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おすすめのアウトドアナイフ8選|種類と選び方のポイントについて
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アウトドアナイフはキャンプや登山、焚き火をする時など様々なアウトドア場面で必要になる重要なアイテム。
人間の歴史はナイフの歴史とも言われるほど、古くから人間とともに進化を続けてきた最古の道具です。今では多様な種類のナイフが作られ、自分にあったナイフを選ぶにはある程度の知識が必要不可欠になりました。
アウトドア好きの皆さんが相棒となれる1本を選べるよう、ナイフ選びに必要な知識とおすすめのアウトドアナイフをご紹介いたします。
目次
アウトドアナイフの選び方
アウトドアナイフを選ぶには、ナイフを使う場面を想定しなくてはありません。
例えば薪割りやヘザースティック作り、ロープ切りや調理などなど。使う場面によってナイフの種類を変えなくてはナイフの能力が充分に発揮されず最悪の場合折れる事もありえます。
頑丈さ・手軽さ・多機能さなど、ナイフを使う場面を考えナイフに欲しい能力を見極めることで自ずと自分にあったナイフが分かるようになります。
間違ったナイフ選びはケガをする危険もあるので、充分に考慮したうえでナイフを選ぶようにしましょう。
アウトドアナイフの種類
ナイフには刃の形状・素材・機能など細かく種類を分けるとキリがないほどあり、知れば知るほど奥の深いアイテムです。
調べるほどに情報が溢れナイフを選ぶのに時間がかかってしまっては、アウトドアを楽しむまでに至りません。今回はこれさえ抑えておけばナイフ選びができるようになる「ナイフの機能」で分けたナイフの種類について解説します。
シースナイフ
シースナイフとは持ち手である柄に刀身が固定されてある、折りたたむ事ができないナイフの事。映画「ランボー」でも使われているようなギザギザ付きの、見るからに頑丈そうなナイフがシースナイフと思ってもらって大丈夫です。
シースナイフの良い点はガシガシ使える頑丈さにあります。
フェザースティックやウッドクラフト、ナイフによっては刃の背の部分を叩くバトニングで薪割りも可能。もちろん調理にも使うことができます。
コンパクトに収納できないのと刀身が厚いので魚を捌くのには向いていないのがデメリットですが、ガシガシ使いたい人に向いているナイフです。
フォールディングナイフ
柄と刃の関節部分で折りたたみ柄の中にブレードを収納できるナイフをフォールディングナイフと言います。コンパクトに収納できるのでポケットに入れての持ち運びが可能で、使いたいときサッと使える手軽さが売りのナイフです。
デザインや素材にこだわったナイフが多く、ボタンを押せばブレードが出てくる面白い機能が付いたアイテムもあります。
シースナイフ程の強度が無く力強い作業はできませんが、簡単なウッドクラフトや調理に使える個性溢れるナイフです。
アーミーナイフ
アーミーナイフは別名で十徳ナイフとも呼ばれナイフ以外の機能がたくさん詰まった多機能型のナイフの事。フォールディングナイフと一緒で柄の部分にブレードが収納できるようになっており、ハサミや爪切りなどのアイテムも柄の中に集約されています。
広い場面で使うことができるため、1つ持っておくと色んな状況に対応できるのが最大のメリットです。
多機能的に使える反面、個々の能力が低いのが難点ですが防災用として持っておくと咄嗟の場面で助けてくれる心強いアイテムです。
おすすめのアウトドアナイフ8選
アウトドアナイフの種類を知り使う場面をイメージすることができれば、後はお気に入りのナイフを選び実際に使って手に馴染ますだけです。
一見同じようなナイフでもブランドが違うだけでナイフの切れ味や強度が変わってきます。実際に使ってみるまで本当に自分に合うかは分かりませんが、アウトドア好きから絶大な人気を誇るナイフブランドのおすすめナイフ8選をまとめました。
どれを選んでも間違いない一級品のナイフをじっくりとご覧くださいね。
モーラナイフ companion
モーラナイフ社はキャンパーから猛烈な支持を得ている超有名ナイフブランド。その中でも「companion」シリーズのナイフは、ナイフ好きな人なら必ずとも言っていいほど、1本は持っている人気のナイフです。
人気の理由はシンプルでポップなデザインと、価格のリーズナブルさ。スカンジグラインドと呼ばれるウッドクラフトがしやすい刃の形状をしています。カラーリングが豊富でナイフの種類も多く、幅広い人に愛される最初の一本におすすめのナイフです。
モーラナイフ ガーバーグ マルチマウント
先ほどのモーラナイフ社の中で最も強度があるフルタングのブッシュクラフト向きのアウトドアナイフ。
フルタングとはブレードが柄の中にまでぎっしり詰まっている最強の頑丈さを誇るナイフの形です。
通常のナイフは刀身の少しだけが柄に接続されてあるだけなので、強めに使っていると柄に接続されている細いブレード部分が折れてしまいますがフルタングなら大丈夫。ナイフを折る気で叩かない限り折れることはありません。
バッグやベルトなどに装着しやすいケース付きなのもおすすめポイントです。
ヘレナイフ オールデン
ヘレ社のナイフはナイフ好きがこぞって欲しがる、知る人ぞ知る人気のナイフブランドです。
1本1本全てが職人のハンドメイドで作られ、握ると作った人の気持ちと木の温かみが感じられます。刃の形状によって、切れ味がよく持続しやすいのが特徴です。
35種類のナイフがあり自分の好みにあったナイフ選びをすることができます。
トヨクニ
海外のアウトドアナイフが有名になる中、和製のアウトドアナイフとして密かに人気なのが日本の刃物ブランド「トヨクニ」です。ロシアアウトドアナイフショーで2年連続大賞を受賞するその切れ味は使う人を魅了します。
アウトドアナイフでは珍しい和製のデザインなので好きな人にたまらない芸術性の高いナイフです。
バックナイフ バンタム
「バクナイフ社」はフォールディングナイフが世の中に知れ渡ったきっかけとなった創業100年のアメリカスタイルのナイフ会社です。
ビギナーからプロハンターまで幅広く採用されているバンタムは、昔から続くベストセラーのナイフ。野性味溢れるデザインがサバイバル心を掻き立てられますね。
形状の性質上、激しく使うことはできませんがポケットに忍ばせておくと釣りの時や簡単な料理の時などに活躍することでしょう。
オピネル ステンレススチール#8
フォールディングナイフとしてもう1つ有名なのが「オピネル」のコンパクトナイフ。非常にコンパクトでポケットに入れても違和感がないほど小さなナイフですが、申し分のない切れ味があります。
お肉を切ったりちょっとした料理の時に使いやすく、価格も2000円~3000円とリーズナブルなことで大人気となっています。
テーブルの上に置いておくだけでも可愛いらしいデザインは使う人を選びません。
ビクトリノックス スイスキャンプ
ビクトリノックスのアーミーナイフは様々な種類があり、その中でもスイスキャンプは最も多機能な便利ナイフです。
41種類もの使い方ができ、ナイフの枠組みを超えLEDライトやガスライターの機能まで搭載されています。1つバッグに入れておくだけで緊急時に助けてくれる万能アイテムですね。
ビクトリノックス ワインマスター
先ほどのビクトリノックスのスイスキャンプとは違い、ナイフとワインのコルク栓を抜くことに特化したタイプのアイテムです。ワインの口を固定してくれるおかげで通常よりも楽にコルク栓を抜くことができます。
ハムやウインナーを切ったりする場面で使うと心地よいサイズ感のナイフは誰でも扱いやすい様にデザインされています。
まとめ
アウトドアナイフは買ってからが本番です。どんなに高く高性能なナイフでも手入れを怠ればただのナマクラと化してしまいます。
手入れをしていくことで他にはない自分の手に馴染んだオリジナルの1本となっていくのが、ナイフの楽しみでもあり魅力の1つです。
まずは1本選び実際に使ってみることをおすすめします。良いナイフに巡り合えることをお祈りしています!
また、こちらの記事ではブッシュクラフトナイフの選び方を解説していますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
こーき /
ビギナーズ編集部 ライター
自然と焚き火を愛する男、旅火人ライターこーきです!日本半周ツーリングキャンプ経験者。ブッシュクラフトアドバイザーの資格を持っています。キャンプとナイフと焚き火の事ならお任せください。