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服を断舎離する5つの方法|賢く断舎離するメリットと失敗しないコツ
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知らないうちにモノが増えてしまって困ったことはありませんか。中でも服は自分が好きで手に入れたものが多いでしょうから、増えても簡単には捨てられずに困ってしまいます。
しかし、冷静に考えてみると、実際に普段の生活で着ているのはそのうちのほんの一部だけなのです。それに、最近はできるだけモノを持たずに生活するミニマリストという生き方も、ステイタスとして広まりつつあります。
ミニマリストを目指さないまでも、すっきりしたいのなら、今持っているものを手放す、すなわち断捨離が必要です。
目次
服を断捨離するメリット
いろいろな生活品の中で女性にとって一番溜まりやすいのが衣服でしょう。ただし、たまってしまったからと言って処分しようと思ってもなかなかできることではありません。
処分できなくて困って手を拱いているだけではモノは減りません。どうしても捨てられない場合は、ものを処分する、いわゆる断捨離をするとどのようないい点があるかを考えてから行動すると潔く処分できます。
ここでは服を処分するメリットをいくつか挙げてみます。
収納スペースに空きができる
クローゼットの中には実に多くの衣服が収納されています。しかしクローゼットの奥にはいつ買ったかも分からないような服が押し込まれている場合が少なくありません。
忙しいとクローゼットの中を整理整頓するために時間を割くのは難しいことですが、お休みの日でも一度じっくりと何があるかをチェックしてみましょう。そうすると要らない服が結構出てくるものです。
そのような衣服を処分すると収納スペースに空きができます。それだけ要らない服がクローゼットには詰まっていたことになります。こうしてクローゼット内を整理整頓することで、見やすくなり服を出し入れしやすくなります。
また、クローゼット内のスペースを今まで部屋の片隅に置いていたようなバッグや小物などを収納することができます。こうして細々としたものを片付けると、それだけ部屋の中がすっきりと片付きます。
有効な時間が増える
クローゼットの中がすっきり見渡せるようになると毎日着る服も選びやすくなり、洋服選びにかける時間も短縮できます。洋服選びに費やすのにそれほどの時間をかけてないと思っていても、実は結構な時間をかけて頭を悩ませているのです。
選びやすい状態にしておき、費やしていた時間が短くなることで、余った時間を他のことに使うことができるようになります。朝の慌ただしい時間も余裕をもって支度をすることができます。
さらに、クローゼットのスペースがあるなら、クローゼット内に着る服や小物を並べて置くとより時間を使わなくなります。
服を処分するコツ
「もう着ないからいいや」と直感で服を処分してしまうと、あとで「あの時処分しなければ良かった」と後悔する可能性もあります。そうならないための、賢く処分する方法を紹介します。
カテゴリーごとに整理する
まず、すべての服をいくつかのカテゴリーに分けることから始めましょう。少しずつ手を付けるのではなく、できれば家じゅうにある服を一か所に集めてから分ける方がよいでしょう。
分け方としては春用、夏用など季節ごとでもよいですし、ニット、木綿、シルクなど素材別やブラウス、パンツ、セーター、ワンピースなどとタイプ別に分けてもよいでしょう。
ただし、あまり細かく分けると処分する服をピックアップしづらくなるので、数グループ程度に分けるのがよいです。
家にある服をすべて一度にやるとかなりの時間がかかるかもしれません。まずはカテゴリー分けをしておいて、徐々に進めていく方がよいかもしれません。
中でも、季節ごとに分けておくと春先の衣替えの時期に冬物の整理をすると、片付けも楽になりますのでおすすめです。
似ている服があれば一つを残す
各グループごとに分けた服の山を客観的に見てみましょう。似たような服(色やデザインなど)が必ず複数枚出てきます。もし見つけたらそのうちの一枚だけを残して他は処分の対象にしましょう。
どれももったいなくてすぐに決められない場合は、新しい方を残す、思い出深い方を残す、今後着る可能性の高い方を残すなどといった決め方をするといいかもしれません。
それでも決められない場合は、それが「自分好みの服」として、無理をしないでそのままにしておきましょう。
今着ない理由があるなら手放す
グループごとに分けても似たようなタイプがダブっていない服はあります。その中で着なくなった服は大抵、流行遅れになった服が多いものです。
このような流行遅れの服は、よほどのことがない限り、今後も着ることはないと考えた方がよいです。どうしても思い出深いものでなければ処分の対象にしましょう。
また、年齢がいくと体型が変化したり好みも変わります。特別な思い入れがない服なら、今後も着ることはないでしょうから処分の対象にしてもよいでしょう。
好きな系統を決める
処分する服を除いて、残った服を客観的に見てみましょう。そうすると、自分がどのような服を好んで着てきたかが見えてきます。
人の好みというものはそう大きくは変わりません。そう考えて、「自分好みの服」を決めて、残す服と処分する服を分けるとよりすっきりと断捨離ができます。
一方、その服自体は好みではないけれど、他の服とのコーディネイトで好みの着方ができる場合もあります。そういう考え方であえて捨てずに残しておくという方法もあります。コーディネイトしても着る気にならない服は処分対象です。
1点買ったら1点手放す
このようにして要らない服を処分していくと、流行っている色合いやデザインの服を見れば欲しくなるものです。
でも、欲しいからと言って次々と買っていては、また元に戻ってしまいます。このときの気持ちが肝心です。新しい服が1点欲しいと思ったら、今持っている中で似たようなタイプの服を1点処分するようにしましょう。
すぐに決断できなければ、新しい服を買って3か月ほど経ってからでも構いません。この3か月間一度も袖を通さなかった服が出てきます。
その服は今後も着ることはないでしょうから、処分してもよいでしょう。このように習慣にすると服が増えることはありません。
手放す時期を決めておく
服というのは買った時や初めて身につけた時の思い出などがこもっているものなので、そう簡単には捨てられないのは当然です。いくら着なくてもそばに置いておきたい気持ちも分かります。
しかし、よほどの思い入れのある服でなければ、持っていることすら忘れてしまいクローゼットや衣装ケースの奥に追いやられてしまうのが落ちです。
頻繁に処分できなくても、3か月や季節ごとに見直して、この間に一度も着なかった服、あることも忘れていた服などがあれば潔く処分しましょう。
服を手放す方法
処分する服をピックアップしたら、次はどのように処分するかです。処分の方法にも売ってお金にする方法、無料で引き取ってもらうなどいろいろな方法があります。
ブランド品はアパレルブランドの買取店に出す
もともと高額なブランド品は、たとえデザインが古くなってもある程度の金銭的な価値はあります。さらに、ブランド品を専門に買取を行っている店なら、比較的高値で買い取ってもらえます。
ただし、購入した時の金額は同じでも、買取価格は店によって様々です。できるだけ損をしないで高値で売りたいなら、何軒かの店で買取価格を見積もってもらってから買い取ってくれる店を選ぶ方がよいでしょう。
お店に持ち込んだからと言って、必ずその店で売らなければいけないという決まりはありません。
フリマアプリで出品する
モノに関わらず、とにかく自分が納得する金額を手にしたいなら、フリマアプリに出品するのがよいでしょう。
スマホアプリなら自宅で服を撮影してすぐ出品して売ることができます。価格設定も自分でしますし、特別厳しいルールはありません。売買契約も買い手と直接やりとりできますし、アプリ会社が仲介してくれるところもあります。
ただし、すぐ売れるならよいですが、売れなければ服はいつまでも手元に残りますし、値を下げても売れなければ処分できずにそのまま0円のままです。
リサイクルに出す
自治体にもよりますが、多くの市町村では古着として引き取ってくれるサービスを行っています。
引き取る品目や量は、各自治体によって決まっていますが、衣料品であれば少し汚れていたり破れていたりしても引き取ってくれるところが多いようです。
汚れていたり破れているような場合は裁断して他の製品に再生されますし、汚れていないモノであればそのまま自治体が運営するリサイクルショップで扱ったり、慈善団体に寄贈されたりします。
引き取ってもらうだけなので費用は一切かかりません。
また、行政機関だけではなくCOOPやイオン、大手アパレル業界などでも随時引き取りを行っています。それぞれ条件はありますが誰でも利用することができます。
リメイクをする
どうしても手放したくないけれど、かさばってしまって困るなら、リメイクして再活用することをおすすめします。
服を端切れにして、簡単にできるような小物、例えばポーチや巾着、テーブルマットやクロス、バッグやエプロンなどに作り替えるとよいでしょう。
中には別の服に作り替えて上手に着こなしている人もいます。手芸や裁縫が得意な人にはうってつけの処分方法です。リメイクした小物類をフリーマーケットなどで売ることもできます。
ちなみに、持ち込みした服をリメイクしてくれるお店もあります。リメイク代はかかりますが、自分でリメイクする自信がない人は一度利用してみるのもよいでしょう。
潔く捨てる
衣料品の中でも一番処分に困るのが下着類です。どんなに高価で新品同様の下着でも、リサイクルに出すには気が引けます。こういう場合は、潔く捨てた方がよいでしょう。
また、たとえ高価な服でもひどく汚れていては売ることもできません。この場合も捨てるのが一番です。
どのようなものでも捨てるとなると抵抗感がありますが、シンプルな生活を思い描いて理想に近づけることを考えると気が楽になります。また一度「捨てる」と、捨てることに抵抗がなくなるものです。
ただし、何でもかんでも考えずに捨てていくと、後で後悔する場合もあります。矛盾しているようにも受け取られるでしょうが、捨てる前には今後のことをきちんと考えた方がよいでしょう。
断捨離した後の服選びのコツ
このようにして処分した後の服はかなりすっきりしたことでしょう。でも、ブティックなどで新しい服をみかけるとどうしても欲しくなることは少なからずあります。
また、必要に迫られて新しい服を揃えなければいけないこともあります。
しかし、再び服を増やさないためには今までのように買っていてはどんどん増えていってしまいます。買わないでいるのが増やさない一番の方法ですが、生活している限り新しい服は必要になる場合があります。
ここでは、断捨離してすっきりした状態を保つためにするべき方法、しかも誰にでも実践できる方法について解説します。
着回しを考えて服を選ぶ
新しく服を買う時に特に注意しなければいけないのは「これから買おうとしている服をどのくらい着るのか」ということです。
服の種類にもよりますが、普段着やちょっとした外出着なら着る頻度は高くなりますし、フォーマルな服はどうしても着る回数は少なくなります。それでも必要に迫られて買わなければいけないときがあります。
そういう場合は、他の服とコーディネイトできるデザインや色合いのものにすると、あまり着る機会のなかったフォーマルな服でも着る機会が増えます。要するに、色合いやデザインなど無難なものを選ぶのがよいでしょう。
一方、見た目に華やかなものを選ぶと他のものとコーディネイトしづらくなると考えてください。
試着は必ずする
服は必要に迫られて買うのが一番ですが、たまにお店のディスプレイを見て衝動的に欲しくなる場合もあります。実はこういう買い方が一番危険です。
ディスプレイされた服は、大抵スタイルもルックスもいいマネキン人形が着ています。また、店員が誰もが欲しくなるように完璧なスタイリングをしてディスプレイしていますので、理想の着こなしやコーディネイトをしているのは当然です。
しかし、ディスプレイされている服がすべての人に似合うとは限りません。実際着てみて、サイズ的にも色合いやデザインから見て、しっくりこない場合は少なからずあります。
無駄な買い物をしないためにも試着は必ずしましょう。見た目だけで服を買うのは危険です。
小物を活用する
わざわざ服を新調しなくても、今持っている服でも十分に用足りることは多くあります。
断捨離してしまったから着る服が少なくなって、また買い足さなければと考えがちですし、着る服を増やすには一番簡単な方法なのは確かです。
しかし、減らしたくて断捨離したわけですから、増えてしまうような方法をとるのは良くありません。そのためには今持っている服を上手に着こなす工夫をしましょう。
ただ他の服との組み合わせを変えるだけではなく、バッグや靴、帽子、メガネ、アクセサリーなどといった小物を変えるだけで着飽きた服でも別物に見えてきます。服を買うぐらいなら小物を新調した方が邪魔になりません。
お気に入りの小物は普段から買い揃え、その時の気分で小物を変えるなどをすると、自分なりにアレンジする楽しみもできます。
クローゼットの中を見てから買う
いつの間にか服がたまってしまう原因の一つに、同じようなデザインや色合いの服を複数買ってしまうことがあげられます。以前買った服でも、ブティックなどで見ると全く別の服に見えてしまい、ついまた買ってしまうのです。
このようなうっかりミスを防ぐためにも、衝動買いはしないで、必ずクローゼットの中をチェックしてから新しく買う服、必要なタイプの服を決めましょう。
スマホなどで持っている服の写真を撮っておくと、外出先で衝動買いしそうになった時に持っている服と似ているかどうかその場で確認ができますのでおススメの方法です。
また、できれば断捨離する前に要らなくなった服も写真に残しておくと、「要らないから捨てたからまた買うと着なくなるかも」と買う心にブレーキがかかりますので、無駄な買い物も少なくなります。
服を断捨離してすっきり生活しよう
処分する時には何も考えないですると後悔しますので、必ず順序だてて処分するのが大切です。
また、要らなくなった服はお金に換えるのか、無償で寄付するのかによっても扱ってくれるところは違います。それでも処分できない場合は、他の服や小物を上手に使って着方を工夫したり、なにか別のものに作り替えるという方法もあります。
それでも処分に困った時は潔く捨てるのがよいでしょう。
もったいないからと言って取っておくと、また溜まってしまいます。服ほど簡単にたまってしまうものはありません。一度スッキリさせても、かさばらないからとつい買ってしまいがちですが、「つい買い」を繰り返していると、どんなに片づけ上手な人でもあっという間に服がたまってしまいます。
「減らしたら増やさない」というように普段からモノを増やさない意識をもっていると、本当に欲しいものが見えてきますし、創意工夫をする楽しさもでてきます。身近な服を断捨離して増やさない工夫をしてみましょう。
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ビギナーズ 編集部 /
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