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自動車メーカーごとの特徴は?国内外の主要メーカーの特徴・違いを一挙にご紹介!

車の購入を検討しているけど、どのメーカーを選べばよいかわからない!そんなお悩みを解決するべく、国内外の自動車メーカーの特徴を一挙にご紹介します。メーカーの代表的な車の選び方についてもご紹介しているので、これから自動車を購入する方は必見です。
自動車メーカーごとの特徴は?国内外の主要メーカーの特徴・違いを一挙にご紹介!

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

日本や世界には、有名な車メーカーが数多く存在します。本記事では、どんな車が日本や世界にあるかを知りたいという方に向けて、日本が誇る有名メーカーの特徴に加え、ベンツやBMWなど海外で確かな実績を持つ車のメーカーについてもご紹介します。

もしあなたが車の購入を検討しているなら、まずは各メーカーの特徴を知ることから始めるのはいかがでしょうか。無数にあるメーカーの車の中から自分にピッタリのモデルに出会うための道しるべとしてください。

国内メーカーの特徴

低燃費で実用性が高く、長持ちすることが国内産自動車に共通する特徴ですが、それに加えて近年は小型化、軽量化、ハイブリッドなどの精巧な技術が世界でトップクラスの評価を得ています。

ここでは国内自動車メーカー8社の特徴を紹介します。各メーカーの得意とする技術や人気の車などから自身のニーズに適したメーカーや好みの車を探してみてください。

トヨタの特徴

世界のトップブランドであるトヨタは、時代に合わせた技術と堅実な作りで定評のあるメーカー。走行距離が多くても故障しにくいことから中古車としても高値が付きやすいのも人気のひとつです。

近年ではハイブリッド技術の先頭を走っており、多様な車種を展開しているので、はじめて車を購入する方も自身のニーズに適した車に出会いやすいかもしれません。

トヨタの代表的な車

ハイブリッドカーの代名詞「プリウス」や、取り回しの良いコンパクトハイブリッドカーの「アクア」、小さくても広く個性的なデザインの「シエンタ」が最近の人気車種。

「ノア」や「アルファード」といった大型車から「レクサス」などの高級車のラインナップまで多様な車種が展開されています。

ホンダの特徴

「技術のホンダ」と言われ、国内シェアNo.2ホンダ。元々はスポーツカーを得意とし、F1にも参加するなど、高いエンジン性能を誇るメーカーです。近年では軽自動車「N-BOX」が国内新車販売台数1位を獲得するなど、小型車にも力を注いでいます。

コンパクトカー、軽自動車、SUVといったジャンルのラインナップが多いことも人気の一つです。

ホンダの代表的な車

2017年と2018年の新車販売台数1位を獲得した主力商品である軽自動車の「N-BOX」や、ファミリーカーの中でもトップを争う人気の「ステップワゴン」などが代表的な車種。

元々はスポーツカーを得意とするメーカーだけあって、「フィット」のようなスポーティなデザインの車も人気です。

スズキの特徴

スズキは軽自動車に強い自動車メーカーとして知られています。特に独自技術「S-エネチャージ」というモータ機能付発電機で加速をアシストすることで実現される、超低燃費に定評があります。

軽自動車で気になりがちな乗り心地もユーザーから高評価です。また、軽自動車以外の普通車の評価も高く、「クロスビー」や「イグニス」などのヒット商品も送り出しています。

スズキの代表的な車

「ワゴンR」やオフロードも走れる「ジムニー」、SUVのテイストをおり交ぜた「ハスラー」、女性に人気の「ラパン」などが軽自動車の代表的な車種です。他にも社用車などとして活躍する「アルト」や「エブリイ」なども根強い人気があります。

マツダの特徴

「マツダといえばデザイン」と言われるほど、その意匠性には定評があります。まるで外車のような洗練されたデザインが特徴的で、評価の高いメーカーと言えるでしょう。

またマツダは他社がハイブリッドに注力するなか、軽油を燃料に走るエコカー「クリーンディーゼル車」の開発に成功。そもそもの燃料代を安く抑えるという発想は、車業界に旋風を巻き起こしました。見た目も美しく、運転も楽しい車として人気のメーカーです。

マツダの代表的な車

コンパクトカーで人気の「マツダ2(旧デミオ)」や、街乗りでの快適性を重視した都市型SUV(多目的スポーツ車)として人気の「CX-5」、コンパクトクラスのSUVの「CX-3」が国内外で人気の代表車種。

ただ、やはりマツダといえば初代から現在まで、高い性能と美しいデザインで根強い人気を誇るオープンカー「ロードスター」も外せませんね。

日産自動車の特徴

日産といえば「技術の日産」を掲げるように先進技術に重きを置き、常に新しい技術をいち早く世に出してきた自動車メーカー。現在、半自動運転の技術は日本の自動車メーカーの中でもトップクラスです。

また、国内では数少ない完全電気自動車の「リーフ」や、国内で製造される車の中でも唯一スーパーカーと呼ばれる「GT-R」など個性的な車も展開しています。

日産の代表的な車

「スカイライン」「フェアレディZ」「GT-R」など発売時から人気のスポーツカーに加え、現在は「セレナ」などのミニバンやSUVの「エクストレイル」といったファミリーカーも定評があります。

1982年から続く代表的なコンパクトカー「マーチ」もかわいいスタイルが男女問わず人気を博しています。

SUBARUの特徴

スバルは国内で唯一、「水平対向エンジン」という重心の低さや回転バランスに優れたエンジンを採用しています。このエンジンを作っているのは世界中でもポルシェとスバルだけで、大衆車に搭載しているのはスバルのみです。

また、モータースポーツにも関わってきたことからエンジンだけでなく四輪駆動の技術や安定走行、安全性能などに独自の知識とユニークな開発力があり「スバリスト」と呼ばれる愛好家達もいるほど車好きから好まれているメーカーです。

SUBARUの代表的な車

SUV(多目的スポーツ車)では他社を圧倒するラインナップを誇っています。比較的コンパクトで、街中でも気軽に乗れる「XV」、1997年からの人気車種「フォレスター」、スバルを代表するモデルである「レガシィ」の派生車種「レガシィアウトバック」などが特に有名。他にも、主力モデルの「インプレッサ」などは初代から現在まで評価され続けています。

ダイハツの特徴

トヨタの子会社として、実用性の高い軽自動車作りをしているメーカーです。室内空間の広さや快適性をメインに開発されている軽自動車が人気で、女性をメインターゲットにした、可愛らしい車が多いのも特徴です。車種が豊富で多くの多種多様なニーズに対応できるラインナップが魅力です。

ダイハツの代表的な車

ファミリー向けの背が高い軽自動車「WAKE」や「タント」、女性からご年配の方まで支持を受ける「ムーブ」、軽自動車ではめずらしいオープンカー「コペン」など多様な軽自動車が製造されています。

三菱自動車の特徴

三菱自動車のクルマは、現在、世界で年間約125万台売れています。その理由は、特別な補強なしでラリーに出場できるほど強靭なボディー。基礎がしっかりしているので、長く乗り続けることもできる点も人気があります。

アウトドアや、悪路・降雪など悪条件の走行に対応できる車が多いのも特徴です。

三菱自動車の代表的な車

三菱を代表する車といえば、SUVの「パジェロ」。他にも、小さすぎず、大きすぎずの丁度良いサイズ感で人気のミニバン「デリカD:5」。中でも根強く人気があるのは「eKワゴン」、「新ekワゴン」は上品でキュートなデザインが女性に支持されています。

海外メーカーの特徴

海外メーカーには日本車をはるかに凌駕するスペックの車が数多くあります。また、日本のメーカーにはない独創的なデザイン性も魅力です。独特なボディラインやラグジュアリーな内装、外車ならではの装備や走行性能の高さも魅力的。

ただし、燃費や維持費の面では日本車を大きく上回ってしまう場合もあるため覚悟が必要です。

ルノーの特徴

1889年にルノー兄弟によって設立されたフランス老舗メーカー。現在も、トップのシェアを誇るメーカーです。日本では日産の親会社として有名になりました。フランスらしい、個性的なデザインで国内でも人気が出てきています。

海外メーカーの車としては良心的な価格であることも魅力的です。

ルノーの代表的な車

日本で人気のルノー車は「カングー」。カラフルなボディーと可愛らしいデザインが特徴的で、広い車内空間は大きな荷物を積むのにも便利です。アウトドアや移動販売の車としても人気があります。新車価格も200万円台なので、価格も魅力的。

プジョーの特徴

フランスでは先ほどのルノーに次いで高いシェアを誇っているのがプジョーです。日本でも、ライオンのエンブレムでよく知られているフランス車。芸術の国フランスらしいデザインで、2020年には欧州カーデザイン・オブ・ザイヤーを受賞しています。

快適性が重視されたシートや乗り心地のソフトさなど、性能にも定評があります。

プジョーの代表的な車

スポーツカーらしさを取り入れたコンパクトカー「プジョー308」や、プジョーが初めて手がけたSUVで、「2008」などが人気。

特に「2008」はSUVらしい場所を選ばないパワフルで安定した走りと、未来的で美しいデザインで、タフとエレガンスどちらの願望も叶えてくれる1台です。

メルセデス・ベンツ(ダイムラー社)の特徴

高級車の代名詞ともなっているドイツのメーカー。「ゴットリープ・ダイムラー」と「カール・ベンツ」の発明によって始まった世界の車の歴史ですが、そんな二人の会社が合併して誕生したのが、現在のダイムラー社=メルセデス・ベンツです。

世界最古の自動車会社であり、長い歴史から培われた哲学と卓越した技術力で世界を牽引するメーカー。

メルセデスベンツの代表的な車

豪華な高級車の代名詞「Sクラス」、高級スポーツカー「SLクラス」などがあり、日本でもっとも人気があるのは「Cクラス」。セダンやステーションワゴンなど幅広い種類があり、コンパクトな大きさと性能が、日本の道でも運転しやすい仕様となっています。

正統派高級車としての優美さだけでなく、高い安全機能も魅力の一つです。

BMWの特徴

ドイツを代表する自動車メーカーBMW。日本でも、ベンツと並び高級車として知られています。自動車だけでなくバイク製造や航空機用エンジンも生産していたメーカーなので、高い走行性能が評価されています。ラグジュアリーなイメージのベンツに比べ、スポーティーなデザインと走り心地が特徴的で「運転の楽しさ」を求める人に人気です。

BMWの代表的な車

BMWといえば、ベンツのCクラスと並ぶ人気を誇る「BMW3」シリーズ。BMWらしい車に乗りたい方にオススメのスポーツセダンです。パワフルなエンジンやハンドルの操作感でBMWらしい運転を楽しめる車です。

スポーティーなだけでなく、走行性能が高いことも安心できるポイントです。

MINIの特徴

MINIは、1959年にイギリスのブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)から生まれ、現在はドイツのBMW傘下で生産されています。小さなボディのMINIですが、世界最高クラスのラリーで優勝経験も。

独自のデザインがアートや音楽、ファッションを牽引するアーティストなどに愛用されており、日本ではアニメキャラクターの愛車として取り上げられるほど高い人気を博しています。

MINIの代表的な車

MINIの代名詞「MINI3DOOR」はカラフルなバリエーションとコンパクトなデザインだけでなく、高速・低重心ハンドリングで運転にも「爽快さ」をもたらしてくれる1台です。

3ドアが基本のMINIですが、現行のモデルには5ドアやSUVのようななボディを持つタイプも追加されています。

アウディの特徴

「ポルシェ」「ランボルギーニ」などの名だたる高級車ブランドで構成されたフォルクスワーゲングループの一員であるドイツの高級車メーカー。デザインはもちろん、アウディといえば「クワトロシステム」を世界で初めて導入したことで有名です。

悪路を走ることだけでなく、市街地や降雪時の走行にも快適な乗り心地を叶えてくれる画期的な4WDシステムです。他にも、モータースポーツによって培われた様々な技術が反映された車を世に送り出しています。

アウディの代表的な車

アウディを代表するモデル「A6」は、セダンタイプのプレミアムカーとして人気があります。高級車としての優美さ、スポーティーな風格、近未来的でラグジュアリーなデザイン。機能面でも、ロングドライブを快適に過ごすことができる性能を備えています。

ポルシェの特徴

ドイツ生まれの誰しもが知る、憧れの高級車「ポルシェ」。世界中のカーマニアから愛される、スポーツカーの代表的存在です。圧倒的な加速の爽快感、高速でも衰えない安定感に加え、スポーツカーでは類を見ない室内の心地よさも兼ね備えています。

運転時の高揚感を高める、独自のリズミカルなエンジン音も魅力的です。何より、超高級車として羨望を集めてきたポルシェのオーナーになる満足感は計り知れないものだと思います。

ポルシェの代表的な車

ポルシェといえば、911シリーズ。1964年の発売から現在に至るまで、登場しポルシェの屋台骨を支える車種として進化を続けています。

スポーツカーらしい、美しいフォルムと圧倒的な走行性能、独特のエンジン音など、ポルシェならではの魅力が詰まった代表的なモデルです。

フォルクスワーゲンの特徴

日本でも人気の高い、ドイツのメーカー。VOLKS=国民(のための)Wagen=車を意味し、「国民誰もが自家用車をもてるように」という目標のために生まれたメーカとして知られています。

そのため、万人受けするデザインの良さや、長い期間乗ることができる丈夫さが人気となっています。

自分の目的や予算に合ったモデルが多数あることも特徴です。また、レースへの出場経験も豊富でその技術力が、きちんと一般車にも反映されていることでも人気を博しています。

フォルクスワーゲンの代表的な車

フォルクスワーゲンの代表的な車種と言うと、「ビートル」を思い浮かべる人が多いと思います。現在は、コンパクトカーの「ポロ」、世界の車種別歴代総生産台数で第2位の「ゴルフ」なども、人気となっています。

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ピッタリな車を見つけよう!

各メーカーの特徴をお伝えしてきましたが、自分にピッタリのモデルや気になるに車に出会えたでしょうか?代表的なメーカーや車だけでも、実にたくさんの選択肢がありますね。

なかなか自分に合った車を選べないという方は、他にもこんな方法で選択肢を絞っていくのはいかがでしょうか。

環境・性能で選ぶ

お子様がいる家庭なら安全性能が高く乗り降りしやすいファミリーカー、降雪地域にお住いの方は4WD、また高速道路を長時間運転する時間が多い場合は燃費が良く安定感の強いモデルなど。

まずは生活環境やご自身のライフスタイル、そして「何を目的に使いたいか」を明確にすることで最適な車を選ぶことが大切です。

ボディタイプによって選ぶ

車は、それぞれ使用の目的によって車種が作られています。排気量が少なく、維持費の安い軽自動車。アクティブな運転を楽しみたい方はスポーツカー、アウトドアに活用したい方はSUV、小回りが効くけれど、長時間のドライブにも安心のコンパクトカーなど。

このようにボディタイプごとの特徴を知ることによって、ご自身のライフスタイルに最適な車を検討してみてはいかがでしょうか。

中古車ディーラーに相談してみる

無数の車のなかから、なかなか選択するのが難しい場合は中古車ディーラーに相談してみるのも一つの方法です。

たくさんのメーカーを訪問するのは大変ですが、中古車ディーラー(または販売店)なら、さまざまな自動車メーカーの中古車を集めて販売しているため、一度に多種多様なメーカーの車を比較検討することができます。

まとめ

この記事では国内外の代表的なメーカーの特徴や車について取りあげました。この記事を読んで気になる車が見つかったら、各メーカーのサイトで詳細をチェックしたり、実際の店舗、中古車販売店などにもぜひ足を運んでみてください。

慎重かつ楽しく、時間をかけて選ぶことで、あなたにピッタリな1台に巡り会えるはずです。

車を買う前に試乗すべき理由をこちらの記事で解説していますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

タカ /
ビギナーズ編集部 ライター

ホワイト企業を退職後、世界一周の旅に。アフリカや中南米、中東などを巡る。帰国後は雑誌社勤務を経て、フリーのライターとして活動中。

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