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料理初心者にもおすすめの低温調理器6選!選び方や使い方まとめ

手間をかけずに本格的な調理に仕上げられる「低温調理器」のニーズが高まっています。一方で、低温調理器にはさまざまな種類があるため選び方が難しいと感じる人も少なくありません。そこで今回は、低温調理器の種類や選び方、おすすめ商品を紹介します。
料理初心者にもおすすめの低温調理器6選!選び方や使い方まとめ

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近年、人気が高まっている「低温調理器」。ほったらかしておくだけで本格的な料理ができるため、料理が苦手の人にもおすすめできる調理器具です。

しかし、低温調理器にはさまざまな形状のもがあり出力も異なるため、どれを選べばいいのかわからないと悩む人も見られます。

そこで今回は、低温調理器の種類や選び方、初心者にもおすすめの商品を紹介します。

低温調理器とは?

低温調理器とはその名のとおり、低温でじっくりと加熱する調理器具。低温調理とは、元々はフランスで開発され、焼く・煮る・蒸すに次ぐ新しい調理法として世界中に広がりました。

低温料理の特徴は、火が通りにくかったり固くなったりしてしまいやすい食材でも驚くほど柔らかく仕上がること。

  • ローストビーフ
  • チャーシュー
  • サーモンのコンフィ
  • 黒豆煮
  • 自家製ハム
  • 鶏レバー

このように、低温調理器を使用すれば、料理上級者が作るような高度なメニューにも気軽に挑戦できます。

また、低温調理器は「スイッチを押すだけ」という手軽さも人気の秘訣。スイッチを入れた後は自動で調理が進むため、ほったらかしでOKです。料理が苦手な人にも嬉しい機能ですよね!

メインは低温調理器に任せて、その間に副食作りや他の家事を済ませておけば、効率も格段にアップするはずです。

他には、低温調理することによってたんぱく質の凝固防止になり、肉や魚の「パサパサ感減少」にも効果が期待できます。難易度の高い上記のようなメニューも失敗いらずで簡単に作れます。

低温調理器の使い方

低温調理器の使い方はいたってシンプル!以下に手順をまとめるので、確認してみましょう。本当に料理が苦手な人でもレストラン並みの一品が作れます。

  • 素材に下味をつけてジップロックなどの袋に入れる
  • 鍋に水を入れ、1をその中へ投入
  • 低温調理器を鍋に取り付けて、温度を設定する
  • 数時間放置して、できあがり!

たったこれだけの工程で、安いお肉がレストランで出てくるような仕上がりになります。パサついたり固くなったりすることなく、素材の旨味がぎゅっと濃縮しされて口当たりも柔らかくまろやか。

一度騙されたと思って、低温調理器を使用してみてください。あまりの簡単さとおいしさに、「なんでもっと早く買わなかったのか」と後悔してしまうかもしれません。

低温調理器の選び方

低温でじっくりと加熱する低温調理器。簡単に本格的な料理が楽しめると人気ですが、問題なのは「選び方」です。低温調理器にはさまざまな種類があるため、以下のポイントに気をつけながら適切なものを選びましょう。

パワー

低温調理器の出力はさまざまです。種類やモデルによってパワーが異なり、パワーが高ければ高いほど時短調理が可能になります。

一般的には、家庭用の低温調理器で800W程度あれば十分だといわれています。ただし、大きな肉の塊をチャーシューにしたかったり、より短時間での調理を求めたりするのであれば、1000W以上のハイパワーモデルを選びましょう。

取り付け方法の違い

低温調理器は鍋に取り付けて使用しますが、取り付け方法には「クリップ式」「ねじ式」の2種類があります。

  • クリップ式
    鍋に挟むだけで簡単に取り付けでき、脱着がスムーズ。使用頻度が高い人にぴったり。鍋の大きさの影響を受けにくいものも豊富。
  • ねじ式
    脱着に手間がかかるがホールド力が高い。クリップ式で挟みにくい厚めの鍋や、複雑な形状をしている鍋などにも対応しやすい。

使用頻度が高い人や簡単に脱着したい人には「クリップ式」が、安定感を最重視したい人には「ねじ式」がおすすめです。

対応する鍋のサイズに合わせる

低温調理器を選び際に、必ず確認しなければいけないのが「使用する鍋の深さ」です。鍋に合わない低温調理器を選んでしまうときちんと使用できなくなるので注意しましょう。

低温調理器を発売しているメーカーの多くは、深さが20cm以上ある鍋での商品の利用を推奨しています。しかし、ビッグサイズの低温調理器を使用する場合は30cm以上の深さがある鍋が必要になることもあるでしょう。

したがって、低温調理器を選ぶ際は、まず「対応する鍋の深さや半径」もしくは「湯煎容量」などの確認が必須となります。

大きいサイズの鍋がない場合は?

低温調理器を使用するためには「深くて大きな鍋」が必要になりますが、ちょうどいい大きさの鍋がないという人もいますよね。

鍋がない場合は、プラスティック製のBOXや水槽を使用してみるのもひとつの方法。低温調理なので加熱によるプラスティックの変形も心配ありません。

ある程度フタを閉められるものであれば鍋の代わりとして使用可能なので、覚えておきましょう。

コンセントの形状をチェック

低温調理器の中には海外製のものも多く見られます。そのため、購入の際は「日本のコンセントに対応しているかどうか」と必ず確認しましょう。

日本は差し込み口が2カ所ですが、海外のコンセントは3カ所口が基本。海外用の商品を購入してしまった際は、別途「変換プラグ」を用意しなければならないため、インターネットで購入する予定の人は特に注意が必要です。

アプリと連動できるかどうか

低温調理器の中には、Wi-FiやBluetoothと連動することで「スマホを使って低温調理器を遠隔操作できる」種類も。

調理中はできるだけキッチンから離れるべきではありませんが、低温調理器は低温加熱でじっくり調理を進めるため、どうしても調理時間が長くなってしまいます。

アプリと連動できる低温調理器を選べば離れた場所からでもON/OFFの操作ができるだけではなく、調理が終わったらスマホに通知が届くため安心感もありますよね。

温度調節が細かく設定できるかどうか

より仕上がりにこだわりたい人は、低温調理器の設定温度にも着目してみましょう。低温調理器の中には、「弱・中・強」といった非常にシンプルな設定温度をしているものから、0.5℃単位で温度を変更できるものまであります。

素材や料理に合わせた適正温度は微妙に異なるため、よりこだわった仕上がりを求める人は「設定温度が細かなもの」を選ぶといいでしょう。

低温調理器のおすすめ6選

スイッチを入れるだけで本格的な料理に挑戦できる「低温調理器」!ここでは、料理初心者にも使いやすい、おすすめの低温調理器を厳選しました。

アイリスオーヤマ 低温調理器 1000W

さまざまな電化製品・調理器具を発売しているアイリスオーヤマでは、1000Wのハイパワー低温調理器に注目が集まっています。

クリップ式で脱着が簡単にでき、ワンタッチで取り扱えます。それだけではなく、25~95℃の間で「0.5℃単位での温度変更が可能」という実力派。

タイマーも1分単位で設定でき、素材や料理に合わせた加熱を約束。加熱しすぎてしまう心配がないため、料理初心者でも安心して使用できそうです。

また、操作パネルはシンプルでおしゃれな「タッチパネル式」を採用していて、とても簡単に操作できるところも魅力的です。

マスタースロークッカーS サンコー

こちらの低温調理器は、ヒーター部分が短くなっているため「浅い鍋でも使用できる」という特徴があります。

低温調理器を使用する際は、一般的に「深さ20cm以上」の鍋を使用する必要がありますが、こちらの低温調理器は「7cm以上の深さ」がある鍋ならOK。

また、出力は850Wと平均的ですが、鍋の水を効率的に循環させることにより均一な水温を保ち、大きな食材もしっかりと加熱できるのがポイントです。

Soiree ハイパワー低温調理器

クリップタイプの低温調理器で、1000Wのハイパワーが魅力的です。0.5℃単位の温度設定が可能で、本格派さんにもぴったりでしょう。

商品には「一年間保証」「アフターフォロー」などの体制も整えられていて、期間内であれば予期せぬトラブルにも無償で対応してくれます。

また、本体重量は約1kgの軽量仕様で、毎日使いたくなるような手軽さが魅力的。タッチパネルで操作もわかりやすく、スマートな縦長デザインはキッチンのアクセントとしても雰囲気を醸し出してくれそうです。

GLUDIA 低温調理器 1200W

ここまで紹介してきた低温調理器の相場は1万円ですが、こちらの商品は約2倍のお値段です。なぜここまで価格に差がついてしまうのかというと、それは圧倒的なパワーの違い。

こちらの商品は1200Wで、水が設定温度に達するまでの時間がとても速いのが特徴的です。場所による温度差のムラをなくして素材を均等に加熱するため、旨味をしっかりと残した仕上がりに!

「より本格的な仕上がりを求めたい」「レストラン級の料理を作りたい」という人におすすめです。

BONIQ 低温調理器 800W

ボニークの低温調理器も、レストラン級の仕上がりを求めている人におすすめの商品。ハイレベルという出力ではありませんが、低温調理器の中では最大級の支持を集めている国産ブランドです。

「低温調理器なら絶対にボニーク!」という人も珍しくなく、スイッチを入れるだけで本格レストランの仕上がりを再現できると定評があります。

家電量販店やロフトなどでも取り扱っていることが多く、手に入りやすいのもありがたいですよね。ボニーク専用レシピサイト内のレシピを活用すれば、レパートリーもどんどん広がるでしょう。

Anova Nano 低温調理器

Anovaは、低温調理器メーカーの中で「最も有名」といっても過言ではないでしょう。海外メーカーであるため説明書は英語表記になってしまいますし、コンセントが海外仕様なので変換プラグが必須です。

しかし、Anovaにはそれを超えるだけの魅力が!その魅力とは「お肉を極限までおいしく仕上げられる」ということです。

ローストビーフはもちろん、鶏ハムやチャーチュー・とんかつまでも絶品級に仕上げられます。「低温調理器で失敗したくない」「肉料理を中心に作りたい」という場合は、こちらの商品がおすすめです。

まとめ

低温調理器はスイッチを入れるだけでOK。じっくりと低温加熱して、レストラン級の味に仕上げてくれます。

ローストビーフや自家製ハムなど、普通の鍋では簡単に作れないレシピも、低温調理器を活用すれば驚くほど簡単にそしておいしく作れるでしょう。

低温調理器を選ぶ際は、今回紹介したポイントを意識して「自分にぴったりな1台」を探してくださいね。

両手鍋おすすめ10選についてはこちらの記事で紹介しています。人気ブランドや選び方も徹底解説しているので、ぜひ確認してみてくださいね。

白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター

独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。

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