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【解説】TOEICのリスニングで満点(495点)に近づく勉強法と教材を紹介

【解説】TOEICのリスニングで満点(495点)に近づく勉強法と教材を紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

TOEICは大きく分けてリーディングとリスニングの2つに分かれていますよね。

リーディングの方が難しいと感じている方も多いかもしれませんが、実は短時間で多くの問題を解かなければいけないリスニングは一番の難関なのです。

今回はそんな難関リスニングを突破するためのスコア別の勉強法やパートごとの対策、おすすめの問題集などをご紹介していきます。

TOEICリスニングの満点(495点)はどんなレベルか?

では最初にリスニング満点の495点とはどんなレベルなのかを考えていきましょう。

リスニング満点ということは短文・長文どちらも細部まで聴き取ることができ、理解そして発言することできると言えるでしょう。

ここまでのレベルに達するのは簡単ではありませんが、バッチリ対策をし、勉強法を確立すれば不可能ではありません。

【スコア別】まずは自分の問題点を見つけよう

ここからはスコア別にどんな問題点があるか見ていきましょう。

自分が難しいと感じる理由を知って、リスニング対策を徹底していきましょう。

リスニングの点数が200~300点の人

最初にリスニングの点数が200~300点という人の問題点を見ていきましょう。

基礎的な単語力がない

このレベルの人は基本的な問題は理解することができますが、基礎的に単語力が低いため、やや高度な単語や表現は聴き取ることができません。

耳が英語に慣れていない

英語を聴き慣れていないため、英語のスピードについていけないため聴き取れたとしても単語のみで全体の把握することが難しいのではないでしょうか。

さらに長文の理解も難しいでしょう。

おすすめの勉強法

そんなリスニングの点数が200~300点の人の勉強法は基礎的な単語の復習をしてみてください。さらに1語1語の発音の確認をしてみましょう。

耳が英語のスピードについていかないのは、リスニングが足りない証拠です。

何度も繰り返しリスニングをし、音読もしてみましょう。そうすれば、自然と英語のスピードに慣れていくはずです。

英語初心者がまずやるべきことやおすすめのリスニングアプリを紹介した記事も、参考にしてみてください。

リスニングの点数が300~350点の人

リスニングの点数が300~350点の人の問題点を見ていきましょう。

何を言っているのか大体わかるけど、細かい単語が聞き取れない

このレベルには「なんとなく聞き取れるけど結局意味がわかってない」というタイプの人が多いです。

全体で言っていることはわかるけど細かい単語が聴き取れていません。

なので、ちょっとした引っ掛け問題でミスしてしまう場合が多いです。

おすすめの勉強法

そんな方にはシャドーイングがおすすめです。

シャドーイングとは英語のテキストを見ずに音声を聴きながら、音声の発音を真似するという方法です。

細かな英語の発音やリズムなど体感することができるので、とても効果的な方法です。

シャドーイングで英語の上達を目指す方法の記事も参考にしてみてください。

リスニングの点数が350~400点の人

続いてはリスニングの点数が350~400点の人の問題点を見ていきましょう。

全体的な英語力の向上が必要

全体的な英語力の向上が必要となってくるこのレベルは、単語理解度や英語の聞き取りレベルをさらに上げる必要があります。

テキストなしで、言っていることが大体理解できるレベルを目標にしてみましょう。

おすすめの勉強法

単語数を増やしていくこととリーディングのスピードを上げることが課題となっていくので、多読をしてみたり、単語集でより多くの単語を学習しましょう。

おすすめの英単語帳の記事も参考にしてみてください。

リスニングの点数が400~495点の人

最後にリスニングの点数が400~495点の人の問題点を見ていきましょう。

特筆すべき課題はない

このレベルまで到達すれば、特筆すべき課題はありません。

ですが、100%聴き取ることができ、意味が理解できるくらいまで英語耳を鍛えていきましょう。

おすすめの勉強法

公式問題集を使用してリスニングの理解度を完璧になるまで高めていきましょう。

そして、何度もやり込むことをおすすめします。

【パート別】問題の特徴と勉強のコツ

ここからはパート別の問題の特徴と勉強のコツを考えていきましょう。

PART1の特徴

PART1は、写真描写問題が6問。

1枚の写真について4つの説明文が一度だけ放送されるので、最も的確な描写のものを選び解答します。

PART1の対策のコツ

このパートのコツは音声が流れる前に写真を確認し、その写真がどんな場面かということをあらかじめ知っておくことです。

そうすれば、説明文が放送された時にそれと照らし合わせながら解答することができます。

PART2の特徴

PART2は、応用問題が25問。

1つの質問または文章に対する答えがそれぞれ1度だけ放送されるので、最もふさわしい答えを選びましょう。

PART2の対策のコツ

疑問詞に注目するとどんな質問が投げかけられているかを理解しやすくなります。

さらにどんな状況で会話が展開されているかも考えながら音声を聴いてみましょう。

PART3&4の特徴

  • PART3会話問題:39問
  • PART4説明文問題:30問

PART3は2~3人による会話が1度だけ放送されるので、問題用紙の設問と解答を読み、4つの答えの中から適当な物を選びましょう。

PART4はアナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送されるので、問題用紙の設問と解答を読み、4つの答えの中から適当ものを選びましょう。

PART3&4の対策のコツ

この2つのパートではいかに必要な情報を聴き取る事ができるかが鍵となってきます。

設問を読み、答えがわかったら忘れる前に解答するということも大切です。

TOEICで高得点を取るための賢い勉強方法もご紹介しています。

リスニングで満点に近づけるおすすめ問題集

続いてリスニングで満点に近づけるおすすめの問題集をご紹介していきます。

TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ

TOEIC単語帳の決定版とも言えるこの参考書。600点から990点レベルまでの単語に対応しているため、様々なレベルの方が使いやすいことが特徴で、レベル別に単語も分けられているので見やすくわかりやすい仕様となっています。

音声ファイルも無料でダウンロードできるので、耳を鍛えたい方にもおすすめです。

特徴 単語の解説 対応レベル 中級者~上級者
出版社 朝日新聞出版 付録 音声ダウンロード

はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト全パート完全攻略

この参考書にはスコアアップに必要な全てを凝縮してあり、パート別攻略はもちろん、実力UP勉強法など学習法の解説もしてくれます。

この1冊で必要な情報や要素が揃うので、初心者の方にもおすすめ。

別冊の模試も付属しているので、本番さながらの緊張感で学習することができますね。

特徴 全パートの解説 対応レベル 全レベル
出版社 アルク 付録 CD・別冊模試付き

世界一わかりやすいTOEICテストの英単語

ユニットごとにわかりやすくまとめられているこの参考書は覚えやすいことをテーマにしています。

各単語のイメージやイラスト・語源なども解説されており、単語をインプットしやすいことが特徴です。

周回チェック欄では何回各単語を学習したかわかりやすいです。

特徴 単語の解説 対応レベル 全レベル
出版社 KADOKAWA 付録 音声ダウンロード

公式TOEIC Listening & Reading問題集(6)

この参考書はTOEICテストを開発しているETSが制作している公式問題集です。

実際のテストに出たままの例文で学ぶことができることが魅力で、付属のCDでは公式スピーカーによるリスニング音声を収録しており、その音声をダウンロードすることも可能です。

リスニング学習にも大いに役立つのはないでしょうか。

特徴 公式問題集 対応レベル 全レベル
出版社 国際ビジネスコミュニケーション協会 付録 CD付き

TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問

文法問題を徹底的に解説したこの参考書は500点から900点台の方まで幅広く対応しています。

見開きレイアウトで見やすいことも特徴で、文法問題はわかりやすく解説してくれるだけではなく単語力も同時に身につけることができます。

スマホやPCで音声をダウンロードすることができるので、スキマ時間でも学習が可能ですね。

特徴 文法の解説 対応レベル 中級者~上級者
出版社 アスク出版 付録 音声ダウンロード

効率的な勉強の方法と重要なマインド

ここでは、効率的な勉強の方法と重要なマインドを解説します。

起床後3時間は上質な勉強のチャンス

起床後3時間は勉強のチャンスだということをご存知でしたか?

起床後数時間は眠くて頭が働かないと思っている方が多いと思いますが、実はこの3時間が一番脳が働く時間と言われています。(諸説あります)

そんな貴重な時間はぜひ勉強に当ててみましょう。集中力が高まるかもしれませんよ。

いつでもリラックスして問題に取り組む

実はリラックスできる術を身に着けておくことも、試験を受ける際に実力を発揮できるポイントです。

自分なりのリラックスできる方法を知っておくことが大切ですよ。

たくさんテキストではなく、一冊を完璧にすること

1冊のテキストを完璧にすることも重要です。

何冊ものテキストを少し勉強してやめることを繰り返すことはよくありません。

テキストは1冊すべてのパートでバランスの良い学習ができるようになっているので、全部やりきることが大切です。

やりきることで達成感も生まれるので一石二鳥です。

英語で大切なことはメソッドよりも投げ出さないこと

意外と忘れがちなのは英語学習で大切なことは投げ出さないということです。

メゾットももちろん大切ですが、途中で投げ出してしまうと何もかもが中途半端で終わってしまいよくありません。

最後までやりきるということが勉強だけではなく、すべての要素に対してもつながっていくのではないでしょう。

最初から高スコアを取れる人は少ない

最初から高スコアを取れる人はいないので、地道に勉強していきましょう。

順序立てて勉強していくことで、どんどんスコアもアップしていくはずです。

まとめ

今回はTOEICのリスニングで満点に近づくことができる勉強法と教材をご紹介していきました。

しっかりと対策し勉強していくことで、本番のリスニングセクションでも落ち着いて対応できるのではないでしょうか。

それぞれのタイプに合った勉強法と教材でリスニング満点を目指しましょう!

こちらの記事では、社会人でも通いやすいおすすめTOEIC対策スクールをご紹介しています。

ひろこがね /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味は映画を観ることと、パソコンをいじることです。柴犬が大好きです。アメリカにはたまに足を運びます。

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