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キャンプ用おすすめのバックパック7選|選び方と種類について解説

キャンプ用のバックパックは選び方が重要。おすすめを紹介しつつ初めての人でも分かりやすいように、選び方と種類について解説します。容量・素材・形状を知り自分にあったバックパック選びができるようになりましょう!
キャンプ用おすすめのバックパック7選|選び方と種類について解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

キャンプ道具を詰め込み、バックパックひとつ背負いアウトドアへと出かける。ソロキャンプをする人なら誰しもが一度は憧れる姿なのではないのでしょうか?

バックパックは昔からあるアウトドアの必需品です。ブッシュクラフトやソロキャンプなどアウトドアを楽しむスタイルが増えた今、バックパックの種類も多様で豊富になっています。

自分のスタイルにあった物が選べるよう、バックパックについて知っていきましょう。

キャンプ用バックパックの選び方

キャンプ用のバックパックは人によって千差万別。素材・容量・機能・形によって使い方も使うシーンで発揮するパフォーマンスがまるで違います。

まずはバックパックの選び方を知る前に自分に必要な機能が何なのかを把握していきましょう。

ここを飛ばしてバックパックを選んでしまうと、使い勝手が悪く買いなおす羽目にもなるのでしっかりイメージしてみてくださいね。

使うシーンを考える

バックパックを使いたいのはどんなシーンですか?例えば、荷物を最小限に抑えたミニマムソロキャンプや焚き火をメインに考え森の中を突き進むブッシュクラフトなどがあります。自分が憧れるバックパックスタイルを考えてみましょう。

登山泊を考えている人ならばポケットが多く急な雨にも対応できる軽量なバックパックがおすすめです。また、ブッシュクラフトで使いたいのなら生地が強靭なバックパックがおすすめです。

このようにシーンによって欲しい機能が変わるため、SNSや雑誌などを見て自分が憧れるキャンプスタイルについて考えてみてくださいね。

必要な容量を決める

「大は小を兼ねる」と、とりあえず容量の大きいバックパックを買ってしまう人が多くいますが、バックパックに至ってはこの考えは厳禁です。

キャンプ道具を入れることが前提だとしても、60L以上の大きなものを安易に買ってしまうとバックパックに必要な動きやすさが損なわれてしまいます。

容量の目安は日帰りならば20~40L、テント要らずの山小屋泊なら40~50L、道具を全て使ってしっかりキャンプをするのなら50L以上の容量が必要になります。

これは1人で使う場合の目安なので、2人以上でバックパックキャンプをするのなら容量の多いものと小さいもの、それぞれを揃えることも良いかもしれませんね。

フィット感を確かめる

シーンと容量が決まれば、実際にバックパックのフィット感を確かめてみましょう。確かめるポイントは多くありますが大事なポイントは、背負いやすく体にピタッとくっついているかどうかです。

お店に足を運び、担当のスタッフさんに直接伺いながら選んでみてください。これは座高や身長体の大きさによって自分に合うバックパックが変わるため、数字だけで判断することが難しいからです。

見た目も大事なポイントですが、体を痛めることもあるので体のフィット感は第一に考えるようにしましょう。

キャンプ用バックパックに使われる3つの素材

キャンプ用のバックパックでもうひとつ注意しなくてはいけないのが、使われている素材についてです。主な素材として使われているのがナイロン・ポリエステル・帆布の3種類で、それぞれに特徴が違い、かかるコストも大きく変わります。

一見同じようなデザインのバックパックだったとしても使い勝手は全くの別物。素材の特徴を知らずしては選べない程に重要なポイントですので、ここでしっかりチェックしておきましょう。

焚き火に強い帆布製

帆布とは綿や麻、亜麻で作られた丈夫な布のことです。素材が強靭で火に強いことが特徴で、多少の火の粉や木の引っ掛かりではびくともしません。軍服にも使われている素材と言えばなんとなくその強靭さが伝わるかと思います。

ミリタリー系のバックパックのほとんどに使われており、ブッシュクラフトや野営好きの方から人気の高い素材です。

雨に濡れると水分を含み重くなり、乾きにくいのがデメリットなので急な雨に対応するためにもレインカバーをセットで持っておくことをおすすめします。

軽くて丈夫なナイロン製

化学繊維のひとつで、釣り糸にも使われている強靭な素材です。アウトドア上級者が好んで使うバックパックに用いられている素材で、強靭で軽く、高い防水性を備えているのが特徴です。

コストが割高なのと火に弱いことがデメリットですが、登山泊や長くバックパックを使おうと考えている方には魅力的な素材です。

軽量で使いやすいポリエステル

こちらも化学繊維のひとつで魅力のポイントは軽量さです。ナイロンに比べて軽く持ち運びがしやすく、コストを安く抑えることができます。

全体的にナイロンよりも品質は劣りますが、手が出しやすいバックパックなため、街用や日帰りキャンプ用、最初のバックパックとして選ばれやすい素材です。

キャンプ用おすすめバックパック5選~ミリタリー系

焚き火好きにおすすめしたいミリタリー系のキャンプ用バックパック。野性味を感じさせてくれるデザインは、森を冒険したい人やブッシュクラフトに興味がある方から人気の高いバックパックです。

ミリタリー系のバックパックは外側に付いているポケットが多く荷物を小分けにしやすい特徴があります。ナイフや水筒など、サッと取り出して使いたいアイテムが取り出せるため使いやすい冒険心をくすぐられます。

karrimor スペシャルフォース Predator

登山用品ブランド「karrimor」が手掛けるミリタリーバックパック。巾着式が採用されており開口部を広く使うことができます。

こちらのモデルは、現在、イギリス軍で実際に使われておりファンの間ではかなり人気の高いバックパックとなっています。

ミリタリー系バックパックの中では珍しく化学繊維のナイロンが使われており、帆布ほどの耐熱性は無いにしろ高い撥水性を兼ね備えています。

ミステリーランチ スリーデイアサルトCL

「ミステリーランチ」は究極のバックパックとして名高いミリタリーブランドです。お値段はそれなりにするものの、バックパックは全て職人のお手製。機能性・背負い心地・耐久性の伝統の基に作られています。

米軍や諸外国の特殊部隊にも採用されてあるモデルで、独自のY字型3ジップシステムのおかげで背面長を無段階に調整が可能。自分の体に合わせて柔軟に調整することができます。

タスマニアンタイガー レイドパック MK3

「タスマニアンタイガー」は独創的なキャリングシステムで注目されているミリタリーブランドです。容量は48L+2×2Lの52Lという大容量なので荷物が多くなりがちな初心者のソロキャンプでも安心して使える大容量となっています。

ドイツ連邦軍を始め、欧州各国の軍や警察からの厳しい注文に応え続けている、高い品質が何よりの魅力ポイント。ヒップベルトが着脱式なためバックから外し、ショルダーバッグとして単独で使うことが可能です。

DD HAMMOCKS ベルゲンリュックサック

ミリタリーバッグで最も有名なバッグと言えるのが「ベルゲンリュックサック」ではないのでしょうか。

野営好きがこぞって欲しがるDDタープを販売する「DD HAMMOCKS」の商品でデザイン性・機能性、どの点にも死角がない大人気のミリタリーバックパックです。

常に売り切れ続出のため、買い時が難しいほどに人気が高いのが難点ですが、モール式をもれなく使うためのオプションも豊富なためとても使いやすいです。最初のひとつにはうってつけのバックパックと言えますね。

キャンプ用おすすめバックパック5選~化学繊維

キャンプ用バックパックで使われる化学繊維の欠点は「火に弱い」という点。焚き火をする際に、火の届く距離からバックパックを離して置くことを意識すれば、防水で軽量な理想のバックパックになります。

登山でもキャンプでも使いたいと考えるミニマムキャンパーの方はお見逃しの無いようにチェックしていきましょう。

マウンテントップ 55L/65L

荷物が多くなりがちな初心者にありがたい、大容量のバックパック。冬キャンプでも使えるほど大容量なので多少荷物を多めに入れたとしても楽々とパッキングができます。

両サイドには小物を吊るすためのバッグルストラップがついているのでテントやマットなど、どうしてもかさばる大きな荷物を簡単に持ち運ぶことが可能です。

値段も良心的でコスパが良いことでも知られている、手に入れやすいバックパックですね。

karrimor クーガー

こちらも55~70Lという大容量のバックパック。立体的なハーネスと心地よいフィット感が特徴で、長時間の山歩きをも可能にします。

丈夫なナイロン素材なので値段は少々しますが、キャンプのみならずアウトドアを長く楽しみたい方の相棒となれる可能性を秘めたバックパックです。

Colombia バークマウンテン

「バークマウンテン」は30Lと容量が小さめなので、日帰りキャンプやハイキング向けのバックパックです。背面内部にはアルミステイが設けられており、背面の形状確保と荷重のバランスをサポートし快適な背負い心地を与えてくれます。

荷物が取り出しやすいダイレクトアクセスファスナーが搭載されていて、キャンプだけでなく街用としても活躍してくれることでしょう。

キャンプ用品はレンタルがおすすめ!

キャンプにはバックパックだけでなく、様々な道具が必要です。しかし、キャンプ用品は収納場所やメンテナンスも必要で、全てを揃えるのは負担になると思います。

そこでおすすめしたいのが、hinataレンタルゲオあれこれレンタルといったレンタルサービスの利用です。

気になるアイテムを短期間から試せるので、気軽にキャンプを楽しみたい方はぜひ活用しましょう。

  料金(テントを借りた場合) レンタル期間 取扱のあるキャンプ用品
hinataレンタル 4,200円~(1泊2日) 1泊2日~ テント、タープ、シュラフ、テーブル、キャンプチェア、ランタン、焚き火台、調理道具、電源など
ゲオあれこれレンタル 取り扱いなし 3泊4日~ タープ、テーブルセット、バーベキューコンロ、ランタンなど
モノカリ 5,500円~(2日) 1日~ テント、タープ、シュラフなど
DMMいろいろレンタル 取り扱いなし 2日~ クーラーボックス、ポータブル電源など
kikito 取り扱いなし 3日~

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さらに詳しく知りたい方は、おすすめのキャンプ用品レンタルサービスを比較して紹介した記事を参考にしてください。

バックパックに荷物をつめてキャンプに出掛けよう

バックパックで大事なことは心地よく背負え、自分がよく使うシーンに性能がマッチしているかです。最初は荷物が多くなりがちなので上記で紹介した容量を目安にバックパックを選ぶのが良いでしょう。不安な方は+5Lを目安としても大丈夫です。

つい出かけたくなるような相棒となるバックパックに出会えることを心よりお祈りしています。

こちらの記事ではキャンプの持ち物必需品リストを紹介しています。ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

こーき /
ビギナーズ編集部 ライター

自然と焚き火を愛する男、旅火人ライターこーきです!日本半周ツーリングキャンプ経験者。ブッシュクラフトアドバイザーの資格を持っています。キャンプとナイフと焚き火の事ならお任せください。

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