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GoPro Fusionは何がスゴイの?機能や使い方を徹底解説

GoPro Fusionは何がスゴイの?機能や使い方を徹底解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

アクションカムとして人気のGoProから、360度VR動画が撮影できる『GoPro Fusion』がいよいよ日本上陸です。

昨年秋にアメリカで発売されて以来、全天球カメラのなかでも、画質や手ブレ補正機能が段違いと評判を呼んできたのが『GoPro Fusion』です。

今回は、日本でも購入可能となった『GoPro Fusion』の機能と魅力を見てみましょう。

GoPro Fusionとは?

GoPro FusionはGoPro社の『全天球カメラ』です。 GoPro Fusionは、7.4×7.5cmとほぼ正方形のボディーに、画角180度のカメラを前後に搭載しています。

前後カメラで撮影した映像を合成することで、360度VR動画が作成されるカメラです。

GoPro Fusionは、GoPro HERO6とは違い、撮影者の周囲360度と上下をくまなく撮影できるカメラのため、より臨場感のある動画が撮影できます。

GoPro Fusionは、海外では昨年秋に販売がスタートしていましたが、2018年4月に日本での一般販売がスタートしました。

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GoPro社のカメラは、HERO6やHERO5など、アクションカメラとして人気です。ウエアラブルカメラとして、カメラを身につけて撮影することで、見たままの風景が撮影できるのが大きな特徴です。

また、手ブレ防止機能の性能が抜群で、特にスポーツシーンの動画撮影では、一年を通して活用度の高いカメラといえます。

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GoPro HEROシリーズでは、前方に広がる風景を撮影しますが、GoPro Fusionは天球型、つまり頭上に見えるもの全てが撮影可能なカメラです。

GoPro Fusionで撮影した動画は、アプリのオーバーキャプチャー機能で編集することにより、リアルで立体感のある動画が創り出せます。もちろん専用アプリでは、編集後にSNSへの投稿も簡単です。

日常の風景も、あっ!と驚くようなVR動画として撮影できるのが、GoPro Fusionの最大の魅力です。

GoPro Fusionの機能と特徴~次世代画質5.2Kとは?

GoPro Fusionは、他の全天球カメラにはない、アクションカメラらしい機能が満載です。画質は次世代レベルといわれる5.2Kを実現し、音声コントロールや衝撃に強いスタビライズ機能など、アクティブなシーンに強い全天球カメラとなっています。

GoPro Fusionの気になる箱の中身は?

GoPro Fusionの基本セットは以下の通りです。

  • GoPro Fusion 本体
  • 専用ケース
  • 自撮り棒(簡易三脚)
  • バッテリー1個/USB-TypeCケーブル
  • マウント2種(平面/曲面)/マウントネジ
  • クイックガイド
  • 安全のためのしおり

また、本体セットの他に、画像を記録するためmicroSDカードが必要となります。

5.2Kで撮影するとなると、メモリーの容量も大きい物が必要になります。またmicroSDカードにもグレードがあり、高解析度の画像に対応したメモリーカードでないと、記録できないというトラブルが発生します。

まずは、GoProの公式サイトで紹介されているClass10 UHS-1(U3)と同等のMicroSDXCカードを購入しておくのが良いでしょう。

次世代の画質5.2Kを実現

GoPro Fusionで実現した5.2K動画は、次世代の画質といわれています。

まず、この5.2Kという数字ですが、2624×5228ピクセルのという意味です。

1フレームの中に、画素数2624×5228で構成されていることになり、その分細かな色や光の情報が詰め込まれているということになります。

よく目にする「4K」と同じ解釈ですが、フルHDの画素数は1080×1920ピクセル、その縦横倍の画素数になったのが「4K」(2160×3840ピクセル)画像です。

GoPro Fusionは、美しい画像として定評の4Kを上回る5.2K画像での録画が可能なカメラということになります。

ここで、注意点がひとつあります。GoPro Fusionは『5.2K/30fps』『3K/60fps』という仕様です。

この『fps』はフレームレートといい、1秒間に何フレーム静止画を処理するかを意味します。動画は静止画の連続撮影で構成されているため、この数値が高ければ撮影のフレーム数が多く、滑らかな動画に見えるという意味です。

ただ、画素数が多い場合には、それだけ処理する静止画のデータ量が多くなるため、フレームレートは少なくなります。

フレーム数が少なくなればなるほど、カクカクとした映像になりますが、人間の目では15fpsまで下がらなければ、何ら問題なく動画としてスムーズに見ることができます。

GoPro Fusionでは必ずしも5.2Kで撮影が必須ではなく、3Kでも60fpsなので、なめらかな映像として十分に楽しめます。

ジンバル(外部手ブレ補正装置)不要で、なめらかな映像が撮れる

画素数やフレームレートと同じく、動画撮影のポイントとなるのは、スタビライズ機能(手ブレ補正機能)です。

GoPro HERO6でも手ブレ補正は高機能といえますが、GoPro Fusionのコンセプトは「脱ジンバルの次世代安定化機能」で、衝撃にも強い滑らかな録画を実現しています。

ジンバルとは、外部手ブレ補正装置のことで、一眼レフカメラ用ジンバルやスマホ用ジンバルがあり、極端な手ブレを補正してくれる外部装置です。

アクションカムにも付けることがある装置ですが、GoPro Fusionでは、本体に組み込まれたスタビライズ機能だけで十分として、脱ジンバルを掲げています。

風切り音の低減と音声コントロール

GoPro Fusionはマイクを4つ搭載しており、映像とともに音も360度で録音されます。特に、アクティブなシーンで気になる、『風切り音』を低減するなど、優れた録音ができる『360度オーディオキャプチャ』に対応しています。

また、GoPro Fusionは本体をコントロールできる『音声コントロール機能』が搭載されており、撮影者は声でGoPro Fusionを操作できます。「GoPro ビデオ スタート」と声をかけるだけで、録画スタートというわけです。

ウエアラブルカメラは、撮影者がスポーツをしながら録画するという使い方が主流です。特に川や海など水辺のスポーツや、スカイダイビングや登山など、カメラの操作で集中力を欠いては危険なシーンがあります。

はじめは、声でコントロールするのは恥ずかしくもありますが、便利さと安全性を考え、音声コントロールに早い段階で慣れたほうが、撮影が楽になります。

専用ケース無しでも水深5mのメリット

GoProは全シリーズが防水仕様となっています。GoPro Fusionは深水5mまで専用ケース無しで使用可能です。

サーフィンやカヌーでの渓流下りなど、ドボンと水に潜ってしまうシーンが少なくありません。また、浅瀬を潜るシュノーケリングでもGoPro Fusionは特別な装備なしで、そのまま撮影できます。

海や湖、渓流での使用を想定し、ケースに入れる手間を最初から省いた点はアクションカムらしさといえます。

※YouTubeの動画を観る際、スマホを見たい方向へ動かすと、映像も一緒に動きます。パソコンの場合は左上◇マークを操作すると、あらゆる方向の映像が見られます。

GoPro Fusion動画の編集ソフトを知ろう!

GoPro Fusionでは撮りためた動画を編集する必要があります。アクションでは、すべて狙ったアングルで撮影できるわけではありません。

編集はアクションカムの宿命でもありますが、アプリで手軽に編集できますので、気負わず撮影を楽しみましょう。

オーバーキャプチャー機能で好きなシーンを切り取る

GoPro Fusionで撮影した動画を編集しSNSに投稿するアプリは、HERO6など他のGoProのカメラと同じ編集アプリを使用します。

GoPro Fusionでは、撮影した360度動画から、好きなアングルのフルHD動画を切り出せるオーバーキャプチャー機能が最大の特徴です。

例えば、GoPro Fusionを定位置にセットし、360度撮影した場合、画像には被写体が全体に写っているわけではありません。撮影した動画の中から、被写体が写っている画像だけを取り出して編集するのがオーバーキャプチャー機能というわけです。

オーバーキャプチャー機能は、自分で構図を考えながら動画を切り出して編集するため、被写体がない風景の動画でも、多様な映像表現が可能な機能です。

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パソコンで本格編集できるアプリGoPro Fusion Studio登場

GoPro Fusionは、パソコンでの本格編集が可能です。専用の編集アプリ『GoPro Fusion Studio』がリリースされ、プロ並みの動画編集が可能となりました。

『GoPro Fusion Studio』ではアドビ製品のAdobe Premiere および After Effects と互換性があり、レイヤー処理、RAWデータの現像のほか、「リトル プラネット」や「魚眼」などの特徴的な映像も作り出せます。

ダウンロードはこちらから↓

GoProFusionアプリダウンロード

GoPro Fusionはレンタルもできる!

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GoProシリーズはこれまでアクションカメラの時代を築き上げてきました。そんなアクションカメラ界の先駆者ともいえるGoProシリーズの新しいモデル『GoPro Fusion』を使って旅行やアウトドア、スポーツ体験をシェアしたいですよね。

ただし、新しいモデルとだけあり購入をためらう方もいるのではないでしょうか。そんな方には『GoPro Fusion』のレンタルがおすすめです!

レンタルであれば、購入しなくても使いたい期間だけ利用することができます!

「購入する前に使いこなせるか試したい」「新しいモデルだから触ってみたい」「旅行やスポーツで使いたい」などお考えの方にもレンタルサービスは便利ですよ。

『GoPro Fusion』をレンタルできるReReレンタルというサービスでは、予備バッテリー付きのセットが3泊4日14,780円からレンタルが可能です。

レンタル注文をすると宅配で指定した住所まで届き使い終わったらまた宅配で返却するのみ。なんと往復の送料が無料です!お財布にも優しいですね。

もちろん3泊4日以上のレンタルや、延長も可能ですよ。一度使ってみたいという方はレンタルサービスを利用してみてはいかがでしょうか?

ReReレンタルでGoPro Fusionをレンタルする

まとめ

GoPro Fusionは昨年秋に海外で発売されるや、瞬く間に話題となったGoPro社の全天球カメラです。

次世代画質といわれる5.2K画質や、衝撃に強いスタビライズ機能など、他の全天球カメラにはない機能が搭載されています。

機能やAdobeソフトとの互換性をみれば、動画作成の世界が広がることは確実で、HEROシリーズとは別次元のカメラと捉えて間違いないでしょう。

これからVR動画作成に本格的に取り組みたい方や、全天球カメラを使ってみたい方にも、納得の性能といえます。

藤加祐子 /
ビギナーズ編集部 ライター

仙台市出身在住。フリーライター・写真家・タティングレース作家。古書店巡りとフルート演奏が趣味。仙台フィルの演奏を聴くのが自分へのご褒美です。

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