更新
レコードプレーヤーおすすめ17選|Bluetooth搭載モデルも紹介!
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
レコードプレーヤーを古臭いとあなどってはいけません。CDとは違った味のある音質だけではなく、ファッションアイテムとしても注目されています。
レトロな雰囲気と、流れるメロディを聞いているだけでもリラックスできるでしょう。
しかしレコードプレーヤーと言ってもさまざま。本当に満足できるレコードプレーヤーを選ぶためには、どこに注目する必要があるのでしょうか?
この記事では、おすすめのレコードプレーヤーと選び方・人気のモデルの特徴などを徹底解説しています。
目次
レコードプレーヤーの選び方
ここでは、レコードプレーヤーの選び方を解説します。
回転方式・回転数で選ぶ
- 回転方式:「ベルトドライブ式」か「ダイレクトドライブ式」
- 回転数:33回転(LPレコード)か45回転(EPレコード)
レコードを乗せる盤部分「ターンテーブル」は、一定速度で回る回転台です。
ターンテーブルは「ベルトドライブ式」と「ダイレクトドライブ式」という2つの方式があります。
- ベルトドライブ式:安定した回転。値段が安価なレコードプレーヤーに採用されることも多いが、劣化すれば交換する必要がある
- ダイレクトドライブ式:回転と停止がスムーズで交換が不必要。ただし低速での回転だと音がカクカクする現象がおきがち
回転方式のほかにも、1分間に回転する回転数もチェックしておきましょう。レコードは1分間の回転数が33回転(LPレコード)と45回転(EPレコード)のタイプがあります。中には78回転(SPレコード)もありますが、一般的には先述の2つが主流です。
回転数(レコードタイプ)に合うプレイヤーを選ぶようにしましょう。
USB対応・PC接続可能かどうか
古いレコードプレーヤーと近年のレコードプレーヤーで大きく異なるのは、デジタル機器に対応しているかどうかでしょう。
特に注目したいポイントは、USBが使えるかどうかです。USBが装備されていれば、PCと接続して取り込み、音声をデジタル化することも可能です。
レコード音源を記録したい人などはチェックポイントになるでしょう。
また、Bluetoothに対応していればワイヤレスを利用できるので便利です。
デザイン・メーカーで選ぶ
レコードプレーヤー選びでは、筐体も重要です。筐体とは、簡単に言うと土台となるボディ部分のことです。
レコードプレーヤーをファッションアイテムとして考えるなら、筐体デザインなども気にしたいポイントです。
デザインに関しては、木目調などもあり、中には持ち運びができるスーツケースタイプなどもあります。
また、レコードプレーヤーの購入を検討する時、メーカーを基準に選ぶという人もいるでしょう。
日本にも老舗があり、その中でもDENONは非常に知られています。
レコードプレーヤーの筐体は見た目以外にも、音や周囲環境による振動を防ぐという役割を持っていることは無視できません。
デザインにも性能にもメーカーそれぞれの特徴があります。
レコードプレイヤーのおすすめメーカー
レコードプレイヤーにはさまざまなメーカーが存在します。
いざ選ぶとなったときどういうメーカーがあるかわかった方が良いですよね。
ここでは、レコードプレイヤーおすすめのメーカーを紹介します。
audio-technica(オーディオテクニカ)
audio-technica(オーディオテクニカ)は、ヘッドホンやスピーカーからAVアクセサリーまで展開している日本のメーカーです。
商品の質が良い上、リーズナブルなものから高級なヘッドホンまで幅広く展開をしており、豊富なラインナップから選びやすいメーカーと言えます。
ION Audio(アイオンオーディオ)
イギリスのカンバーランドに本拠地を持つ楽器・音響機器のメーカーです。
他メーカーとは違ったデザインを展開しておりひと味違ったレコードプレイヤーを探したいという方にはうってつけのメーカーです。
デザインだけではなく、レコード、カセットテープ、CD、ラジオなど各種再生機能を完備しているモデルがあったりと、デザインだけではなく機能も抜群のメーカーです。
DENON(デノン)
昭和14年に立ち上がった日本初の録音機製造会社を発祥とし、現在は高級オーディオメーカーとして世界から高い評価を得ているハイクオリティなメーカーです。
戦前から続いている老舗メーカーで、高級機種だけではなく、低価格機器も販売しています。
レコードプレーヤーおすすめ17選|メーカー・ブランド別
レコードプレーヤーはエントリーから、ハイエンドクラスまで本当に価格帯が幅広いです。超高級なタイプであれば、200万円に近い物も。
ただ、エントリークラスのものは手頃な値段で手に入る物も多いです。入門タイプから中級者までの物を中心にピックアップしました。レコードプレーヤー選びのご参考にしてみてください。
audio-technica
ここでは、audio-technicaのおすすめレコードプレーヤーを紹介します。
[audio-technica]ステレオターンテーブルシステム AT-PL300
フルオート再生なので、初めてレコードプレーヤーを購入する人や、機械が苦手という人に適しています。
しかしマニュアルで行いたい人にも対応しているのは魅力でしょう。
フォノイコライザー内臓で、とりあえずレコードプレーヤーでレコードを聞いてみたいという人におすすめです。
[audio-technica]ダイレクトドライブターンテーブル AT-LP5
アルミニウム合金ダイキャストにより仕上げられたプラッターで、透明感のある音を聞くことができます。
フォノイコライザーが内蔵されており、USBも装備。専用に設計されたカートリッジによるメロディは、一日中聴いていたくなるでしょう。
[audio-technica]AT-LP3
簡単操作で自動的にレコードの再生・停止を行なうフルオート式のターンテーブルです。
油圧式アームリフター付きのストレート型トーンアーム。
アクティブスピーカーをつないでレコードが楽しめるフォノイコライザー(PHONO/LINE)を内蔵しています。
[audio-technica]AT-LPW50PB
33/45回転に対応可能なベルトドライブ方式のターンテーブルです。安定した回転を保持するスピードセンサーを搭載した、高精度DCモーターを採用しています。
ピアノブラック仕上げの高剛性MDFシャーシで不要振動を抑制。
フォノイコライザーを内蔵し、PHONO/LINE出力を選択可能。 ACアダプター採用の外部電源方式によりノイズの少ない回路設計です。
[audio-technica]AT-LP60X DGM
スタートボタンを押すだけでレコードの再生・停止を行う、33/45回転に対応可能なフルオート式のターンテーブル。
プラッターにアルミニウム合金ダイキャストを採用し、クリアな音を再生します。
専用のトーンアームベース/ヘッドシェルにより、トラッキング性能の向上と不要振動を抑制。
ION Audio
ION Audioのおすすめレコードプレーヤーを紹介します。
[ION Audio]Archive LP
Archive LPは、レコードの再生、PCとUSB接続しレコード音源をデジタル音楽ファイルへ変換することが可能なターンテーブルです。
さらに本体にスピーカも内蔵されており、別途スピーカを用意せずとも手軽にリスニング可能です。
また家庭用ステレオシステムと接続するための標準のRCA出力も本体に装備。33 1/3、45、78回転に対応し、45回転用のアダプタも付属。
白木の木目調のデザインで、リビングや寝室などインテリアとして部屋にマッチするでしょう。
付属ソフトウェアのEZ Vinyl & Tape Converter software(Mac/PC対応)は、自動的にトラックごとに分割する機能が付いており、1曲ごとに選択することが可能。
[ION Audio]Vinyl Transport
33 1/3・45・78 RPMの3つの回転速度で再生可能。
どこでもアナログレコードを楽しめるビルトインスピーカーを搭載し、7インチ用EPアダプターを付属。
レコードの終わりに再生が自動停止するオートストップ機能も活躍するはずです。
1950年代をイメージさせるレトロなデザインも魅力的。
[ION Audio]Premier LP
Premier LPがあればお気に入りのレコードを手軽に聴くことができます。
美しいグリルのステレオスピーカーと内蔵アンプにより、クリアで躍動感のあるサウンドを楽しめます。
また、音楽をBluetoothスピーカー(別売)にワイヤレスで音楽再生することも可能です。
[ION Audio]レトロ調 ミュージックプレーヤー Superior LP(IA-TTS-026)
レトロなデザインでインテリアとしてもおすすめ。
レコードだけではなく、カセットやCDにまで対応する非常に器用な一品です。
ラジオも聴けますし、USBも装備され、Bluetoothにも対応をしています。
さらに、33,45はもちろん、専用の針を使えば78回転まで聞くことができます。
[ION Audio]Vinyl Motion レコードプレーヤー IA-TTS-018
レトロなスーツケースボディが非常にオシャレ。もちろん、持ち運びが可能です。
充電池からスピーカー、ヘッドホンも対応しているだけではなく、USBも装備されています。
手軽にアナログレコードを聞いてみたい初心者の方にも向いているでしょう。
DENON
DENONのおすすめ商品を紹介します。
[DENON]DP-450USB
艶やかな光沢仕上げのキャビネット、アルマイト加工を施されたマットな質感のトーンアーム、ラバー製のマット。
同じブラックという色を用いながらも材質やフィニッシュによって各部に様々な表情を与え、アクセントにシルバーをあしらうことで、デノンのレコードプレーヤーのイメージを覆す現代的なデザインに
ターンテーブルの回転数は、33- 1/3回転、45回転および78回転に対応。LP盤やEP盤だけでなく、稀少なSP盤も再生することができます。
[DENON]アナログレコードプレーヤー 木目 DP-500-M
ドライブ方式の大型ターンテーブルが特徴のレコードプレーヤーです。
外部からの振動対策に大型のインシュレーターが使われています。
また、筐体は非常に頑丈かつ重いことも安定性を実現しているポイントです。
SONY
SONYのおすすめレコードプレーヤーを紹介します。
[SONY]ステレオレコードプレーヤー PS-HX500
アナログレコードの音を高品位で再生するためのアイディアが詰め込まれたレコードプレーヤーです。
ハイレゾ再生対応の機器があれば録音した音楽を聴くこともできます。
ベルトドライブ方式にも一工夫が行われ、再生時の安定化を実現しているのもポイントです。
あまりに安いのは不安だけど高すぎることなく、ある程度の音質で聞きたい人に良いでしょう。
Pioneer
Pioneerのおすすめレコードプレーヤーを紹介します。
[Pioneer]DJ用アナログターンテーブル PLX-1000
ダイレクトドライブ方式。トーンアームの中にゴムチューブを搭載し、ハウリング対策を行っています。
単純に音楽を聴くのはもちろん、DJプレイにも対応できるのは大きなメリットでしょう。
テンポコントロールの幅も広いので、あらゆるプレイに対応可能です。
ティアック
ティアックのおすすめレコードプレーヤーを紹介します。
[ティアック]アナログレコードプレイヤー TN-570
人造大理石と木質繊維を原料としたMDFの二層構造のキャビネットがオリジナリティにあふれています。
見た目だけではなく、ベルトドライブ方式でコギング対策も行っています。
USB端子でパソコンにもつながり、フォノアンプがないアンプで直接接続できるのは魅力です。
LUXMAN
LUXMANのおすすめレコードプレーヤーを紹介します。
[LUXMAN]ベルトドライブ式アナログプレーヤー PD171A
値段相応の高級感があふれるエントリークラスより一段上のレコードプレーヤーです。
幅の広いベルトが採用されたベルトドライブ方式です。
ターンテーブルは5キロで重量感にあふれているだけではなく、回転の安定を支えます。末永く使えるレコードプレーヤーになるでしょう。
Akai Professional
Akai Professionalのおすすめレコードプレーヤーを紹介します。
[Akai Professional]ベルトドライブ式 高級レコードプレーヤー
どこか懐かしさと高級感を兼ね備えたデザインのレコードプレーヤーです。
ベルトドライブ方式を採用しており安定感のある音を流します。
さらにデジタル機器などとつなげられる、USBなどの端子も充実。Bluetoothにも対応しておりワイヤレスで活用できます。
レコードプレーヤーとは?
ここでは、レコードプレーヤーの基本的な仕組みや種類を解説します。
レコードプレーヤーの仕組み
まずは、レコードプレーヤーの仕組みから見ていきましょう。
ターンテーブル
ターンテーブルとはレコードを乗せる盤部分のことです。ターンテーブルは一定速度で回る回転台です。他にプラッターと呼ばれることもあります。
ターンテーブルは「ベルトドライブ式」と「ダイレクトドライブ式」という2つの方式があります。
それぞれの方式に特徴がありますので、理解しておきましょう。
カートリッジ
カートリッジはレコード針を装着する部分一式のことであり、MM型とMC型の2種類があります。
レコードには溝があり、そこに針を落として振り幅を読み取ります。
その振り幅を電気信号に変えるのですが、それをカートリッジが行います。初心者に向いているのはMM型と呼ばれるものです。
トーンアーム
トーンアームとはカートリッジとレコード針を支える部品です。
レコードプレーヤーの重要な部品にカートリッジがあります。このカートリッジを取り付ける部品がトーンアームです。
カートリッジが正しく音溝をトレースするにはバランスが重要です。
トーンアームはバランスを取ると共に、針部分に適切な圧力をかける働きを持っています。
また、ショートアームやロングアームなど、さまざまな形状があるのも特徴です。
フォノイコライザー
フォノイコライザーもレコードプレーヤーで音を流すために欠かせない部品です。
レコードの溝をカートリッジの針先がトレースして音が出るのですが、それだけでは非常に小さな音に。
その音を本来の状態に戻すため調整する役割を果たすのがフォノイコライザーやフォノアンプと呼ばれる機器です。
またレコードプレーヤーに、フォノイコライザーが内蔵されている場合と、内蔵されていない場合があるので気をつけましょう。
レコードプレーヤーの種類
レコードプレーヤーは、音を流すための方式や部品が重要なポイントです。
方式や部品の種類や性能で、音質が大きく変わるからです。
レコードプレーヤーの部品などの種類を見ていきましょう。
ベルトドライブ式
ターンテーブルには二種類の回転方式があります。
まず一つ目はベルトドライブ式と呼ばれる方式です。
ベルトドライブはモーターの回転をゴムベルトによってターンテーブルなどに伝えます。
ベルトドライブ式だと、周囲の振動などによるターンテーブルへの影響がないので、回転は安定しています。
また、値段が安価なレコードプレーヤーに採用されることも多いです。
しかし消耗品ですから劣化すれば交換する必要もあります。
ダイレクトドライブ式
ダイレクトドライブ式は、レコードを乗せるプラッターという部分とモーターがつながっている方式です。
メリットは、回転と停止が非常にスムーズで安定していることや、消耗品でないため交換が不必要な所でしょう。
ただし低速での回転だとコギンスと呼ばれる、音がカクカクする現象がおきがち。
低価格の物にもダイレクトドライブ式はありますが、購入の際はコギンスの発生はどれぐらいかチェックしましょう。
回転数
回転数もチェックしておきましょう。レコードが一分間に回転する数のことです。主流は33と45回転となっています。ただ、SP盤という物もあり、78回転です。
レコードと回転数は、収録時間と関係が大きいです。回転数が少ないと音質を変えずに長時間収録できるので、33回転が普及したという経緯があります。
カートリッジはMM型とMC型が主流
高級機種を除けば一般的にカートリッジはレコードプレーヤーと一体化していることがほとんどです。
また、カートリッジはMM式とMC式が主流となっています。
MM式はマグネットの振動によってオーディオ信号を発電させます。
出力電圧がMC型より高いのが特徴です。一般的なレコードプレーヤーに採用されていることが多く、価格も安くて取扱いもビギナーから中級者に向いています。
一方のMC型は、コイルを振動させてオーディオ信号を発電させます。電圧が低く、MM型より音質が高いのが特徴です。
ただ、取り扱いが複雑で難しく、低い出力のため昇圧トランスなどまた別の機器が必要で結果的に値段はかかります。こだわり派や上級者に向いているでしょう。
トーンアーム
トーンアームは「インテーグレーテッドタイプ」というカートリッジとセットになっている物と「ユニバーサルタイプ」という取外しができる物の二つがあります。
また、形状も音に影響する部分でもあります。
音質に大きな影響を与えるカートリッジに関係するので、将来的に変えることを考えるならユニバーサルタイプが良いでしょう。
しかし価格は高めの物が多いです。特に変える予定がないなら、インテグレーテッドタイプで良いでしょう。
フォノイコライザーは内蔵型と非内蔵型がある
フォノイコライザーは、内蔵式と非内蔵式に分けられます。
このフォノイコライザーですが、レコードプレーヤー選びではかなり重要なポイントです。
基本的に、レコードプレーヤーに内蔵されている物は価格帯が安めな物が多いです。
しかしレコードプレーヤーにこだわりたい人や中級者以上に向いた機器になると非内蔵式が多いです。
ただ、内蔵式でも、スイッチ一つでオンとオフを切り替えられる物もあります。
将来的に単体のフォイノイコライザーやアンプ内蔵のフォノイコライザーの検討をしているなら、購入時のチェックポイントの一つになるでしょう。
まとめ
レードプレーヤーはエントリークラスだけではなくハイエンドクラスまでさまざまあります。
最初はエントリークラスで入っても、こだわって、いつのまにかハイエンドクラスを検討すると言った奥深さがあります。
CDにはないアナログレコードしか出せない味のある音質には魅了されるだけの魅力があるものです。
まずはエントリークラスのレコードプレーヤーからスタートしてはいかがでしょうか?
こちらの記事では、初心者向けにレコードプレーヤーの選び方やおすすめモデルを紹介しています。
また、すでに持っているレコードプレーヤーの買い替えを検討している方には、オーディオ高く売れるドットコムのような音響機器専門の買取サービスを利用し高値売却で新製品の購入資金にする方法がおすすめです。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。