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おすすめのゴルフシューズ3選と選び方紹介|ゴルフ初心者必見ガイド

ゴルフ初心者の方へゴルフシューズの選び方のコツやおすすめのゴルフシューズをご紹介します。ショップに並んだゴルフシューズの中から1つを選ぶのはなかなか苦労するもの。ゴルフシューズを選ぶ際はぜひ参考にしてみてください。
おすすめのゴルフシューズ3選と選び方紹介|ゴルフ初心者必見ガイド

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ゴルフシューズには高いものから安いものまで、クラシックな革靴からカジュアルなスニーカータイプまで、いろいろな靴があって、どれを選べばいいのか難しいです。じっくり調べたり考えたりする余裕がないと値段などで判断してしまって、後で合わなかったなんてことも起こってしまいます。

そこでこの記事では、初心者が何を基準にゴルフシューズを選べばいいのかを解説していきます。おすすめのゴルフシューズも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ゴルフにおけるシューズの役割

芝生というのは、思った以上に滑りやすいものです。その滑りやすさがゴルフボールを遠くまで転がす働きをするわけですが、ゴルファーにとっては足元を固定することが難しくなります。

これが、スニーカーを履いてゴルフコースに出る人がいない理由です。しっかり踏ん張れず、スイングが大きく狂うからです。

ゴルフシューズは、芝生の上で滑らずにスイングするために作られた靴です。ですから例外なくソール(靴の裏のこと)にスパイクかそれに類するものがついていて、芝生にしっかり食い込むようになっています。

初級者におすすめのゴルフシューズのタイプ

ゴルフは、いったんコースに出たら長い距離を歩き何度もスイングする必要がある、スタミナを使うスポーツです。なれていないと余計に時間と体力を必要とします。それを考慮してシューズを選ぶことが大切です。

スパイクレス

その昔、ゴルフシューズといえば、靴裏に金属製のスパイクがついたものでした。硬い床の上を歩くとカチャカチャとうるさく、床を傷つけるので、ゴルフコース以外で履くのはタブーとされていました。

それではさすがに不便すぎるので、いまでは、ゴルフシューズの靴裏はソフトスパイクとスパイクレスの2つが主流になっています。

ソフトスパイクは金属ではない柔らかめのスパイクがついているタイプで、スパイクレスは突き出したスパイクではなく特殊な溝で滑りを止めているタイプです。スイングのしやすさだけを考えるなら、足裏を固定する力が強いソフトスパイクのほうが有利です。

しかし、初心者が一足目に選ぶならスパイクレスのほうをおすすめします。なぜなら、大きな凹凸がついているソフトスパイクと違い、スパイクレスは歩きやすく疲れにくいからです。

また、普通の靴と同じように履いたまま街歩きも車の運転もできます。現在は技術の進歩でスパイクレスでもかなりのグリップ力が実現できるようになっているので、初心者が履くぶんには性能も十分です。

スニーカータイプ

ゴルフシューズには、昔ながらの革靴に近いタイプと、比較的新しいスニーカーに似たタイプがあります。

天然皮革を使った革靴タイプは、長い伝統を持つだけに、足のホールド性や防水性に優れ、よい靴はぴったりと足が収まるようなフィット感があります。一方、スニーカータイプは軽量で通気性がいいのが特長です。

このうち、初心者におすすめなのはスニーカータイプです。なんといっても疲れにくいです。

ゴルフはとにかく歩くスポーツです。特にボールが安定してまっすぐ飛ばないうちは、なおさら長い距離を歩くことになります。場合によっては10km以上歩かなくてはいけないので、なるべく軽くて負担にならない靴を選びましょう。

防水機能に優れたタイプ

ここまで、スパイクレスのスニーカータイプを初心者向けにおすすめしてきましたが、もうひとつ、雨に強い靴を選ぶようにしましょう。

雨が多い日本でゴルフをプレーしている限り、濡れたコースでプレイする機会はどうしても避けられません。そんなとき、水がしみる靴でプレーするのはかなりつらいです。

重たくなったぐちょぐちょの靴と冷えた足先で、コースを歩き回らなくてすむよう、防水機能がちゃんとしている靴を選びましょう。

防水性は、しっかり縫われた革靴タイプのほうが優れているのですが、最近はスニーカータイプにも防水がきっちりしているものがたくさんあります。

こちらの記事では、おすすめのスパイクレスのゴルフシューズを紹介しているので、チェックしてみてください。

試し履きをする時のポイント

実際にシューズを選ぶときには試し履きをすることになりますが、そのとき重点的にチェックすべきポイントが3つあります。

サイズ感を確認

どんな靴であれ、靴選びでなによりも大事なことは、合ったサイズの靴を選ぶということです。ましてやゴルフシューズは、一度履いたら確実に長時間歩くことになり、途中で履き替えることもできません。

スイングでは強く踏ん張る必要もあります。靴の中で足が動いたり、少し歩くとマメができるようなサイズの合わない靴を履くのは致命的です。サイズ合わせには万全の注意を払いましょう。

長時間歩くことが前提の靴なので、足のむくみが出ることを考えて、少しだけ大きめのサイズにしておくのがポイントです。つま先に1cmぐらい余裕があると、厚手の靴下を履いたときにもすんなり履けてちょうどいい感じです。

足の幅が普通の人より広かったり、足の甲が高かったりする人は、ぴったりの靴がなかなか見つからず苦労しがちですが、妥協せずに合う靴を探してみましょう。幅広や甲高に向いている、とちゃんと表記してある製品もあるので、参考にして探すといいでしょう。

自分に合う重さを選ぶ

初心者ほどゴルフコースで長距離を歩くことになるため、初心者向けのゴルフシューズは軽量なものを選ぶのが基本です。ただし、とにかく少しでも軽ければいい、というものでもありません。

逆に、上級者はやや重めの靴がいいといわれています。重たいほうがどっしりと構えられ、足の余計な動きが減るからです。これは初心者でも同じで、あまりに軽くて頼りないシューズだとふらついてしまってダメだ、というケースもあります。

疲労のことを考えれば軽量タイプがいいのは変わりませんが、疲れずに歩けるな、という感覚が持てるなら、そこそこの重さのシューズを選んでも大丈夫です。自分に合った重さのシューズを選ぶようにしましょう。

インソールも大事

ゴルフシューズに限ったことではなく、靴にとってインソール(中敷き)はとても大事です。足に直接触れる部分であり、吸汗やクッション調整、フィット感のアップなどを担っているからです。

当然、インソールはゴルフシューズを選ぶときのポイントのひとつになります。履いてみて気持ちがよく感じられる靴を選ぶといいでしょう。自分に合うインソールを選べば、かなり足の疲れを軽減できます。

また、インソールは単独でも売っているので、靴を買ったあとに交換することもできます。

おすすめの最新機能と素材

ゴルフ用品の世界は日進月歩です。ゴルフシューズの分野でも、新しい仕組みや素材が次々登場しています。なかでも注目すべき技術を3つ取り上げます。

ダイヤル式シューズ

「ダイヤル式」といわれる新しい方式の靴が発売されており、最近のゴルフシューズではもはや主流になりつつあります。

甲の部分には通常靴ひもが結ばれていますが、ダイヤル式ではひものかわりに細いワイヤーが結ばれています。そしてそのワイヤーを巻き取るために、上のほうに小さなダイヤルがついています。

ダイヤルを回すことでワイヤーが巻き取られ、靴ひもをキュッと結んだのと同じ状態になるわけです。「Boaクロージャーシステム」とも呼ばれる仕組みです。

靴ひも方式より均一に締めることができ、よりフィット感が得られます。それに締めるのもゆるめるのもダイヤルを回すだけで済むので、しゃがんで靴ひもを結び解きしなくてはいけないのと比べるとずっと簡単です。

ゴアテックス素材

防水性という面からおすすめなのがゴアテックス素材を使ったシューズです。スキーウェアなどによく使われている素材で、水分は通さないのに水蒸気は透過させるという性質を持っています。

外から来る水はガードしてくれ、内部で発生する汗は外に逃がしてくれるので、防水性と透湿性を兼ね備えています。しかも軽く、風も通さないので寒さにも強いという優秀さです。ゴルフシューズに最適な素材といえます。

ニット素材

一風変わった最新のゴルフシューズとして、「ニット素材のゴルフシューズ」というものがあります。ソール部分以外が、靴下のようなニット素材で作られているという靴です。

使われているニット素材は、特殊なポリエステルを糸にしたものです。抜群の通気性があり、靴を履いている感じがしないぐらい足に馴染みます。ハイテクな糸なので防水性能や耐久性にも優れています。

見た目もユニークでお洒落なので、履き心地とデザインの両方にこだわりたい方は試してみてはどうでしょうか。

おすすめのゴルフシューズ

初心者に向いているスパイクレスシューズのなかでも、性能のいいおすすめシューズを3つ紹介します。

ecco エコー バイオム ハイブリッド3 GTX シューズ

ゴアテックス素材を使い、防水性、通気性、防寒性という3つの重要要素に優れたスパイクレスシューズです。アッパー部分は丈夫で軽いYAKレザー製で、上品な高級感と通気性を兼ね備えています。履いてみるとかかとのおさまりが非常によく、足をぴったりと包んでくれます。

新開発のスパイクレスソールも高いグリップ性能を持ち、ゴルフシューズとしての完成度の高さはピカイチです。価格はやや高めですが、それだけの価値があるシューズといえます。

NIKE Luna Control Vapor 2 ナイキ ルナ コントロール ヴェイパー2

北アイルランドが生んだ名ゴルファー、ローリー・マキロイが試合で履いていたシューズです。世界のトップを走るプロゴルファーがスパイクレスのシューズを履いて試合に出たということで話題になりました。

マキロイが高い評価を与えたのはこの靴の特徴的なソールが生むグリップ力でした。ナイキ・アーティキュレーテッド・インテグレーテッド・トランクション・システムという長い名前で呼ばれるソールは、足の裏側を前部分、中間部分、かかと部分に分け、それぞれに合った形状でデザインして組み合わせるという凝った設計思想を持っており、どんなライでも強力なグリップを生み出します。

スパイクレスを超えたスパイクレス、とトッププロから絶賛された画期的なシューズです。

アシックス ASICS ゲルプレショット クラシック3

アシックスはゴルフ用品の分野では参入したばかりの目新しいブランドですが、もともとランニングシューズの分野では非常に定評があるメーカーです。それだけにアシックスのゴルフシューズは、履き心地と歩き心地に優れているのが特長です。

なかでもこのゲルプレショットは見た目がほぼスニーカーで、普通に街でも履けるデザインです。カジュアルで汎用性が高くお値段も安めなので、初心者にぴったりのゴルフシューズです。

かかと部分に最新の衝撃吸収素材であるP-GELを使っており、長く履いて歩いても疲れにくいようになっています。グリップ性能の高いタウンシューズとして履くのもよいです。

自分に合ったシューズでゴルフを楽しもう

グリップ性能、防水、疲れにくさと、ゴルフシューズに求められる性能は多岐にわたります。総じて、初心者であれば履き心地や疲れにくさを、上級者に近づいたならグリップ力を重視してゆくのが常道といえます。

しかし、結局のところ靴は、履いてみて合うか合わないか、という部分が大きいものです。体格や運動能力や癖によって、合うシューズというものは変わってきます。この記事を参考にしつつ、お店であれこれ試着し、じっくり選んでみてください。

▼ビギナーズでは、初心者におすすめのゴルフグッズをまとめて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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