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クーラーボックス人気おすすめ14選|選び方や保冷力最強・小型なども紹介
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クーラーボックスといっても、サイズ・色・形など使いたい用途や基準がそれぞれ違います。タイプや大きさなど種類が多すぎてどんなものを選んだらよいのか迷ってしまう方も多いことでしょう。
クーラーボックスは、使う目的によってタイプが分かれています。自分の使い方にあうクーラボックスなのかを見ていきましょう。
クーラーボックスの選び方
クーラボックスの選び方として、いくつかのポイントをまとめました。それぞれのポイントや特徴を見ていきましょう。
選び方1.タイプで選ぶ
クーラーボックスの選び方として、まずはタイプで選んでみましょう。タイプは3つに分けられるようです。
ハードタイプ
- メリット:保冷力が高め
- デメリット:たためないのでかさばる、重い
クーラーボックスといえば主にこの形を思い出す人が多いことでしょう。箱型が多く、断熱材も入っており冷気が逃げやすいとされる上蓋部分の密閉性に優れているため、保冷力に関してはハードタイプが一番保冷し続けられるタイプでしょう。
外でのバーベキューや夏のキャンプなど、多くの食材や飲料などをしっかり冷やしておきたい時にぴったりのアイテムです。また、外側が頑丈なのでお肉や卵などの柔らかい食材を入れておくのにも最適です。
ただ、折りたたんでコンパクトに収納することができないため、保管や移動の際には入れる場所を考慮しておく必要があります。
ソフトタイプ
- メリット:たためるので収納しやすい、軽い
- デメリット:保冷力が弱め
主にビニールのような素材で出来ていることが多く、軽いので手軽に使えて持ち運びに便利な名前の通りソフトな素材で作られているクーラーボックスです。コンパクトに折りたためるアイテムもあり、車の中や家の中でも収納スペースをあまり取らないのがソフトタイプの一番のメリットではないでしょうか。
断熱材の効果はハードタイプと比べてそれほど差がないものもありますが、蓋部分の密閉性に関しては弱いので冷気が逃げやすく保冷力が続かないというのが難点となっています。
使い勝手が良いのでアウトドア時にはもちろんですが、普段の買い物などで購入したものを入れておくのにはぴったりなアイテムとなっています。ハードタイプを持ち歩かない時の代わりのサブクーラーとして使用する機会が多いタイプでしょう。
キャリータイプ
- メリット:移動に便利
- デメリット:舗装されていない道はかえって運びにくい
クーラーボックスに車輪が付いて移動させる時に便利なタイプです。このタイプでは、飲料などの大きくて重たい物やたくさんの荷物を詰め込んでもキャスターがついているため軽い力で運搬させることが可能です。
ただしキャンプ場や外出先の舗装されていない道で使用すると、不安定なためかえって運びにくくなってしまうところがキャリー型の難しいところです。建物内やきちんと舗装された道路で使用するのに向いているクーラーボックスとなっています。
選び方2.容量・サイズで選ぶ
クーラーボックスは使い方や使う場所によってベストなものがあります。大きさ・容量など選ぶサイズで考えていくとベストなものが見えてきます。どんなものがあるのか代表的なものをピックアップしてみました。
4~5L程度の小型
小さめのものを入れておくのにちょうど良く、持ち運ぶのにもコンパクトなので使いやすいサイズです。ちょっとした買い物や外出時にも邪魔にならないサイズで場所も取らず保管しやすいです。
10~15L程度の中型
少し多めの量にも対応できる中くらいのタイプです。日帰りの外出や買い物で購入したものを入れる程度のサイズ感になります。中タイプは使う機会が多いので車の中に置いておき、必要になったら取り出して使うこともできます。
20~40L程度の大型
1泊2日程度のキャンプやバーベキューなどで使うことが多い、一番利用頻度の高いサイズになります。これにサブ用のソフトクーラーボックスも加えればアウトドアでは完璧な組み合わせになることでしょう。
選び方3.断熱材の種類で選ぶ
クーラーボックスの中には断熱材が入っているのですが、使用している断熱材の種類によって保冷力が違ってくるそうです。保冷力に優れた断熱材を使用したいのはもちろんですが、それぞれの断熱材によって耐久性や価格も異なってくるそうです。使用されている断熱材の特徴を比べて、クーラーボックス選びの参考にしてみるのもひとつの方法です。
発泡スチロールのタイプ
軽くて・安く、一番手軽に購入できる断熱材となります。断熱材の種類の中でも一番保冷力の低い素材なのですが、普通に使用する分には十分な保冷性を持っています。断熱材の厚みが増すと保冷性も高くなります。軽く、多少壊れやすい面がありますが安く済ませられるタイプです。
ただし上蓋部分の密閉性に関してはあまり優れているとはいえず、外気が入ってきやすいです。密閉性を上げるためには、上蓋の周りをテープで巻いておくなどの工夫をするとより良いでしょう。
発泡ウレタンのタイプ
安定した保冷力を持ち、市販されているアウトドア用のクーラーボックスの多くに使用されているポピュラーな断熱材です。製造上、隅々まで断熱材を入れることができるため保冷力が発泡スチロールのものよりアップしています。
ウレタンの厚みが増すほどに保冷性が高くなり、6cmほどの厚みがあれば真空断熱パネルという断熱材と同等の断熱効果があるといわれています。しかし、厚みが多くなれば重さと価格も上がるので、予算やサイズとの兼ね合いで適当なものを選ぶとよいでしょう。
真空断熱パネルのタイプ
他の2種類と比較して最も保冷力に優れた断熱材となっています。パネル内部を真空状態にするため熱伝導率が格段に低くなり、外気温を中に伝えにくい構造となっています。
冷たさが長時間続くため、冷蔵庫の代わりのような役割が期待できます。性能に関しては最高クラスなので、高い保冷力を求めている方には一番おすすめなタイプです。
しかし特別な製造方法なのでコストがかかってしまうので価格も種類の中では最高クラスです。さらに少しでもパネルが壊れてしまったりすると空気が入り、使い物にならなくなってしまうので慎重な取り扱いが求められます。
選ぶ際にはメーカーにも注目
クーラーボックスには有名メーカーがあります。有名メーカー品は細部にもこだわっているので、保冷効果が高く、それぞれファンも多いです。
人気のメーカーは、シマノ、ダイワ、コールマン、サーモス、ロゴス、AOクーラー、スタンレーなどです。
釣りをする方にはシマノやダイワのハードタイプが人気。「ちょっと飲み物を持って行きたい」という方には真空断熱タンブラーで有名なサーモスが人気です。
ですが、例えばシマノの中でもクーラーボックスのレベルがあり、比較的安価な「ライト」から高価な「ウルトラプレミアム」まで5段階に分けられています。
メーカー品であっても、安い物は発泡スチロールなどの保冷力が弱い材質を使っているため、保冷時間も短め。一方、ハイモデルは数万円しますが素晴らしい保冷力を誇ります。
ご購入の際は、
- 用途
- 保冷力(保冷時間)
- 値段
この3つを加味しながら、どれが良いか検討するとよいでしょう。
【タイプ・容量別】クーラーボックスのおすすめ商品10点
選び方のポイントがわかったところで、今人気のあるクーラーボックスがどんなものがあるのか見ていきます。先ほどのポイントも参考にしながら、ご自分の目的に合ったクーラーボックスを探してみましょう。
[ハード・28L]イグルー
アメリカの世界的ブランド IGLOO社製のクーラーボックスで、コンパクトなサイズですが他にはないカラーデザインや丸めのかわいらしい外観が人気の商品です。厚いウレタンの断熱材で保冷力もしっかりあります。外出先でもほかの人と重ならないデザインは個性を出したい方にもオススメです。
[ハード・31L]コールマン
こちらの商品もコールマン製ですが、こちらは軽くフタと本体が別々になるので収納しやすい仕様です。フタも従来のクーラーボックスのように厚くなく平らなので上に重ねて置ける安定感もあります。500mlのペットボトルが縦に24本収納できるくらいの容量の多さは価格的に見てもチェックしておいて良いものだと思います。
[ハード・33L]キャプテンスタッグ
安さとある程度の容量で考えるのであればこちらの商品はそのどちらも兼ね備えているものだと思います。安くて、大きく軽いハードクーラーをお探しの方は検討できる商品です。
発泡スチロールの断熱材を使用しており、ある程度の容量はありながらも軽量なことや蓋を取り外して洗えるのもポイントです。ただ、保冷性に関してはあまり続かないようなので、バーベキューや運動会などの1日での利用でしたら十分に使用できる商品です。
[ハード・45L]アイリスオーヤマ
45タイプで大人数で使用できる商品です。2Lのペットボトルなら約10本入るくらいの大きさで、ペットボトルの上に保冷剤を載せてフタをすることも可能なほど中の広さや大きさがあります。
可動式の仕切りもついているので、中のものを仕分けできてとても便利です。上のフタは取り外しができて丸洗いが可能です。そして本体の内側は抗菌加工もされており清潔に使用できます。
[ハード・51L]コールマン
50サイズの典型的なクーラーボックスのタイプです。一泊程度のキャンプなどでは十分な大きさのものです。コールマンの伝統的なシリーズの商品で最大の特徴は保冷性にあり、約3cmの厚みの発泡ウレタンが断熱材として採用されています。
キャンプ用品専門の会社が作っているだけあってしっかりとした作りと丈夫な外装となっており、価格は少し高いですが長く使える事を考えると持っていて良い商品のひとつでしょう。
[ソフト・12L]ロゴス
こちらのサイズはMサイズですが、他にもLサイズとXLサイズなどサイズ展開もいろいろあるので自分の目的に合ったサイズを選ぶことも可能です。専用保冷剤と併用すればアイスクリームを約11時間もこの中で保存できるという、驚きの保冷力を持った商品となります。
これほどの保冷力がありながらもコンパクトに折りたたむことができるので、収納場所にも困らないというのもこの商品の特徴となっています。メタリックな外観はシンプルな印象の他にも太陽光を反射させる効果もあり、保冷の力を発揮します。
[ソフト・15L]キャプテンスタッグ
こちらはクーラーバッグのタイプです。しっかりした生地ですが、バッグタイプのため折りたたみも可能です。普段使いとしてはもちろんのこと、ちょっとした外出先でも利用できる軽くて持ち運びにも便利な商品です。
[ソフト・22L]バンドック
バスケット型のクーラーバックです。上部の開口部がファスナーのため広く、出し入れがしやすい商品です。デニム生地で他にはない個性的な印象も与えます。バックタイプなので使わないときは折りたたんで収納できて便利です。
[キャリー・35L]ロゴス
キャリーカートが内蔵されているキャスター付きのクーラーバッグです。キャスター付きなので飲料などの重いものを入れても持ち運ぶことが楽です。
通常はバッグタイプのものは保冷力が続かないことが多いのですが、厚さ約10mmの断熱材を内部に採用しており、ジッパーの部分にも断熱材を使用しているので外気を遮断し、保冷力が高まるようになっています。
使わないときは、上フタを後ろへ曲げてマジックテープで留めるとコンパクトに折りたためて収納ができます。別売りの「スリープ」をセットすれば、ペットボトルなどを分けて入れることもできるというよく考えられているクーラーバッグです。
[キャリー・60L]シマノ
こちらは主に釣りに行く人たちに人気の商品です。大きさは他の商品よりもありますが、真空断熱パネル3面とスチロールパネルで保冷時間が約75時間ほど保てるほどの保冷力があります。
釣れた大型魚の保管も可能だったり、容量も最大級なので大人数でのバーベキューやアウトドアに適した大型のクーラーボックスです。本体内部に抗菌剤が採用されており、清潔に利用することもでき大型のキャスターやハンドルもついているため楽に移動することができます。
【断熱材の種類別】おすすめのクーラーボックス
この章では、材質別におすすめのクーラーボックスをご紹介します。
発泡スチロールタイプのおすすめクーラーボックス
軽くて安価な発泡スチロールタイプのおすすめクーラーボックスをご紹介します。
[ハード・18L]キャプテンスタッグ|発泡クーラーボックス
- 材質:発泡スチロール、紐はポリプロピレン
- 容量:18L
- 大きさ:約470×330×高さ250mm
- 特徴:軽くて安い!
短時間のお出かけや買い物にピッタリ。
その日の暑さにもよりますが、氷をたっぷり入れておけば、2~3時間はもちます。ちょっとしたお出かけに冷たい飲み物や生鮮食品を持って行くことができますよ。
この商品は紐も付いているので持ち運びやすいのも魅力です。
発泡ウレタンタイプのおすすめクーラーボックス
発泡ウレタンは、発泡スチロールよりも保冷力がある素材です。ここでは、発泡ウレタンタイプのおすすめクーラーボックスをご紹介します。
[ハード・51L]コールマン|54QTスチールベルトクーラー
- 材質:スチール製(断熱材が発泡ウレタン)
- 容量:51L
- 大きさ:約60×42×高さ41cm
- 重量:約7.5kg
- 特徴:デザインがかわいい
有名メーカー「コールマン」の大型クーラーボックスです。ミニキャンプやバーベキューなどにぴったりです。
ビッグサイズのクーラーボックスで、2Lのペットボトルが立てて入れられる深さがあります。発泡ウレタンの厚さが3cmもあるため保冷力も素晴らしいです。肉や野菜、飲み物などが全部入りますよ。
デザインもオシャレ。ブルー系やレッド系などもあるので、見ため重視の方にもおすすめです。
真空断熱パネルタイプのおすすめクーラーボックス
保冷力の高い真空断熱パネルのクーラーボックスのおすすめをご紹介します。
[ハード・30L]シマノ|フィクセル ウルトラプレミアム 300 ZF-530R
- 材質:極厚真空パネル、発泡ウレタン
- 容量:30L
- 大きさ:約350×583×高さ350mm
- 重量:約7.7kg
- 特徴:保冷力がトップレベル
シマノのハイレベルクーラーボックスです。4万円以上しますが保冷力が素晴らしいので、遠方での釣りや長時間キャンプがお好きな方にはおすすめですよ!
[キャリー・25L]ダイワ|クーラーボックス シークールキャリーII
- 材質:真空パネル、ウレタン、発泡スチロール
- 容量:25L
- 大きさ:約15.0×38.5×高さ31.0
- 特徴:キャリーで持ち運びやすい、水抜きダイヤル付き
ダイワのクーラーボックス。キャリー用のハンドルも付いているため持ち運びやすいのが魅力。底に水抜き用の栓(ダイヤル)が付いているのも嬉しいですね。釣りにピッタリです。
まとめ
クーラーボックスは日差しが強くなって暑くなってくるこれからの季節から使っていけるアイテムです。バーベキューやキャンプなどでの使用の他にもお子さんがいれば運動会などの行事で持って行く機会が増えます。
事前に飲料を凍らせて保冷剤がわりにしたり、食材も隙間なく詰めるようにする、開閉する回数を極力減らすなど下準備や心がけも使用するうえで大事なことです。それらを踏まえたうえで、クーラーボックスを上手に使って暑い季節に利用したいものです。
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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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