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ベースを始めるのに必要なものを紹介!初心者必見のアイテムとは?
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エレキベースを始めるには、ベース本体だけでは足りません。
実際にはチューナー、スタンド、シールド、アンプ、教則本、メンテナンス用品など多くのものが必要になります。本記事ではベースを始めるのに必要なものを総合的に紹介します。
この記事を参考にして買い物をすれば、問題がなくベースを始められるはずです。
おすすめのチューナー
ベースに限らず、楽器にとって音程は非常に大事です。音程を合わせる作業をチューニングと呼びますが、チューナーはチューニングのためのアイテムです。
ベースの音を出すと、チューナーがその音程を判別して表示してくれます。チューナーがなければ正しい音程を判断することは非常に難しいので、ベースを演奏するのにはチューナーは必須だと言えます。
初心者でも使いやすいチューナーをいくつか紹介します。
Flanger / FT-12C Clip-on Chromatic Tuner
10年ほど前まではシールドケーブルを使用してつなぐタイプのチューナーか、マイクで集音するタイプのチューナーがポピュラーでしたが現在ではヘッドにつけるだけでチューニングができるクリップタイプのチューナーがポピュラーです。
こちらは某大手ブランドとほぼ同仕様でありながら安価な価格を実現しているものです。カラーディスプレイは見やすく、反応は非常に早いのでチューニングは容易です。
ヘッドに取り付けるだけでチューニングができるので、その手軽さも大きな魅力だと言えますね。
tc electronic / PolyTune 3
プロミュージシャンから絶大な人気を集めるtc electronicが製造するストンプペダルタイプのチューナーです。
オンにしている間はアンプからでる音は消音され、また入力した信号はバッファーと呼ばれる回路を通ってロスを防ぎます。エフェクターボードの中に組み込みやすく、ライブ中に使用するのに非常に便利な仕様です。
精度が高くディスプレイは見やすいので実際に多くのプロベーシストが愛用しています。
おすすめのスタンド
スタンドは文字通り、ギターやベースを立てるためのものです。ケースに入れて保管する方もいますが、いちいちケースに入れるのは面倒で弾かなくなってしまうこともあるでしょう。
すぐに手にとって弾けるスタンドは個人的には必須アイテムだと判断します。部屋の中にお気に入りのベースを飾れるのも嬉しいですよね。
GIBベーシック / GS-1 Guitar Stand
極めて基本的なデザインのギタースタンドです。1本だけ立てるのであればこのスタイルで間違いありません。
同じような姿のものであれば大きくクオリティの差はないので、値段で選ぶのがおすすめです。
HERCULES / GS414B PLUS (GS414B+)
ヘッド部分でベースを支え、立てかけると自然とベースが落ちないようにロックされる仕様です。見た目的にも高級感があるので、ラグジュアリーな雰囲気を大事にしたい方にはこちらはおすすめです。
GIBベーシック / GS-3 Guitar Stand
もしも複数本のギターやベースを立てかける場合には、このようなデザインのものが場所をとらずに使えるのでおすすめです。
プロミュージシャンが複数本を1つのライブで使用する際にはこのようなスタンドを使用することが多くあります。
おすすめのシールドケーブル
シールドケーブルはベースとアンプをつなぐのに必ず必要なものです。その質はサウンドに大きく影響するため、プロベーシストはシールドケーブルに大きなこだわりを持ちます。
あまりにも安価すぎると壊れてしまうので、その心配がないものを紹介します。
CANARE / GS-6
カナレは何十年も前から日本のミュージシャンに親しまれている信頼性の高いブランドです。安価なシールドはプラグと呼ばれる端子部分が安価なものを使用していることが非常に多くありますが、こちらはノイトリックと呼ばれる世界でもトップクラスのブランドのものを採用しています。
総合的にこれであれば問題のないものだと言える製品です。
Rattlesnake Cable / Standard in Copper 10ft (約3m) SS
もしも最初からプロクオリティのシールドケーブルを使用したいのであれば、おすすめしたいのがこちらです。
開発者はもともとギタリストで、彼自身が仕事をする上で一般的なシールドケーブルはロスが多く、またノイズについても問題があるように感じていました。そうした課題を解決するために自ら開発したシールドケーブルがRattlesnake Cableです。
おすすめの練習用ベースアンプ
エレキベースは文字通り、電気を使用してこそ意味のあるものです。そのため、練習時には必ずアンプもしくはヘッドホンからその音を聴くのがおすすめです。
家庭用のベースアンプは練習用ということで軽視されがちな部分です、実際には多くの時間を過ごすアイテムです。できればこだわりをもって選びたいところです。
VOX / Pathfinder Bass 10
もしも最も安くベースアンプを買いたい場合でも、せめてこれをということで選んだのがこちらのモデルです。
ヴォックスは世界で最も伝統のあるアンプブランドの1つで、実際にこのモデルでベースを始めたプロベーシストは非常に多いのではないかと思います。
ヘッドホン端子も搭載しているので、大きな音を出せない場合にはそちらを使用していつでも練習できます。
Phil Jones Bass / Micro7
もしも最初からある程度のクオリティで練習したいということであれば、おすすめしたいのがこちらのベースアンプです。
フィル・ジョーンズ・ベースは世界中のプロベーシストから信頼を集めるブランドで、彼らが考える家庭用ベースアンプがMicro7です。
練習においてはニュアンスがよくわかること、音程感がよくわかることが非常に大事です。本モデルはその点を重視して作られているために、上手になるために必要な音を過不足なく感じられるはずです。
おすすめの教則本
ベースを練習する上で、Youtubeのビデオを見る、レッスンに通うといった手段がありますが、出版社が間違いのないチェックをしたクオリティの高い教則本を参考にするのもおすすめです。
教則本 DVDで今日から弾ける! かんたんエレキ・ベース New Edition (DVD付)
ベースマガジン、ギターマガジンといった専門誌を出版するリットーミュージックから発売されている定番のベーシスト向けの教則本がこちらです。
テクニック面、知識面、両方で過不足のない内容であいみょんや星野源といった一流アーティストの楽曲の楽譜が掲載されています。
おすすめのストラップ
ストラップとは立って演奏するときにベースを吊り下げるのに必要なものです。ライブパフォーマンスや演奏してみたなどの動画を撮影するときには基本的には立って演奏をするので、練習もある程度立ってするのがおすすめです。
Fender / 2″ Monogrammed Strap
おそらく世界で最もポピュラーなストラップがこちらです。エレキベースの王様であるフェンダーブランドから発売されているもので、多くのベーシストがこの柄に親しみを覚えています。
安価なものを探そうと思えば他にもありますが、強度の面で問題がありライブ中にベースが手を離れてボディが割れてしまった事もあるので、できれば安くてもこのクラスのものを使用してもらいたいのが正直なところです。
ERGO STRAPS / Padded FA 4″ Black / Black suede details FA402-bk-bks
エルゴストラップスはチリで1つ1つをハンドメイドで作り上げるレザーブランドです。仕上げは丁寧でレザーは上質。もしも最初からプロ仕様のストラップが欲しければこのブランドがおすすめです。
多様な種類が展開されているので、自分にぴったりのデザインを選んでみてください。
おすすめのメンテナンス用品
決して必須ではありませんが、メンテナンス用品を使用して愛用のベースを自らメンテナンスすることは悪いことではありません。
こちらでは私が実際に自分の店で使用しているものを紹介します。
おすすめのポリッシュ
ポリッシュはボディの汚れを落とすためのクリーナー的な存在です。物によっては香りや性能が異なります。
Ken Smith / Pro Formula Guitar Polish
ケン・スミスはハイエンドブランドと呼ばれるエレキベースの最高峰に位置するブランドです。彼らは塗装に大きなこだわりを持っていることで知られ、このポリッシュは彼らのこだわりがそのまま詰まったものだと言えるでしょう。
クリーニングの能力が非常に高く、また香りも華やか。私自身が大きな信頼を置いて何年も愛用している逸品です。
おすすめのクロス
ポリッシュを使用する際、非常に重要なのがボディを磨くための布、つまりクロスです。クロスの質が悪いとうまく磨けず逆に傷がついてしまいます。
MORRIS / Cleaning Cloth MCC-2
クロスの質が大事であることはもちろんですが、頻繁に買い換える事も非常に重要です。なぜなら、長い間使用するとどうしても汚れがつき、その汚れがボディに傷をつけてしまうからです。
そのため、ある程度安価である事もクロスを選ぶ上では重要です。そうした意味で私が選んでいるのはこちらのクロスです。安価なので、常に何枚かはストックして汚れたら金属磨きなどの用途のみで使用するようにしています。
おすすめのオイル
ローズウッドやエボニーを指板に使っているベースの場合は、指板のクリーニング、保湿が必要です。そうしたときに必要になるのがオイルです。
メンテナンスを怠ると最悪の場合には木材が割れてしまうので、弦交換の時にはオイルで保湿をするようにしてください。メイプル指板などの塗装を行なっている物の場合は不要です。
Lizard Spit / Travel Fingerboard OIL MP14
多くのリペアマンに愛用されている指板用オイルがこちらです。浸透性が素晴らしく、また香りも嫌な印象がありません。
物によっては臭さが気になったり、すぐに揮発してしまったり、使用感が満足できないものがありますが、このオイルは過不足なく使いやすく気に入っています。
まとめ
本記事ではベースを演奏するにあたって必要なものを総合的に紹介しました。どのアイテムも実際に私が手にとって使用した上で、信頼に足るものだと判断したものばかりです。
こちらの記事を参考にして、素晴らしいベースライフを送るために必要なアイテムを選んでみてください。
また、こちらの記事ではベース初心者が抑えるべき基礎知識を紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね
嵯峨駿介 /
ビギナーズ編集部 ライター
23歳でベース専門店Geek IN Boxを立ち上げ。海外ブランドとの取引経験が豊富でアメリカ、ヨーロッパ、中国などの主要ギターショウに参加。ベースマガジンなどの専門誌や、ウェブメディアなどへの寄稿多数。※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しております。所属するベーシック株式会社及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません。