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【360度カメラおすすめ6選】選び方や初心者でも簡単に使えるモデルも

近年、 SNSでよく見かけるようになった360度カメラを使ってみたいというカメラ初心者の方もいるでしょう。この記事では360度カメラの種類と特徴、カメラの選び方、おすすめの360度カメラの機種やそのスペックを紹介します。
【360度カメラおすすめ6選】選び方や初心者でも簡単に使えるモデルも

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

旅行やアウトドアなどで美しい自然に触れて、全方位の景色を残したいと感じたときに活躍するのが360度カメラです。

これまでのカメラは風景の一部分を切り取る形式であったため、臨場感のある写真の撮影が難しいと感じた方も多いのではないでしょうか。

全方位の映像を写せる360度カメラであれば、迫力と臨場感ある映像を撮影できます。

360度カメラで撮った映像を見るだけで、記憶の中の美しい風景を何度でも再現することができるでしょう。

ここでは360度カメラを使ってみたいという方に向けて、360度カメラの特徴や選び方、そしておすすめの機種を紹介します。

360度カメラとは

360度カメラとは、周囲の映像を全方位にわたって撮影できるカメラのことです。

本体の前後についているレンズでそれぞれ広範囲の映像を撮影し、映像を「ステッチ」と呼ばれるデジタル処理でつなぎ合わせることで全方位の映像に編集します。

景色の一部分だけを切り取る通常の写真の場合は、シャッタースピードやピントなどの条件をしっかり設定しないとのっぺりとした写真になってしまい、景色の素晴らしさが伝わらないこともあったでしょう。

ところが、撮影後にステッチでつなぎ合わせる360度カメラの全方位写真は、まるで自分がその場にいるかのような迫力です。

360度カメラで撮影された映像は人気が高く、最近はVRに使用されたりSNSへ投稿されたりもしています。

360度カメラの種類

360度カメラには、全天球カメラと半天球カメラの2種類があります。

全天球カメラと半天球カメラでは撮影できる範囲が異なるため、自分が撮りたい情景に合うカメラを選びましょう。

全天球カメラ

全天球カメラとは、上下左右の全方向を撮影することができるカメラです。

2枚の超広角レンズが表面と裏面についており、2枚のレンズで撮れた映像を合わせると360度全方位の映像が完成します。

全天球カメラでは「ステッチ」が自動で行われるので、映像処理をする必要がありません。

手軽に使用できる反面、ステッチの処理性能があまり高くないのが特徴です。

また、全ての方向を撮影できるため、必ず撮影者が写りこんでしまう点には注意が必要です。

半天球カメラ

半天球カメラは超広角レンズを1枚だけしか搭載していないため、全方位ではなくレンズのついている側の半球分を撮影できます。

半天球カメラでは、360度の映像を撮影するときに2つのカメラを使う必要があります。

しかし、2つのカメラで撮影した映像を専用のソフトウエアを使用して1つの映像へと加工するため、全天球カメラよりも自然な仕上がりになります。

360度カメラの選び方

360度カメラを選ぶときには、カメラに自分が必要な機能がついているものを選ぶことが大切です。

全天球と半天球からどちらのタイプにするかを決めて、使用目的や使用場所などに合わせてカメラを選びましょう。

画素数

カメラは画素数が高いほど映像品質が高くなるため、クオリティの高い映像を作りたい場合は画素数が高いカメラを選びましょう。

SNSに投稿したり、日常で使用したりする程度であれば400〜600万画素あれば問題ありません。

プロ使用のものであれば2000万画素を超える360度カメラもあります。

ストレージの容量

画素数が高い写真や長時間の映像、たくさんの写真を撮影するときには多くの保存容量が必要です。

撮影した映像を大量に保存したい人は、ストレージの容量に気をつけましょう。

保存するストレージがSDカードの場合、容量がいっぱいになったらデータが空っぽのSDカードと差し替えることで撮影を続けられます。

ただし、ストレージが内蔵されている360度カメラの場合は、PCにデータを移してストレージ容量を空けなければいけません。

購入前にストレージを外付けできるのか、充分な容量があるのかを確認しておきましょう。

バッテリーの持ち時間

360度カメラには連続撮影時間が短いものも多くあります。

静止画を撮るだけであれば、それほどバッテリー容量は重要なポイントではありません。

しかし、動画をたくさん撮りたいという場合は、連続撮影時間に気をつけてカメラを選ぶことが大切です。

防水・強度

360度カメラを、山や海などアウトドアで使いたい場合は、防水機能を備えている機種がおすすめです。

急な雨でも本体内部に水が入りにくく、土埃を防げるため、安心して使用できます。

ダイビングなど水中でも使用できるカメラや衝撃に強いカメラもあるので、撮影場所や用途に合わせて性能を確認しておきましょう。

アプリとの連携

360度カメラはスマートフォンとアプリで連携する形式であるため、液晶モニターを搭載していません。

オーソドックスな360度カメラを使用する場合、撮影した写真や動画のデータをアプリに送信してスマートフォンの画面で確認します。

パソコンやスマートフォンのアプリを利用して遠隔操作やステッチをするため、Wi-FiやBluetoothといった接続環境や、編集アプリケーションを使用できる環境も確認しておきましょう。

初心者でも簡単に扱えるおすすめ360度カメラ6選

近年は、必要な基本性能が揃っているコストパフォーマンスの高い機種や、画素数が高くクオリティの高い映像や写真が撮れる機種など、さまざまな360度カメラが発売されています。

ここからは360度カメラの中でも、特に人気の高いモデルを紹介していきます。

GoPro Fusion(全天球カメラ)

Fusionは、360度の映像を撮影後、スマートフォン上でビデオや写真ファイルに変換可能な360度カメラです。

スマートフォンから簡単に編集や映像を共有できるシステム設計や、5.2Kの高品質画像や継ぎ目のないステッチが特徴です。

ハイクオリティなVR映像を撮影したい人に向いています。

水深5mまで撮影可能な防水性があるので、川や海など、水辺のレジャーでの撮影で特に活躍します。

音声コマンドにも対応しており、みんなでポーズを取った状態でも簡単に撮影可能です。大勢が集まるイベントで重宝するでしょう。

延長ポール、Fusion Gripなど専用のアクセサリーも充実しており、手軽に映像の撮影に臨めます。

ReReレンタルでも扱っている機種のため、「まずは360度カメラを使ってみたい」「購入前に使い心地を試してみたい」という方は、ぜひチェックしてみてください。

こちらの記事では、GoPro Fusionの機能や使い方をを解説しています。

ReReレンタルでGoPro Fusionをレンタルする

THETA S RICOH(全天球カメラ)

RICOHの「THETA S」は、コンパクトでスマートなボディが特徴の全天球カメラです。

どこにでも持ち歩くことができると人気の高いTHETAシリーズの上位機種にあたります。

特筆すべきはライブストリーミングモードが搭載されている点で、スマートフォンで映像を確認しながらの撮影ができるため、初心者でも安心して撮影できます。

ストリートビューのアプリにも対応しており、撮影した動画をGoogleマップにストリートビューとして投稿できます。

ただし、防滴や耐衝撃性は高くないため、アウトドアなどアクティブな環境での撮影は難しいでしょう。

基本的な機能が搭載されていて、高品質ながら比較的低価格で購入できることから、満足度の高い機種のひとつです。

360fly 4K(全天球カメラ)

「360fly 4K」は、エントリーモデルの360fly HDよりも大幅に画素数がアップした、4K対応のハイスペックモデルです。

一般的な360度カメラとは違い、1つのレンズで全方位を撮影するシングルレンズを採用しています。撮影した映像に継ぎ目ができないところもポイントです。

水深10mもの防水に、防塵・耐衝撃性能が備わっています。水中やスポーツシーンでの使用にも問題なく使える環境性能の高さも魅力です。

360flyモバイルアプリを利用するとスマートフォンで映像を見ながらリアルタイムでの撮影ができ、その場で映像の編集やSNSでの共有も可能です。

デスクトップアプリを利用すれば、映像に効果や演出を加えるなど、高度な編集作業も行えます。360度カメラで編集を楽しみたい人におすすめです。

KeyMission 360 Nikon(全天球カメラ)

有効画素数2389万画素の高性能360度カメラです。4KやUHD対応の360度ムービーを搭載しています。

水深30mに耐える防水性、耐寒-10度、耐衝撃性能まであり、耐環境性能に優れているのが人気の理由です。

他のカメラが対応できない水中や雪山など、さまざまなシチュエーションの映像を残す際に活躍します。

「SnapBridge 360/170」アプリをインストールすると、カメラのセットアップやリモート撮影、画像の確認までスマートフォンを使って操作することが可能です。

BLE(Bluetooth® low energy)と専用アプリによってスマートフォンと常時接続でき、快適な操作性を備えていることから、初心者でも撮影がスムーズに行えるでしょう。

PIXPRO SP360 4K Kodak(半天球カメラ)

雨や砂埃にも強い防水性かつ防塵仕様でありながら、-10度にも耐えられる耐寒性能まで備えている半天球アクションカメラです。

半球タイプながら、垂直方向にも235度の広角で撮影可能。足元の一部分以外、ほぼ全方位を撮影し、迫力ある映像として残せます。

完全に全方位360度の撮影をするときは、2つのカメラを裏表に使えば、クオリティの高い映像が撮れるでしょう。

別売りの防水ケースを使用すると、撮影が難しい水深60mの深さまで潜って撮影可能です。

普通のカメラでは難しかった映像を撮ることができます。

専用アプリ「PIXPRO 360 VR Suite」を利用すると、スマートフォンやタブレットからライブビュー、遠隔操作での撮影ができ、映像はそのままSNSへ投稿可能です。

パソコンを利用した編集にも対応していて、満足のいくまで編集作業を楽しめます。

EXILIM CASIO(半天球カメラ)

画角185度の半球全方位を撮影できる360度カメラです。

全天周撮影・パノラマ撮影・風景をワイドにとらえる超広角撮影などの撮影モードで、空間をそのまま映像に残せる点が魅力でしょう。

スマートフォンアプリ「EXILIM ALBUM」を利用すると、撮影後の静止画や動画が確認できます。

アプリでは、カメラの視点を自由に動かしたり複数のアングルを表示したりするなど、楽しく映像を見られます。ムービーコンテンツに挑戦することも可能です。

液晶ディスプレイがついているので、本体で映像を見ながら半球を撮影できます。

2台のカメラを前後に合わせて使えば、全天球撮影も可能です。

1台のコントローラーを操作して同時撮影する本格的な撮影方法では、タイムラグなく思い通りの写真が撮れるでしょう。

まとめ

これまでのカメラとは大きく異なる性能があるため、街の中だけでなくアクティブシーンで使用されることも多い360度カメラ。

解像度やバッテリー、ストレージの容量だけでなく、スマートフォンやタブレットとの連携、耐環境性能などの機能が重要になる場合もあります。

しかし、多くは初心者が使いやすい操作性の高さや、カメラの強度、SNSとの連携システムを備えています。

自分が使いたいさまざまな機能をしっかりと抑えた、お気に入りの360度カメラを探してみてください。

購入前にReReレンタルで使い心地を試すのもおすすめです。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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