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ゴルフはグリップが大切!正しい握り方とアドレスでスコア急上昇
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
ゴルフをプレーする上で重要なことは、スイングの基本を身に付けることです。そして、スイングの基礎となるのが、正しい握り方(グリップ)とアドレスです。
グリップは、体とゴルフクラブの唯一の接点です。スイング全体に大きく影響するため、ゴルフクラブをコントロールするには欠かせません。
正しくアドレスをつくることで、体とゴルフクラブと地面をきれいに連結・連動させることができます。それにより効率よくボールに力を伝えることができます。
今回紹介する方法はどのゴルフクラブにも応用が可能な基本です。初心者の方はこれを覚えるだけで格段にスイングが良くなります。ぜひチェックしてみてください!
目次
グリップ|目的に合わせた握り方の種類
握り方には左手と右手それぞれでいくつか種類があります。シチュエーションごとに使い分けたり、どういったボールを打ちたいかによって握り方を変えます。
左手のグリップの種類
- スクエアグリップ: 最もオーソドックス
- ストロンググリップ: 強い球を打ちやすい
- ウィークグリップ: 曲がる球を打ちやすい
右手のグリップの種類
- オーバーラッピンググリップ: 最もオーソドックス
- インターロッキンググリップ: 方向性重視
- テンフィンガーグリップ(ベースボールグリップ): 飛距離重視
グリップ|初心者にオススメの握り方
今回は紹介するのは、左手はスクウェアグリップ、右手はオーバーラッピンググリップです。
このグリップの組み合わせが、飛距離と方向性のバランスがとれた基本的な握り方です。初心者の方やボールが曲がってしまうとお悩みの方へオススメです。
右利きの場合、ゴルフクラブは左手⇒右手の順番で握る(左利きの方はその逆)ので、左手から順番に説明します。
左手の握り方(スクエアグリップ)
スクエアグリップは、握りやすく、ボールが真っ直ぐ飛びやすい握り方です。
握り方は、小指から薬指、中指の順にクラブを握り、親指はグリップの中心よりやや右側に乗せます。
手のひらでぎゅっと握ってはいけません。指で摘むような感覚です。そのために、親指と人差し指にはあまり力を入れず、小指・薬指・中指の3本でクラブをしっかり握ります。
右手の握り方(オーバーラッピンググリップ)
右手の基本は、オーバーラッピンググリップです。利き手となっている右手の力が抜けて、左右で力の偏りが減ることによって、ボールの方向性が安定しやいというメリットがあります。
握り方は、右腕を体の横でだらんと下に垂らした状態から、クラブの横に添えていきます。そして、右手の小指を左手の人差し指と中指の間にかぶせるように上に乗せます。
これでグリップは完成です。こちらの動画でも実際に握り方を説明しています。お手元にゴルフクラブがある方は、ぜひ実際に手に取って、真似してみてください。
グリップの長さ
グリップの長さを変えることで、イメージしている打ちたい球をより打ちやすくなります。
長く持つと飛距離が出やすく、短く持つと弾道の低いライナー性の球筋になります。プロゴルファーや中・上級者の方は状況に合わせてグリップの長さを使い分けます。
初心者の方はまずは統一した長さで握りましょう!
技術的に未熟な状態でグリップの長さを変えると基本のスイングが崩れてしまいます。
安定して真っ直ぐ打てるようになった時に取り入れてみてください。
アドレス|狙った場所に打つための正しい構え方
アドレスとはざっくり言うと構えのことです。ボールを打ちたい方向に飛ばすためには正しいアドレスが欠かせません。
アドレスのポイントは適切なスタンス幅で立ち、正しい姿勢で前傾角度をつくり、立ち位置を調整することです。
ポイントを押えながら、アドレスのつくり方の手順を解説します。
スタンス
アドレスは適切なスタンス幅で立つことから始まります。基本的なスタンスの作り方は、
ステップ1: 足を閉じて、背筋を伸ばします。
ステップ2: 肩幅に足を広げます。その時の目線は真正面です。
前傾角度
スタンスが決まったら次は前傾角度をつくります。アドレスの中で最も重要なポイントです。
ステップ3: 背筋が真っ直ぐの状態を維持して、太ももの付け根から、上半身を30度前に傾けます。
ステップ4: 膝を軽く曲げます。膝下はなるべく地面に垂直にしたまま、膝から上を曲げます。
ステップ5: この状態でグリップを作ります。
ステップ1~5で構えは出来上がりました。この構えのまま立ち位置を調整すればアドレスの完成です。
ここまでの手順を動画で確認してイメージを固めましょう。
立ち位置(ボールとの距離)
ステップ1~5でつくった構えのまま、クラブがボールに当たる位置に移動しましょう。
ステップ6: 腕をだらんと下に垂らし地面と垂直にします。重力にまかせて垂らでばOKです。
ステップ7: 腕が垂直になった状態を維持したまま、クラブがボールが当たる位置まで移動します。手を使ってクラブをボールに近づけないように気を付けましょう。
これでアドレスの完成です。最後にスタンスと前傾角度が正しく出来ているか確認しまししょう。
アドレスのワンポイントアドバイス
自分に合ったスタンス
体が固い方は少しスタンスを狭くすると腰が回りやすくなります。スタンスを広くすると、重心が下がるので、早いスイングがしやすくなります。
重心の位置
左右の重心は、左右均等に体重をかけます。体の軸を地面に垂直につくります。
前後の重心は、拇指球(足裏の親指下のふくらんだ部分)に体重をかけます。かかとが浮いたり、足の指に力が入りすぎないように、拇指球を中心にして立っているイメージです。
前傾の適切な角度
前傾角度は30度を目安として前傾し、その後は以下を参考にして角度を調整しましょう。
前傾しすぎると、ボールはフックしやすくなり、ダフりやすくなります。
逆に、棒立ちになると、スライスしやすくなり、トップになります。
まとめ
グリップとアドレスはゴルフスイングの基礎です。ゴルフのプレーはここから始まります。初心者の方は、正しい形が身につくまでは、スイング前に丁寧に確認しましょう!
この基礎を正確に習得することで、自分の体とゴルフクラブをコントロールできるようになります。そして、ボールをコントロールする技術に繋がります。
また、上達への一番の近道はゴルフレッスンに通うことです。そうすることで、正しい技術が確実に身につきます。こちらの記事では、初心者におすすめなゴルフスクールをこちらの記事でご紹介しています。500円で体験レッスンができるところもあるので、ぜひご確認ください。
はま /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味はたくさん!もっと色々なことに挑戦したいと思いつつ、高所と海が克服できずにいます。これからも新しい趣味を見つけて皆さんにご紹介していきます!