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フォトブックのおすすめを紹介|種類や選び方についてもわかりやすく解説

たくさん撮った子どもの写真を整理するにはフォトブックがおすすめです。多くの会社がサービスを展開しており、商品にも様々な種類があるのでぜひ比較して決めてみてください。価格・手軽さ・画質の良さからおすすめのフォトブックを紹介していきます。
フォトブックのおすすめを紹介|種類や選び方についてもわかりやすく解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

フォトブックはデジタルカメラやスマートフォンで撮った写真のデータを印刷して1冊の本にまとめたものです。

レイアウトなどもプロにお任せできますが、専用のアプリを使用して自分で自由に編集することも可能です。

フォトブックを作成するサービスは現在多くの専門店が行っています。選び方のポイントを知って、おすすめのフォトブックを見つけていきましょう。

フォトブックの種類

フォトブックを製本する際の本文ページ部分の綴じ方に、いくつかの製法があります。

主流になっているのが、本文を束ねた背の部分に樹脂製の糊でまとめて綴じる「無線綴じ」です。

最近では「PUR製本の無線綴じ」という、PURという製本糊を使用するものも多くなってきました。そのほかにも「糸綴じ」やフルフラットが可能な「合紙綴じ」、見やすい「リング綴じ」など基本的な製本方法があります。

基本の製本方式によって、フォトブックの用途やそのほかのパーツの種類も変わってきます。最もポピュラーなものから、取り扱いは少なくても保管に適しているものまで紹介していきます。

最もリーズナブルな「無線綴じ」

無線綴じはフォトブックの中では1番リーズナブルでポピュラーなものです。表紙でくるむように貼り付ける製本手法から、くるみ製本とも呼ばれています。

コスト面でもリーズナブルなので、初めての方でも選択しやすいタイプです。

ただし、ページ数が目安として20ページに満たないもの、2ページにまたがってしまうと仕上がりが綺麗にならないものもあります。

ちなみに、PUR製本無線綴じは、製本時にPUR糊を使用する無線綴じです。無線綴じでは、通常は「ホットメル糊」を使用しています。

耐久性が高く開きやすい「糸綴じ」

糸綴じは、各ページを一定枚数束ねて二つ折りにしたあと折り丁の背に糸を通して綴じ、さらに同じ糸でほかの折り丁も綴じる方法です。

糸綴じで本ページを綴じたものに、背表紙つきのハードカバーをつけたフォトブックは、丈夫で耐久性があります。

また、無線綴じより開きやすくなっているのも特長の1つですが、この方法を採用しているところは、ごくわずかとなります。

フルフラットにできる「合紙綴じ」

合紙綴じ(あいしとじ)は、180度開くことができるフルフラットの方法です。

本文ページがすべて見開きで、印刷面が切れ目なく連続しています。フラットに180度開き、見開き2ページに渡ってレイアウトが可能なので、大画面で楽しめます。

ただしページが厚くなりやすいので、通常の保存目的には枚数が少なくなり、あまり適していません。

厚手の仕上がりとなり高級感もあるので、写真の見た目はとても優れていますが、コストがかかるので扱っているところが少ないのが現状です。

1枚1枚が見やすい「リング綴じ」

リングで用紙を束ねているので360度開けられ、見やすい構造になっています。リング綴じは用紙に穴をあけ、リングを通して綴じるので、1枚1枚が見やすくなっています。

またリング綴じで使用するリングは、ノートなどで使うプラスチック製ではなく、丈夫なワイヤー製になっています。

カジュアルな雰囲気の仕上がりで360度に開くので、好みの写真を表にして部屋に飾ったり、楽しみ方もいろいろで人気のあるタイプです。

フォトブックの選び方

フォトブックはたくさんありますので、ある程度ポイントを絞って選ぶことをおすすめします。

選ぶポイント 理由
予算に合うカバーを選ぶ
  • 手頃な価格ならば…ソフトカバー
  • 長期保管をするならば…ハードカバー
注文方法で選ぶ
  • スマートフォン…決まったレイアウトに希望の写真を当てはめ、素早く完成させて注文ができます。
  • PC…自由なレイアウトでデザインなども思い通りにできるので、凝ったものを作成できます。
写真が何枚入るかで選ぶ
  • 1冊のフォトブックに、一般的には24枚から100枚です。
  • 子どもの人数によりフォトブックも増えていくので、1冊の枚数が多くなりそうな場合は無制限タイプを選びます。 
画質の良さで選ぶ
  • 画質の良さはまちまちです。
  • 一般的に価格が高いものが画質がよいとされていますが、全部ではありません。
  • 画質が悪いと劣化が早くなり、保存するための用途には適していません。

※フォトブックで増やしていく場合は、収納のことを考えて同じタイプのものを選びましょう。

予算に合うカバーを選ぶ

リーズナブルに作成したい場合は、ソフトカバーがおすすめです。

枚数が多く収納スペースがあまり取れない場合にも、ソフトカバーがよいでしょう。また、移動時にも軽量なので便利です。

フォトブック価格がリーズナブルになっている場合は、すべてソフトカバーと思ってよいでしょう。

長期保管をするのであれば、ハードカバーがおすすめです。しっかりした硬い厚紙が表紙になっており、本文より一回り大きくなっているので、ページがしっかり保護されています。

また、書籍のような仕上がりになるので高級感があり、部屋の飾りとしても楽しめます。

しっかりした作りになるので、ソフトカバーより価格は高くなります。

注文方法で選ぶ

フォトブックを注文する方法は、スマホやパソコンからが主流になっています。レイアウトを自由に決められるものや、簡単にレイアウトにはめていくものなどいろいろあります。

スマホから注文する場合、決まっているレイアウトに入れたい写真をはめていくので、時間が取れない忙しい人向きです。

手間をかけずに、シンプルに完成させたい場合にもおすすめです。スマホで注文する場合には、レイアウトで利用できるツールに制限があり、クオリティに差が出てしまうことがあります。

またパソコンから注文する場合は、自由にレイアウトを決められることが多くあります。レイアウトやデザインに凝ったものなどを作りたい場合には、パソコンからの注文をおすすめします。

完成までに、スマホで注文するより時間がかかることがあります。

写真が何枚入るかで選ぶ

写真の枚数はフォトブックを作るためには重要なポイントになります。フォトブックの仕上がりは、枚数によってかなり差が出てきます。

フォトブックによって最大枚数にも差があるので、ページ数や1ページに写真が何枚入るかを事前に調べておきましょう。通常は24枚から100枚くらい入るものが多く、できるだけ多くしたい場合は、無制限のタイプを選ぶとよいでしょう。

また自動配置機能があると、たくさんある写真でも編集しやすくなります。

画質の良さで選ぶ

フォトブックの画質の良さには、いろいろあります。一般的には価格が高いほど高画質であるといわれていますが、すべてではありません。価格が安くても高画質なものもあるので、事前に確認することも必要です。

画質の良さは印刷機で決まるといわれています。利用する際に印刷機が※Canon「Dream Labo 5000」であること、また、印刷方法も「液体トナー式」で、インクが「7色」であれば高画質です。

Dream Labo 5000は高画質のキャノンの業務用印刷機のことです。純正の用紙とインクで印刷すれば、長期間の劣化防止と高画質なフォトブックを作成することが可能になります。

インクの色の数や印刷方法、印刷用紙でも左右されます。元のデータ(写真)の画質が悪い場合も、フォトブックにすると影響が出てしまうので、選ぶときには注意が必要です。

料金が安くておすすめのフォトブック

ここでは、1冊あたりの値段がお手頃なフォトブックを紹介していきます。

ショップ名  1冊の価格(税込)
しまうまプリント 217円から スタンダード、プレミアム、プレミアムハードの3種類

nohana

0円※送料275円のみかかります。

  • 通常フォトブックのみ対象
  • 2冊目以降は550円(税込)
ビスタプリント 748円から
  • リング式フォトブック適用
  • お好みのデザインを選んで写真のアップロードでOK
TOLOT

455円から送料無し

  • ワンコインでフォトブックが可能
  • フォトブック以外のアイテムも充実

上記以外にも追加料金や送料などの確認もしておきましょう。

しまうまプリント

しまうまプリントは198円という破格の値段でフォトブックができます。ただしフォトブックのサイズやページ数で、変動はあります。フォトブック初心者や試しに作ってみたい方には、おすすめのフォトブックです。

スマホでも簡単に作成ができます(A4サイズ)。24ページの注文はPCのみで対応しています(スマホは準備中)。

スマホからのフォトブックは「しまうまブック」アプリで、写真選びから入稿までできるので便利になりました。

フォトブックの仕様はレーザープリンター利用で初めてフォトブックを作る方におすすめの「スタンダード」、最新のインクジェットプリンターで全ページマット仕上げ「プレミアム」、印刷はプレミアムと同じでも表紙はハードカバーで中身の用紙は高級感のあるサテン紙使用の「プレミアムハード」※の3種類です。

※プレミアムとプレミアムハードはほとんど変わりませんが、プレミアムハードには、表紙にハードカバーが仕様されています。その分保存性に優れています。

nohana

nohanaでは毎月1冊(通常フォトブックのみ)送料のみの275円で、フォトブックを作ることができます。

フォトブックのサイズは、CDサイズより少し大きくなっています(14センチ×14センチ)。有料オプションには、高画質版や表紙デザインのバリエーションもたくさんあります。

写真の枚数は20枚(通常タイプ)までで、同じ月に2冊目以上希望の場合は、2冊目からは500円(税込)になります。

ビスタプリント

リングタイプのフォトブックなら、1冊748円(税込)から作成できます。

つなぎ目なしの1枚の写真を見開きでレイアウトもできる、フルフラットタイプのフォトブックが人気です。

リング式のフォトブックには、160種類以上のテンプレートがあるので、好きなデザインを選んで、写真をアップロードするだけで完成します。

フォトブックのほかにも、オリジナルグッズが作れます。

TOLOT

TOLOTは、1冊500円(税込・送料無料)からフォトブックができます。それ以外のグッズもお手頃の価格で、豊富に揃っています。

ワンコインなので気軽に作成できます。用途に合わせて、クリアケースつきのプレミアム仕様も選べます。

フォトブック以外に、カレンダーやポストカードも作成可能です。

アプリを利用すれば、スマホで撮った写真をスマホで注文、スマホで作成とスマホだけでOKです。

フォトブック・写真プリントサービス TOLOT(トロット)
フォトブック・写真プリントサービス TOLOT(トロット)
開発元:TOLOT Inc.
無料
posted withアプリーチ

スマホで簡単に作れるフォトブック

スマホで撮った写真をPCに送らず、スマホからアプリを使って簡単にフォトブックができるショップを紹介していきます。

ショップ名 ポイント
Photoback
  • 3ステップで簡単に作成が可能
  • テンプレートや写真は後から変更可能
サイズや枚数、製本方法で価格が変わる
PhotoJewels
  • 最短3ステップで作成
  • 自動レイアウト機能
  • 高画質フォトブックが簡単に作成
スマホでの場合、ページ数は20ページのみ(HP要確認)
撮るだけフォトブック
  • 4種類からフォトブックを選択
  • 10ページ単位で選択可能
  • 写真を選んだ順から前に配置
  • テンプレートが豊富
  • 最短3営業日以内に発送可能
DNPフォトブックDreamPages
  • 「かんたんオンライン」で手軽にアレンジ可能
  • 「ましかくフォトブック」で手間なくシンプル
  • 自動配置機能あり
  • 表面加工3種類(グロス・マット・ナチュラル)

レイアウトの編集などはアプリに自動機能がついているものが多いですが、PCよりは自由ではありません。手軽に作成したい人向きです。

Photoback

Photoback(フォトバック)無料編集できる人気おしゃれフォト(写真)ブック作成アプリ
Photoback(フォトバック)無料編集できる人気おしゃれフォト(写真)ブック作成アプリ
開発元:Contents Works Inc.
無料
posted withアプリーチ

Photobackは3ステップで簡単に作成することが可能です。

  1. 写真を選択
  2. ページ数を選択
  3. カートに入れて注文

スマホ内の写真はそのまま利用し、ラクラクおまかせ配置で、自動的にレイアウトして整えてくれます。テンプレートや写真は注文前に変更可能です。

お洒落で製本がしっかりしているのが最大のポイントです。注文から5営業日前後で出荷しています。

PhotoJewels

PhotoJewel S 簡単に高画質フォトブックを作成
PhotoJewel S 簡単に高画質フォトブックを作成
開発元:Canon Inc.
無料
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PhotoJewelsは、スマホで最短3ステップで作成可能です。

  1. フォトブックのタイプを選択
  2. フォトブックにする写真の選択
  3. 自動レイアウト機能で仕上げ              

「スマホで簡単作成」でも「パソコンでじっくり作成」でもどちらでも選べます。スマホで作成する場合はページ数は20ページのみとなっています。

写真を決めるだけで、後はアプリが自動でレイアウトしてくれます。その後写真の変更や背景などの変更も簡単にできます。

最速2分で注文可能で、高画質のフォトブックが簡単で綺麗にでき上がります。

撮るだけフォトブック

撮るだけフォトブックs
撮るだけフォトブックs
開発元:Grand Address,Co.,Ltd.
無料
posted withアプリーチ

撮るだけフォトブックのポイントとして、スマホからでも、A4 サイズのハードカバーフォトブックが作成可能です。

  1. 無料アプリインストール
  2. 写真選択(「作成」を押すと自動配置される)
  3. ページ数は10ページ単位
  4. 注文後、最短3営業日で発送あり

DNPフォトブックDreamPages

DreamPages(ドリームページ) DNPフォトブック
DreamPages(ドリームページ) DNPフォトブック
開発元:DNP Photo Imaging Japan Co., Ltd.
無料
posted withアプリーチ

DNPフォトブックDreamPagesではスマホからの場合、写真をアップロードの後、1タップで自動配置され、簡単に編集ができます。

選べるサービスは2種類です。写真を選ぶだけで、後は編集機能の「かんたんオンライン」サービスにお任せできます。「ましかくフォトサイズブックSサイズ」は、撮影した写真を真四角に収まるようにシンプルなレイアウトで、アートのように編集してくれます。

テンプレートも可愛いものからお洒落なものまで、豊富に揃っています。

  • かんたんオンライン…写真を選んだら、編集機能の「かんたんオンライン」でお任せ編集できます。その後、続きの編集やアレンジをしたい場合には、「パソコンオンライン」に変更して、さらに編集可能です。
  • ましかくフォトブックSサイズ…撮影した写真を真四角に収まるようにすると、シンプルなレイアウトでアートのようになります。
  • テンプレート…可愛いものやお洒落なものが多数あります。 

高画質でおすすめのフォトブック

高画質なものを探しているのなら、まずはどんな印刷方法か、あるいはどのような印刷機を使用しているのかをチェックしましょう。

最近ならば、Canon「Dream Labo 5000」(ドリームラボ5000)という業務用印刷機使用で、インクが4色か7色のいずれかを使用していれば、まず高画質です。

または印刷の方法で「銀塩※」と記載されているものも、高画質なものと分類されます。

※銀塩…発色する薬(乳剤)を、塗ってある紙に反応させる方法です(銀塩プリント、銀塩写真など)。

MY BOOK

MY BOOKは、フォトブックを作って18年の経験豊富なショップです。品質の良さはプロカメラマンから選ばれるくらいです。

MY BOOKでは、フルフラットなリングタイプの新しいタイプのフォトブック「FLAT」が注目されています。

FLATの特長は、見開き部分が180度のフルフラットになり、テンプレートも豊富に揃っていて、シーンに合わせて選べることです。

従来の印刷機では難しかった色合いなどが、Canon 「Dream Labo 5000」(業務用印刷機)で実現しました。インクの色数も最高の、7色印刷です。

ハードカバーがあるので、保管することも可能です。

PhotoRevo

PhotoRevoのフォトブックは、リニューアル後、7色印刷になりました。Canonの「Dream Labo 5000」を使用しています。自由なレイアウトが可能で、フレームや背景デザインなども、多数揃っています。小さな文字までしっかり高濃度に出力が可能になりました。

製本は、丈夫で開きやすいPUR製本です。

暗所で保存なら300年の耐久性を実現しています。業界最速といわれる3営業日で出荷しています。

フジフォトアルバム

フジフォトアルバムは、「A4サイズ横位置アルバム」がポイントです。高級印画紙を使用し、銀塩仕上げの最高級品質に仕上げます。

自由にレイアウトができるので、満足できるフォトアルバムが完成します。

データの作成として、フォトショップテンプレートに入れるだけで注文完了です。

多くのプロからも支持されているフォトアルバムです。

DPE宅配便

DPE宅配便の「らくらくフォトブック」(銀塩写真タイプ)は、最小6ページから注文可能です。また、銀塩タイプで、ソフトカバーの合紙綴じがあるのもポイントの1つです。

「らくらくフォトブック」には、ソフトカバーが2サイズとハードカバーが7サイズあります。

「らくらくフォトブック」の写真は、過度な反射を抑えて高級感のある光沢に仕上げます。見開きのページでも、銀塩写真をぴったり張り合わせた製本で、フルフラットの状態でも楽しむことができます。

オンライン編集が可能なので、自分だけの満足なオリジナルフォトブックが作成できます。

納得のいくフォトブックを作ろう

フォトブックは、長く取っておきたい大切なものならハードタイプをおすすめしますが、子どもの人数が多くなれば、フォトブックもそれに比例して増えていくものです。1年を一区切りとして、整理するつもりでフォブックにするのであれば、ソフトカバータイプがよいでしょう。

また、子どもごとに分けて収納していく場合でも、かなりの枚数があれば、1冊も厚くなりがちです。毎回違うタイプだと収納時にかさばるので、タイプや種類の同じものにしましょう。

フォトブックでは、レイアウトや背景なども選ぶことができるので、レイアウトが苦手ならプロに任せて、できる範囲で楽しみながら整理していきましょう。

他にも写真をデータ化する方法についての記事アルバムの作成方法についての記事もあるので写真の整理に悩んでいる方はそちらもご覧ください。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

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