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ハルエネでんきはお得?法人向け電力サービスの特徴とプラン解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
出典:ハルエネでんき
「ハルエネでんき」とは株式会社ハルエネが提供する法人向けの電力サービスです。申し込みをすれば、工事費無料・立ち会い不要で日本全国(離島は除く)どこでも利用することができます。
ハルエネでんきからの電気供給は、通常の電力会社の送電網を使用して行われます。低価格なサービスだからといって、停電したり電力供給が不安定になることはないので安心です。
この記事では、ハルエネでんきの特徴や料金プラン(関東エリア)を詳しく解説します。「自社や店舗の電気代をより節約したい」「どれくらい安くなるのか知りたい」という個人事業主の方はぜひ参考にしてください。
目次
ハルエネでんきの特徴
ハルエネでんきの特徴は料金プランが豊富にあることです。自分の会社や店舗の利用状況に応じてプランを選定することで、電気代の節約が可能になります。
ここでは、ハルエネでんきの料金プランの種類やオプションサービスについて特徴を解説します。
料金プラン8種類とおすすめの人
ハルエネでんきでは、法人向けのプランが8つも用意されています。使用量や使用状況によって自分にぴったりのプランを選ぶことで、電気代を節約することができます。
プラン名 | おすすめの人・特徴 |
---|---|
シンプルプランH | 使用量に関わらず確実に電気代を安くしたい |
ステッププランH |
|
法人スマートプランH | 使用量が多い |
ハルエネ動力プランH | 低圧電力使用者向け |
動力店舗サポートプランH |
|
動力オフィスサポートプランH |
|
ハルエネ基本プランH | 契約期間に縛られず電気代を安くしたい |
法人バリュープランH | 使用量がかなり多い |
全エリアで利用できる
新電力会社は電気料金が安くても、使用エリアが限られているところが多いのが現状ですが、ハルエネでんきは新電力会社では数少ない、大手電力会社10社すべての地域(離島は除く)で提供しています。
特に沖縄電力エリアの供給は珍しく、供給対象外となっているところがほとんどなので、沖縄県の個人事業主の方はハルエネでんき導入を検討すると良いかもしれません。
ハルエネガスとセットのプランがある
ハルエネでんきの特徴は、ハルエネガスを一緒に申し込むと、ガス基本料金が割引になるところです。対象エリア内に店舗や会社がある人は、電気とガスをセットで申しんだ場合の料金もチェックしてみて下さい。
ハルエネでんきとセットで契約した場合、ガス使用量が800立方メートルを超えると基本料金は10,391.76円(税込)になります。
ハルエネガス単独の基本料金は11,614.32円なので、毎月1,222.56円もオトクになる計算です。
ハルエネガス対象エリア(一部地域を除く)
- 東京都
- 神奈川県
- 千葉県
- 埼玉県
- 茨城県
- 栃木県
- 群馬県
オプションプランが豊富
ハルエネでんきを契約すると、さまざまなサービスを受けられるオプションプランに加入できるのも魅力のひとつです。
- ハルエネトラブル解決レスキュー:600円/月・5,000円/年
- ハルエネおもてなし通訳コール:980円/月・8,000円/年
- ハルエネオフィスサポートパック:3,980円/月(2カ月無料)
- ハルエネ店舗サポートパック:3,980円/月・(2カ月無料)
- プレミアムパックオプション10:1,000円/月
電気・ガスのトラブルに限らず、鍵・水・ガラスのトラブルに電話一本で駆けつけてくれたり、海外の顧客に通訳対応してくれるサービスや、従業員や顧客とトラブルが発生した場合に専門家へ相談できるサービスも行っています。
ハルエネでんきの詳細はこちら確実に安くなるシンプルプランHの特徴
ここではハルエネでんきのプランの中から、確実に安くなるシンプルプランH(関東エリア)の特徴を詳しく解説します。
自分の店舗や会社の電気使用量と電気代と比較し、どれくらい割安になるかチェックして下さい。
基本料金が安い
下記は東京電力とハルエネでんき・シンプルプランHの基本料金を比較した表です。20A以下の契約はできませんが、アンペア数が30Aを超えると、ハルエネでんきの方が割安になります。
契約アンペア数 | 基本料金 | |
---|---|---|
東京電力 | シンプルプランH | |
10A | 286.00円 | 契約なし |
15A | 429.00円 | 契約なし |
20A | 575.00円 | 契約なし |
30A | 858.00円 | 772.20円 |
40A | 1,144.00円 | 1,029.60円 |
50A | 1,430.00円 | 1,287.00円 |
60A | 1,716.00円 | 1,544.00円 |
電力料金は今まで通り
基本料金は30Aを超えるとハルエネでんきの方がお得になりますが、電力量料金は東京電力と全く同じです。毎月の使用電力量に関わらず、確実に電気料金を抑えたい人に向いているプランです。
電気使用量 | 電力量料金 | |
---|---|---|
東京電力 | ハルエネでんき | |
120kWhまで | 19.88円 | 19.88円 |
120kWh超え300kWhまで | 26.48円 | 26.48円 |
300kWh超え | 30.57円 | 30.57円 |
ハルエネでんきの詳細はこちら
ステッププランH・法人スマートプランHの特徴比較
基本料金は東京電力と変わらず、電気料金が割安になるプランもあります。毎月の電気量使用量が多いという人は、こちらで紹介する「ステッププランH」・「法人スマートプランH」がおすすめです。
1kWhあたりの料金が安い
ステッププランHと法人スマートプランHは、基本料金は東京電力と変わりません。電気使用量が増えると1kWhあたりの料金がお得になる料金システムです。
電気使用量が必ず300kWhを超えるという人はステッププランH、300kWhを超えない月もあるという人は法人スマートプランHが向いています。
どちらのプランも20A以下の場合は契約できないので、現在の契約アンペア数を確認しておきましょう。
ステッププランHの場合
下記は電力使用量によって、電力料金が変動するステッププランHと東京電力の料金比較表です。
300kWhまではハルエネでんきの方が1kWhあたりの値段が高くなり、電力使用が300kWhを超えると4段階で1kWhあたりの値段が割安になる料金システムです。
使えば使うほど電力量料金がお得になりますが、300kWhを超えない場合は東京電力より割高になってしまうので注意して下さい。
電気使用量 | 電力量料金 | |
---|---|---|
東京電力 | ステッププランH | |
120kWhまで | 19.88円 | 27.51円 |
120超え300kWhまで | 26.48円 | 27.51円 |
300超え700kWhまで | 30.57円 | 29.65円 |
700超え1200kWhまで | 30.57円 | 29.04円 |
1200超え1700kWhまで | 30.57円 | 28.43円 |
1700kWh超え | 30.57円 | 27.51円 |
法人スマートプランHの場合
ステップアッププランHは使えば使うほどお得になりますが、法人スマートプランHは300kWh以上になると東京電力よりもハルエネでんきのほうが安くなる料金プランです。
300kWhまでの電力量料金は変わらないので、300kWhを下回る月もあるという人に向いています。
電気使用量 | 電力量料金 | |
---|---|---|
東京電力 | 法人スマートプランH | |
120kWhまで | 19.88円 | 19.88円 |
120超え300kWhまで | 26.48円 | 26.48円 |
300kWh超え | 30.57円 | 29.65円 |
基本料金は今まで通り
ステップアッププランHと法人スマートプランHの特徴は、1kWhあたりの電力使用量は安くなりますが、基本料金は東京電力と同じだというところです。
契約アンペア数が30A以上、電気使用量が300kWhを超える月が多い場合は、これらのプランを選ぶと良いです。
ハルエネでんきの詳細はこちら低圧電力使用者向け|ハルエネ動力プランHの特徴
ハルエネでんきでは、低圧電力使用者向けのプランも用意されています。
- マンション共用部の管理者
- 飲食店など業務用エアコン・ポンプ・冷蔵庫などを使っている事業者
このような人向けの法人限定プランです。
低圧電力使用者向けプランを契約すると、オプションパックがお得な価格で利用可能になります。上手に利用すれば電気料金の節約になる上に、便利なサービスを受けることができます。
基本料金の比較|東京電力とハルエネ動力プランH
2019年10月現在の東京電力とハルエネ動力プランHの料金表です。
基本料金 | ||
---|---|---|
契約アンペア数 | 東京電力 | ハルエネ動力プランH |
1kWhあたり | 1,065.90円 | 1,068.55円 |
電力量料金 | ||
夏季(7/1超え9/30) | 17.37円 | 17.37円 |
その他の時期 | 15.80円 | 15.80円 |
電力量料金は、夏季とその他の時期に分かれて料金が違いますが、東京電力とハルエネでんきとで差はありません。
基本料金は少し割高になってしまいますが、オプションサービス追加や、ガスとセットでガスの基本料金が10%安くなるセット割引などを組み合わせた場合、トータルでお得になる可能性もあるので、希望するプランに合わせて試算してみて下さい。
オプションサービスがお得になるプランがある
低圧電力使用者向けの動力オフィスサポートプランHと動力店舗サポートプランHは、基本料金と電力量料金は東京電力とほぼ同じです。
ですが、オプションサービスの店舗サポートパック3,980円が3,000円で利用可能になります。
個人事業主ならではの悩みを専門家に相談でき、災害や盗難等による損害が発生した場合の保証が受けられるので安心です。
【ハルエネ店舗サポートパック内容一覧】
- 店舗、会社の悩みを6種の専門家に相談できる
- 最大100万円の保証が受けられる動産総合保険サービスが受けられる
ハルエネでんきの注意点
ここではハルエネでんきを利用する際に注意しておいた方が良い点を解説します。注意点をしっかり押さえてから、店舗や会社への導入を検討してみましょう。
プランによって提供していない地域がある
ハルエネでんきは地域によって、提供しているプラン数に違いがあります。例えば、関東エリアでは8つのプランの取り扱いがありますが、北陸では6つ、沖縄では5つです。特に九州エリアでは、取り扱っているプランの内容が他のエリアとは異なるので注意してください。
エリアは北海道・東北・関東・北陸・中部・関西・中国・四国・九州・沖縄の10に分かれているので、必ず公式サイトで自分が該当する地域を確認してから、プランを選定しましょう。
20A以下のプランは無い
ハルエネでんきで取り扱っているプランは、すべて30A以上の契約です。小規模な店舗など使用電力がそもそも少ない場合は、該当するプランが無く申し込みできないので注意してください。
オール電化向けのプランは無い
ハルエネでんきにはオール電化向けのプランがありません。現在オール電化向けのプランを契約している人がハルエネでんきに乗り換えると、電気代が高くなってしまうので要注意です。
現在すでにオール電化向けのプラン、時間帯によって電気料金が割安にプランを契約している人は、そのままの契約の方が良いです。
事務手数料や契約解除料がかかる
ハルエネでんきを契約する前に特に注意しておきたいのが、事務手数料や解約手数料についてです。契約の際には事務手数料がかかり、契約期間内に解約する場合は契約解除料を支払う必要があります。
事務手数料は3,780円、契約解除料は9,800円なので、短期間で解約してしまうと、電気料金の他に13,580円かかってしまいます。ハルエネでんきを契約する際には、しっかりと料金シミュレーションをしてから加入するようにしましょう。
自分に合ったプランで電気代を節約しよう
「電力自由化」により、さまざまな電力会社からサービスを受けられるようになりました。ハルエネでんきは電気使用量が多い店舗や会社向けの法人限定プランがたくさん揃っています。
まずはハルエネでんきの公式サイトをチェックして、料金シミュレーションをしてみましょう。自分の店舗や会社にぴったりのプランを探して、電気代を削減してください。
法人で電気代を節約しようと思ったら、電球や照明をLEDに替えるのもひとつの手です。こちらの記事では、LED照明の電気代とメリットについて解説しています。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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