のメリットは多くあります。大都市だけの話だと思っている方も多いのですが、日本全国に関わっています。

また、賃貸マンションに住んでいても電力自由化の契約変更が可能になります。その際は管理人の方との相談は必要になりますが、基本的に契約は可能であることを知っておきましょう。

メリットは、電力自由化により、自分の生活にあった電力会社と契約をすることで時間帯を気にすることなく、安いプランで電気を利用できるということです。特に、これからオール電化が普及してくるので、電気をたくさん使用する世帯にとってもメリットが多いです。

電気代を節約するのにおすすめの電力サービス

では実際に電気をお得に節約するにはどの電力サービスを利用すればよいのでしょうか。今回は特におすすめしたい電力サービスを3つ紹介します。

おうちでんき

おうちでんきは、「ソフトバンク株式会社」が運営している電力サービスです。

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーならスマホ代がお得になります。1回線につき110円が割引されます。

もちろん、ソフトバンク・ワイモバイルユーザー以外を利用中の方もおうちでんきは利用可能です。

そして現在、新規加入した方を対象にでんき代2カ月分が全額0円になるキャンペーンを実施中です!基本料金/最低料金、電力量料金、そのほかの料金を含めてすべて無料になります。ソフトバンク・ワイモバイルユーザー以外の方もキャンペーン対象です。

ぜひ一度キャンペーン詳細を確認してみてはいかがでしょうか?

ソフトバンクおうち電気の詳細をみる

auでんき

auでんき

auでんきは「auエネルギー&ライフ」が運営している電力サービスです

auでんきの大きな特徴としては「手続きが簡単」であることが挙げられます。その手続きはなんと最短で30秒で済ますことが可能です。

最短30秒なので「電力会社の契約って面倒なことが多そう」といった印象を持たれている方でも、安心して手続きしていただけるサービスであると言えるでしょう。

また、auでんきでは年間に支払った電気代に応じて最大1%のPontaポイント還元を受けることができます。貯まったPontaポイントはそのままショッピングに利用できるのでありがたいですね。

そして、auユーザーの方であれば携帯代と電気代を合算して支払うことが可能です。細かな明細や使用料の確認なども専用アプリで行えるので、安心して利用ができますよ。

特にauユーザーの方々に大きな恩恵のあるサービスですが、auユーザーでない方々でも簡単に申し込みが可能なので、ぜひ一度チェックしてみてください。

au電気の詳細をみる

Looopでんき

Looopでんきは「株式会社Looop」が運営している電力サービスです。2015年にサービスが開始され、現在では220,000件もの住宅に電力を供給しています。

Looopでんきがこれほどまでも選ばれる理由として、サービスに特徴があります。大きな特徴としては、電気代の基本料金や解約手数料が完全に無料である点でしょう。

つまり、払う電気代は利用した分だけ。それ以上の料金は請求されることがないため、契約アンペア数が高く電力使用量の多い方ほどお得になるサービスです。

また、解約手数料も無料で、契約期限の縛りもないため、非常に自由度の高い電力サービスですね。

加えてLooopでんきは再生可能エネルギーを使用しているため、燃料費がかからず安価な電力供給に成功しています。環境にも優しくお財布にも優しい優良サービスであると言えるのではないでしょうか。

現在の電気代に不満のある方、疑問点のある方はぜひ一度Looopでんきに乗り換えることを一考してみてください。

参考:Looopでんき

Looop電気の詳細をみる

Looopでんき

Looopでんきは「株式会社Looop」が運営している電力サービスです。2015年にサービスが開始され、現在では220,000件もの住宅に電力を供給しています。

Looopでんきがこれほどまでも選ばれる理由として、サービスに特徴があります。大きな特徴としては、電気代の基本料金や解約手数料が完全に無料である点でしょう。

つまり、払う電気代は利用した分だけ。それ以上の料金は請求されることがないため、契約アンペア数が高く電力使用量の多い方ほどお得になるサービスです。

また、解約手数料も無料で、契約期限の縛りもないため、非常に自由度の高い電力サービスですね。

加えてLooopでんきは再生可能エネルギーを使用しているため、燃料費がかからず安価な電力供給に成功しています。環境にも優しくお財布にも優しい優良サービスであると言えるのではないでしょうか。

現在の電気代に不満のある方、疑問点のある方はぜひ一度Looopでんきに乗り換えることを一考してみてください。

参考:Looopでんき

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電気料金の仕組みを理解して契約が適正かを判断しよう

電力自由化により、自分の生活に合った電力会社を選ぶことで、電気をより安く利用できるかもしれません。しかし、安くなるということが分かると、節約の意識が薄れてしまう人もいます。基本料金や契約プランの見直し、契約会社の見直しをすることで、今よりも電気代を大きく削減できる世帯は多いでしょう。

節約意識を高く持つことで、普段の生活でも無駄なく電気を大事にでき、節約効果を高められます。現在の自分の電気プランを見直し、無駄な支払いをしないように、電気料金やプランを確認してみましょう。

こちらの記事で光熱費の節約方法とコツを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

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