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年賀状はいつまでに出せば元日に届く?返信の期限などのマナーについて解説

新年のご挨拶にお世話になっている人や友人に年賀状を送るとき、送る方も送られる方も1月1日の朝に届くほうが嬉しいものです。今回、いつまでに投函すれば元旦に届くのか?いつまで「年賀状」として出せるのか?など年賀状を出す方法や年賀状のマナーなどを紹介します。
年賀状はいつまでに出せば元日に届く?返信の期限などのマナーについて解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

年賀状は、送るほうも、送られるほうも、元旦に届くとうれしいものですよね。

しかし、年賀状を作成するのは、結構手間暇かかるものです。仕事が忙しく、デザインや文章を思案しているうちに時間が経ち、投函するのは結局受付期間を過ぎてからという人もおられるかと思います。

そこで、年賀はがきを元旦に届けてもらうようにするには、どのくらい前から年賀状を作成する準備をしたらいいか、元旦に届けるための受付期間、もし間に合わなかった場合などについて、詳しく説明していきます。

年賀状の受付期間と配達日

まずは、年賀はがきの受付期間や配達日の目安などについて確認していきましょう。

郵便局の受付期間

年賀はがきの受付期間は、12月15日から12月25日までです。

この期間内に投函した場合は、通常、元旦すなわち1月1日の朝に配達してくれます。後で詳しくみていきますが、26日から28日までに投函した場合でも、できるだけ元旦に配達してくれます。

ただし、12月14日より前に出された年賀状や、料額印面の下「年賀」と朱書きされていない郵便はがきや私製はがきは、通常郵便扱いとなり、年内に相手に届いてしまうので注意しましょう。

配達日は元日から三が日が理想

かつて、初詣の後、家に届いた年賀状をひとりひとりに分けて、ゆっくり見るのが楽しみだったという方も多いのではないでしょうか。送る側も、送られる側も、年賀状は元旦から3日までの三が日のうちに届くとうれしいですよね。

前にも述べたように、12月25日までに投函された年賀はがきは、元旦に届けられます。そのためには、早めに住所録などを準備して、あて名書きや印刷は12月の中旬には済ませておくとよいでしょう。

なお、1月2日の年賀状の配達は中止になりました。元日に配達しきれない分は3日に回すようになっています。

1月7日までは年賀状として扱われる

1月1日から7日までを「松の内」といいます。これには地域によって異なり、関西地方では1月15日までとされています。

松の内とは、玄関前に門松が飾られている期間のことをいい、これが過ぎるとお正月飾りを片付けます。ですので、松の内の1月7日を過ぎてから年賀状を送るのは、新年のごあいさつとしては相応しくありません。

また、年賀はがきに消印は押されませんが、1月8日から投函されたものには消印が押され、通常郵便として扱われます。つまりもう「年賀状」としての扱いにはなりません。

もし、1月7日以降にたよりを送りたい場合は、年賀状ではなく、「寒中見舞い」や「余寒見舞い」として送りましょう。寒中見舞いや余寒見舞いについては、後で詳しく説明します。

年賀状を元日に届けるための期限

それでは、年賀状をいつまでに投函すれば、確実に元日に届けることができるしょうか? 郵便局のホームページも確認しながら紹介します。

12月25日までに投函すれば元日に届く

年賀はがきの受付期間は、12月15~25日です。郵便局のホームページでは、「12月25日までの差し出しにご協力をお願いします」と書かれています。

年賀状の受付がはじまる時期は、ポストに年賀はがき専用の口が設けられるので、そちらに入れるようにしましょう。万が一、間違えて通常の口に入れてしまっても、郵便局員の方が確認しながら仕分けをしているので大丈夫です。

この時期は郵便局もたいへん忙しくなるので、次のことに心配りをしながら、効率的な仕分け作業に協力しましょう。

  • 郵便番号は、正確・丁寧に、枠外にはみ出さないように書く
  • 住所は丁寧に書く
  • 年賀はがきに分厚いシールを貼らない
  • 紙を間に挟んだり、ビニール袋に入れない
  • まとめて投函する場合は、はがきの向きを揃え、市内と市外に送るものに分けて、それぞれを輪ゴムでまとめる

12月26~28日なら元日に届く可能性もある

12月26~28日に投函した場合は、確実ではありませんが、できるだけ元日に届けてくれます。

郵便局のホームページには、「12月26日以降28日までに差し出していただいた年賀状も、できる限り元旦にお届けできるよう取り組んでまいります」と書いてあります。

12月26日以降に投函する場合は、投函するポストを選んだり、速達扱いにすると、元日に配達される可能性が高まります。このことについては、後で詳しく説明します。

29日以降は地域によっては届く可能性もある

12月29日以降に投函した場合は、地域によっては元日に届く可能性もありますが、1月2日以降に届くと考えておいたほうがよさそうです。

郵便局のホームページにも、「年末押し迫っての差出しが集中した場合、地域によっては元旦にお届けできない場合がありますので、ご了承ください」と書いてあります。

このように、年賀状が元日に届くのは12月15~25日の受付期間内ということになります。できるかぎり受付期間内に投函したいものです。

期日を過ぎた場合の対処法

元旦に年賀状を届けたいと思っていても、都合がつかなくて出す期間が過ぎてしまったことはありませんか? そのような場合の対処法について説明します。

どうしても元日に届けたい場合は速達郵便を使う

前にも述べたように、年賀状の受付期間外である12月26日以降に投函した場合は、元日に届く可能性はありますが、確実ではありません。

どうしても元旦に年賀状を届けたいときは、郵便局の窓口で速達として手続きをしましょう。大晦日(12月31日)の夕方までに手続きをすると、元日に届けてくれます。

ただし、速達の手続きをする日が早すぎると、相手に届く日も年内(元日より早くなってしまう)可能性があります。手続きをするときに窓口の郵便局員の方に確認をしてみてください。

料金は、はがき料金に速達料金が加算されます。2019年10月の消費税改定後の料金は、はがき料金は63円、速達料金は290円になりますので、合わせて353円です。

1月7日~2月3日なら寒中見舞いを出す

旅行、帰省などで長い期間家を留守にするなど、1月7日までに年賀状を投函することができない場合は、立春前の2月3日までは「寒中見舞い」として送るようにしましょう。

寒中見舞いは、寒さのために相手の健康を気遣うたよりです。寒の入り(1月5日)ごろから立春(2月4日)の前の日ごろまでに出すものです。相手には、節分(2月3日)までには届けたいものです。

文は、「残寒のお見舞いを申し上げます」ではじまります。

本文は、いくつかパターンがあります。

年賀状を出しそびれたり、返事が遅れた場合は、「新年のごあいさつをいただきながらもごあいさつもせず 失礼申し上げました」などと続けます。

喪中の方に贈る場合は、「年始のご挨拶は遠慮させていただきました ご家族の皆様はお力を落としのことと存じますが お心を強くお持ちになってお過ごしください」と続けます。

誤って喪中の方に年賀状を送ってしまった場合は、「このたびはご服喪中と存じ上げず 年始状を差し上げてしまい誠に失礼致しました 御尊父様の逝去を心よりお悔やみ申し上げます」と続けます。

喪中なのに年賀状を送っていただいた方には、「ご丁寧なお年始状をいただきありがとうございました 昨年11月に父が永眠し 年頭のご挨拶を控えさせていただきました ご連絡が行き届かず 誠に失礼いたしました」と続けます。

最後に、簡単にこちらの近況をまじえながら、「寒さももうしばらく続くと思いますが 元気でお過ごしください」などと一言付け加えると、相手を気遣う気持ちが伝わります。

大雨や地震などで被災された方や、自分が病気療養中で年賀状をいただいたけれども、どうしても返事を書く気になれないというような場合も、寒中見舞いを送るとよいでしょう。

2月4日以降は余寒見舞いを出す

「余寒見舞い」は、立春(2月4日)から2月下旬ごろまで出す、なお寒さが続く季節に相手の健康を気遣うたよりです。

文は、「余寒お見舞い申し上げます」ではじまり、

続いて「立春とは名ばかりで、毎日寒い日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか」などと、相手の健康を尋ね、また、こちらの近況を簡単に伝えます。

最後は「まだしばらくは厳しい寒さが続くとのことです。どうぞお大事にお過ごしください」などと、相手の健康を短く祈る言葉で結びます。

年賀状の投函に関する注意点

最後に年賀状の投函に関する注意点などについて説明します。

12月14日以前に投函された年賀状は年内に配達される

年賀状の受付期間(12月15日~25日)が始まる12月14日以前に投函した年賀状は、通常の郵便配達の扱いになり、年内に配達されてしまいます。

「年賀」と朱書きで書いてあっても、通常扱いになるので注意しましょう。

投函するポストの集荷時間に注意する

年賀状の受付期間(12月15日~25日)を過ぎて投函する場合、すこしでも早く郵便局に年賀状が届くと、仕分けに間に合い、元旦に届く可能性が高まります。

ですので、集荷時間ができるだけ早いポストに投函することをおすすめします。集荷時間は、ポストの投函口の下に記載されています。

集荷時間に間に合わなければ、翌日の集荷となり、また、平日、休日、エリアなどによって集荷回数や時間が異なるので注意が必要です。

年賀はがきを投函する前に、自宅の近くのポストの集荷時間を確認しておきましょう。最寄りのポストが判らない人は、ポストマップを利用しましょう。コンビニや郵便局に置かれているポストもポストマップで記されています。

また、ゆうゆう窓口が設置されているような、大きな郵便局のなかのポストに投函するのもおすすめです。ゆうゆう窓口が設置されている郵便局は、郵便局のホームページから検索できます。

私製はがきを使う場合には年賀の文字を追加する

前にも書きましたが、郵便はがきや私製はがきを年賀状として使うことができますが、その場合ははがきに「年賀」の文字を朱書きで入れる必要があります。

書き忘れて、そのまま投函してしまうと、通常のはがきの扱いになるので、年内に届けられてしまいます。投函する前に、よく確認しておきましょう。

もし大量に書き忘れてしまった場合は、スタンプを用意してある郵便局もありますので、郵便局員の方に借りることができるか尋ねてみてください。

年賀状として使わない場合は年賀の文字を訂正する

年賀はがきを、例えば懸賞の申し込みなどで年賀状として使わない場合は、料額印面の下に印刷されている朱書きの「年賀」の文字を二重線で消してから投函しましょう。

また、2018年用以前に発売された年賀はがきは、2019年10月の消費税改定後に郵便料金が変わるので注意しましょう。料金改定後のはがき料金は63円です。差額分の切手を貼り忘れないようにしましょう。

年賀状の作成時間を節約するために

年賀状の作成には手間暇がかかるものですが、せっかく送るならデザインが良く、気持ちが相手に伝わるものを送りたいものです。

しかし、自分で図案を考える時間や余裕がないときは、郵便局で販売されているすでにデザインされた年賀はがきを利用するのもよいでしょう。

ディスニーキャラクターを葉書の両面にデザインしたもの、松、竹、梅、春、曙など用途ごとにデザインされたもの、販売価格の一部を寄付にあてたもの、地域限定のものなど、最近は郵便局でもバラエティに富んだ年賀はがきを発売しています。ただし、売れ切れになるものもあるので、早めに準備しましょう。

年賀はがきの発売は、例年11月1日に始まります。早めに郵便局のホームページをチェックし、どんな年賀状が発売されているのか、サービスがあるのかチェックしておくことをおすすめします。

また、最近ではアプリで年賀状作成できるものもあります。ぜひ活用してみてください。

年賀状を元日に届けるために12月25日までに投函しよう

ここまで、元旦に届けるための受付期間、もし間に合わなかった場合などについて解説してきました。

年賀はがきを元旦に届けてもらうようにするには、年賀状の受付期間である12月15日から25日までにポストに投函する必要があります。

年賀状の準備は早めに着手し、印刷やあて名書きなどは12月の中旬までには終わらせておきましょう。

郵便局をはじめ各企業でも、年賀状のあて名書きや印刷のさまざまなサービスを提供しています。年賀状の発売が始まる11月初旬には、インターネットなどで受付がはじまりますので、それらを利用するのもよいかもしれません。

今年こそは早めに年賀状の準備に取りかかり、ゆったりとした気持ちで新年を迎えましょう。

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