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絵を趣味にするメリットは?具体的な絵の始め方について解説!

絵を趣味にするメリットは?具体的な絵の始め方について解説!

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

「絵を描いてみたい」「絵を趣味にしてみたい」と思っても、なかなか一歩が踏み出せないと感じている人はいませんか?

絵を趣味にすると自分のセンスを色やデザインで表現できるため、ハマってしまう人も多いといわれています。

今回は、趣味で絵を描き始めてみたいという人のために、絵を趣味にするメリットや具体的な始め方を紹介します。

趣味として絵を描くことのメリットは?

ここでは、絵を趣味にするメリットについて詳しく解説します。

お手軽に始められる!

どれくらいの大きさの絵を描くかにもよりますが、基本的に大掛かりな道具も必要なく、お手頃な予算で道具を準備してすぐに始められるのがメリットです。

描き終わればそこまで場所を取るわけでもないので、収納にも困りません。場合によっては描いた絵が売れることもあるため、自分の可能性を広げてみたい人にもぴったりでしょう。

隙間時間で絵を描ける!

絵を趣味にすると、隙間時間で絵を描けます。少しずつ楽しめる趣味なので、忙しい人や手軽な趣味を探している人にもおすすめです。

基本的には隙間時間でも楽しめる趣味ですが、ゆっくり時間が取れる場合は外へ出かけたり、散歩がてら絵を描いたりするのもいいですね。

外へ出かけると運動になるだけではなく、気分転換にもなりますよ。外で絵を描くことで新たな感性との出会いがあったり、イメージが湧き上がってきたりすることも珍しくありません。

没頭できる!

絵を描き始めると、無心で集中して描き続けるという人がとても多い印象を受けます。

絵を描くことに没頭できると、日常で感じていたストレスなども発散されやすくなり、いい気分転換にもなるでしょう。

ただ絵を描くだけではなく、自分の好きな音楽を流しながら絵を描いたり、好きな飲み物を飲みながら絵を描いたりしてみるのも面白そう!

色の効果で心理的にも癒される!

色は、私たちの周りにあふれています。そして、いつもどんなときでも視界に入ってきますよね。

色は人を元気付けたり落ち着かせたり、癒しを与えたり。人の心理に対して積極的に働きかけることがわかっています。

そのため、自分の気持ちに合わせた色をチョイスすることによって、自分自身を癒す効果も期待できるでしょう。

人にも感動を与えられる!

絵を描くことで自分が幸せになれるだけではなく、人にも感動や癒しを与えられます。

自分だけが楽しめる趣味も素敵ですが、自分が書いた絵が誰かの役に立ち、感動を与えられたら…さらに絵を描くことが楽しくなってくるはずです。

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絵を趣味にしたい!具体的な始め方や必要な道具は?

ここでは絵を趣味にしたいと考えている人に向けて、具体的なはじめ方や必要な道具を紹介します。

どのような絵を描きたいか

絵を描くにあたり、まずは道具を揃えないと始まりません。しかし、どのような絵を描きたいかによって、揃えるべき道具も変わってきます。

「自分はどのような絵が好きか」「なにを描きたい」について考え、自分が描きたい絵のジャンルを絞ることが第一歩!

まずはどのような絵の種類があるのか、詳しくまとめてみたいと思います。

水彩画

水彩画の場合は絵を描こうと思ったときに、1番始めやすいジャンルです。下の画用紙の色が透けて見える絵になるのが特徴です。

また、画用紙に色を塗った際に、ちょうど色セロファンを重ねたような表現になる絵の具や、不透明水彩絵具(ガッシュともいいます)のように、色を画面に塗ると下の色が隠れる絵の具も使用します。

水彩絵の具でも、一度乾くと水をつけた筆でもなかなか落ちない性質をもった、アクリル絵の具を使った水彩画もあります。

油絵

一見すると写真としか思えないような写実的な絵画から、絵の具を力強く重ね塗りして重厚な絵画まで描ける表現力の幅があります。他の絵画と異なり、色の鮮やかさや深みが印象的です。

版画

「版」を何枚も重ねることで、出てくる形や色の調子をうまく利用して表現していくのが版画の醍醐味です。

また、版画は同じ作品を大量に生産できるところも特徴的です。「版」の形状や保存状態に気を使って整えておけば、半永久的に同じ作品を生み出すことができます。

筆の種類

描きたい絵のジャンルが決まったら、道具の調達です。必要な道具はインターネットで検索したり本で調べたりして、漏れなく準備しましょう。以下に、必要な道具を紹介します。

筆にはたくさんの種類がありますが、ここでは「水彩画を描く際のおすすめ筆」を4つ紹介します。

ホルベインのパラ リセーブルシリーズ

合成繊維のリセーブルに天然のイタチの毛がブレンドされた、しなやかで弾力のある筆です。デリケートな表現から力強い表現まで可能です。

柔らかい筆は人によっては塗りづらく感じる場合もありますが、こちらはオールマイティに使える勝手のいい筆です。水彩画で最初に揃えるなら、このシリーズがおすすめです。

アクアレリスト900シリーズ

新開発されたナイロン毛を使った筆。リス毛に似た柔らかさを持ち、水をたっぷり含みます。柔らかいタッチやぼかし、彩色に最適です!

また、ナイロン毛と言うこともあり、価格もお手頃。柔らかめの筆が好きな人には特におすすめです。

ホルベイン 水彩筆 ブラックリセーブル

プロの愛用者も多い筆。天然のイタチに特殊な表面処理を施した合成繊維をブレンドし、まろやかな書き心地を再現しています。

3号で3000円程度と、そこまで高くはないものの、やはり少し高めに感じるかも知れません。水彩に慣れてきたら、ぜひ使っていただきたい1本です。

ウィンザー&ニュートン

ブランド筆として有名。最高級のコリンスキーセーブルを使用しているため、お値段も高価です。筆のしなりがしなやかなので細部まで描きやすく、細かなタッチを表現したい人にぴったりです。

細部はいい筆を使わないと塗りづらくなってしまうため、1号ほどのサイズを用意しておくといいでしょう。

絵の具

絵の具も様々なメーカーがあります。メーカーによっては発色の違いなどもあるため、ここでは「初心者におすすめの3社」を紹介します。

ホルベイン

日本で最もポピュラーな透明水彩絵具。画材屋さんにいけば必ず置いてあるメーカーなので入手しやすく、単品でも気軽に買えます。

価格も1本あたり約220円~とお手頃で、発色や絵の具の伸びも抜群。

日本の有名メーカーだけあり、高品質&低価格を可能とし、初心者はもちろんプロからも高い支持を得ています。

ウィンザー&ニュートンのプロフェッショナル・ウォーターカラー

こちらは初心者向けではなくプロ向けの商品。しかし、最初からいいものを使用するのもおすすめです。

プロ御用達の絵の具なので、発色の違いや滑らかさ、描き心地も格段に違ってくるでしょう。

シュミンケ(Schmincke) ホラダム ハーフパン

ドイツ生まれの最高級水彩絵の具「ホラダム」。絵描きにとって憧れの存在で、他のメーカーに比べて高額です。

とにかく発色と伸びがよく、パレットを作る段階から上質さが感じられます。

高価であるため手軽に購入しにくい点はありますが、携帯しやすいパンタイプは屋外などでのスケッチ・自宅でのイラスト描きにもおすすめ!

絵を描く支持体もチェック!

筆と絵の具を揃えたら、次は「絵を描く支持体」です。絵をなにに描くかで印象も大きく変わってくるため、支持体の特徴もしっかりと理解しておきましょう。

ここでは、利用者が多い「キャンバス下地」の種類について詳しく解説します。

キャンバスの種類 特徴
水性下地 3種類の下地の中で一番吸収力が高い下地。油絵に使う場合は油分を吸収しすぎて亀裂の原因になりやすいですが、過度な厚塗りをしなければ大丈夫。
エマルジョン(アクリル系)下地 水性と油性の中間のような存在。油絵に使用できるだけではなく、アクリル絵の具などの水性絵の具にも使える。
油性下地 油性の下地が塗ってあるキャンバス。水性の絵の具は乗せられないため注意が必要です。

3種類の中で最も多く流通しているのは「エマルジョン下地」です。水性絵の具にも油性絵の具にも対応していることから、非常に使いやすいと定評があります。

「どの下地を選べばいいのかわからない」という場合は、エマルジョン下地にしておけば間違いないでしょう。

紙や木製パネルもあり!

キャンバスだけではなく、紙や木製パネルに絵を描くのもおすすめです。

紙は吸収性が高く、水彩絵の具などとの相性が抜群。にじみなどの効果が期待でき、使っていて楽しい材料になるでしょう。

ただし、紙を使用する場合は「油絵具」の使用は控えるように!なぜなら、紙はキャンバスよりも弱いため、油絵の具が固まった後の強さに負けてしまい、ボロボロになりやすいからです。

また、木製パネルは平滑であるため「細密な描写をする場合」に便利な支持体です。油性以外の絵の具なら使用できるため、ぜひ試してみてください。

まとめ

絵を趣味にすること、自分の感性を表現できたり色の効果で癒されたりと、嬉しいメリットがたくさん!

ただし、絵を始めたいと感じていても、なにから始めればいいかわからない人も多いですよね。

今はインターネットや動画サイトなどでも絵の始め方が紹介されていますし、絵の教室なども各地で開催されています。

自分のライフスタイルに合った絵の始め方を、ゆっくりと探してみてください。

また、趣味の見つけ方読書アプリのおすすめ5選に関する詳しい記事もあるのでぜひ参考にしてみてください!

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白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター

独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。

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