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年間の洋服代はいくら?収入別にかかる平均費用と洋服代を抑える5つのコツ

年間の洋服代はいくら?収入別にかかる平均費用と洋服代を抑える5つのコツ

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

四季がはっきりとしている日本では、季節に合わせて洋服を新調するという人も少なくありませんが、そこで気になるのが「年間の洋服代」!

年間にかける洋服代の平均予算は、収入の2~4割に抑えるといいといった声が聞かれますが、具体的な金額が知りたいと思いませんか?

今回は収入別にかかる年間の平均洋服代をご紹介しつつ洋服代を抑えるコツについてもまとめてみたいと思います。

洋服代の年間平均予算は年齢や性別・年収などによって異なる

年間にかかってくる洋服代の予算は、基本的に男性よりも女性の方が高めという統計があります。最近ではファッションにこだわる男性も増えてきましたが、やはり女性の方が「たくさんの洋服や小物を揃えたい」という気持ちが強いのではないでしょうか?

2017年に総務省が実施した「家計調査」では、1世帯あたりの洋服代の平均は「男性4,358円」「女性6,957円」という結果が出ていることからも、女性の方がより洋服にお金をかけていることが伺えます。また同調査では、性別だけではなく「年齢」や「収入」によっても異なり、ある程度の傾向が見られます。

年収238万円未満の人の月間洋服代は「2,945円」であるのに対し、年収496万円では「3,326円」、年収727万円以上になると「5,516円」と、年収が増えるにしたがって洋服にあてる金額が増えていくことがわかりますよね。

年齢では、月額7,712円を洋服代にあてている「34歳までの単身世帯」1番高く、それ以降は世代が上がるとともに下がっていく傾向が!

年齢を重ねるにつれて物欲が薄くなっていったり、おしゃれに興味がなくなってしまったりするとも考えられます。ちなみに、子どもにかける年間洋服代の平均は約4万円で、月額に換算してみると「約3,300円」という数字に!

子どもは成長スピードも早いため、洋服代も大人並みにかかってしまうということでしょう。

収入別!年間の洋服代平均予算

収入が多ければ多いほど洋服にあてられる金額が増えやすくなりますが、ここでは国の調査を基に、各年収別の1人あたりの洋服代平均予算をご紹介していきたいと思います。

年収238万円まで

年収238万円というと月給にしてだいたい20万円ほどの金額です。その中から社会保障や年金が差し引かれるため、手取りとしては17万円程度まで下がることが予想されますよね。

年収238万円までの人が年間にかける洋服代の平均は、約35,000円。月に換算してみると「約2,900円」という金額になります。

これはあくまで平均予算なので、年収238万円までの人の中には単身世帯も多く「たまにしか服を買わない」「月に使う洋服代は1,000円程度だ」という人も珍しくはないでしょう。

年収238~354万円

年収354万円になると、月給にすると30万円近い金額に!手取りとしても25万円は超えることが予想されるため、洋服にかけられる金額もぐっと増えそうですよね。

しかし国の調査によると、年収354万円未満の人がかける年間の洋服代の平均は「約35,000円」、月額では「約2,800円」と、年収238万円未満の予算よりも低くなることがわかりました。

このくらいの年収層には「子どものいる家庭」が多いことから、1人あたりにあてられる洋服代が低くなると考えられます。

年収354~496万円

年収496万円は手取りでも35万円を超えるほどなので、洋服代にあてられるお金もかなり充実できるのではないでしょうか?

結果は「年間約40,000円、月額約3,300円」という金額で、手取り額にしてはやや少ない印象です。

年収496~727万円

年収727万円は月給60万円ほどになりますが、調査によると「年間の平均洋服代予算は約44,000円」という控えめな金額になっていることが明らかになりました。

年収だけで見るともっと洋服代に使えそうな気もしますが、年収700万円を超えると国や市区町村から受けられる控除やサポートも少なくなる場合があります。

このくらいの収入層では、「生活費や教育費がかさんで洋服に使えるお金が少なくなりがち」ということもあるかもしれませんね。

年収727万円以上

例えば年収1,000万円というと「成功者」「豪遊できそう」などといったイメージが浮かびますが、引かれる税金も高額であれば国からの控除が受けられないことが多々あります。

そのためか年間の平均洋服代予算は「約66,000円」となり、月額では「約5,500円」とそれほど驚く金額ではない結果に!

まとめると…

ここまでご紹介した年収や性別などのデータを全てまとめて平均金額を算出してみると、女性1人あたりの年間洋服代は「約7~8万円」、男性は「約5~6万円」という金額になります。

毎月洋服を購入する人もいれば、季節が変わるタイミングで購入する人、年に1度しか購入しない人などさまざま。基本的には収入が増えるにつれて洋服にあてられる金額は増えていきますが、月額で考えてみるとそれほど大きな金額差にならないのが印象的ですね!

年間の洋服代を抑える5つのポイントとは?

毎月使える洋服代を確保していたとしても、人によっては「節約したい」「洋服代を削って貯金したい」と考える場合も少なくありません。

ここでは、欲しい洋服を購入しながらも年間の洋服代を抑える5つのポイントについてご紹介してみたいと思います!

シーズンオフに購入する

私たちが洋服を購入するシチュエーションを考えてみると、多くの場合は「店舗で購入する」「ネットで購入する」のどちらかになります。

店舗で購入するにしてもネットを利用するにしても、できるだけ「シーズンオフ」を時期に買い物をすることで、通常価格よりも安い金額で洋服を購入することができるもの!

春物の服を購入するのであれば「夏前」に、冬服を購入する際は「春先に」というように、シーズンの終わりに残りものの服を買うことで、半額以下のプライスで購入することも可能です。

ただし、シーズンオフの時期に購入した洋服を着用することができるのは、基本的に「来シーズン」。購入してからすぐに着用できないというデメリットはありますが、その分お安く購入できるのはメリットですよね!

来シーズンでも着られるように、「流行が関係ない定番アイテム」「流行が来年も続きそうなアイテム」を選ぶように意識しましょう。

あえて高い服を買う

洋服代がかさんで悩んでいるという人の中には、安い物をどんどん購入してしまう人も少なくありません。

安くなっているからという理由で購入した服の中には、「本当はあまり欲しくなかったけど安かったからつい…」というアイテムが含まれていませんか?

「安物買いの銭失い」という言葉に見られるように、安い服の中には生地が薄くてすぐにダメになってしまうようなものもあり、次から次に買い足さなければいけないことも多々あります。

ついつい安いものを買ってしまう癖がある場合におすすめの対策は、「高いものしか買わない」と決めてしまうこと!あえて高い服を買うことで安物の爆買いを予防できるだけではなく、高い服は素材もしっかりとしているので長年に渡って着用できるメリットもあります。

安い服を毎シーズン購入するよりも、「高い服を購入して長く着用する方がお得」といえるかもしれません。

服を買う月を決めておく

洋服代を抑えるコツとしておすすめなのは、洋服を購入する月をあらかじめ決めておくということ!

例えば「ボーナスが入ったときにまとめて購入する」「シーズンの頭に購入する」など、事前に洋服を購入する月を決めておくことで無駄買い対策につながります。また服を買う月でおすすめなのは、セールが開催されやすい時期を狙うことです。

春物のセールは4月下旬~GW明けにかけて開催されることが多く、夏物では7月下旬~8月まで、秋物は10月下旬~11月、冬物は1月末など。

各店舗によってセール期間が異なるため、好きなファッションブランドのHPはこまめにチェックしておくといいでしょう。

個人売買を賢く利用する

洋服代を節約したいのであれば、着なくなった洋服を個人売買で売却してお金やポイントに変換し、それを利用して新たに購入するという方法もおすすめです。

最近では「メルカリ」「ラクマ」「ヤフオク」などといった個人売買アプリも人気を集めていて、スマホから簡単に出品や落札ができるようになっています。いらなくなった古着を売却して自分が欲しい服を購入すれば、プラスマイナスゼロで服を手に入れることも十分可能ですよね!

こうしたリサイクル方法を取り入れればクローゼットの中がスッキリと片付けられるだけではなく、思わぬ収入にもつながる可能性が高いため積極的に利用してみましょう。

ファッションの研究をする

洋服に多くの予算を使っている人の中には、ファッションへの知識が乏しいせいで「あれもこれも買い込んでしまう」という行動がみられる場合も。たくさんと購入したのに「いざ手持ちの洋服と合わせてみるとコーディネートが難しかった」なんて経験、誰にでも1度や2度はあるものではないでしょうか?

あまり着用しない洋服を購入してしまうと服がどんどん増え、クローゼットの中もごちゃごちゃになってしまいます。無駄買いを予防するためにも、使い回ししやすいアイテムはどのようなものかを研究したり、コーディネートの知識を学んでみたりするのもおすすめです。

「服はたくさん持っているのになぜか着る服があまりない!」という人は、ファッションの研究を行い、無駄買いの対策に役立ててみましょう

洋服代は収入の2~4割が理想?収入に見合った賢いマネープランを考えよう

年間に使用できる洋服代は、収入や年齢性別によっても差がありましたね!

それだけではなく、生活スタイルや考え方によっても洋服代は変わってきますが、一般的には「収入の2~4割」に洋服代を収めるのがいいといわれています。

洋服好きの人たちの中には「生活費を削ってでも服を買う!」という人の姿も見られますが、バランスのいい出費ができるように、今一度マネープランを考えてみるのもおすすめです。

こちらの記事では、ワーママの洋服の選び方について解説しています。また、洋服レンタルサービスを知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター

独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。

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