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【季節別】おすすめメンズコートを紹介|コートで男のおしゃれを楽しもう!

冬だけではなく、秋・春と着る機会が多いコート。プライベートでもビジネスシーンでも着ることができ、こだわりたいアイテムですよね。ですが、素材や形など種類が多くて迷ってしまいますよね。そこで今回はコートの種類とおすすめのコートを紹介します。
【季節別】おすすめメンズコートを紹介|コートで男のおしゃれを楽しもう!

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

冬だけじゃない、秋や春もコートはファッションの主役です。着る機会はプライベートでもビジネスシーンでも数多いので、こだわって選びたいアイテムの一つですね。

形・種類がたくさんあって迷ってしまうものですが、今年コートを買いたいと考えている方はぜひチェックしてみてくださいね。

メンズコートの種類は?

素材や形、デザインがさまざまなメンズのコート。選択肢が多すぎて、選ぶ際には迷ってしまいますよね。

呼び方としてコートやアウター、ジャケットなど言い方がありますが、一般的にはアウターは羽織もの全般のことを指し、コートは丈の長いもの、ジャケットは腰あたりまでの短いものを指します。 それではどんな種類のアウターがあるのかご紹介していきます。

トレンチコート

肩と腰元にベルトが付いたトレンチコートは、第一次世界大戦時にイギリス軍が採用した防水型の軍用コート。「トレンチ」には、軍事用語で「塹壕」の意味があります。

スーツに合わせてビジネスシーンではもちろん、デニムなどのカジュアルな装いとも相性が良く、幅広いシーンで大活躍。元祖はイギリスのバーバリーとアクアスキュータムと言われています。

ダッフルコート・ジャケット

トグルと呼ばれる留め具が付いており、輪っかに引っかけて留めるタイプのコートです。大きめのフードが付いていて、厚手の生地が特徴。

「ダッフル」という言葉は、メルトンウールの原産地であるベルギーの「デュフェル」が由来していると言われています。

イギリス海軍の制服として採用されており、手袋のままでもボタンを留められるよう、ボタンではなくトグルになっていて、ゆったりとした作りになっています。

比較的カジュアルな印象のダッフルコートは、休日のお出かけにぴったりの一着。

ダウンコート・ジャケット

ダウン(羽毛)中に詰めたコートで、軽く保温性に優れているため、極寒地での防寒着や作業着として利用されてきました。

そのためファッションとしての認知が少なかったダウンコートですが、BALENCIAGAがコレクションの中で採用したのをきっかけに広まりました。

現在はスーツスタイルにも合うように、ボリューム感を出しすぎないスッキリとしたシルエットのものも販売されています。 なんといっても保温性が高いので、ぜひ持っておきたい一着。

キルティングコート・ジャケット

中綿の入ったキルティング生地のアウター。軽くて保温性に優れ、ボリュームが抑えられているため、スタイリッシュな印象も。

デニムでカジュアルダウンするのも、スーツに合わせるのもありです。オンオフどちらも合わせやすく実用的で、かつおしゃれな一枚。

Pコート

ウール素材で、左右どちらも留められるダブル前が特徴。 イギリスやアメリカの海軍が利用したとされており、Pは「Pea(錨/いかりの爪)」から来ているという説もあります。

そのためかボタンに錨マークがデザインされている事が多いです。 かっちりとしたスーツスタイルにぴったり。

チェスターコート

正式名称はチェスターフィールドコート。19世紀にイギリスのチェスターフィールドが着用し、その名がつきました。

着丈が長く、スーツなどフォーマルな装いとの相性が抜群ですが、最近ではデニムやスニーカーなどと合わせた大人カジュアルもおしゃれ。

ステンカラーコート

後ろの襟が高くて前が低く、折り返す形の襟が特徴。 膝丈のデザインが多く、スーツに合わせたビジネス用コートの定番でもあります。

きちんとした印象が強いため、外回りなどの多い営業職などでは特に重宝しそうですね。

ステンカラーは和製英語で、別名はスタンド(立つ)フォール(落ちる)カラーと言ったり、バルカラーコート、バルマカーンコートと呼んだりもします。

ノーカラーコート・ジャケット

襟(カラー)の無いアウターで、首元がすっきりとしたデザインのため、フード付きのパーカーを合わせたり、シャツなどとの相性が良いのが特徴。 カジュアルな印象が強く、休日スタイルにぴったり。

モッズコート

コットンナイロン地のフード付きのコートで、某刑事ドラマで主人公が着用していたことで人気が高まりました。 もとはアメリカ軍の「M-51」とよばれるミリタリーコートから原型となっています。

「モッズ」の由来はイギリスの音楽やファッションをベースとした、若者特有のライフスタイルとその支持者が、軍から安く卸されたM-51を着用していたことにあります。

ワイルドな印象のモッズコート。ゆとりのあるデザインなので、インナーですっきりさせて大人の男らしさを出すのもポイントが高いですね。

メンズコートの選び方は?

アウターは全体の印象を決める大事なファッションのひとつ。

そして、ファッション性はもちろん、忘れてはいけない防寒性や機能性。季節感によっても違ってきますね。

丈の長さやデザイン、素材による機能性などから、選ぶポイントをご紹介します。 ぜひ、実際に着用するシーンを想像しながらご覧ください。

材質で選ぶ

まずは素材。違いが大きくでてくるのは防寒性です。 ウールやダウンなどの素材は、保温性が高いので冬におすすめ。

トレンチコートなどに使われていることの多いギャバジンは、つるつるとした肌触り。ナイロンコットンやナイロンなどは軽く薄いことが特徴です。

季節ごとのおすすめの生地とコートをまとめました。

晩秋〜冬

防寒重視ならば、ダウンコートが一番。また、キルティングも中綿で保温性に優れています。

ウール素材を選ぶなら、Pコートやダッフルコート、チェスターコートなどが良いでしょう。

春〜初秋

春や秋の少し肌寒い季節にも、コートは活躍します。軽さや薄さを重視して、すっきり着用できるギャバジンのトレンチコートや、ステンカラーなどが良いですね。

デザインで選ぶ

コートはデザインも重視したいところですよね。着用時のシルエットや、着心地を考慮して選ぶのがおすすめ。

また、丈の長さやボタンの種類・数でも印象がぐっと変わります。

通勤に向いているのは、襟があって丈の長いデザイン。チェスターコートやステンカラー、トレンチコートなどがあげられます。

ダッフルコートやモッズコートなど、フード付きのものはカジュアルなイメージがあるので、休日スタイルにおすすめです。

春用おすすめメンズコートを紹介

まだ朝晩が少し肌寒い春先には、軽く羽織れるアウターが欲しくなりますね。 明るい色が似合う季節でもあり、気分も軽く明るくなります。

本項ではそんな春に着たくなる、おすすめのアウターをご紹介。合わせるインナーを想像しながらご覧ください。

トレンチコート

春の定番「トレンチコート」。

きちんと感もあり、オンオフどちらも使い勝手が良いです。飽きのこないシンプルなザインがおすすめ。

マッキントッシュ

1823年に、チャールズマッキントッシュが発明した、世界初の防水布の技術を生かしたゴム引きコート。雨の多いイギリスならではの発想ですね。

機能的で実用的でデザイン性も高く、イギリス軍や英国国有鉄道でも採用されるなど各地で好評価を得ました。

このトレンチコートはコットンでできた優しい肌触りが特徴。

イギリス伝統的なデザインがクラシックでかっちりとしたシルエットに。スーツやジャケットなどのフォーマルなスタイルに合わせたい一枚です。

ナノ・ユニバース

ヨーロピアントラディッショナルをベースに商品を取り扱う、日本発のセレクトショップで、現在はウィメンズ商品も取り扱いをしています。

このトレンチコートは、どんなシーンにも合わせやすい定番ものです。シンプルなデザインなので、インナーも選ばずオンオフどちらでも合わせやすいはず。

軽い着心地が特徴で、中綿キルティングのベストが別で組み合わせることができ、季節感も長く着用できます。価格が手ごろなのも嬉しいポイント。

ステンカラー

襟付きのきちんと感やシンプルなデザインは、どんなコーディネートにも合わせやすいのが特徴。すっきり感も出せて、インナーなどによってさまざまな印象を持たせることができます。

ヘルノ

イタリア発祥のブランド「ヘルノ」は、軽量ダウンが代表的。アウターから始まっているブランドだけあって、着用時のシルエットがきれいです。

すっきりとしたラインで、エレガントさがあり、ビジネスシーンにもぴったり。 ゴアテックスの素材を使用しているため、撥水性がしっかりして、機能面も言うことなしです。

ユナイテッドアローズ

日本発のセレクトショップ「ユナイテッドアローズ」のステンカラーコートは、光沢がある軽い素材で着心地が良く、さらっと羽織れます。 ゆとりのあるデザインなので動きやすさもあり、カジュアルなシーンにもぴったり。

きちんと感のある襟としっかりめのボタンがビジネスシーンにも合います。撥水加工の生地ですので、雨の日も安心です。

ユナイテッドアローズの詳細を見る

冬用メンズコートおすすめを紹介!

しっかりとした防寒性とデザイン性、どちらも重視したい冬用のアウター。 インナーも厚着になる季節ですので、アウターは少しゆとりのあるデザインやサイズ感がおすすめです。

チェスターコート

スーツのジャケットのような襟ラインがきれいめで、大人っぽいデザインが定番となりつつありますね。 首元がすっきりしたデザインなので、マフラーやフード付きのパーカーを合わせるものおしゃれです。

カジュアルにも、フォーマルにも着こなせます。

ラルディーニ

イタリア発のブランド。プラダやグッチなど名だたる有名ブランドの製品を作り続けてきた、高度な仕立て技術によって作り上げられた、オリジナルブランドです。

そのため高品質で、大人の男性に支持されてきました。 このコートはカシミアを使用した着心地の良い一枚で、カジュアルにもフォーマルにも合います。

胸元のかわいいブランドアイコン「ブートニエール」は取り外しも可能です。高級感もあり、大人っぽさを出したい方へおすすめ。

ラルディーニの詳細を見る

ダウンコート

防寒性No.1といっても過言ではないほど暖かいのが、ダウンコートです。 ふわふわとした柔らかいダウンは、包まれている感じが着心地抜群。

ボリュームのあるシルエットのため、細身のボトムスやインナーですっきりとさせるスタイルがおすすめです。

カナダグース

カナダグースの詳細を見る

カナダ発のブランドで、北極圏の極寒にも適した防寒用の製品を作り続けています。今も一つひとつが手仕事で作られており、この上ないこだわりが一着一着に込められています。

胸元や腕についた赤いワッペンは街中でもよく見かけますよね。

中でもこちらは「ジャスパー」という、日本人向けに改良されたモデル。保温性があるのはもちろん、ボリューム感がありすぎずにどんな服にも合わせやすい一枚です。

モッズコート

モッズコートは、極寒地での作業用として、アメリカ軍に採用された歴史があります。ミリタリーアウターが元になっているため、非常に防寒性に優れています。

ゆったりめのシルエットで、カジュアル向き。ワイルドさを出したい方におすすめです。

フレッドペリー

イギリスのテニス選手、フレッド・ペリーが創立した「フレッド・ペリー・スポーツウェア社」。スポーツブランドとしてだけではなく、当時モッズと呼ばれたイギリスの若者にも好まれ、今では確立したブランドとなりました。

日本でも多く見かける月桂樹のロゴは有名ですね。

このコートは綿を多く使用しており、着心地が良いのが特徴。ばさっと羽織るだけのスタイルで、ワイルドな印象に。

ゆったりめのシルエットになるので、インナーはすっきりとしたものにするとおしゃれ。

まとめ

印象を決めるアウター選びは、防寒性もファッション性も重要。

「たくさんありすぎて選べない!」という方、「いろいろ持っているけど次は何を買おう?」と迷っている方も、ぜひこの記事を参考にして、お気に入りのコートを見つけてくださいね。

タカ /
ビギナーズ編集部 ライター

ホワイト企業を退職後、世界一周の旅に。アフリカや中南米、中東などを巡る。帰国後は雑誌社勤務を経て、フリーのライターとして活動中。

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