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ダッチオーブンおすすめ10選と選び方|キャンプ初心者向け
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ダッチオーブンは蓋に炭火が載せられる金属鍋で、キャンプなどに持っていけば本格的なアウトドア料理が作れます。
「ダッチオーブンを使用してみたいけれど、どのように使用するのかわからない」「アウトドア以外に使用できるのか、どうなのか知りたい」そんな方が多いでしょう。
ダッチオーブンはよくアメリカの映画で、暖炉の中に入れて調理しているイメージがあります。本当にそのような使い方をしているのでしょうか。
ダッチオーブンに関してさまざまな使い方や、選び方などを詳しく見ていきます。また、ダッチオーブンを使用する前の準備などあるのでしょうか。賢く使用し、美味しい料理に挑戦してみましょう。
目次
ダッチオーブンとは?どんな人におすすめ?
ダッチオーブンは「煮る・焼く・蒸す・炒める」といった様々な調理方法を1台でこなすことができる、鉄でできた分厚く大きな黒い鍋です。主にアウトドアで用いられており、キャンプが趣味の方にとっては馴染み深いアイテムとなっています。
1台持っているだけで料理の幅を広げられるだけでなく、使用方法も簡単なので初心者の方でも使いこなすことが可能でしょう。
アウトドア用に用いられることが多いため、キャンプが趣味の方にはもちろんおすすめですが、家庭でも手軽に料理を充実させたい方にもおすすめですよ。
ダッチオーブンの選び方
初めて買う際にどんなものを選べばよいか、ポイントをいくつかまとめてみました。コツさえわかれば、自分に合うダッチオーブンが見つかります。
選び方ポイント1.素材にこだわる
ダッチオーブンはフタの上にも炭を乗せて、上下で熱を加えることができます。高温でしっかりと熱と食材の旨味を逃がしません。素材はいくつかあります。
鋳鉄製
画像:Amazon
鉄でできた鋳鉄製は、比較的値段も安く手に入りやすいもので、人気のスキレットも同じ素材です。鉄ですので、錆びやすく、お手入れが少し大変になってきます。
しかし、使い込むうちに油でコーティングされはじめますので、テフロン加工のような仕上がりになります。最初にシーズニング(使い慣らし)が必要です。
ステンレス製
画像:Amazon
ダッチオーブン特有の機能そのままで、家庭のIHでも使用が可能です。扱いや手入れも簡単ですので、最初のシーズニングも不要。
使い終わって焦げついたものなどは、洗剤で洗い落とせばよいのです。お値段は鋳鉄製のものより少し高くなります。
アルミ製
画像:Amazon
鋳鉄製より同じ大きさでも数倍軽いのが特徴。錆びないために使用するのにはとても扱いやすいです。アルミもまた、シーズニングが不要になります。
しかし、鋳鉄製のように育てるという感じにはなりませんので、愛着がわきにくいでしょう。
選び方ポイント2.サイズにこだわる
料理をする上で形やサイズも重要になってきます。やはりアウトドアで使用する場合は、フタに炭を乗せられるほうが数倍料理が美味しくなります。
フタが丸みを帯びているものは、炭が乗せられませんので、選ぶときによく考えましょう。フタを乗せるのであれば、空間に余裕を持たせられる12インチがおすすめです。
人数や料理の内容によって、サイズ選びも変わってきます。ダッチオーブンのサイズは小さいものは6インチからあり、8・10・12インチまでさまざまな大きさがあります。人数で決めるのであれば、3~4人サイズですと、10インチが好ましいです。
また、ローストチキンなど、鶏を丸ごと一匹入れる場合は、12インチがよいでしょう。あまりぎゅうぎゅうに詰め込むと、鍋肌に当たり焦げてしまいます。慣れてくるとサイズ別に2つくらいダッチオーブンがあってもよいかもしれません。
選び方ポイント3.家庭でも使用できるか
年に数回のアウトドアでの利用のために、ダッチオーブンを購入するのがもったいないという方も中にはいらっしゃいます。
アウトドア用のダッチオーブンは、鍋足がついているものが多いです。炭の上に直火で置くと安定させることができます。
鍋足がついているものは家庭のコンロでは使用が難しいため、鍋足がないIHも使用できる兼用タイプがおすすめです。オーブンでも利用できるものが多く、レシピの幅を広げる便利な調理器具として使えます。
アウトドア用で購入する際は鍋足のついているもの、家庭用で購入する際は鍋足のついていないものを選んで購入しましょう。
ダッチオーブンを販売している主なメーカー5社
ここではダッチオーブンを販売している各社を紹介します。この後におすすめのダッチオーブンを紹介していますので、ぜひこちらで各社の特徴を掴んでくださいね。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
キャプテンスタッグは新潟発のアウトドアブランド。日本製というだけあって、高品質で実用性の高いアイテムを製造していることで知られています。
特にコストパフォーマンスに優れた商品が多いことも魅力的。アウトドア初心者から上級者まで、熟練度を問わずに愛されている素晴らしいブランドです。
Coleman(コールマン)
コールマンはアメリカで生まれたアウトドアブランドです。その知名度は高く、アウトドアを知らない方でも知っている方が多いブランドなのではないでしょうか?
知名度だけでなく、約100年もの歴史を持つ老舗ブランドでもあり、ランタンやクーラーボックスなど、これまで数々のヒット商品を打ち出してきました。
また安価で扱いやすい商品から、上級者向けの商品など、幅広く用意されていることも特徴的です。「何を買えばいいか分からない」といった方でもコールマンは自信をもっておすすめできるブランドです。
snow peak(スノーピーク)
スノーピークは新潟発のアウトドアブランドです。主にハイエンドなアイテムを製造していることで知られており、優れたデザイン性からファッションアイテムとしても取り入られることもあるブランドです。
ハイエンドというだけあり、価格は少々張りますがそれに見合った以上のクオリティを提供してくれることでしょう。キャンパーにとって憧れのブランドと言っても過言ではありません。
予算に余裕があるのであれば、最初からスノーピークのアイテムを買ってしまっても全く問題ないでしょう。ぜひおすすめしたいアウトドアブランドです。
LOGOS(ロゴス)
ロゴスは大阪発のアウトドアブランド。90年近い歴史があり、今もなお多くのキャンパーに愛されているブランドです。もともと船舶用品を取り扱っているブランドだったので、そのノウハウが詰め込まれたアイテムが特徴と言えるでしょう。
ブランドポリシーでは「水辺5メートルから標高800メートルまで」と打ち出しており、上級者の本格的なキャンプより、初心者でも気軽に扱うことのできるキャンプアイテムを製造していることで知られております。
日本を代表するアウトドアブランドですが、初心者向けというだけあって価格も決して高くなく、手軽にキャンプを楽しむことのできるブランドですよ。
BUNDOK(バンドック)
続くバンドックも日本発のアウトドアブランドです。アウトドア好きの方以外には馴染みが浅いブランドかも知れませんが、その筋では有名な信頼できるブランドです。
バンドックを語るうえで外せないのが価格の安さと製品の豊富さでしょう。どの商品も決して高すぎず、初心者でも使いやすい簡素な作り。シンプルイズベストなブランドがバンドックです。
国内ブランドでは圧倒的なコストパフォーマンスを誇るバンドックの製品。欲に初心者の方は一度試してみてはどうでしょうか?
おすすめのダッチオーブン10選
おすすめのダッチオーブンを、いくつかピックアップしました。お気に入りの商品を見つけ、購入する際の参考にしてください。
BUNDOK(バンドック) ダッヂ オーブン リッドリフター付
素材は鋳鉄製で、アツアツのフタもラクラク持ち上げるリッドリフター付きです。シーズニングが必要で、最初は面倒に思うかもしれませんが、使い込むほどに愛着がわきます。
ブランドやこだわりがなければお値段も手頃ですので、初心者向きといえます。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) ココット ダッチオーブン
素材は鋳鉄製で、コンロ、IH、オーブンでも使用可能です。鋳鉄製ですが、シーズニングが不要ですので扱いが楽なものになります。2~3人用ですので、煮物や揚げ物用にとても便利です。
SOTO(ソト) ステンレスダッチオーブン
厚さ4mmのステンレス製です。シーズニングが不要で、普通の家庭の鍋と同じように扱えます。
一枚の銅材でスピン加工を施しているため、衝撃に強いです。また、温度変化にも強いので、サビにくいのが特徴。
Coleman(コールマン) ダッチオーブン10インチ
植物性オイルで仕上げているため、シーズニングが不要ですぐに料理が作れます。収納ケースがついていますので、持ち運びに便利。おすすめの料理は、パンと炊き込みご飯です。
LOGOS(ロゴス) SL ダッチオーブン
キャンプメーカーで有名なロゴスです。鍋は深型ですので、料理の幅が広がりアレンジがききます。フタの密閉性も優れていて、旨味を逃しにくい構造になっています。
PETROMAX(ペトロマックス) ダッチオーブン
サイズが1~2人用で、こじんまりとして可愛らしいダッチオーブン。バイクなどのツーリングや川原でちょっとした料理作りにもってこいです。女性にも持ち運びがしやすい重さですので、重宝します。
また、見た目もおしゃれですので、テーブルウェアとしても使用できます。
snow peak(スノーピーク) 和鉄ダッチオーブン
スノーピークの地元「燕三条地区」の鋳物成型技術によって実現した、薄くて丈夫なダッチオーブン。
また、ヒートショックや衝撃にも強いため、扱いが楽です。お値段は高めですが、それ以上の効果を発揮してくれます。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) ダッチオーブン
オーブン・煮る・蒸す・焼く等の大抵の料理方法ができる万能鍋です。使用の前にはシーズニングが必要になります。
フタの上に炭が置けますので、鍋の中全体に熱が伝わり、より美味しく作ることができます。
Belmont(ベルモント) ステンレス ダッチオーブン 26cm
4mmの極めて厚い素材を使用しているので保温性がよく、食材の中心まで均一に熱が伝わり美味しく仕上がります。
オール熱源に対応しますので、家庭でも安心して利用することが可能です。
CAPTAIN STAG ダッチオーブン&フライパン コンボクッカー
フタの部分がフライパンになっていますので、アウトドアではかなり活躍すること間違いなしです。鍋とフライパンを持っていくストレスもなくなります。
また、防災グッズとしても重宝しますので、いざというときの為に持っておいてもよいかもしれません。
こちらの記事では、クッカーが気になる方に向けて、クッカーのおすすめ商品と選び方をご紹介しています。
使い方やレシピは様々!ダッチオーブンで料理を楽しもう
さまざまな使い方ができるダッチオーブンは、普通の鍋とは違い熱伝導がよいので、料理がいっそう美味しく感じます。煮る・揚げる・蒸すレシピが向いており、ローストチキンも作れます。
また、さまざまなダッチオーブンレシピ本なども販売されていますので、アペリティフからデザートまで作れます。
ダッチオーブンを使いこなして、お友達や家族に料理を振るまってみましょう。見た目もおしゃれですので、キッチンに置いておくだけでもインテリアとして成り立ちます。早速ダッチオーブン料理を勉強して、楽しい空間を作りましょう。
キャンプ用品はレンタルがおすすめ!
キャンプではダッチオーブンをはじめ、テントや焚き火台など様々な道具が必要になります。しかし、初心者や年に1回程度しかキャンプをしない場合、全ての道具を買い揃えるのは大きな負担だと思います。
そこでおすすめしたいのが、hinataレンタルやゲオあれこれレンタルといったレンタルサービスの利用です。
気になるアイテムやそのとき必要なものだけを借りられるので、気軽にキャンプを楽しみたい方はぜひ活用してみてくださいね。
料金(テントを借りた場合) | レンタル期間 | 取扱のあるキャンプ用品 | |
---|---|---|---|
hinataレンタル | 4,200円~(1泊2日) | 1泊2日~ | テント、タープ、シュラフ、テーブル、キャンプチェア、ランタン、焚き火台、調理道具、電源など |
ゲオあれこれレンタル | 取り扱いなし | 3泊4日~ | タープ、テーブルセット、バーベキューコンロ、ランタンなど |
モノカリ | 5,500円~(2日) | 1日~ | テント、タープ、シュラフなど |
DMMいろいろレンタル | 取り扱いなし | 2日~ | クーラーボックス、ポータブル電源など |
kikito | 取り扱いなし | 3日~ | - |
さらに詳しく知りたい方は、おすすめのキャンプ用品レンタルサービスを比較して紹介した記事を参考にしてください。
ダッチオーブンはキャンプにも普段使いにもおすすめ
気になるダッチオーブンは見つかりましたか?
選び方やおすすめ商品を参考にして、お気に入りのダッチオーブンを使ってみてくださいね。キャンプなどのアウトドアはもちろん、普段使いでも料理の幅が広がるでしょう。
ビギナーズ編集部では、アウトドア・キャンプに役立つ情報やおすすめ商品を多数ご紹介しています。ぜひこちらも読んでみてくださいね。
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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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